月: 2014年9月

『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』を観た

ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター

『不都合な真実』でアカデミー賞を受賞したデイビス・グッゲンハイム監督によって製作されたドキュメンタリー。2008年1月23日[4]、U2のジ・エッジ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが一堂に会し、エレクトリック・ギターに関する対談およびジャム・セッションを行った。この時の模様を収録した映像を中心に、各人のプロフィールや個別のインタビュー、演奏風景等の映像によって構成されている。

通常のストーリー映画ではなかったのでぼーっと観た(・∀・)
俺氏は洋楽方面は全く知らないので誰が誰だかわからずに最後まで観た(ノ∀`)

でも自分でギターを作ったりするところやエレキでもこだわりがあるということを知れたりしたのでそんなに飽きなかったような気はする。ダブルネックギターがそんな理由で作られたんかΣ(゚∀゚;)と驚いたり。つーかあれアコースティックギターとエレキギターを合体させたものだったのか。

イメージ的に洋楽のスターは初めからスターであるかのように思っていたが、やはり幼少期や成長期に色々あって、そこからスターになっていくのだなと知った。

ギターの音は嫌いではないので終始流れるギター音も悪くなかったかな。
最後は皆で和気藹々とセッションをしてた。


洋楽好きなら楽しめるのではなかろうか(・∀・)

『バベル』を観た

バベル

バベルは『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名。町の人々は天まで届くバベルの塔を建てようとしたが神はそれを快く思わず、人々に別々の言葉を話させるようにした。その結果人々は統制がとれずばらばらになり、全世界に散っていった。これを背景に、「言葉が通じない」「心が通じない」世界における人間を描く。

とあるがそんなに大層な話ではない気がするw 出来もそんなに良くないと思う。
また時系列いじってるやつかとちょっと食傷気味になったw

最初のモロッコ編はユセフの異常性に違和感を覚えながらもぼーっと観てたが、突然役所広司が出て来て吹いたw 

その後の日本シーンがなにか凄く気持ちが悪かった。もしかすると皆日本人なのかもしれないが、日本人のようで居て日本人でないように見えてなんか凄く気持ちが悪かった。映像技術の絡みだろうか?

不気味の谷現象のような感覚なのかな。なんか色々と気持ち悪い映像だし、娘もブサイクだし、なんじゃこりゃとぐぐってみたら菊地凛子か…(ヽ'ω`)
これが菊地凛子が出たとかいう洋画か。


取り敢えず、まず日本とモロッコをライフル銃でつなぐっていうのに無理があるw
しかもその元の所有書がハンティング趣味の日本人というのも無理がある。
加えて妻は自殺していてその娘が聾唖者の子ってのも駄目だな。安易で陳腐過ぎるw

言葉や心の障壁を表すであろう「バベル」というタイトルを冠してるのに、そんな都合の良いレアケース設定やユセフのような異常行動をする子供を使用しないと内容を表現出来ないのかと思ったw

日本のシーンがなければそれほど酷いとも思わなかったかもしれない。
「出没アド街ック天国!」や旅番組と一緒で自分の地元の紹介を観ない限りはその紹介内容やランキングに嘘はないと思えるけど、地元回を観てしまうとその嘘がわかってしまうのと一緒で、この映画で日本のシーンを観てしまうと、モロッコやメキシコの内容も同じように嘘くさく思えてしまう。

しかも話の全てが言葉や心の障壁から問題が生じるというよりも、ただの"愚かさ"に由来するものなのでそれはコミュニケーション不足やら文化背景の違い等の問題ではない。
何がバベルなんだか。


アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥとギジェルモ・アリアガの同じ監督脚本のコンビが制作した「21グラム」はそれなりに見応えはあったけど、これは駄目だな。
「21グラム」のパターンで味をしめちゃったのかな。

おっぱいというかヌードはあるけど、菊地凛子なので有り難くない…(ヽ'ω`)
役所広司はなんでこんな映画に出ちゃったんだろうか…


深く推察している御仁達も居るようだけど、糞映画の一言で片付けても特に問題はないと思う(・∀・) 時系列をいじったり、異なる舞台のエピソードを無理に一緒くたにして脳を疲労させて観了後に何かがあったように思わせてるだけだw
これを観るくらいなら「21グラム」を観たほうが良い。

『卒業白書』を観た

卒業白書

『卒業白書』(原題: Risky Business「危険なビジネス」)は、1983年製作のアメリカ映画である。ポール・ブリックマン監督・脚本の青春映画。シカゴの高校3年生のジョエル(トム・クルーズ)が、両親不在の間に巻き起こす騒動を描いている。

「あー確かに結婚式会場に行って花嫁をさらうのは危険な行為だよね、だから原題は
Risky Businessかぁ(・∀・)」と思いながら観ていた俺氏がこの映画が「卒業」ではないことに
気づくのには若干の時間が必要であった…_| ̄|○

「へートム・クルーズ出てるんだー(・∀・)」
「この主役の男の子は結構可愛い顔してんなー(・∀・)」
と思いながら観ていた俺氏が主役の男の子こそがトム・クルーズであることに気づくのには更に若干の時間が必要であった…__○_

コメディな感じで面白いところもあったが、全体的に見るとなんかイマイチだった。
マイルズ(カーティス・アームストロング)はまだしもグイド(ジョー・パントリアーノ)が勝ち逃げみたいなところもモヤモヤする。

エロティックなシーンはあるがおっぱいはなかったような( ´・ω・)チェッ
いや、待て、オープニングのシーンであったかも…

邦題の卒業白書は、ラストの"未来の企業家研究"の授業の発表会?にかぶせてジョエルの"Risky Business"のことがナレーションで述べられていることを指しているのであろうから、まあ妥当と言えば妥当だが、「白書」って中央省庁が刊行するものらしいから、意味がちょっと違うのではなかろうか。

この作品よりも10年以上も前に公開された「いちご白書」という邦題を参考にしたのであろうか。「いちご白書」の原題は"The Strawberry Statement"だから、この段階で違うような気がしないこともない。声明とか報告が正しい?


トム・クルーズってサイエントロジーなのか(ヽ'ω)
名前は有名だけど他の出演作を観たことなかったわ(ノ∀
)
ニュースの天才」のプロデューサーなのか。

ラナ役のレベッカ・デモーネイって知らんなぁと思ったら、「ゆりかごを揺らす手」のあの人か((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

グレン役のラファエル・スバージは「ビジョン・クエスト」にレスリング部員役で出てたり、色んなテレビドラマに出てるようだがあんまり覚えていない。
というかこの映画でもどんな役だったか覚えていない(ノ∀`)


まあジョエルは大儲けは出来なかったけど、未来と恋人を手に入れたから
ハッピーエンドなのかなぁ(・∀・)

『皆月』を観た

皆月

「みんな月でした。がまんの限界です。さようなら」という手紙を残し去ってしまった妻・沙夜子(荻野目慶子)を追って、冴えない中年の男・諏訪(奥田瑛二)と義理の弟・アキラ(北村一輝)、そして知り合ったばかりのソープ嬢・由美(吉本多香美)がともに暮らし始め、そして旅に向かう…。

結構良かった(・∀・)

日活だからか沙夜子役の荻野目慶子と由美役の吉本多香美のヌードが(*´・ω・)
特に吉本多香美はこれでもかというくらいの露出であったw
奥田瑛二の裸と北村一輝の尻もあったよ(*´・ω・)うほっ

アキラの鬼畜ぶりが酷かった(ノ∀`)
何となく予測していたが、やっぱりそういう理由で諏訪に協力してたんだな。
由美とのことやらそれやらを含めて諏訪とは本当の義兄弟だったな(・∀・)

ラストは…どうだったんだろう、あのままでも良かったような気もするんだけどな。


吉本多香美はよくこんな役を受けたなと思ったが、元々ちょっと変な感じの人だったようだな。ウルトラマンのハヤタ隊員だった黒部進の娘だよなぁ。ぐぐってみたらなんか米国人と結婚して離婚して再婚して怪しい方向に進んでいるようだなw

奥田瑛二と北村一輝は良かったわ。特に北村一輝が。

実子(我孫子?)役の柳ユーレイはちょっと下手な感じがした。
沙夜子役の荻野目慶子はちょい役だった。
ベロニカは死ぬことにした」の婦長役だったか。


「皆月でした。がまんの限界です。さようなら」という言葉は予想通りだったかな。
でも"太陽"をどう解釈するかだな。実際の太陽と月の関係で踏まえると見えてこないような気がする。また、単純に愛という言葉で表現しようとしても駄目なような気がする。

自らに"価値"を与えてくれる、"価値"があることを認めてくれる存在が太陽か。
例えそれが利用"価値"であったとしても。アキラが太陽になり得なかったのは禁じられたものだからか。

由美の最後の叫びはそんな概念遊びを吹き飛ばし、諏訪を地上に引きずり落として人間に戻したのかねぇ(・∀・)?

原作はどうなんだろう。


暴力シーンや濡れ場シーンがあるので万人にお勧め出来ないけど、これはこれで観て良かった映画かな(・∀・)