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銭ゲバ 4・5話

遅れ馳せながら視聴。カメラワークなどがちょっと過剰になってきてるような(´・ω・`)
まあ内容は面白いからいいか。
社長殺しをした俳優の顔、どっかで観たことあると思ってぐぐったら柄本明の息子だった。演技はわるくないけど、なんか微妙に空気が違ったように思えた。何で観たことあんのかなと思ったら『トリハダ4』の第一話、都市伝説の斧男をアレンジした話だった。あれはちょっと怖かった( ´・ω・)
茜役も第五話に出てたのか(w
相変わらず、きっぴーのむかつく親父っぷりはいい(w
社長より先にきっぴー始末しろと思った。金づるだからスリーパーホールドの心配はないにしても。

銭至上主義を信念として暴走する風太郎の中で徐々に変化が見えてきた回だった。「やまとなでしこ」の桜子と同じ苦悩をし始めている。その細かな内容や物語の分類から言うと一見似ても似つかないように思えるが話の構造、その中で扱われているテーマは同じだ。立ち止まること、後戻りすることの出来ない風太郎を待つ最期は破滅的なものになるだろうけれど。
食堂の人たち、「素朴な質問」や「トモダチ」を獲得しそして喪失したことで押さえつけていた超自我/母の言葉が目を覚ます。揺らいだ信念を補強するために金をばらまき、それに群がる人々を眺めることによって、自分を正当化し安心しようとする。でも心の本当の思いに立脚しない限り、人は抑圧したものを抑えつけ続けることに疲弊し壊れてく。第五話だからこれからは崩壊の一途なんだろうか。タイトルも丁度劇中で出たことだし、これから更に加速していくのかな。茜の中に狂気のきらめきが見えてきたし。
4話5話と続けて観て、ようやくこのドラマを形容する表現を思い出した。ワクワクでもドキドキでもない。観ててゾクゾクするドラマだ。ピカレスクロマンはこうでなくっちゃ(`・ω・´)
「死んだ母ちゃんが言ってた、髪のためにどんなことでもするやつって…髪ゲバって言うんだ(・∀・)」
意味わかんないし、あんまかっこよくないな…( ´・ω・) はげてないよ

ラブシャッフル

松田弟と小島がいまいちだが、たらちゃんずの二人と香里奈辺りのシーンが好きだ。
谷原・吉高もいいが劇中ではそれほど目立つ役ではない。貫地谷もうまいと思うが
なんかやけに太ったような(´・ω・`) アゴの下の肉をどうにかしないと。
「警官の血」の時の方が可愛かったような。
ダイゴ自体は演技がうまいかわからないが、変なキャラを当てることにより、
ボロを出させずにダイゴという芸能人を活かしてると思う。
有り得ない設定にお寒いギャグ、それはどーよと思えるがまあいいかとも思える玉木宏が
シャウトする野島節と色々と古臭いドラマだが、原作の漫画などをそのまま映像化しよう
として失敗しちゃったドラマよりかは観てて面白い。