カテゴリー: 感想

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-124

燁姫 佐伯かよの 全18巻

目立たない地味な女子高生として暮らす瀬名生燁姫(せのおあきひ)だったが、彼女にはもう一つの顔があった――それは銀座の一流画廊の美人オーナー。絵画の価値や真贋を見抜く能力に長け、贋作を描かせても超一流の腕を持つ彼女が画廊を経営する目的は、無名の画家だった亡き父が自分を描いた肖像画を探すことだった。そしてその過程で、さまざまな絵画をめぐる人々の愛憎劇を、婚約者の鷹士、アシスタントの蒼らと共に解決していく――。佐伯かよのの本格画廊ロマン、合本版で登場!

『プチコミック』で1984/11~1991/3まで連載されていた作品。
作者は数年前に亡くなった佐伯かよの。新谷かおると夫婦だった。

その絡みからか、なんとなく新谷かおる風な部分もある。或いは新谷かおる作品には佐伯かよの風な部分があると言うべきなのか、その両方か。相互に作品を手伝っていたらしい。

序盤はあんまり面白くないかなと思ったが、徐々に良い感じに仕上がっていったような気がする。やはり登場人物が増えて、色々と絡みが増えると深みが出てくるものだ。

すごく適当に雑に言うなら『キャッツアイ』+『ギャラリーフェイク』と言えなくもないけど、それはちょっと強引すぎるかw

鷹士が嫌なやつのまま行くのかと思ったら、呆気なく白化して都合良く使われていたような気がしないでもないw

基本的に単話形式だったかな。
最後は綺麗にまとめていたので、これはこれで良かったかな。
新谷かおる作品が好きなら、あんまり違和感なく読み進められると思う。

日頃は地味めな格好をしています(・∀・)

鳥山明のヘタッピマンガ研究所

キミも、これを読めば漫画家になれる!かもしれない。鳥山明先生がドクター・スランプのキャラなどを登場させ、漫画の描き方を詳しく説明。さらに読者の投稿作品についても丁寧に指導!!

鳥山明が描いている本編の「ヘタッピマンガ研究所」と最後の「おまけ編」は普通に面白く、西村まさのりという人がカットを描いている「トリヤママンガスクール」まではまだ楽しめたが、終盤の応募作品に対する添削である「ヘタッピマンガ研究レポート」は、なかなか読み進めるのが辛かった…(ヽ'ω`)

西村まさのりは"『週刊少年ジャンプ』の投稿募集ページのイラストを担当していた"とあるから、それで目にしていたのだろうか、何処かで見た絵柄だとは思った。でもなんかもっと違うところで見たような気がするが、勘違いかもしれない…("・ω・゙)
別名義でぐぐっても、ピンと来なかった…うーむ……

鳥山明と言ったら、やっぱりこのロボ形態じゃないとしっくりこない(・∀・)

The Jr 叶精作/大石賢一 全4巻

屈指のゼネコン・五代産業の三男に生まれながら、外に出された和也。何者かが彼を五代産業の後継者へと画策し始めた!
しかし、和也には別の思惑が……?!

なんつーか、特に言うこともないような作品w
つまらないとは言わないけど、なんか既視感ありまくりな展開のように思えてしまった。
色々と中途半端に終わった。

原作の大石賢一は石ノ森章太郎の『HOTEL』の原作をやってた人なのか。

小池一夫原作じゃないのに「エレクチオン」という単語が出てたな。でも、ノー"しないのよぉ"でした(´・ω・`)

鯨魂 川本コオ/牛次郎 全10巻

銭貫一二三ぜにつら ひふみは数多くの娯楽事業体を傘下に収める巨大会社・マリリンの総帥。「銭の操り人形になるやつはアホだ! 銭ってのは操るもんだ!」と主張し、金儲けに、女にと、人並み外れたパワーを発揮するその様を人は“怪物”“鯨”と称する。銭貫を通して現代社会の本質を鋭く描く社会派大作!

前回読もうとした時は銭貫のキャラがアレすぎて、一巻の途中で挫折したが、今回頑張って読み進めてみたら、それなりに面白かったわ(・∀・)

『創業社長』の川本コオ/牛次郎コンビなので、若干、似たような部分は多少あったけど、こちらのほうがインパクトのある展開だったかな。まあ、投げっぱなしジャーマンなとこも結構あったような気がするw

あと原作者か作者の思想というか思考がちょっと顕に出過ぎていたような気もするw

何はともあれ『週刊漫画サンデー』で1975~1978年に連載されていた作品であることも踏まえると中々面白い作品だと思った。

あれ? そういや秋子は最終的にどうなったんだ(´・ω・`)?
ベラもだけど…

板東英二並にゆで卵が大好きな銭貫(・∀・)モグモグ

柴田昌弘傑作選「ミッシングアイランズ」「成層圏のローレライ」「未来都市バラン」

SF、ファンタジー短編集3冊を収録!!
奇妙な生物の住む無人島に漂着した少年少女らの戦い。旅客機に襲いかかる人々を眠りに誘うローレライの歌声、記憶を失った墜落した宇宙船の搭乗員の青年と原住民が暴く世界の秘密など、心躍るSFファンタジーが今ここに!!
読切「闇巡る声」、「ミス・コール」、「赤い仔猫は笑わない」、「ひとりぼっちの戦争」、「村祭りの夜」、「枯葉の街」、「第3の娘」、「クラッシュ」併録。

普通に面白かった感じです(・∀・)
ただ古い作品群なので、なんとなく展開に予想がついてしまったところもある。

近未来SFやらファンタジーなどに限らず、かつての名作、アイディア、技術というものは、みんな人を殺す魔法ゾルトラークなんだよね。
後進に影響を与え、模倣され、研究し尽くされて、一般攻撃魔法へと立場を移していくものなのだろう。

作者の柴田昌弘は2008年くらいに漫画を辞めて、2015年くらいに京都精華大学の教員になったみたいだけど…今はもうやってないのかな?
まあ、もう74歳だったら隠居生活しててもいいもんね。

昔、「クラダルマ」をエロ目当て込みで読んでたけど、途中からエッチな部分が減っていって、いつの間にか読まなくなっていたな、そういや(ノ∀`)

我々専門家の世界では蟹と戦うことを"ファイトクラブ"と呼び、日本史において有名なモノとして「猿蟹合戦」があげられる(`・ω・´)

俺物語 アルコ/河原 和音

剛田猛男は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。好きになった子は、いつも幼馴染みのイケメン・砂川の方に行っちゃうけど、真っ直ぐで不器用で鈍感で、男子からは超モテモテ! ある朝、通学電車の中で、ひとりの女の子を痴漢から救ったことで猛男にも春到来の予感…!? 笑って泣けて、胸キュンも満載の、爆笑純情コメディー!

ゼブラックで最後まで読んだ。
普通に面白かったです(・∀・)

『君に届け』とかとは全然ベクトルの違う恋愛漫画ではあるものの、笑いあり涙ありで良かった。
主人公の猛男も友人の砂川も凛子もみんな良い奴すぎだったわw

若干ラストの方は雑というか、駆け足気味であったのはちょっと残念だったけど、あの終わり方で良かったんじゃないかな。

連載は終了したみたいだけど、読み切りかなんかで大学生編があるらしいのでいつか読みたい。

実写化映画の方は出来はどうだったんだろうか…

アイン・ラーガ / 佐々木淳子

天文衛星に映し出された一枚の映像、宇宙を被うかのような巨大な目…。夢の中でこれを見た今泉亜夢は不思議な事件に巻き込まれていく…!待望のウィアードファンタジー!!

DXデラックス版で全三巻。
最初は「美形がいっぱい出てくるだけのヌルい少女漫画なんやろな…( ゜σ・゚)ホジホジ」と思いながら読み始めたが、なかなかどうして…

古代アンシエントのガチSF少女漫画やんけヽ(`Д´)ノ

つーか作者の佐々木淳子って、子供の頃、古本屋かバザーで入手して面白くて続きも買った『那由他』の作者やんけヽ(`Д´)ノ ← 続刊言うても全3巻で、貧乏だったから、それも古本屋でなんだが(ノ∀`)

道理で読み応えのある作品なはずだw

作者はそれなりのお歳だと思うけど、今も同人誌(内容は商業作品の続き?)を出し続け、公式サイトやその他で情報発信している模様。Xにアカウントがあったけど、最終ツイートは3年前くらいで終わってる。

紹介文の"ウィアードファンタジー"を見て、「ウィザードファンタジーって書きたくて、"z"を打ち忘れて変換確定しちゃったんか…( ゜σ・゚)ホジホジ?」と思ったが、「ウィアード・テイルズ」というファンタジーやSF小説を載せていた雑誌から来てる言葉なのかな。クトゥルー神話もこの雑誌に連載されていたんか。



今泉 亜夢あむ
寝ている時に白檀の香りを嗅ぐと過去の生物に化身してしまう。
宇宙に浮かぶ巨大な目を目撃した時に世界に入ったヒビにより、時の巫女ラーニルに選ばれた。

おっとり風な感じではあるが、意外と勝ち気な女の子。真理人と喧嘩ばっかりしてる。

名前はアミニズムのアナグラム?

女の子の裸のシーンって少年漫画の十八番だと思ってたけど、少女漫画でも出したりするんだなって思った(*´・ω・)


尾白 真理人まりと
友人の天文サークルに誘われ、天体観測をしている時に宇宙に浮かぶ巨大な目を目撃した。この世界への転移方法を開発したメヴェルが身体に転移している。

昔の少女漫画によくいた、女の子の扱いが雑な、かっこいい男の子。


ラーガの異種族
ラーガシャーム族
古き創造者・ラーガシャームスの志を継ぐ一族。なんかみんな美形。この世界のハイエルフ的存在?

メヴェル・ラクシャ・ジーア
異世界ラーガの住人。ラーガシャーム族。この世界ガイアに転移する方法を発見する。悪者達に脅され、転移に力を貸してしまう。

見ての通りの美形にして、物腰の柔らかさに亜夢もメロメロでした(・∀・)


シルブーン
メヴェルの弟子。メヴェルを敬愛する余りか、亜夢に対しては常に塩対応気味。

何気に結構強い。


ベーレン
ピネーシの都・ピネーシェルのラーガシャーム。
スゾークの侵攻に激しく抵抗した模様。

ズーム族
戦闘力とスピードに優れた有翼大型亜人間。狩り以外では温厚。メヴェルと親交があり、メヴェルを助けようとするアロウ亜夢に力を貸してくれる。インプリンティングが強く、卵から孵った時に見た者に絶対服従してしまう。

ガイタウ
ズーム族の勇者。おさと共に亜夢達を助ける。
考えようによってはアッシーというか移動手段扱いだったような気がしないでもないw

(左下)の両肩に生えてるのは角なのかな?
ガイタウの両肩にも小さいのがあったな。


ミルンル
ズーム族の少女。ご多分に漏れず、美形好きの模様。

モタキュ族
生物の気を遠くからでも読み取れる透気の能力を持つ。小人。

ケキピ王子
モタキュ族で一番透気が強い。
ついでに気も強い。

ピムピス族

プモ・パモ・ペモ
能天気で美形好きな妖精の一族。

バフェルゴ人の間では、「全身トゲでさされると病気になる」黒い小悪魔と伝えられていた。


ラーガの勢力
バフェルゴ
兵士生産を産業としている。その為、ラーガの国の中では中立を保っている。ラーガシャームはノテス。

アロウ・ラミネス
メヴェルから与えられた腕輪の力により、亜夢がラーガで転移した人物。バフェルゴのザリャン兵学校275期生。
最年少で兵学のトップを取った優秀な戦士。

リィネ
アロウの年若の幼馴染。アロウを追って、お世話係としてバフェルゴの戦士たちのところで働いている。

バル
兵学で次席だったからか、アロウを目の敵にしている。


フェカーン
バフェルゴの統治者?
それほどストーリーには影響を与える存在でもなかったような。

ロイル
アロウが幼い頃、慕い憧れていた兵士。

デュージャス帝国

ザムナクシュ
皇帝。ラーガの支配を目論見、メヴェルとラーニルを手中に収めようと策を張り巡らす。

男色(´・ω・`)?


デューロスの魔道士
ザムナクシュの命を受け、亜夢とメヴェルにあの手この手で襲い続ける。

ソルネ
メヴェルの研究を解き明かし、地球ガイアに行く力を得る。
シャダと因縁がある模様。
なぜかデビルマンというか永井豪キャラを思い出したw

スゾーク
デュージャスと敵対する勢力。
強大なラーガシャームの玉を集め始めている。
ラスマルネ、ゾーモニズー、ピネーシの三国を手中にしている。

女帝
特筆すべきところはないが、まあ傲慢な女帝って感じだった。

テニア
スゾークのラーガシャーム。
異性の色を増長させ、人を自在に操るルーマウの術の使い手。
色気ムンムンですわ(・∀・)

シャダ
真理人にそっくりな傭兵。
飛竜スーイに乗っている。
ゲルドに襲われていた一行を助ける。お金にうるさい。

その他の登場人物
今泉 美夢みむと母
亜夢の姉と母。
特にストーリーそのものには関わっては来ない。

麻衣ちゃん
小中高一緒の亜夢の親友。

ツタンカーメンとギマール
召喚された際に亜夢の身体を乗っ取り返したツタンカーメンと有償でエジプト案内をした少年。


もう少し登場キャラも居たけど、ほぼほぼモブに近かったり、ネタバレになってしまうので追加しなかった。 ← 単純に作業に飽きたとか疲れただけのような気がしないでもないw

もうちょっと長かったら、もっと細かい展開とかもあったのかなと思うけれども、
これはこれで面白かったのでいい(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-123

BROTHERS-ブラザーズ 小池一夫/叶精作 全9巻

ホモ・サピエンスの対極に位置する存在、それは、ホモ・エレクトロ・メカニクス、通称HEMと呼ばれた。 かつて第二次大戦で作り出された人造人間たちは、その技術とともに地下に潜伏し、時を待っていた。電子機械人間――HEMの兄と妹をもつマッキ―!! 3人は現代によみがえったヒトラーの野望をくいとめることができるのか!?

グラビア誌「GORO」で1985/10~1990/4の期間に連載されていた模様。 ← 懐かしい("・ω・゙)

まあまあ面白かったけど、『RED PIGEON』以降は連載延命の為の蛇足になってしまったような気がしないでもない(´・ω・`)

HEMの名前とか三人兄妹や初期の主張を見ると、ちょっと『妖怪人間ベム』をもじったのかなと思った。

左からメモリー、マッキー、リッキーの三兄弟
エレクチオンはもう一回くらい出てきたけど、
「しないのよぉ~ヽ(`Д´)ノ」はなかったかな?

いとしのエリー 高見まこ 全20巻

夏休み……バイト先の海岸で、あこがれの串田先生にバッタリ会った時には……死ぬほど恥ずかしかった。――男子高校生・上野晋平は、通っている学校で英語を担当している教師・串田枝理子とプライベートで遊ぶ機会を偶然得て大喜び。楽しい秘密の時間を過ごした上、キス以上の関係に…。嬉しさのあまり舞い上がる晋平だったが、枝理子にたしなめられて傷付き苛立ってしまい…。――まだまだ精神的に未熟な男子高校生と、大人な女性教師。ふたりの心理を細やかに描いた、ほろ苦い純愛ストーリーの大傑作!

「ヤングジャンプ」で1983~1987年に連載されていた作品。
まあまあそれなりに、といった感じ。
中高生くらいの子が読んだらドキドキするかもしれないけど、おっさんの俺氏が読むと年上の女性は後期おばさん帯かおばあちゃんになっちゃうからかねぇ、いまいち響かなかったかな…

違うな、『めぞん一刻』は今読んでもドキドキしちゃうし。

多分、晋平のキャラが余り好きになれなかったからだなw
枝理子もあんまり好きになれる感じではなかった。
おそらく、キャラ造形が比較的リアル寄りの生々しさが合わなかったんかもしれない(ノ∀`)

中村、平石、真名古、今日子ちゃんとかも好きになれなかったな。
最初はアレなキャラで後に更生(?)した清水が一番マシだったかな。
関係ないけど、モデルとされる清水健太郎は最近は捕まってないのかな?

いちゃいちゃしやがって(・∀・)

さちことねこさま 唐沢なをき 全3巻
「コミックビーム」で2002/9~2005/11まで連載された作品。
正直、最初の方はいまいちであったが、変態キャラが増えていって、それが再登場して複合な笑いになってからは、まあまあ楽しめた。

何気にあおくさくんとアルバイトのおねぇさんが有能だったなw

最後の方の展開は予想がついたものの、綺麗に(?)まとまった感はあるので良かった。

ぐぐって知ったけど、猫って海苔好きなんだねぇ(・∀・)

四つ葉のクローバー 聖鈴子 全4巻

春子、夏子、秋子、冬子の4人は「四つ葉のクローバー」探偵事務所を営んでいる四つ子探偵。
事務所の家賃も払えないほど貧乏だけど、
個人の特技を生かして、四つ葉シスターズは今日も事件を解決していく!!

「ちゃお」で1991/9-1992/11まで連載されていた作品。
子供向けではあるものの、いや、子供向けであるからこそ、余り深く考えず楽しく読めた。

聖鈴子は里見桂の奥さんなんだね。

家庭優先にして漫画を描かなくなったのかな?
2013年に『オバサンは 突然やってきた!!』という短いエッセイ漫画をだしてるようだけど。

聖鈴子でヒットしたページにブログをやっているとリンクが貼ってあったので、ちょっと見に行ったが2021年辺りが最終更新かな?

なんかQアノン絡みのエントリがちょっとあったけど…まあ見なかったことにしよう…

あだち充辺りに4つ子の漫画を描いてもらうのもいいなとふと思った(・∀・)

スナックバス江 フォビドゥン澁川

他の目まぐるしく熱い漫画に読み疲れたら、いつでもいらっしゃい!
ヤングジャンプの場末にそっと開店!
スナック感覚で楽しめる、新世紀スナック流ムダ話コミック!

ゼブラックでチケット公開されてる8巻まで読んだ。
アニメをたまたま観て、原作がゼブラックであったから読んだ感じである。
当たり前といえば当たり前だけど、最後に歌を歌うのはアニメオリジナルなんだなw

まあ普通に面白い回もあれば、特に刺さらない回もありと言った感じ。
取り敢えずこの漫画は日本語表記の特性と言える、漢字とルビの併用という技法を上手に使ってると思った。

駄洒落なり掛詞は音でダブルミーニングというか二つの事象を一度に表現することによって、脳内でのシナプス結合的動きの笑いを引き出していると思うのだけれども、あれは類似的な音の束縛があるのに対し、こちらはその縛りがない。

漢字とカタカナ語(多くは馴化してない外来概念や日本化されたもの、単純な和製英語)を一度に表現し、その解釈を読者の脳で行わせるのは非常に効率的だし、笑いの爆発力も高くなると思う。勿論、読者側にそのネタに関する知識等やつなぎ合わせる力が不足していると不発に終わってしまうのだけれども。

上記のことを踏まえると、これ、外国人受けは難しいかもとは思ったw

あと時事ネタとかローカルネタが多いので、後の人が読んでもわからなくはなりそう。
まあ、その過去の事象のインデックスとして、後の人達が忘れられた事象を発掘する際の手がかりになるから時事ネタも案外悪いものでもないんだけれども。

そういえば売上対決ってどうなったんだっけ(´・ω・`)?


MIX あだち充

舞台は明青学園。同年同月同日に生まれた同い年の兄弟とひとつ違いの妹。上杉兄弟の伝説から26年、運命の兄弟は今再び明青学園の扉を開く。そして、物語は始まる---

サンデーうぇぶりで22巻の前くらいまで読んだ。

相変わらずのあだち充節はいいのだけど、「充…お前、またやりやがったな……(´・ω・`)」的展開があって、ちょっとなんとも言えないところもなくはない。

『タッチ』に登場した西村や原田が再登場しているのが良い。
取り分け、前作(?)ではほぼほぼコメディリリーフだった西村が大人になっていて良い(・∀・)
まあ相変わらずな部分はあるのだけれどもw
息子が本作のコメディリリーフかな。

完結はまだまだ先っぽい。

『ゴジラ』他を観た

久しぶりにAmazonプライムのお試しに入った時に『ゴジラ』シリーズの何作かをながら観した(・∀・)


ゴジラ 1954年

原水爆実験の影響で、大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。ゴジラ抹殺の手段はあるのか・・・。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた、記念すべきゴジラ映画第1作。核の恐怖を描いた、本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出が絶妙のコンビネーションを見せ、「ゴジラ」の名を一躍世界に轟かせた傑作。

何度目かの視聴だったけど、
普通に面白かったです(・∀・)(小並感)
それ以上の感想は特に出てこない(ノ∀`)

国会議事堂襲ってたんだね。
芹沢博士とオキシジェンデストロイヤーの存在感は圧倒的だったわ(・∀・)
恵美子役の河内桃子は66歳で亡くなってるのか(´・ω・`)

ゴジラの逆襲 1959年

前作「ゴジラ」の空前の大ヒットを受けて、製作されたシリーズ第2作。漁業会社に勤める月岡らは魚群を追って飛行艇を運転中に岩戸島に不時着する。そこで彼らが遭遇したのは怒り狂ったゴジラと、さらにひと回りも大きい凶暴な巨竜・アンギラスの死闘だった。大阪警察庁は早速緊急会議を開くが、大阪の街では2頭の怪獣による凄絶な戦いが始まる…。超兵器オキシジェンデストロイヤーなしでゴジラを撃退できるのか…。

流れで他のことをしながら何となく観てたので、あんまり記憶に残ってない(ノ∀`)
前作のヒットを受けて急造された作品の模様。
アンギラスって四つん這いだから、白黒作品というのもあって、なんか見難かったような。

山路秀美役の若山セツ子は55歳で自死…
夫・谷口千吉と八千草薫の不倫・略奪婚とかも尾を引いていたのかな…?
前作と同じゴジラかな?
大阪城はゴモラ以前にも破壊されてたんだな。

キングコングvsゴジラ1963年

アメリカを代表する怪獣・キングコングを相手役に迎え、日米を代表するモンスター同士の対決が話題となったゴジラシリーズ第3作。TVカメラマンの桜井とプロデューサーの古江は、スポンサーの依頼で南海のファロ島の魔神キングコングを生け捕りにして日本へ運ぼうとする。その頃、北極海の氷山からゴジラが姿を現し、日本へ向って南下を続けていた。ゴジラが日本に上陸する可能性が強くなり、その影響でキングコングの日本への持込が禁止されるが、キングコングは自力で日本に上陸。遂にゴジラも日本に上陸し、2大怪獣が日本列島を舞台に大格闘を繰り広げる。

娯楽作品として面白かったわ(・∀・)
今回観た中で、初代を除けばこれが一番好きw

俺の大好きなQ太郎こと有島一郎が出てたのが大きい。
能天気な若手のTV局のコンビの片割れが高島忠夫だった。人間側の主人公ポジなのかな?

ゴジラは電流が苦手なんだな(´・ω・`)

なんかこれ以降の作品は大体、謎の部族が出てきてたような…
製薬会社の販売競争に巻き込まれた被害者のキングコングさん(´・ω・`)
有島一郎と高島忠夫と古江役の藤木悠がいい味を出していたw
浜美枝と若林映子。どっちがどっちかわからない(ノ∀`)
おっぱいに目が行ってしまうのは仕方ないよね(*´・ω・)
日本のお家芸を奪われるとは情けないぞ(´・ω・`)

モスラvsゴジラ1964年

東宝が生んだ2大怪獣スター、ゴジラとモスラの対決を描き、怪獣映画の新境地を切り開いたゴジラシリーズ第4作。大型台風は、静之浦に巨大な卵を漂着させた。一方、倉田浜干拓地から出現したゴジラは、名古屋市を蹂躙。卵へと迫ったその時、平和の使い・成虫モスラが飛来する・・・。

これも話は普通に面白かったわ(・∀・)
きちんと組み立てられてる感じがした。

現在、小美人役のザ・ピーナッツを知っている若者は居るのだろうか?
お姉さんの伊藤エミは沢田研二と結婚してたのか。あそこも田中裕子に略奪されたんだっけか?

モスラや小美人の印象が強すぎてあんまり記憶に残っていないけど、名古屋が破壊されてたんだなw

ラストはキングコングと同じだったw

ふと『三つ目がとおる』の話を思い出した。この映画から着想を得たのかな?
まあ、良いものも悪いものも海の向こうからやってくるという昔話はよくあるな。
宝田明と星由里子。澄ちゃんか(・∀・)
悪者コンビ。二人共、前のシリーズ作品では普通の人だったのに。
小美人。
インファント島の島民達。
モスラは結構可愛いな(・∀・)
キングコングもそうだったけど、
基本、尻尾をつかんで引っ張るしかないんだな。

三大怪獣地球最大の決戦 1965年

ゴジラ・ラドン・モスラのオールスター怪獣キャストが宇宙から来た新怪獣キングギドラと大決戦を繰り広げるゴジラシリーズ第5作。降り注ぐ流星雨と異常気象が続く地球。刑事・進藤は来日するセルジナ公国のサルノ王女の護衛を命じられるが、彼女の乗った飛行機が爆発する。その後、金星人を名乗る女性が現れ、地球の危機を説いて回る。地球の異変は大怪獣ラドンとゴジラをよみがえらせ、さらに黒部渓谷に落ちた隕石から金星を滅亡させた宇宙怪獣キングギドラが出現。地球防衛本部は、最後の手段としてインファント島から平和の守護神・モスラを呼ぶことに。

キングギドラという外来悪役ヒール怪獣を出すことによって、ゴジラが正義の味方へと転身していた。

この辺から完全に方向性が変わったのかな。
社会風刺的な匂いが全くなかったような。

モスラが成虫だったら、ラドンの出番はなかったかもなぁ。
空を飛ぶ怪獣として被っちゃうから。

話はシンプルだったので、特に感想はないなw

またまた星由里子。
青空千夜・一夜。青空一門自体、よく知らんなぁ…(´・ω・`)
今回の悪者さん達。
若林映子の金星人演技も良かったわ。
特撮界屈指の悪役・キングギドラさん。
モスラも背丈(?)が低いから、
ラドンと同一フレームに入れるのが辛かったとかどうとか。
小美人。気軽にテレビに呼ばれちゃったりして、文明慣れしすぎだと思ったw

怪獣大戦争 1965年 ←リストだとなぜか1970年になってる

「ゴジラ」シリーズ第6作。新たに発見された木星の衛星・X星に向うP1号の乗組員、富士とグレン。超怪獣キングギドラの脅威にさらされているX星人は、地球からゴジラとラドンを借りたいと2人に申し入れる。その後、地球から円盤でX星へ運ばれてきたゴジラとラドンは、キングギドラと死闘を繰り広げる。遂にキングギドラは敗退するが、実は全て地球征服を企むX星人の罠で、3怪獣はX星人の意のままに地球を暴れまわる。果たして地球の運命はいかに・・・。

怪獣映画にラブロマンスを盛り込んだ感じですかねぇ。
X星人の超技術力なら、変に小細工しなくても地球を占領できたんじゃないですかねぇ…( ゜σ・゚)ホジホジ

塩沢ときが婦人団体代表で出ていたようだ。
なんか会議シーンがあったっけか。

グレン役のニック・アダムスは薬剤の過剰摂取で36歳で亡くなったんか(´・ω・`)
最初から怪しかったX星人w
ハルノ(沢井桂子)と鳥井(久保明)。
ゴジラには秘密兵器路線と駄目発明品路線があるな。
浪川(水野久美)
キングギドラさんには絶対的悪役の風格がある。
なんかシェーっぽいポーズしてた。
お約束とも言える、尻尾引っ張り攻撃。

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年

陸・海・空の大怪獣が大決闘を繰り広げる「ゴジラ」シリーズ第7作。陸の怪獣ゴジラと空の怪獣モスラが海の凶悪怪獣エビラと対決する。南太平洋で遭難した4人の男が、漂着した島で謎の秘密基地を見つける。基地から逃げ出してきたダヨから"赤イ竹"と呼ばれる組織の悪事を知り、捕らえられた島民を救出するため、島に眠るゴジラを蘇らせる。ゴジラは基地を破壊し、海の王者エビラと対決する。

観ている時点で既に「あれ(´・ω・`)?」と疑問に思っていたのだが、観了後にぐぐってみて、その原因に納得した。

どうもこの作品はキングコングの続編として企画されたものの、アメリカ側の承諾を得られずに、ゴジラを主役に替えて作られたものらしい。

主役がキングコングなら、今までの作品との整合性がとれる。

秘密組織『赤イ竹』の元ネタは何かとぐぐったら、中国という説があった。
言われてみると竹林のイメージがあるな、中国には。
赤については言わずもがなだけども。
アメリカの象徴としても取れるキングコングが主役だったというのも牽強付会できるしw

はーい、エビラだよぉ Y(・∀・)
インファント島らしい。
小美人。サ・ピーナッツからペア・バンビという別の双子タレントに替わっていた。
この二人はこの後すぐに芸能界を引退したらしい。道理で知らないはずだ。
寝起きのゴジラさん。
アッシーというかモッシーなモスラさん。
戦闘にはほぼ参加してなかったかな?
それでいいんかとちょっと思った最後w
ダヨ役は水野久美。色々と大変だったらしい。

怪獣島の決戦 ゴジラの息子 1967年

ゴジラの子供・ミニラが初登場する「ゴジラ」シリーズ第8作。ゴジラとミニラの微笑ましい親子愛が描かれており、南太平洋の無人島を舞台に親子で新怪獣達と死闘を繰り広げる。気象コントロールの研究をしていた楠見博士らの実験による異常な高温現象が原因で、怪獣・カマキラスが大発生。カマキラスは発見したゴジラの子供・ミニラを攻撃するが、そこへ怒った親ゴジラが登場する。

OPかなんかで高島忠夫の名前があったから、またコミカル路線かと思ったらちがた。
真面目な研究所所長みたいな感じで少し残念だったわw
グァム島ロケをしたらしいが、飛行機に乗るのを嫌がった高島忠夫だけは行かずに、現地で高島忠夫に似た人を代役に雇ったとかどうとか。その絡みも関係しているのかな?

正直、ミニラは可愛いとは思えなかったわ(ノ∀`)
スーツアクターの深沢政雄は低身長症(昔で言う小人症)だったのか。子供が入ってるのかと思ったけど、子供には演じられないか。

そういえばタイアップのバヤリースがなぜか南海の島にあったなw
『キングコングvsゴジラ』でもなんかあったっけか?

冷静沈着な楠見博士役の高島忠夫。ちょっとつまらない。
カマキラスがいっぱい。
サエコ役の前田美波里。
ずいぶんとしっかりした鼻筋だと思っていたら、ハーフだったのか。
数十年後、この映画によって米人の父親と再会できたらしい。
なんかおじいちゃん顔なんだよね(´・ω・`)
クモンガさん。あんまり印象に残ってない。
クリスマスシーズンの公開を踏まえてこの衣装だったのだろうか?
今の時代だとアウトな、ゴジラさんの鉄拳教育。

怪獣総進撃 1968年

富士山の裾野でゴジラ・モスラ・ラドン・ミニラ・キングギドラ・アンギラス・バラゴン・クモンガ・バラン・マンダ・ゴロザウルスの総勢11怪獣が暴れまくる「ゴジラ」シリーズ第9作。小笠原諸島に建設された怪獣ランドで平和的に暮らすゴジラ、ラドンらの怪獣たち。ところが、怪獣ランドのコントロールセンターを何者かが襲い、逃げ出した怪獣たちが世界各地に出現して街を破壊して回る。怪獣ランドの異変を調べていた月ロケットの機長・山辺は、怪獣がキラアク星人により操られていたことを知り、月にあるキラアクの基地を破壊。残るは地球のキラアク基地だが、キラアクは宇宙からキングギドラを呼び寄せた。

怪獣を集めた怪獣ランドってすげぇなw
特撮映画とかあんまり観たことないから、バラン、マンダ、ゴロザウルスって知らないな。

真鍋杏子役の小林夕岐子はウルトラセブンのアンドロイド少女・ゼロワンを演じてた人なのか。病気が原因で早くに芸能界から引退してしまったらしい。

キラアク星人のリーダー役の愛京子も1969年以降の出演がないな…
キラアク星に帰っちゃったのかな(´・ω・`)
同姓同名の怪しい霊能力者のサイトがあったが、生年月日が違うしな…

当時の子供達は怪獣がいっぱい出て大喜びだったのだろうか?
AV女優が沢山出てくる作品同様に、画面がうるさすぎたり、お気に活躍があんまり観られなくて若干ご不満だったりしなかったのだろうか(´・ω・`)?

まっきっきですな。
ラドンさん。
マンダが巻き付いてるのは東京モノレール?
不思議な衣装のキラアク星人。
はい、キングギドラさん
スラギンア。
奥にいるのがゴロザウルス?

ゴジラ-1 モノクロ版
まあ、カラー版とも遜色なかったかなというくらいしか感想がない(ノ∀`)


またアマプラに入ることがあったら、続きを観てみようかな。
覚えていたら、だが(・∀・)