『名犬ラッシー 家路』を観た

名犬ラッシー

あらすじでは侯爵が怒ってるってことになってるけど、怒ってたっけ?

ヨークシャーのカラクルー家は貧困から、利口な飼い犬ラッシー(パル)を侯爵家に売ることになってしまった。ラッシーとは飼い主以上の関係だった少年ジョー(ロディ・マクドウォール)はひどく落胆するが、それを知ってかラッシーは度々侯爵の屋敷を抜け出してしまう。怒った侯爵はラッシーをスコットランドの別荘に連れていき調教させようとするが、やはりラッシーはそこも脱走。だが、今度ばかりはラッシーの道のりは遠く苛酷なものだった……。

名犬ラッシー 家路

序盤から中盤はラッシー役の犬・パルとの絡みの問題もあってか演技がいまいちだったり、展開も冗長だったりで「あー犬出しときゃ良い的な子供向け映画かぁ(´・ω・`)」と思って観ていた。

パルは賢くて良く訓練されている犬なのだけれども、結局は犬であって演技は出来ない。故にスコットランドからヨークシャーに向かうシーンも綺麗な風景をラッシーがただ行くだけで正直つまらない(´・ω・`)

ただそれを補うかのように猟銃を待った男、老夫婦、移動金物屋のキャラや演技が良く、徐々に引きこまれていった(・∀・)
まあ老夫婦は少しラッシーの心情をエスパーしすぎな気がしたけどw

この後のジョーの両親の翻意、侯爵と孫娘プリシラのコンビネーション、ハッピーエンドという流れが非常に心地良かった。こういうのがハートウォーミングストーリーと言うのか(・∀・)

まあでもハインズはどうなったんだろうか…一応スコットランドの方で相変わらず雇われてるのだろうか。

「Lassie」は、英語では、「お嬢さん・少女」の意味の愛称的な言葉で、当然ラッシーはメスのコリーである。

1945年には、パルは、『ラッシーの子(Son of Lassie)』において、ラッシーの息子のラッディー役を演じた。
パルは、血統証明書の記述が正しいなら、雄のコリーである。ラッシーは雌犬で、ラッディーは雄犬である(Laddieは、お嬢さんの意味の Lassie に対応する言葉で、坊ちゃんとか若者の意味である)。

雌だと思って観てたけど、実は雄だったのかw


ロディ・マクドウォールって知らんのぅと思ったが「猿の惑星」シリーズに出ていたらしい。「ポセイドン・アドベンチャー」にもエイカーズというボーイ役で出ていたらしい。何となくボーイが居たような気はするけど結構早めに退場するキャラだったかな?

侯爵の孫娘役ってエリザベス・テイラーだったのかΣ(゚∀゚;)
と驚きつつも名前しか知らない(ノ∀`)

この映画、1943年に撮られてるんだよなぁ。
これが国力の差か…_| ̄|○


話自体はシンプルで時間も短いので良い意味での"子供向け"映画かな(・∀・)