投稿者: elek

中世都市鎌倉を歩く

山形大学教授である松尾剛次氏によって著された中世の鎌倉について紹介した一冊です。
従来の研究においては放置され歴史と土砂に埋れていた時期の鎌倉を文字通り掘り起こした内容です。

歴史好きな人は言うまでもありませんが、鎌倉のハイキングコースや切通しを歩いたことがある人にお勧めです。
「ああ、なるほどあそこはそういうところだったのか」と散策時の体験と知識がリンクする喜びを味わえると思います。
章立ては源氏、北条氏、足利氏、上杉氏という主の変遷で分けられており、
時代背景とその時代における"鎌倉"が解説されています。


・高時腹切りやぐら~八雲神社をつなぐ祇園山ハイキングコースがありますが、その祇園山の名前の由来

・和賀江島と極楽寺、光明寺の関係
・頼朝の墓と大倉御所(西御門)

・建長寺や巨福呂坂切通し周辺の成立

・源氏山公園(化粧坂)~高徳院(大仏)をつなぐ大仏ハイキングコース、極楽寺辺りの過去

・カヤックのボウルズや清川病院付近が鎌倉御所跡らしい

・六浦道~朝比奈切通し~金沢称名寺や鎌倉公方屋敷

・由比ガ浜の人骨
・鶴ヶ岡八幡宮の各時代での存在意義
・古河公方(鎌倉公方)/関東管領と戦国大名とのつながり

などなど、自分には列挙すればきりがないくらい興味深い要素満載の一冊でした。

鎌倉・江ノ島に行った

先日、後輩二人と後輩の子供と遊びに行った。

後輩の子は男の子で電車好き。
江ノ電に乗りたいということだったので鎌倉駅に集合。
長谷と江ノ島で降りた。

長谷大仏と長谷観音をまた見てきた。
江ノ島の上の方まで行ったのはもしかすると物心ついてからは初めてか。
自力で登ったけど、エスカーは乗るほどでもないと思った。


子供とは全く関わりがない人生を送っているので初めて知ったが、
三歳児の猛ダッシュこええ_| ̄|○
手をしっかりつないでいないと急に走り出したりするのでハラハラドキドキである。
やはりこのくらいの子は常に手をつないだり注意を払ってあげていないといけないと
いうことを学習したφ(・ω・` )メモメモ…


江ノ電に乗った時も大仏見た時もそれほどはしゃがなかったのでいささか拍子抜けした。
逆にみんなで歩いてる時に抱っこをねだってきたり、寝っ転がったりと構ってもらえる時に
思いっきりはしゃいでいたので、単純に公園で遊んであげたほうが良かったのかなぁ…
名所巡りより公園で遊んであげることφ(・ω・` )メモメモ…


半日だけだけれども眺めていて思ったが、やはり子供は大人の行動・言動をかなり真似してる感じだ。
本質的に意味がわからなくても、適合すると判断したシチュエーションで反応を実行してるのだろうか。
はしゃいでる時はテレビアニメとかの歌とか台詞を真似してたようだけど、あんまりよく聞き取れなかったw


全く流行らなかった逆チョコとかいうやつでもないが後輩x2+後輩の子用に持参していったビッグサンダーとちびサンダーをあげた。(ブラックサンダーは売り切れだった__○_)
自分自身は割って食べるビッグサンダーを丸かじりするさまを見てカルチャーショックΣ(゚∀゚;)
でも考えてみたら自分も子供の頃はそうだったかw
無表情に近い感じで黙々と食べていたので、それほど気に入らなかったのかと思ったが、その後、ママの分もねだっていたから、それなりに気にいったのかな?
布教完了( ・´ω・`) デモアレ1マイ207キロカロリーアルゼ クイスギチャダメダゾ…


今度会った時にもっと遊んであげられるように運動不足を解消しておくべきか。
筋トレはたまにやっているので抱っこ自体は問題なかったが、坂道を登った時にすぐに
息切れしちゃったからな(ノ∀`)

なんやかんやで子供と遊ぶのは面白いなぁ(・∀・)

東海道中膝栗毛

十返舎一九作の戯作本です。
内容は弥次郎兵衛と喜多八の江戸~伊勢~京都・大阪間の道中記です。

現代語訳ではないので多少ハードルは高いですが古典というほど難しくありません。
脚注等も多く二人のやり取りがメインなので慣れれば何とか読み進められると思います。
時間はかかるとは思いますが随所に現代にも残る表現や方言を見ることが出来るので、
現代語訳では味わえない知識のリンクによる喜びを得られると思います。


基本的な構成要素は弥次喜多のやり取り、狂言や笑い話をベースにした事件、
その事件を詠んだ川柳、各宿道中での名所名物の記述、出会った人々の方言や
衣装の記述といった感じです。


てっきり最後まで東海道を旅するのかと思って読み進めていくと、下巻に入って間もない
五編下から伊勢参宮道へ行ってしまいます。まあ二人の旅の目的は伊勢参りなので
それは当然なのですが、近江辺りの話も読んでみたかったのでちょっと残念です。
そういった点から言うと上巻は東海道旅、下巻は伊勢・京都・大阪編と言えます。


下巻を読み終えてから上巻の発端などを読んでいてふと思い出したのが、
喜多八は元は鼻之助という弥次郎兵衛の若衆だったはずなのに旅の途中では
特にそういったこともなく女を取り合ったりしていてなんか変だなということ。
まあ歳が長じてそういう関係ではなくなったのかと勝手に解釈して読み進めていましたが、
よくよく考えてみると発端は八編の後に出されたものなので後付け設定なのかもしれません。
現代で人気が出た漫画やドラマでよくある外伝とかスピンアウトみたいな感じで。


ちなみに初編での弥次郎兵衛は一人住みの能楽者(怠け者)、喜多八は食客(いそうろう)とありますが、
発端では

弥次郎兵衛
元は駿州府中(今の静岡市)の商人。遊郭や衆道にはまって身代を潰す。
若衆である鼻之助(喜多八)と夜逃げして神田八丁堀へ。
周りの勧めで御末奉公上がりの女・おふつと結婚していたが……

喜多八(鼻之助)
駿州江尻(今の静岡市清水区?)の人。
旅役者の花水多羅四郎(はなみづたらしろう)の弟子で陰間。
江戸に来て元服、喜多八と名乗る。奉公先の商人に気に入られ、
それなりに金に融通が利く状態になるものの……

というような感じになっています。大分受ける印象が異なります。
現代のモラル、思考をもって過去を、しかも戯作本の内容をはかるべきではありませんが、
発端の内容は結構酷いです(ノ∀`) おつぼもおふつも不憫でなりません。
もしも発端が最初に書かれていたのならば、旅の途中で触れられたりしたのでしょうが。


八編の最後で弥次喜多は河内屋四郎兵衛に路銀を用立ててもらい木曽路経由で"めでたく帰国したりける"とあり、東海道膝栗毛は終了します。
この後の二人の道中を描いた続膝栗毛があるようですが岩波文庫では出ておらず、
静岡出版で出されていたものも今は入手困難のようです。

いつか機会があったら続編を読んでみたいものです。

テレビ観た

前期は期待していたドラマが全部外れだったのでほとんどドラマを観ずに過ごした(´・ω・`)
実況もしないかなぁと思い●も延長しなかった。

今期のはある程度観たけども基本的にはゲームとか他の作業をやりながらなので、
あまり話はよくわかってない(ノ∀`)


「最上の命医」を観た。
原作は少年サンデーで連載されてるらしい。「焼きたて!!ジャぱん」の人ということで
とんでもストーリーなのかと思ったが、そういうわけではないらしい。これの第二部の
第一回をたまたま読んだけれど、このドラマの元である第一部とはちょっと違うらしい。
1,2話を観たけれども、まあそこそこな感じ。ドラマドラマしてるというかきっちりとした感じの
作りのように思えた。ドラマ世界を破壊するようなド下手もいないので、観ていて
冷めたりはしないけれども、なんか再現ドラマのような感じも受けた。なんというか
世界は確立されているけれど、ちょっと分断気味というか。まあゲームしながらだったので
この感想も怪しいw 二話は西條命(斎藤工)が桐生危(池内博之)を諭すシーンとか
ちょっとだけ引き込まれるシーンがあったかな。今後はもっと面白くなるのかしらん。
比嘉愛未、陣内孝則、泉谷しげる、板谷由夏、斉藤洋介、入江雅人とぼちぼち
ネームバリューのあるけど、微妙に一線級ではないメンツだが悪くもない。
北川弘美はこのドラマのスケジュール絡みでこないだのイッテQの出川企画に
出なかったんだろうか。単純に降板なんだろうか。


「フロイト」を観た。正式名称はコントロール~犯罪心理捜査とかいうらしい。

えーとガリレオを心理学ネタに翻案した劣化版ドラマ(・∀・)?
ゲゲゲを観てないので他のドラマでの松下奈緒の演技はよく知らないけど、
なんつーかこのドラマだと"柴咲コウ"に当て書きしたキャラを物真似風に
演じてますという感じか。藤木直人の役は湯川(福山雅治)をちょっとぶちょおとかの
多少軽いところのあるキャラを足した感じかねぇ。第一話だけで判断するのは
あれだけど、心理学を馬鹿にしてるドラマかなと思ったw まあフジテレビだからなぁ。
泉谷しげる、こっちにも出てるのか。鑑識がなんかちょっと33分探偵の雰囲気w
佐藤二朗だからか。どうせなら臼田あさ美じゃなくて野波麻帆が良かったな。
前期挫折したパーフェクトリポートもそうだけども、なんか安っぽい焼き直し感がした。
ガリレオのドラマ版も絶賛するほどの出来ではないけどもwまあこれは真面目に観なくてもいいかな。


「美しき隣人」を観た。これはまあ檀れいと仲間由紀恵が好きなら観たらって感じかな。
この先どうなるかなってのはあるけれどゆりかごを揺らす手みたいなストーリーを
ちょっと膨らますだけだったらつまらないな。松井(南圭介)がソロモンみたいに柵を
作ってくれるのかな。草笛光子、三浦理恵子、高知東生は結婚出来ない男の出演陣だけど、
スタッフは関係あんのかな。マイヤー沙樹の子供が死んだ時かなんかにホタルが関わってるのか
と思ったけど、あれは昼の事件だっけか。単純に絵里子の言葉を逆恨みしたんか、それとも
溺れてるシーンを駿が観てたとかなんだろうか。1話を観て思ったが、これ、沙樹が絵里子に
惚れて渡部篤郎とか駿を排除するようなレズストーカーものにした方が良かったんじゃ…(*´・ω・)
21時はぶちょおで22時はホタルか…( ・´ω・`)


「きゃばせん」を観た。正式名称は美咲ナンバーワン!!とかいうらしい。
正直、何も言うことはない。「きゃばせん」だ(・∀・)
「ごくせん」シリーズが終わってしまったのでそれの代替なんかねぇ。
美咲(香里奈)が仲間由紀恵ポジで、あんぱんまん(戸田恵子)が生瀬勝久ポジション。
財前直見とか塚地武雄達、キャバチームがヤクザの組。手島優居たのかw
先生チームにまた臼田あさ美が居るな。学園モノは若い世代の俳優の卵達を
一気に出すのにいいから絶対的に必要なんだろうけれども、これは駄目なような気がする。
コントロール同様、酷い焼き直し。香里奈が良かったのはラブ・シャッフルくらいか(´・ω・`)


「外交官 黒田康作」を観た。と言ってもこれは本当に他のことをメインにしていたので
内容はあんまりわからない。ただ金がかかってるなというのと雰囲気はちょっと面白そうな
感じだった。織田裕二と柴咲コウって県庁の星でこのコンビ観たな。
田中圭は美咲ナンバーワン!!にも出てたような。のぼさん(香川照之)て死んだ人か。
娘役の夏帆が泣いてたような。観ようかどうか悩みどころ。


LADYは北川景子だから、どうせ酷い出来だなと思いスルー。冬のサクラも草剛なのでスルー。
スクールは観ようかなと思っていたが、レッドクリフ観てて忘れてた(ノ∀`)
来週もレッドクリフあるからなぁ。1,2話をどうにかして別で観ないといけないw


「大切なことはすべて君が教えてくれた」を観た。
サムライハイスクールの三浦春馬は格好良かったけど、月9の主役をはる正統派美形とは
思いがたいがどうなんだろうか(´・ω・`)ハチュウルイ?内容自体はフジドラマにしては
異色な感じがして面白かったけど(・∀・)
篠田麻里子は月9ではよくある演技下手でも取り敢えず売り出しますよ枠だから、
ほっておくとして、戸田恵梨香の演技がいつもより雑だったような気がした。そういう演出なのかな。
内田有紀の演技がアレなのは昔からのことなのでどうでもいい( ∵)<キヨカー 柏木(三浦春馬)とひかり(武井咲)は今のところいい感じ。他の生徒役も結構きちんとしてたか。 冒頭の鍵を返そうとするシーンと柏木演説後にひかりと目があってキョドる辺りは吹いたw 取り敢えず来週も観てみる(・∀・) 視聴率は悪かったみたいだ、「セックス、セックス」連呼してたしw 「学校じゃ教えられない!」みたいに面白いけど低視聴率という結果になるかな。 個人的には面白ければそれでいいのだけれどもw


「デカワンコ」を観た。普通に面白ぇぇ、なんだこれ(・∀・)
始まる前はブサカワに定評のある多部未華子を「ゴスロリにさせて大丈夫か?
あれってとんでもなく可愛い子や綺麗な子じゃないととんでもなくブサイクになるぞ(´・ω・`)?」と
思っていたが、そういうマイナス部分を払拭する面白さだったw

原作ありでコメディだから当然と言えば当然なのかも知れないが面白い。
原作を知らないのでなんとも言えないがドラマとして良い出来だ。
土9はこういうのじゃないといけない(・∀・)

途中、「五十嵐(佐野史郎)」にあれ?と思いぐぐってわかったが、
これ喰いタンのスタッフが作ってた(ノ∀`) 道理で面白い。

考えてみたら伊東四朗もΣ(゚∀゚;) と喰いタンのページを見てみたら、一応別キャラなんだな。
あっちの伊東四朗はオーナーで署長か。佐野史郎も五十嵐修稔で太一じゃない。関係ないけど、
あの時の五十嵐の娘役って小池里奈だったのかw

石塚を喋らせない役にしたのは正解だろうな。
小松原役は吹越満かΣ(゚∀゚;) 全然わからなかった。
怨み屋の二代目情報屋にしてはなんか違うと思ってたが。
エロ男爵(沢村一樹)も面白い役w そろそろ時代劇向きな皺が出てきた。
桐島役の手越祐也も普通に演技出来るなぁと思ったが、よく良く考えてみると桜なんとかか。
渡辺直美はまあ…たまに変になるけど、いい方かな。真矢みきっぽい喋りw
大倉孝二、升毅、田口トモロヲ、水上剣星も自分の役をこなしてる。
一子のおじいちゃん役の人がボケが入った老人の割にちょっと元気良すぎだった気もする。

これは好きだ(・∀・)。
喰いタンかファイアー後藤として東山紀之は友情出演出来ないんだろうか。
これと「セックス」連呼ドラマをちょっと実況したくなってきた…●…(´・ω・`)むぅ


「宇宙犬作戦」を観てた。初期の頃はなんかつまらないなぁと思って観てなかったが
ある時からだらだら観続けて、最終的には録画してた(ノ∀`)
マルコ役の戸次重幸、モジャット役の片桐仁、オハナ役の高梨臨とメインは三名のみで、
たまに美しすぎる大統領役として檀れい、毎回異なるゲストという出演陣のSFコメディだった。
戸次重幸というと33分探偵で走ってる人というイメージ、片桐仁はラーメンズの鼻兎じゃない方、
高梨臨は…よく知らないという感じで観ていたけれど、マルコ、モジャット、オハナというイメージに
書き換えられた(`・ω・´)
他のニュースの絡みで高梨臨でぐぐってわかったが、この子、プロゴルファー花の上野なつひと
一緒に片瀬那奈をヨイショしてた子かw
二期を作れそうな感じで終わったけど、続かないかなぁ(´・ω・`)


年末年始はモヤさまと気分は上々、新春鶴瓶大新年会、イッテQ、さまーずHIGHなどで楽しんだ。
最近、バラエティ番組は内村、さまーず、鶴瓶、ブラマヨくらいのしか観てないような気がする( ・´ω・`)
後はたまーに内村チルドレンの番組とかゴッドタンとかくらいか。そもそもテレビを観なくなってるから当然か。
久しぶりに録画して科学くんSPを観たけど、やっぱり柳原可奈子は要らないなぁ(´・ω・`)
まあそれはともかく生物くんじゃなくて地学くん的内容で面白かった(・∀・)
まあ生物ネタがつまらないというわけではないけれど。


ゴーストの続編が始まったので観たけど、なんかつまらなかった(´・ω・`)
いちゃいちゃすんなヽ(`Д´)ノということではないんだけど、ゴーストってこんな鬱陶しいドラマだったっけか?
クリミナルマインドとコールドケースは相変わらずそれなりに面白いのに。
この2つの実況もしたいところだが…(´・ω・`)