カテゴリー: 漫画

無頼侍 鈴木マサカズ

全三巻。一巻は無料配信で、二~三巻は各108円で買った。今は高くなっているというか通常価格になっているのかな。
Unlimited作品だから、入っている人はそれで読める筈。

賭場で刀まで取られた浪人が出会ったのは、賞金首がかけられた男。その男は、不条理な流れから追われる者となったが、仇を討つためだけに旅を続けている。その腕の立つお尋ね者を中心に、その「賞金」に吸い寄せられた野郎・女郎が輪舞して・・。



鈴森 岩十郎
賭場で負け続けて、刀まで取られた浪人。群像劇風なので誰が主人公とも言い切れないが、一応主人公に当たるのかな?

自意識過剰で非常にだらしがなくて、他人とは思えない(´・ω・`)


妹殺しの寛壱
美形の賞金首。両親と妹と捕縛に来た役人を殺し、百両の賞金首になったという。指南役になれるくらいの剣の腕前を持つ。

蛇山の藍
要鹿野宿で蛇山一家を率いる女渡世人。美しいが非常に非情(´・ω・`)コワイ

寛壱を用心棒として雇うが、その実、その首を狙っている。

要鹿野宿だと思うんだけども、なぜかP71で千代松は要鹿足って言っているな。まあ千代松は馬鹿なんで(´・ω・`)


馬鹿の千代松
藍の元について二年弱経つ渡世人。藍に惚れている…?
馬鹿と言えば馬鹿だが、岩十郎も同じレベル。
田子作という弟が居る。

紋太と健二郎とお結
紋太と健二郎は要鹿野宿の浮浪児の兄弟。百両の賞金首を狙い、岩十郎と知り合う。

お結は山越えの際に寛壱達と知り合う。


独特の間があって好き(・∀・)
面白かったけれども三巻という短さで終わってしまった。もう少しこの奇妙な面々が織りなす世界を読んでみたかった。

二巻の終わり方だともっと長くなりそうな雰囲気だったので、打ち切りになったのだろうかと思ったが、案外、作者のただの投げっぱなしジャーマン的な部分が出ただけなのだろうか。

最後の終わり方は別にこれで良かったと思うのだけれども、もう少し続けて深みを持たせないと読者側としては唐突に感じてしまうのではなかろうかと思ったり。


何はともあれ、これは読んで良かったかな(・∀・)
作者は今も色々と描いてるみたいだから、機会があったら読んでみようかな。

ナミさまが危ない! 芥真木 / ひびきゆうぞう

主人公葉月ルイ子が、少女まんが家、七尾奈美を脅迫する犯人をつきとめるサスペンスコミック。手塚治虫、藤子不二雄、永井豪などのまんが家が実名で登場、オリジナル原稿も提供しているエポックメイキングなコミック。

全三巻。一巻は無料配信で、二~三巻は108円くらいだったかな?



葉月 ルイ子
画像の通り、空手有段者の女子大学生。伯父である馬場からアメリカ旅行費用の肩代わりを餌に、事件解決の為、七尾奈美のアシスタントとして潜入する。昔ながらの少女漫画に出てくる典型的お転婆系主人公。まあ狂言回し系と言っても良い。


竜野 裕介
「少女セブン」編集部の七尾奈美担当編集者。28才。良い男で有能。 男の敵だヽ(`Д´)ノ


七尾 奈美

数年前に「クレッセントの城」という大ヒット漫画を描き、秀学社の稼ぎ頭となった美人少女漫画家。30才。綺麗だけどヒステリック。綺麗でもヒステリックな人は怖いよね(´・ω・`)
本名は鈴木節子なのか。
作中内漫画として「クレッセントの城」が数ページ出て来るが、男なのに女として育てられた男の娘の話なのかw
「リボンの騎士」を作中内でパロったのだろうか? BLと言っていいのだろうか。



芥川 信

チーフアシスタント。気難しそうな感じの人。33才。七年間在籍していて奈美よりも歳上。
名前からして原作者である芥真木がモデルなのかな。


立花 エリカ
二年目のアシスタント。22才。結構依怙地な性格で在籍していた同人グループを辞めたりしてる。


水上 淳一

色々なところを転々としていたアシスタント。自己顕示欲が強く、策を弄すタイプ。26才。



白川 こずえ

奈美のデビュー当初からのライバル。無茶苦茶仲が悪い(´・ω・`)コワイネ



馬場 編集長
秀学社「少女セブン」の編集長にしてルイ子の伯父。スター作家である"ナミさま"の原稿の為、ルイ子に事件の解明を依頼する。部下には強いが、奥さんには弱い模様(´・ω・`)

ハチマキおじさん with パンダ天使?
作中でマンガセミナー(雑誌掲載時の広告部分埋め?)等々で登場するおじさん。コロコロしていて可愛い(・∀・) 一緒に出てくるパンダは天使なのだろうか、それともこの漫画の連載開始時(1981年)前に死んでしまっていたカンカンやランランなのだろうか?
1巻のP75のところはなんでチマキおじさんになっているんだろうかw
ちなみにマンガセミナーは色んな要素で結構面白い(・∀・)
ひびきゆうぞうなのかな?

まあオチは何となく予想通りで、それ以外の部分は掲載誌が女性セブンであったことを考えるとナルホドと合点の行く展開であった(・∀・)
物語自体も楽しめたけれども、そのアシスタント達の話や愚痴は今でも通ずるところがあったりするんだろうなぁと思うとその部分も面白い。今の若い漫画家志望のアシスタント達が読んだ時、どんな感想を持つのだろうか?

このコンビは「離婚時代」のコンビなんだねぇ。あっちはもっと下衆い感じの話が多かったような。あっちの主人公は祐介とルミ子だっけか。今作ではそれをもじったのかな。

価格の安さもあるけれども、買ってそんなに損するということはない感じかなぁ(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-31(終)

XBLADE (1)イダタツヒコ, 士貴智志

原因不明の未曾有の大災厄による東京壊滅から4年──。ひとりの少年と、美しい少女に変身するひと振りの刀との出会いが、歴史を塗り替える! 『外道の書』『美女で野獣』のイダタツヒコと、『神風』『アイ~風と水のダフネ~』の士貴智志の異色コラボによる、未だかつて誰も見たことのない超絶剣戟バトルコミックの新境地!

まぁまぁ面白い(・∀・)
真名はなんなん? 化性応身刀ってギリョウさんみたいなもんなんか(´・ω・`)
『バイオレンスジャック』や『ブラック・エンジェルズ』みたいに関東全体じゃなくて東京の中心部だけを謎の地域にしたのか。もう少し広げても良さそうな気がするが、皇居というか江戸城を中心に何かが起きたということにしたかったのだろうか。でも常に黒い雲に覆われてるってのはちょっとやりすぎな設定なような気がしないでもない。


Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~ (1) せがわ まさき,山田 風太郎

江戸時代、会津藩主・加藤明成に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には恐ろしいたくらみがあった。一族の男たちの目の前で、堀の女たちを惨殺しようというのだ──。大いなる復讐劇が今、幕を明ける。

生き残った堀の女達を柳生十兵衛が鍛えて、会津七本槍を倒させるって言うけど、そんなこと出来るのかよ(´・ω・`)
あの般若、誰だよヽ(`Д´)ノ
ということで面白かったです(・∀・) (小並感)
続きはネカフェで。


やっぱりパンが好き! 山本あり

パンはおいしい! パンはたのしい! パンはいろいろ! だから、やっぱりパンが好き! 全ページオールカラー。 パンを愛してやまない著者が、その魅力を楽しく賑やかに語りつくします。 71種+αのパンと共に繰り広げる、新感覚コミックエッセイ!

10円で買ったんだったかな。パンの絵はリアル路線で色んなパンが載っているので、パンが好きな人とかパンにまつわる知識が有る人ならきっと面白いんだろうなぁとは思ったが、俺氏はそんなにパンが好きというわけでもないので、途中で飽きて挫折してしまった(ノ∀`) これはなんつーか雑誌連載とか週一web掲載だったら俺氏でも読めたとは思うけど、ひたすらパンばかりの図鑑みたいで駄目だったわ。 

パンが好きなのは、よく伝わったでござる(・∀・)


夜に蠢く 1-3巻 柳沢きみお

文具問屋の営業・郷屋川は、生まれたばかりの子どもと家族三人の平凡な暮らしを送る中、突然怪しい男に声を掛けられた。大手出版社社長の影武者を依頼したその男の手引きで、郷屋川は他人の人生を生きることに―――――。自分とうり二つの新しい人生に生まれ変わり、玉の輿に乗れたら……。誰もが一度は憧れるシチュエーションに置かれた男の人生!

面白いと言えば面白いくらいかな(・∀・)
但し、これを読んだ後に2巻まで無料配信されていた『続・夜に蠢く』を読んでしまったので、後の展開がちょっと判ってしまった(ノ∀`)
読破.jp辺りで読めるのかな。

セールで全巻買ったけど、まだ読んでない(ノ∀`)


妖怪アパートの幽雅な日常 (1) 深山 和香,香月 日輪

妖怪と幽霊と人間が仲良く同居?三年前に両親が他界し、伯父の家に引き取られた稲葉夕士16歳。高校からは寮に入り自立して…と思った矢先、寮が火事で焼けてしまった!なんとか探し出したアパートは、家賃二万五千円!という破格物件。‥だが、オバケが出るという!人情味あふれる「クセ者」入居者に囲まれて、夕士のフツウの!?高校生活が始まる!香月日輪の大人気小説を、深山和香が完全ビジュアル化!!!

同じ香月日輪原作の『大江戸妖怪かわら版』のコミカライズ作品はいまいちだったが、これはまぁまぁ楽しめた。「クリとシロ」の話は夕士の境遇を含めて色々と泣けてしまうかもしれない(´;ω;`)

謎の小鳥達がちょっと可愛いw


夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ (1) ヤスダ スズヒト

夜の桜新町に続発する奇怪な事件。人外の力を得た者たちの跋扈、混沌の度を深める桜並木の町。それに立ち向かうは「比泉生活相談事務所」の面々。新感覚ハートフル・アクション、いよいよ開幕!

まあまあ面白かった(・∀・)
まだ連載中で20巻くらいまで出てて、アニメ化2回くらいされているのか。
人気あるんだな。

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-17

ザ・コップ 特殺官 1上、2上、3上 小堀洋, 叶精作

暴力を超暴力で裁く・・・それが『ザ・コップ』特殺官!!

社会という仕組みの中には、裁かれる暴力と、裁かれぬ暴力とが存在している!
法に違反する暴力は非合法と呼ばれ摘発される。
しかし、法の名のもとに行われる暴力、すなわち、合法をかくれ蓑にした暴力は一体誰が裁くのか?

つまらなくはないけど、面白いかと言われると別に…(´・ω・`)と言った感じ。
嵐警視正はキチガイだなw 剣崎刑事が選ばれた理由がわからない。
下巻で判るのだろうか?

でも麻莉亜が2巻の上巻で出て来てるから、1巻の下巻はそのスカウト絡みの話か。
各巻が分冊になっていて、その上巻のみが3巻までが無料配信だった。謎の配信形式だった(´・ω・`)

30年前にこの漫画を原案として『特命刑事ザ・コップ』というドラマが制作されたらしい。全13話ってことは人気が出なかったんかな。

謎の説得シーン


破天荒鑑定士 真見士 梶研吾,那須輝一郎

豪快で男気溢れる神大寺観介は「物の真の姿を見極める武士」と称される腕利きの鑑定人。
だが、その大胆で豪胆、そして女好きな性格なせいで、今日も彼の周りは大騒ぎ!女性から
古物まで「真見士(しんけんし)」と呼ばれる彼が見つける本日の逸品は・・・!?破天荒
鑑定士登場の第一巻!

まあつまらなくはないけれども、一話完結物なので続きは特に気にならず。
煽り文句にあるように豪快な感じが売りなので、スマートな鑑定物に飽きた人にはいいかも…?

他の同系統の作品に比べて物に対する愛が少ない気がしないでもないw


猛き花道 梶研吾, 土山しげる

日本映画界に、一泡吹かせてやろうと躍起になる嶋鋭作監督。そんな彼が、自身の作った映画の主役にと抜擢した男は、
なんと役者未経験の天海猛だった。そんな天海は、嶋の主催する監督作品のオーディションに現れるが、そこで突然部屋に飛び込んで来た女に刺されてしまう。
しかしそれは、天海の玩具のナイフを使った手の込んだ演技だった。嶋たちはまんまと騙され、何としても天海を落そうと躍起になるが……

まぁまぁ面白かったかなぁ?
梶研吾が映画監督とかプロデューサーをやっている人なので、原作者となったのかな。
演劇物というと『ガラスの仮面』を思い出すけど、映画メインの漫画だと他にかわぐちかいじの『アクター』くらいしか思い出せない(´・ω・`)

さすがはジゴロ(・∀・)


The Jr 大石賢一, 叶精作

屈指のゼネコン・五代産業の三男に生まれながら、外に出された和也。何者かが彼を五代産業の後継者へと画策し始めた!
しかし、和也には別の思惑が……?!

つまらなくはないけど、続きは特に気にならなかった。
そういやまだ次男の義彦って出て来てなかったな。

平穏に暮らしていたのに、全部無茶苦茶にされた和也さん。しかも記憶が封印されていたらしい。


セーラー服、ときどきエプロン 小林俊彦

青野ほのか17歳! セーラー服の似合う高校二年生!! 夏休みのある日、大きなトランクひとつで、やって来たのは武蔵小金井駅から少~し離れた閑静な住宅地のさらに奥‥おじいちゃんが建てたアパートでした。ほのかは今日から管理人として、ここで暮らすのです!! 実はこのアパート、美女ばかりが住んでいるらしく‥!? セーラー服(JK)とエプロン(管理人)‥ほのかの「二足のわらじ」生活は、ドキドキがいっぱいです!

ソフトエロ系の箸休め的コメディ漫画ですな(・∀・)
マンガボックスで連載、全3巻らしい。

住人達のセクハラに翻弄されるほのか。


うちのクラスの女子がヤバい 衿沢世衣子

1年1組は、どこにでもある普通のクラス。
だけど、他のクラスとはちょっとだけ違うところがありました。
なぜなら、女子生徒の大半が、「無用力」と呼ばれる思春期だけしか使えない超能力を持っていたのです――。
年頃女子はいろいろへんてこだったりするけれど、そんでもって年頃男子は振り回されたりもするけれど、それがフツーで、みんなかわいい。
衿沢世衣子が描く、思春期限定・ちょっと不思議なハイスクール・デイズ。

不条理系というと、ちょっと意味が違ってしまう……SFというほど緻密な設定はない……なんて言えばいいんだろう(´・ω・`)?
まあSF…藤子不二雄的なSukoshi Fushigina系漫画?

おっさんだからかあんまりとピンと来なかったが、
第5話の「ミクニさんとおにぎり」は好き(・∀・)

がんばぇ~(・∀・)