カテゴリー: 映画

適当にテレビ等で観た映画やらドラマなにやら(25)

愛と青春の旅だち

海軍士官学校の訓練生となった青年が人間として成長していく姿をリチャード・ギア主演で描き、大ヒットを記録した青春映画。ワシントン州シアトル。13歳の時に母が自殺し、元海軍兵の自堕落な父のもとで不遇な少年時代を過ごしたザック。子どもの頃からの夢だったパイロットになるため海軍士官養成学校に入った彼は、訓練教官フォーリー軍曹の厳しい指導の下、仲間たちとともに過酷な訓練の日々を送る。そんなある日、市民との懇親パーティに参加したザックは、町工場で働く女性ポーラと出会い親しくなる。

なんか、観終わった後の正直な感想は
ふーん( ゜σ・゚)ホジホジだった。

どうも世間一般で名作と言われる作品とは相性が悪すぎるのかもしれない(ノ∀`)


ゴーストバスターズ アフターストーリー

母と兄の3人で田舎町の祖父が暮らした家へと引っ越してきたフィービー。ある日彼女は、屋敷の地下研究室で見たことのないハイテク装備の数々を発見し、祖父がかつてニューヨークを救った“ゴーストバスターズ”の一員だったことを知る。しかし、床下で見つけたゴーストトラップと呼ばれる装置を誤って開封してしまったことで、30年前にゴーストバスターズたちによって封印されたゴーストたちが街に放たれてしまう。

これは序盤見逃して途中から観たけど、
普通に面白かったわ(・∀・)スキ

いずれきちんと最初から観てみたい。
なんつーか、「こーいうのでいいんだよ(・∀・)」って感じの映画だったわ。
前作(?)に対して愛があるというかリスペクトを感じられて良かった。
これの続編もいつか観よう(・∀・)


バットマン・リターンズ

平和が戻ったのも束の間、ゴッサム・シティーがまたもや悪の手に落ちようとしている。事件の陰に見え隠れするのは、悲しい運命ゆえに異常な野望にとり憑かれた怪人ペンギンと、復讐に燃える美貌のキャットウーマンの姿。そしてバットマンが再び現れた!

何かやりながら観ていたので、あんまり記憶がない(ノ∀`)
ミシェル・ファイファーのキャットウーマンには何の反応を示さなかった模様。
ミシェル・ファイファーって『エイジ・オブ・イノセンス』のアメリカ帰りのエレンと『ダークシャドウ』のエリザベスをやってた人か。全然覚えておらんのぅ…("・ω・゙)
『ホワット・ライズ・ビニース』も観た気がするが、やっぱり顔を覚えていないなw

ペンギン役のダニー・デヴィートは『ツインズ』の悪い弟か。
ああ、『マチルダ』の悪い父ちゃんも演じてたんだw
なんか急にちゃんと観直したくなってきた(`・ω・´)

最後、ペンギンがペンギン達によって葬送されたようなところは覚えている。
いつか機会があったらまたちゃんと観てみるかなw


張り込み

脱獄した囚人の恋人の家を張り込んだ刑事がその美人に恋をするアクション・ラヴ・コメディ。エグゼクティヴ・プロデューサー・監督は「ショート・サーキット」のジョン・バダム、脚本・製作はジム・カウフ、撮影はジョン・シール、音楽はアーサー・B・ルービンスタインが担当。出演はリチャード・ドレイファス、エミリオ・エステヴェスほか。

全く面白いところがなかったわけではなかったが、すごく微妙だった(´・ω・`)
コメディというほどコメディにも思えなかった。
脱獄した囚人パートがそんなに惹かれる内容ではなく、主役もそんなに魅力的に見えなかったとかそんな感じか。
まあでも続編が作られてるということは、海外ではそれなりに人気があったのかな?

クリス役のリチャード・ドレイファスって知らんのぅと思ったが、『スタンド・バイ・ミー』の主人公 ゴーディ・ラチャンスの成長後を演じていたり、『ジョーズ』とかの有名作に出てる人なのか。相棒のビルを演じたエミリオ・エステベスは『セント・エルモス・ファイアー』に出演……エントリにしてあるけど、どんな内容か全く記憶がないなw

まあ10年前に観たみたいだから、それほど惹かれなければ内容なんて忘れちゃうもんか。


ギフテッド

フロリダの小さな町で生意気ざかりの7歳の姪メアリー、片目の猫フレッドとささやかに暮らしている独身男のフランク。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになることで揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクだったが、そこにフランクの母エブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すためにフランクからの引き離しを図ります。フランクには亡き姉から託されたある秘密がありました。メアリーにとっての本当の幸せはどこにあるのか、そして、フランクとメアリーはこのまま離れ離れになってしまうのか・・・?

これは普通に良かった(・∀・)
実は前半は画面を観ずに音声だけを聞いていたのだけれども、音声だけでも内容に引き込まれたので、後半はきちんと観た。

方向性は全く違うものの、ギフテッド的なお話である『マチルダ』の主人公みたいな子かなと思って、画面を観てちょっと驚く。
子供なのにえらく完成された顔の持ち主だなと(・∀・)

まあでもこんな子供の頃から整い過ぎてると大きくなった時に顔が伸びて残念フェイスになっちゃうことがよくあるよねぇと思ってぐぐってみたら、メアリー役のマッケナ・グレイスって『ゴーストバスターズ アフターストーリー』の眼鏡っ子のフィービーじゃねぇかヽ(`Д´)ノ

それはともかく子供の幸せを考えるみたいなことは非常に難しいなぁと観てて思ったわ。
経済的安定や環境も勿論大事だけど、子供の気持ちも大事だし、どのルートが結果的に正しいかなんてわからないし。
今作はイブリンの毒親性というか歪みを強く表現してるからフランクの普通の生活をさせようとするのを首肯しやすいが。

監督のマーク・ウェブって『(500)日のサマー』の監督やんけ(・∀・)

サタシネではたまに本当に名作と思える作品を放ってくるから油断できない( ;・´ω・`)
いつかきちんとフルで観直したい。


ソイレントグリーン

2022年、ニューヨーク。爆発的な人口増加のせいで人々は住む場所を失い食糧難も常態化、さらに急激な気候変動によって街は熱波にさらされていた。超格差社会となった世界では、多くの人々が政府から週に一度配給される栄養食品「ソイレント」を待つだけの無為な日々を過ごしている。そんな中、究極の栄養食をうたう新製品「ソイレント・グリーン」を発表したばかりのソイレント社幹部サイモンソンが何者かに殺害される事件が発生し、殺人課の刑事ソーンが捜査に乗り出すが……。

ずっと前に字幕版を購入して、そのまま放置していたものを観る。
オチは知っていたものの、中々楽しめた。
特権階級の家に据え付けられる"家 具美しい女性"や、"本"と呼ばれる職種の人達と世界設定が独特で好き(・∀・)
最初、主役のロバート・ソーンはなんという悪徳刑事だヽ(`Д´)ノと思っていたが、まあこんな時代だからねという結論に。
でもちょっと役得すぎるというか職権乱用し過ぎじゃないですかね(´・ω・`)?

ソーン役のチャールトン・ヘストンは『猿の惑星』でテイラーを演じていた人か。
あのキャラもかなりの荒くれ者で、あれは"ニンゲン"の野蛮さを表すためのキャラ設定かと思っていたが、もしかしたらこの時代のデフォルトの男性の姿だったんかなとも思えてくるなw

何の説明もないから、最初二人がどういう関係なのかよくわからんかったわ。まあ仕事の相棒ぽかったけども。
流れるようにベッド・インしたので、なんかワラタw

 

職員も慣れているから、軽い態度で笑うw
最期はこんな感じで好きな映像とか観ながら、徐々に意識レベルを落としてもらって眠るように逝きたいよね(´・ω・`)

1973年の作品ということは51年前に製作されたわけか…
なんかすげぇ作品だなと思いました(・∀・)(小並感)

適当にテレビ等で観た映画やらドラマなにやら(24)

余りにも時間が経ち過ぎてるためにほとんど内容を忘れてる(ノ∀`)


グレムリン2 新種誕生

故郷の街からニューヨークにやって来たビリー(ザック・ギャリガン)とケイト(フィビー・ケイツ)は、ダニエル・クランプ(ジョン・グローヴァー)の支配する高層ビル、クランプ・センターで働いていた。チャイナタウンの再開発を計画するクランプは、破壊工事を始め、そこで研究所員がギズモを発見し、センターに連れてゆく。ビリーは、研究材料にされかかっているギズモを助けるが、ふと目を離した隙に水を浴びてしまい、ギズモからグレムリンが生まれてしまう。

なんだっけ? 相変わらず主人公がお馬鹿ムーブしたり、ランボーパロみたいなのがあるやつだったっけか…
ここまで記憶に残ってないとすると可もなく不可もない作品だったのかな…?


シェイクスピアの『リア王』を毛利3兄弟の物語に大胆に翻案して描いた絢爛豪華な戦国絵巻。過酷な戦国時代を生き抜いてきた猛将、一文字秀虎。70歳を迎え、家督を3人の息子に譲る決心をする。長男太郎は家督と一の城を、次郎は二の城を、三郎は三の城をそれぞれ守り協力し合うように命じ、自分は三つの城の客人となって余生を過ごしたいと告げた。しかし、秀虎を待っていたのは息子たちの反逆と骨肉の争いだった。やがて、秀虎はショックのあまり発狂してしまう。

これは結構見応えがあって、また観ようと思った作品だったと思う…多分(´・ω・`)
そういえばシェイクスピア作品ってなんとなくあらすじを知ってるだけだから、いつか目を通そうと思って、ずっとそのままだわ(ノ∀`)


ランボー ラスト・ブラッド

グリーンベレーの戦闘エリートとして活躍していたジョン・ランボーは、いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれていた。ランボーは祖国アメリカへと戻り、故郷のアリゾナの牧場で古い友人のマリア、その孫娘ガブリエラとともに平穏な日々を送っていた。しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致されたことで、ランボーの穏やかだった日常が急転する。娘のように愛していたガブリエラ救出のため、ランボーはグリーンベレーで会得したさまざまなスキルを総動員し、戦闘準備をスタートさせる。

これもそんなに面白いとは思わなかったような記憶がある(´・ω・`)
確かあの女にお咎めがなくてモヤモヤが残ったんじゃなかったかな?

関係ないけど、サモ・ハン・キンポーの『おじいちゃんはデブゴン』と似てるな。あっちは2017年でこっちが2019年か。

まあ、どうでもいいか( ゜σ・゚)ホジホジ


グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち

天才並みの頭脳を持ちながら、幼児期のトラウマが原因で周囲に心を閉ざし非行に走る青年と、妻に先立たれ人生を見失った精神分析医との心の交流を描いた感動作。

あー、特に心に刺さらなかったなぁ…
午後ローかなんかで観たからカットが多かったのかなぁ。
単純に合わなかっただけかもしれないw

ラストの友人とのやり取りあたりは悪くはなかったような記憶がある。


男はつらいよ ぼくの伯父さん

満男は浪人生となり、予備校通いの毎日。勉強に身が入らず、さくらや博を心配させている。そこで久しぶりに戻って来た寅さんが、その悩みを聞くために浅草のどぜう屋で酒を酌み交わす。恋心を募らせる後輩の及川泉(後藤久美子)は両親の離婚で転校。一目会いたさに名古屋から、佐賀県へバイクを飛ばす満男。偶然にも寅さんと再会、二人で泉を訪ね、美しい叔母・寿子(檀ふみ)に迎えられるが、泉の伯父は教育者で…

この近辺の満男主体の作品は他にも何本か観たというか流していたが、全然記憶に残ってない(・∀・)

『男はつらいよ』はある種の人格障害者とも言える、歪みの強い寅次郎がその歪み故に周囲とトラブルを起こしたり、その歪み故に周囲への救いになったり、気付きをもたらすところに醍醐味があると思う俺氏は、ある時点から薄味のスピンオフにしか思えなくなって興味がなくなってしまったのよね(´・ω・`)

まあ映画作品として成立はしてるとは思うのだけれども。


次郎物語

昭和の初め、次郎は母・お民の体が弱かったため、生まれてすぐお浜の家に預けられた。お民も元気になり実家に引きとられたが、お浜になついている次郎は連れ戻されるたびに逃げ帰るのだった。次郎の実家、本田家は、古くから続いた由緒正しい家柄で、士族の格式を守り子供たちの躾も厳しかった。6歳の夏、とうとう実家に連れ戻された次郎は、それまで自然の中で伸び伸びと育てられていたから、本田家の家風に息もつまりそうな思いの日々が始まる。

特に大きく何かが起こるという内容でもなかったけれど、これはこれでそれなりに見応えがあったような気がする。
だがしかし細かいことは全く覚えていない("・ω・゙)オトーコハオーキナウミニナレー♪

加藤剛がかっこよかったような。

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観てきた

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

西国(ウェスタリス)の凄腕スパイ「黄昏」ことロイド・フォージャーのもとに、進行中のオペレーション「梟(ストリクス)」の担当者を変更するとの指令が届く。一方、アーニャが通うイーデン校では、優勝者に「星(ステラ)」が授与されるという調理実習が実施されることに。ロイドは少しでもオペレーション「梟(ストリクス)」が進展していることを示し、現状の任務を継続できるよう交渉する材料にするため、どうにかアーニャに星を獲得してもらおうと考える。そこで、ロイドは調理実習の審査員長を務める校長の好物だというフリジス地方の伝統菓子を作ることをアーニャに提案。一家は本場の味を確かめるべく、フリジス地方へ旅行に出かけるが……

結論から言えば十分楽しめたぜ(・∀・)

勿論、細かいことを言えば無理がある部分が結構有った気がするけども、この作品が持つ"各人の秘密"という制約を踏まえるとそれは仕方がないかなと。

劇場版というお祭り作品で野暮なことを言わずに楽しんだ方が勝ちだと思ったw
小学生に人気のアーニャの見せ場とさすがにヨルさん強すぎだろというヨルさんの見せ場に若干霞んでしまったロイドの見せ場とてんこ盛りの内容であった。俺氏の愛するボンドさんは前半くらいしか活躍しなかったけれども、映画の最後を上手く〆る大役を果たしていたな。

ユーリは所属が所属だけに活躍の場がなかったが、トバリは随分と活躍していた感がある。

テレビ版でもアーニャが無言でフランキーを慰めるシーンはあるが、この作品内でも二回くらい無言で笑顔になるシーンがあり、それはそういうことを表してるのかなと勝手に思ってるw

フランキーはどうせそうなるんだろうなとは思ってたので、特にノーコメントw

敵のポンコツコンビのドミトリとルカを若い俳優の人がやっていたようだが、違和感なく普通にこなしていた模様。

まあでもなんだ、アーニャの見せ場はガチで力入れすぎだろw


鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

昭和31年。鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた。血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、鬼太郎の父と出会う。当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。

うーん、こっちのほうはちょっと…(´・ω・`)
なんか評判が良かったように見えたから観に行ったけど、なんだか微妙だったな。内容的に子供向けではないけど、大人向けの深さはなかった。ライト層向けなのかな。
正直言うと、途中でちょっと寝たわ(ノ∀`)

なんかこう…ゲゲゲの鬼太郎と横溝正史作品を適当に混ぜ合わせた、内容の薄い、出来の悪い同人作品のように思えてしまった。エピソード0系にありがちな後付感も強かったかな(´・ω・`)

しかしまあよくよく考えてみたら、アニメのゲゲゲの鬼太郎はリメイク(?)される毎に同人的TVアニメ向け的に改変をされ続けたものなので、その延長がこうなるのは当然なのかもしれない。詰まるところ、本であれテレビであれ横溝正史の物語と漫画版や初期の水木しげる色の強いアニメ版を摂取していた、おじいちゃんに近いような人間がこの作品を観ても「なんだこれ(´・ω・`)?」ってなるのは必然だわw

ゴジマイ、翔んで埼玉、スパイxファミリーと「やっぱ映画館で面白い映画を観るのはええな(・∀・)」ってテンションが一気になくなったのは、或る意味で良かったのかもしれないw 

前に映画鑑賞熱を吹き消したのが『君の名は。』だったから、SNSとかで評判が良くても若者向けの作品は避けた方がいいんだなと学習した(`・ω・´)

年齢、人生のステージ具合や知識や経験、事象に対する解像度等によって見る側の感想は変わってしまうもんだから。

適当にテレビ等で観た映画やらドラマなにやら(23)

忠臣蔵外伝 四谷怪談

元禄14年、江戸城松の廊下で吉良上野介(田村高廣)に刃傷を起こした赤穂藩藩主・浅野内匠頭(真田広之)は切腹、赤穂藩は取り潰しとなった。堀部安兵衛(渡瀬恒彦)、高田郡兵衛、片岡源五衛門ら江戸詰の藩士たちは大挙して赤穂城へ舞い戻るが、家老・大石内蔵助(津川雅彦)の反応は冷ややか。浪人となった藩士には厳しい生活が待ち受けており、2カ月前に召し抱えられたばかりの民谷伊右衛門(佐藤浩市)も父親譲りの琵琶を奏で、仲間の勘平(火野正平)や右衛門七らと共に門付けに立ち生計を立てていた。そんな伊右衛門は彼を熱い視線で見守る湯女・お岩(高岡早紀)に出会い、ほどなく一緒に暮らすようになる。

正直、深作欣二作品と合わないというか、よくわからない俺氏からしてみれば、高岡早紀の爆乳シーンを観るためだけの作品と言って過言ではない(`・ω・´) 尚、ネットで出回ってるシーン以外にもほんの少しエッチな感じなシーンもあるので、一度くらいは観てもいいかもしれない。

話の内容自体はまあ、結構アレですけどもね…(´・ω・`)


永い言い訳

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。

んー、明確に作り手の意図を読み取れたかどうかわからないけど、ただ明確に理解できたことは、この作品に限らず、視聴者側の体験の有無によって人生や作品への解像度って著しく変わるものだなぁということ。

考えてみれば、似たような作品でも同じようなことを感じたんだった。それは『おくりびと』で奇しくも主演俳優はこの作品と同じ本木雅弘であったか…(´・ω・`)
多分、『追憶の森』と同様に、近親者を失った今でなければ、大した感銘も受けなかったんじゃなかろうか。

何はともあれ、終盤の電車の中で真平に告げる言葉は少し染み入る(´・ω・`)
出会った人々に受け入れられること、好かれることに慣れきって、そういった人達を雑に扱い、関係を安易に切り捨てる人生は何処かで終わりにしないといけませんねと考えを改め始めていたところだったので、ちょっとタイミングが合っていて怖いな(´・ω・`)と思う反面、これが人生への解像度が上がったことによって、従来なら見逃す、何も感じない部分を知覚するようになったということなのかなとも思ったり。

竹原ピストルが意外と俳優俳優してたわ(・∀・)
またいつかゆっくりと観直してみようかな。


プリンセスと魔法のキス

1920年代、アメリカ南部のニューオーリンズ。貧しくとも愛情豊かに育ったティアナは亡き父と一緒に夢みたレストランを開くため、毎日懸命にウェイトレスの仕事に励んでいた。ある日、富豪の娘シャーロットが開いた舞踏会に出席した彼女は、そこで一匹のカエルと出会う。カエルは、ティアナにキスをしてほしい、自分は魔法で姿を変えられてしまった王子だと言う。ティアナは戸惑いながらもカエルにキスをするが、自分もカエルになってしまい……。

まあまあ楽しめた方かな。
吹き替え物だと色々と歌唱力の違いとか出てきてしまったりするけど、まあミュージカル物にはあんまり興味がないのでその辺は余り気にせず。

ポリコレ暴徒がのさばる前の作品だからか不自然なまでの主人公称賛的部分は少ないが、それ以外の部分において作為的な匂いがするような気がした。まあ言及は避けよう、めんどくさいからw

取り敢えずワニのルイスと蛍のレイモンドが良かったかな(・∀・)


ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

結婚式を間近に控えたダグは、悪友2人と新婦の弟を連れ、独身最後の夜を満喫するためラスベガスへと向かう。翌日、酒やギャンブルでバカ騒ぎをした4人はひどい二日酔いで目覚め、前夜の記憶はすっぽりと抜けていた。さらにホテルの部屋にダグの姿はなく、代わりに1匹の虎と乳児がいた……。

まあまあ面白かった(・∀・)
アランが戦犯というか主犯なのは間違いないが、ステュもかなり危険な人物だった(ノ∀`)

続編の『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』も観たが、やっぱり皆クソ野郎だったw
最終作の『ハングオーバー!!! 最後の反省会』は爆睡していて見逃してしまったが、特に後悔はない(・∀・)

あのマイク・タイソン推しはなんだったんだろうかw


GONIN

バブル崩壊で世間からはみ出してしまった五人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末をスタイリッシュな映像で描くバイオレンス・アクション。

バイオレンス映画に興味のない俺氏だからなんだろうけれども、
この映画、何がやりたかったの(´・ω・`)?
と思ってしまった(ノ∀`)

バイオレンス・アクションに興味がない人間が観てもつまらないだけだな。
続編『GONIN2』は女性五人で喜多嶋舞が色々と凄かったのに…(*´・ω・)
一応今作もそういうシーンはあるけど、あのシーンはちょっと…(ヽ'ω`)

キャスト一覧を見るまで、椎名桔平とは気づかなかった。本木雅弘がなんだか美形キャラだったな。ビートたけしが若かった…まあ、これ以上、特に感想はないw


スリーデイズ

「クラッシュ」「告発のとき」のポール・ハギス監督が、2007年の仏映画「すべて彼女のために」をラッセル・クロウ主演でリメイクしたサスペンスドラマ。大学で教鞭をとるジョン・ブレナン(クロウ)の妻ララが、ある日突然殺人罪で逮捕され刑期3年を言い渡される。以降、ブレナンは妻の無実を証明するために奔走するが、彼らの上告が棄却されると、妻の脱獄を計画する。共演にリーアム・ニーソン、エリザベス・バンクス。

あんまり真面目に観てなかったというのもあるが、なんだかなー(・∀・)といった感じだったw
"スリーデイズ"のスタート時点を勘違いしていて、一瞬「?」となったが、上告棄却後からの話なんだな。
色々とカットがあったらしいが、そういうのを加味したとしても、あんまりはまらなかったわw

ラストもなぁ…w