49.土山宿 (2007.11中旬)
最寄り駅はガイドブックによればJR草津線・貴生川駅。
市営バスで「田村神社」まで行くらしい。
山をだらだら降りていく。
地図で見ると熊野神社っぽいけど、なんで道路向かい側にあるんだろうか。
反対側から写真を撮ったのかどうか覚えていない。
変なゆるキャラっぽいのが居た。土山町が甲賀市に合併してしまったので、
2010年現在ではもう存在していないかもしれない(´・ω・`)
※2021/7/25追記
一応、土山の道の駅のサイトで存在を確認したが、チャチャという名前についての説明はなかったw
何年前のものかわからないけれども、信楽町観光協会のぽんぽこ杯 ご当地キャラ尻ずもう大会のページに着ぐるみの写真があったw
「坂は照る照る、鈴鹿は曇る、あいの土山雨が降る」なんて歌われるけれど、
確かに雲がさっきよりも不穏な色を宿してた。
建設途中の第二名神高速道路の下をくぐる。もうそろそろ完成しているんだろうか?
なんか畑に怪しい影が…( ;・´ω・`)ゴクリッ
ズームして撮影してみると…
こういう写真を撮って思ったやっぱり山神は猿の類から想像されたんだろうなぁ(・∀・)と。
高速道路の反対側の公園らしきところ?
その後1号線に合流。だらだら歩いていたら、二つ目の右折(猪鼻?)を見逃す。
まーいーさー(・∀・)
榎島神社、蟹坂など。
蟹塚
平安時代蟹坂に大きな蟹が出没して旅人を苦しめていた。京の僧、恵心僧都が蟹討伐にやってきて、「往生要集」を唱えると、蟹の甲羅はバラバラに砕け散った。僧都は、村人の供養をするための石塔を建てるようにと願い、また、蟹の甲羅を模した飴を作り厄除けにするようにと言い残された。
この飴が蟹坂飴である。
字は異なるが似たような話が播磨の国にあるようだ。
播磨国(現・兵庫県明石市林崎の北方)、国道沿線に和坂(かにが坂)があり、『播磨名所巡覧図絵』によると、昔この坂に大きな蟹の化け物が現れては人々を苦しめていたので、かにが坂と名づけられたと言う。弘法大師回国の際、この地に訪れた大師は民の苦しみを憐れんでこの蟹を封じ込めたため、この坂を通る人たちは平穏な旅が続けられたと言う(化け蟹)
平安時代の初頭、この坂の深い雑木林に一匹の年を経た古狐が棲んでいた。夜な夜なこの古狐が蟹の面をかぶり道行く人々を襲っていた。その頃、この坂の下に二つ池という大池があり、この池の中にある蟹が岩と呼ばれる大きな岩に巨大な蟹が棲んでいた。この狐の悪行はこの大蟹の耳にも入り、怒った大蟹は狐と戦った。この争い、大蟹が勝ったのだが、今度は勢いに乗った大蟹が驕り、この坂を行き交う人々を襲い始めた。
そこへ諸国を巡礼していた弘法大師が人々が大蟹に苦しんでいる事を聞き及び、大師はこの大蟹の心を和らげ、この蟹が岩に封じ込めた。
以来、人々は穏やかに過ごす事が出来るようになったという。
(和坂)
蟹坂、和坂どちらの例も山賊退治の話のようにも思えなくもない。
特に蟹坂の方は鈴鹿峠、鏡岩などの山賊絡みの話が多いし。
和坂の方に関していえば山賊団・豪族の勢力争いなどがあったのかもしれない。
和坂の方は更に変化したのか、蟹が勝利する流れが
とんちもののようになっている話もあるようだ。
今から千年以上も昔、京都に都があった頃この坂には老いた狐がいて若い狐を従え我が物顔に辺りを駆け回っていました。
坂の下には、満々と水をたたえた大池があり、ここには年老った大蟹が住んでいました。狐と蟹はとても仲が悪く「足の速さならこちらのもの、のそのそ横にしか歩けない不細工なやつめと狐が言えば「蟹のハサミの恐ろしさをしらないか」と蟹がやり返し、坂の所有権をめぐって喧嘩ばかりしていました。ある時坂の所有権の決着をつけようと坂の下から上までの駆け比べをすることになりました。
いよいよ当日、出発点に並んだ時蟹は考えました。
「残念だが足の速さなら勝ち目がない」ここは一つ知恵比べといこう。
「ヨーイドン」途端に蟹は狐の尻尾にはさみつきました。
そうとは知らない狐は、たちまち坂の上まで駆け上がり
「蟹はまだ1メートルも進んでいないだろう」と振り返りました。
後ろを向けば尻尾は坂の上
蟹は素早くはさみを放し「おい!なにを見ている俺はとっくについているよ」
狐はビックリして声も出ません。
坂は、蟹のものになりました。(後略)
蟹の話が他にどんなものがあるかぐぐって見たけれど、蟹坊主、蟹山伏、雨乞い能力をもつ
沼の主?、蟹満寺などの恩返し系などがあったが、数としては少ない感じがした。
海の蟹ではなく沢蟹系の話ばかりなようにも思えた。
田村神社で左折して歩道橋を渡るとあいの宿、土山道の駅があった。
この辺は暗かったのにフラッシュを焚かなかったのでブレブレの写真が多い。
道の駅を過ぎて右に曲り黄土色舗装の道を進む。
土山宿の中心部に。
この撮り方だとただの壁に見えるけれど来見川に架かる来見橋(くるみはし)
ここの写真を撮る時に小学生が沢山居て「通報されちゃうヽ(`Д´)ノ」って
思ったけど、この近くに土山小学校があったのか。
土山西の先で右の道へ。松尾川の松尾の渡しは今はないということなので、
そのちょっと手前の看板のところで1号線に戻る。
松尾川に架かる白川橋を渡る。
他の方の東海道道中記をみると歌声橋を渡ったり、川の向こう岸まで
ちゃんと行ってる…うちは手抜きというかもう「まいていこう」モードだったんだな(ノ∀`)
ガイドブックの滝樹神社の地図上の位置がおかしいのか、GPSの位置と
ルートが一致しない。
野焼きらしきことをしていた農家のおかーさんに道を尋ねた。
旧東海道は今までの道でそこの道は農業用道路と聞き、元の道を進む。
奥の方に滝樹神社があるような道標があったが、先に進むと滝樹神社の入り口が
またあった。ガイドブックはこの位置に滝樹神社と表示してるからおかしいのかも
知れない。多分GPSというか地図ソフトの方は本殿の位置に神社マークを表示している
んじゃないかなぁ。
どんどん進む。寒くて手がかじかむ。左右の手で片方はPHSを持ち、
もう一方はカイロを握ってぽっけの中に。はやく順番変われよと
左右のせめぎあいがあるかのように外番内番が頻繁に変わる。
東海道反野畷。最初の堤の段階で大野村と市場村に遺恨は残らなかったのだろうか。
何か色々とあったような気がするけれど、寒すぎて先を急いだ記憶がある。
50.水口宿 (2007.11中旬)
最寄り駅はガイドブックによれば近江鉄道「水口石橋駅」。
宿の三本の道までキタ━━━━━━ヽ( ゚∀゚)ノヽ(゚∀゚ )ノ━━━━━━ !!!!!
ここで一人でサッカーの練習か何かをしていた男子高校生?に「こんばんは(・∀・)」と
挨拶されてビビるΣ(゚∀゚;) 心のテレパス能力はもってないぜ(・∀・)
ちゃんと挨拶は返したけど(w
まあそれはともかく……( ´・ω・)アレ?やっぱり寂れてるというか普通の商店街なのか。
まぁ駅までいけば駅までいけば……( ゚Д゚)
もしかして、この都市ってそんなに大きくないΣ(・ω・`≡´・ω・)?
コミュニティセンターとかいうとこのベンチに坐り、ホテルを探す。
が、とにかく寒くて暗い。しばらくしてとにかく暖と明をとれるとこを探す。
北と南に何かある。北の本屋を目指す。(アル・プラザ水口?)
アル・プラザのマックで暖をとりつつホテルを探す。
アル・プラザのトイレになんか落ちてたけど、万引きされた賞品かな?
ミフクは高すぎてパスしてセンチュリーは部屋がなかったのかな?
それでセンチュリーの人だったかにだいふく旅館を紹介してもらって
向かったけれどクレジットはNGだったので断念した記憶が。
結局、だいふく旅館の人に草津にならビジネスホテルが沢山あると聞いて
そちらに向かったような…。
水口駅から近江鉄道に乗り、貴生川駅に行ってそこから草津駅?
草津で何件か回ってもシングルは全部埋まってた。
最後に行った草津第一ホテルも最初はシングルがないと言っていたけれど、
「ああそうですか」って出ようとしたら「ああそういえば一部屋キャンセルがあった」
とか言って泊まることが出来た。
単純に怪しそうだったから泊めたくなかったのか(w、シングルがないと言ってグレードの高い部屋とかツインやダブルに泊まらせて差額を儲ける手法だったんだろうか。
59-25=24km
8449円
品目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
前回までの累積使用金額 | 122,767 | |
サークルK 亀山関町西店 0.ロングアラビキソーセージ | 105 | |
Y.ランチパック キナコモチ | 147 | |
マクドナルド水口アルプラザ店 クーポン27セット(マックポーク+チーズバーガー+PD) | 450 | |
7-11 水口綾野店 豚まん | 150 | |
サントリーモルツ | 270 | |
アサヒ 爽感グレープフルーツ | 201 | |
カップヌードル ミルクシーフード | 150 | |
手巻きおにぎり 豚カルビマヨ | 126 | |
手巻きおにぎり 明太子マヨ | 115 | |
こだわりのバタピー | 105 | |
近江鉄道(→貴生川駅) | 230 | |
JR(→草津駅) | 400 | |
草津第一ホテル | 6000 | |
累積使用金額 | 131,216円 | 残り: 24km |