カテゴリー: 電子書籍

たけし君の純情-アポロが月に行った頃- / みやたけし

全4巻。作者はみやたけし

昭和44年、アポロ11号が月面着陸を行うというニュースで持ちきりだった時代。これは酔いどれ作家:みやたけし、本名:宮野たけしが小学5年生だったときの物語である。

三丁目の夕日の舞台を地方(香川県琴平町)に移し、西原理恵子の漫画のような貧乏のテイストを加えた、少年・宮野たけしのヰタ・セクスアリス漫画という感じ。
女の子関連の話よりも違う系統の話の方がほろ苦かったりして結構良かった(・∀・)

ドラマ化されても良いような気もしたが、ちょっとお色気要素が強いのと、芸達者な子役達を集めるのが難しいから無理かなぁ。現代パートのおじさん達は簡単に集められるだろうけども。まあ何にしてもキクちゃんの話は実写化が非常に難しいと思うw

画面に映さないという手法もあるだろうけれども内容自体がちょっといけないような気がするw

三巻だか四巻で兄の朋男が朋夫に、いとこの啓二が哲二になっていたところがあったような気がする。

個人的に横島酒造が潰れたらしいのでスッとしたで(・∀・)
シャッキャオッソヽ(`Д´)ノ


少なくとも50代…、いや、50代後半以上の人や夕焼けの詩(三丁目の夕日)等が好きな人なら読んでも楽しめるんじゃないかなぁ(・∀・)

まあ男は子供の頃からおねーちゃんが好きだから、そういう経験(?)がある人なら何歳でも楽しめるかな。

最近読んだ漫画

久しぶりに無料配信物等の消化をちょっとだけした(・∀・)


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1巻
アニメのコミカライズ作品。1巻を読んだだけでもう切ない(´・ω・`)
アニメの方は何回かしか観てないが大体ストーリーは知ってるから
というのもあるか。

戦勇。 1巻
最初のうちはあんまり面白くなかったが他の勇者達が出て来てからはまぁまぁ面白い。

蒼汰の包丁 ~2巻

北丘蒼太の実家は北海道で料理屋を営んでいたが、母の事故死により父が気落ちして店は寂れてしまった。蒼太はそんな実家を立て直そうと上京し、あることをきっかけに富田久五郎と出会いそのまま東京でも五本の指に入るという料亭「富み久」へとスカウトされる

非常に地味でベタな王道料理人情漫画。結構好き(・∀・)

江戸前の旬

主人公・柳葉旬は銀座の寿司店「柳寿司」の三代目として父親・鱒之介の跡を継ぐため、寿司職人になるための修行を積んでいる。さまざまな人との関わりを通じて、旬は成長していく。

こっちはちょっと微妙(´・ω・`)
話が雑で非常に美味しんぼライク。
まあでも2014年9月現在で既刊74巻とあるので人気はあるのかな?

あさりちゃん100巻配信記念 デジタル版限定 室山まゆみセレクション
3話のみ。子供の頃にちょろっと読んでた記憶がある程度なので特にこれといった感想もないw
まあ絵が変わったなあくらいか。

わたしに××しなさい! 1巻
エロ漫画だったら、もう1巻で性奴隷とかにされちゃってる展開だよね(*´・ω・)

ミナミの帝王 ~3巻
ボチボチ面白かったが、ちょっと無理がある回が多いような気がした。

任侠沈没

大地震によって荒廃し、無法地帯と化した日本を舞台に、妻子を殺されたヤクザの幹部・大紋寺龍伍の復讐の旅を描いた作品。。任侠道を貫かんとする男を主人公に据え、ヤクザ漫画の基本は踏襲しつつも、その枠を超えた破壊的なスケールとエンターテインメント性を持つ。

大地震、大噴火の日本とあまり洒落にならない設定であり、任侠物で、多少グロで突拍子もない作品かもしれないが、続きを読みたくなったw
勢いというか不思議な魅力があるように思えた。

ホゲホゲ日記 全2巻
作者は中島史雄。中島史雄と言えば「知世バイブレーション」「元祖OL株式会社」「魔法を信じるかい?」「時には薔薇の似合う少女のように」といった線がクッキリとした劇画系H漫画をヤングジャンプ、ベアーズクラブ、ビジネスジャンプで連載していた人だが、この作品はエロが一切ない四人家族の円一家のほのぼの物語。
これは作者の体験等が元ネタなのだろうか。

子育て絡みのあるあるネタみたいな部分があり、普通に面白かったので2巻で終わってしまったのは残念(´・ω・`)


最近多い期間限定の配信は読もうと思ったら期限切れになってしまうので
購入?しなくなった(ノ∀`)

同棲時代 愛蔵版

同棲時代

広告会社勤務の今日子とフリーのイラストレーターである次郎は、同じデザインスクールの同期であった。ある春の日、二人は一間のアパートで同棲を始める。自由であり、不安定でもある二人の暮らしは愛と性の間で揺れ続け、今日子の精神状態は次第に崩れていく。そして、妊娠に気がついた今日子は、ある決断を下す。

映画版「同棲時代 今日子と次郎」を観たことがあったので読んでみた。

amazonのレビューに愛蔵版は完全版でないというような投稿があったがどうなんだろう。
まあでも結末は変わらないのであればそれは大した問題ではないな。とにもかくにも凄く長かった…(ヽ'ω`)

同じような話の繰り返しであったような気もするが、それは"同棲"という明確な出口のない迷宮のような日々を表していたのかと思えなくもなかったが、

当初は10回程度の連載を終了する予定であった。しかし、人気が出て80回の長期連載となり、「同棲」は流行語にもなり社会現象ともなった。

ということなので単純に行き当たりばったりで延長していただけかもしれないw
序盤は妙に愛だ愛だと騒いで結婚を否定し、青姦ばかりをしていたw
映画はこの辺りの話を実写化したようだ。

映画でよくわからんシーンが沢山あったが結構原作に忠実なような気がした。
原作も文芸作品風でよくわからないエピソード等がいくつもあったw


同棲→病院→再同棲→帰郷を経た後に物語は結末を迎える。

この漫画が連載されていた40年前くらいの頃では同棲は後ろ指を指される行為であったかもしれないが現在では結構普通のことなのでそういった点においては共感を得難い部分が多いかもしれない。

ただ男女の仲におけるいさかいや愛憎、若者の不安や焦りと言った物は何時の世も不変であるので、そういった部分に着目すればそれなりに読めないことはないかもしれない。同棲している人、特に女性が読んだら色々と共感する部分はあるのかなぁ?

本編の終わり方でも良かったかなと思ったが、やはり番外編の終わり方のほうがスッキリすると言えばスッキリするかな。次郎は自業自得のような気もするし。


本編のストーリー展開とは関係ないエピソードが多いので長く感じるが、その辺を端折ったら、もっとコンパクトな漫画になったかもしれない。

とにかく読破するには気力が必要だ(ヽ'ω`)

ミルク捜査日記 / みやたけし

全3巻。作者はみやたけし

人事課の手違いで刑事として採用されてしまった食いしん坊婦警・佐藤みるく。
熱血体力馬鹿のイチゴ刑事こと石垣一吾、ベテラン刑事の山上、一人だけ別漫画のキャラのような渋い君塚部長刑事、一吾に惚れて何かとみるくを敵視するぶりっこ婦警・夏子、問題児を何とか合法的に葬りさりたい下田課長といった面子で構成されるハチャメチャな刑事コメディ漫画。

1983年という30年ちょい前の作品の為、現代の色々とこってりとした漫画を読んでいる今の人達が読んで面白いと思うかは微妙なところ。まあコメディなので好きになる人は居ると思うけども(・∀・)

ゴリちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。
桜花と回天ネタで突っ込みの手紙に「知ってたやいヽ(`Д´)ノ」と漫画内で返しててワラタw

作者は最初はローンが残っている川越の一軒家に住んでいたが、3巻で大田区の蒲田に引っ越しているが何かあったんだろうか。今は静岡在住だっけ?

電子書籍も最終話にあるような昔ながらの紙媒体故に成立するお遊びにも対応するようにするべきだなとふと思ったw


この漫画は婦警漫画だとすると「ホールドアップ!」弓月光(1981)に次ぐくらいの古さ?

しかも「ホールドアップ!」が少女漫画であることを考えると最古に近い婦警漫画なのか?
適当にぐぐってみただけだけども、以下の漫画群よりは古い。
「ブラッディエンジェルズ」みず谷なおき(1986)
「逮捕しちゃうぞ!」藤島康介(1986)
「2人におまかせ!」八神ひろき(1987)
「毎日が日曜日」高田裕三(1988?)

女刑事漫画だと考えると「胸キュン刑事」くらいしか思いつかないが、こっちの方がやっぱり古いか。

読んだことないけど「ブンの青シュン!」等のサッカー漫画がメインの人なのか。
なんとなくドーベルマン刑事やリングにかけろとかに影響を受けているのかと勝手に思っていたが、みやたけしは平松伸二や車田正美のアシスタント等をしていたわけじゃないのか。関係ないが高橋陽一がアシスタントだったみたいだ。


まあ、ちょろちょろっと読む分にはいいのかもしれない。