カテゴリー: 感想

『ジャック・ハンター2 失われた砂漠の秘宝』を観た

ジャック・ハンター2 失われた砂漠の秘宝

テレビ映画「ジャックハンター」シリーズの第二作目。一作目で見捨てなかった人なら十分に楽しめるのではないかというか楽しめた(・∀・)

一作目に較べてジャック・ハンター(アイヴァン・セルゲイ)、ナディア(ジョアンヌ・ケリー)、タリク(マリオ・バッシル)の三人に慣れたのかあるいは愛着が生まれたからかもしれないw

他の主な登場人物は1から引き続き登場の敵のリットマン(トゥーレ・ライフェンシュタイン)、エジプトで発掘作業を行っている考古学者にしてジャックハンターの元恋人・リナ・ハルストム(アライナ・ハフマン)、トレジャーハンターを嫌う遺跡の管理者・サイード(Tuncel Kurtiz)等々。リズ(スーザン・ウォード)はちょい役、謎の集団の長と大佐の名前はよくわからない。謎の集団の長がMustafaならSinan Tuzcu、大佐がEgyptian soldierならEmre Cosarか。

冒頭から中盤は

クリスタルロッドを奪って姿を消したリットマンの行方は依然として分からず、もう一つの秘宝の手がかりであるオベリスクを発掘したリナの要請により、ジャック一行はエジプトへと入った。オベリスクに書かれたウガリット語の碑文を解読し、一行はアクナーテン(アメンホテプ4世)の墓を目指す…

みたいな感じ。

観てる時はアクナーテンっていうファラオが居たのかぁ(・∀・)と思っていたが、アメンホテプ4世の改名後の名前じゃねぇかヽ(`Д´)ノ
なんで民衆に裏切られたとか言ってたのかと思ったがアメンホテプ4世なら納得が行くw
一神教に改宗したファラオだったな。


ストーリー展開は相変わらず薄味というかチープな感じw
1の時はジャックハンター一行vsリットマン勢vs謎の集団という三つ巴戦だったが、今回はそれにエジプト軍が加わった4巴戦。そういう絡みもあってか、前作以上に格闘アクション、ガンアクション、カーアクションばっかりだったような気もする。これに加えてジャックを巡る女の戦い、キャットファイト、相変わらず通常運転のタリクといった感じだった(・∀・)

嫉妬するナディアはちょっと可愛いかもしれないw
格闘シーンを観ていて思ったが、ジャックハンターはパンチ力がなさすぎw
毎回相手を殴っても威力がないのかそのままネックハンギングツリーみたいな状態に追い込まれるw

Jack Hunter and the Quest for Akhenaten's Tomb (TV Episode 2008)
よくはわからないが酷評レビューがまたあったw


もうここまで来たら3まで観るしかないよね(`・ω・´)

『ジャック・ハンター クリスタル・ロッドの謎』を観た

ジャック・ハンター クリスタル・ロッドの謎

まあ…劣化インディ・ジョーンズとか言ってしまえば簡単だけれども、本当の映画じゃなくてテレビ映画であり、予算が少なかったであろうことを考えたら頑張った方(・∀・)?

適当なあらすじ…というか冒頭の部分。

シリアの古代都市国家・ウガリットの秘宝にして恐るべき兵器であったクリスタルロッドと莫大な財宝はエジプトの侵攻時に行方がわからなくなっていた。その後も歴史上にも現れることがなかったことから、ウガリットの生き残りによって密かに隠されたと考えられていた。その隠し場所を示す詩をウガリット語で刻んだ石盤は現在、フランスの私立美術館に収められていた。トレジャーハンターのジャック・ハンター(アイヴァン・セルゲイ)は恩師である考古学者フレデリック(ショーン・ローラー)の依頼によって、その詩の撮影を依頼されたが…

その他の登場人物はフレデリックの助手であり、なんか怪しいリズ(スーザン・ウォード)、シリアで盗掘をしているリットマン(トゥーレ・ライフェンシュタイン)、リットマンの悪行を阻止しようとするアリ(Muhammed Cangören)とナディア(ジョアンヌ・ケリー)、頼りないシリア観光庁のタリク(マリオ・バッシル)等々。


序盤から終盤まで基本的に薄味なストーリー展開。一応格闘アクション、カーアクション、ガンアクションはあった。リズとの寸止めラブシーンもあった。ナディアはおっぱいがまあまあ大きいよね(*´・ω・)

ステレオタイプなジャックとナディアの対立やら、一人脳天気なタリクとか一通りのお約束はこなしている。主人公のジャック自身が自らの好奇心の為に冒険に出るわけではないところは他のこの手の物とは違うかな。あと、最後の最後で「お(・∀・)」と思ったがこの作品だけでは完結せず、2へと続いてしまう(ノ∀`)

アマゾンのレビューを見てみたらこの続編ありきの制作手法に怒ってる人がいたw
確かにhuluやレンタルで観る分にはそれほどの痛手ではないので、特に気にはならないがDVDを買ってしまってたら、ぶち切れる気持ちもわからないこともないw

テレビ映画の為に日本語情報が少ない。上記の役名(役者名)はIMDbのデータを参照した。
評価は4.6。レビューで酷評してる人が居るなw
Jack Hunter and the Lost Treasure of Ugarit (TV Mini-Series 2008)


ちょっとネタバレ気味になるが、リズがずっとリットマンのスパイだとか、タリクがシリア政府の回し者でクリスタル・ロッドを途中で掠め取ると思っていて、すいませんでした(´・ω・`) ウタガッテゴメンナサイ

最後の方でリットマン達はどっから入って来たのかと思ったけど、彼らの正規の入り口から入って来たのだろうか? だとするとあの通路ってそんなに重要じゃないのか?


取り敢えず23を観てみるか(´・ω・`)

『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』を観た

のだめカンタービレ 最終楽章 後編

前編同様に原作とドラマ版が好きだったら楽しめるかな。
前編も薄味だったが後編はもっと薄いというか話が平板という感じがした(´・ω・`)

なんでかなと思ってぐぐった結果、千秋の家族や脇役陣のエピソードが端折られていたり、細かな改変が存在しているからだろうという結論に。 まあ渡仏以降の方が長いのでそれを4時間くらいにまとめるには仕方がなかったのだろうけど。


印象に残ってるのは峰達と一緒に凱旋門に行った辺りとシュトレーゼマンとのコンサートでのだめがデビューした後の実家シーンくらい(ノ∀`)

「それでも、俺はやっぱり、…」のシーン~二人でコンチェルトをするシーンも残ってると言えば残ってるが、なぜかそんなに強くは残っていない。物語の肝のような気がするんだけどもw

原作では良かったような記憶があるんだけど、端折られた部分にこのシーンを補強する要素があったのかな。

ラストシーンはあれでいいのかなぁって気がしないでもない。
メインは音楽で恋愛はサブというかおまけ要素だけども、まあ実写映画ならああいう終わり方の方が女性客も喜ぶだろうし。


「のだめカンタービレ」はアニメ版も良かった記憶がある。
原作は当たり前だが、実写版もアニメ版もコケなかったというのは珍しい例だ。

アニメ版のエンディングの「風と丘のバラード」という歌が好きだった。
歌っていたReal Paradis(レアル・パラディ)って、この後どんな歌を歌ってるんだろうと公式を見に行ったら、この歌以外のCDは出してない模様。

更新も2011年で途絶えてるような…公式twitterも2011年、公式ブログも2012年で更新が途絶えてるな… (ヽ'ω`)


( ゚Д゚)ハッ 原作終了後の番外編を読んでないことを思い出したΣ(゚∀゚;)
でも本編のストーリー忘れちゃったし、今から本編を最初から読み直すのも
面倒だから、またいつか気が向いた時に読み直そうかな(ノ∀`)

『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』を観た

のだめカンタービレ 最終楽章 前編

映画版ということで海外ロケやらCGやらで力は入ってはいるが基本的にはドラマ版の延長作品。原作とドラマ版が好きなら、そこそこ楽しめるのではないかと思う。

原作の段階で渡欧以降よりも国内でのライジングスターオーケストラ辺りの方が好きだったので、話の後半辺りから少し冗長なシーンが多いように感じられた。

また、俺氏にクラシックの素養がないために終盤のオーケストラシーンもまた長すぎるように思えた。色々とシーンを入れたりカットを変えているがやはり長い気がした。

まあこれは"映画鑑賞"中に現れたオーケストラシーンだからそう感じたのかな。普通のオーケストラならぼけーっと観てても長さはそれほど気にならないし。まあこのオーケストラの団員に余り思い入れがないからというのも原因だったのかもしれない。


原作ののだめが面白いということもあるが、演じている上野樹里ののだめっぷりで思わず吹いてしまうシーンは多々あったw

よく「のだめカンタービレ」以降の「ラストフレンズ」の上野樹里を知らないのか、ただ単に皆が言っているからそれに乗っかってるのか「上野樹里はのだめの演技が離れなくなって下手になった」というような阿呆なことを言うのがよくいるけど、確かにのだめ役はインパクトが強かったのかもしれないと改めて思ったw

まあそういうことを言う人の頭の中では「上野樹里ののだめの演技が離れなくなって、そう思い込んでる」だけなんだろうけど。

演奏シーンとかはちょっとあれ?って感じなとこもあったかな。

玉木宏が演じる千秋真一も千秋っぷりが出ていて良かった。
トマ・シモンとの開演前の会話や「先に行くぞ」の辺りは良いシーン。

1月期くらいまで地上波ドラマをほとんど観ていなかったので、それまでに出ていたのかもしれないが、玉木宏って最近はドラマに出ているのであろうか?
頭の中には永谷園のCMのイメージしか残ってない(ノ∀`)

竹中直人等のエセ外人達は突っ込むだけ無駄なのでスルーして観るしかない。ドラマ版からの流れだし。

カトリーヌ役のルカ・プラトンが下手というか凡百の子役みたいな台詞回しでアレだったが、それでもあの辺りのシーンはやっぱり良いシーンだった(・∀・)

瑛太、水川あさみ、小出恵介、ウエンツ瑛士、ベッキー、吉瀬美智子、伊武雅刀、猫背椿、片桐はいり等が出てきた。そういえばこんなメンツだったなぁと思って観ていたが、なんでフランスのメンバーであるウエンツ瑛士とベッキーを記憶しているのだろうか。ドラマ本編の最後かスペシャルで出てたんだっけか?


千秋に置いて行かれてコンクールへの参加も許可してもらえない、失意ののだめに更なる追い打ちが!というところで前編は終了する。後編への十分な引っ張りだったと思うけれども、興行収入は前編が41.0億円で後編が37.2億円と減っている。これはなんだろうか?

単純に「のだめカンタービレ」を知らない人が話題作ということで観て、後編は観なかったとかそういう感じの話なんだろうか。まあ何にしても凄い興行収入w 確かこの頃はクラシック関係でのだめバブルのようなことも起きていたんじゃなかったっけかな。

マナーを守らない荒ぶる初心者達がコンサートに来て、古くからのファンは色々と迷惑したとかしないとか。

今はどうなってるんだろうかねぇ(・∀・)