カテゴリー: 感想

『王になろうとした男』を観た

王になろうとした男

秘境カフィリスタンに富を求めて旅立った二人の男、ドレイポット(ショーン・コネリー)とカーニハン(マイケル・ケイン)。彼らはヒマラヤを越え、未開の部族に英国式の軍事訓練を施した。その軍隊を使って、彼らはカフィリスタンを次々と平らげていく。

結末が少しあっさりめだったが面白かった(・∀・)

なんかネット上に流布している名前と字幕の名前が微妙に違うな。
ピーチー・なんとか・カナハンとダニエル・ドラポットだったような。


冒頭が現在のシーンで、その後がカナハンの回想になるので、「これどこでどういう風に転落するのかな(・∀・)」とか「この二人が仲違い?それともこいつが原因?あ、こいつが裏切るのか?」とずっとwktkしながら観ていた(ノ∀`)

予想外にドロドロしてないあっさりめの結末であったが、カナハンとドラポットの関係はこれで良かったのかもしれないと思った。

ビリー・フィッシュ(サイード・ジャフリー)は少しいかれてたのかと思ったがグルカ兵だったからカフィリスタンの民寄りな思考だったのかも。
ウータは…(ノ∀`)

ラドヤード・キプリング(クリストファー・プラマー)はただの語り部か。
一応大きいきっかけを作ったわけだけれども。

女の人のバックショットヌードシーンがあったよ(*´・ω・)
おっぱいはなかった…(´・ω・`)


やけにドラポット役は威厳があってかっこいいなと思ったらショーン・コネリーかw
007くらいでしか知らないけど。「ロビン・フッド」で王様役やってたんか。覚えてないな。

マイケル・ケインって観たことないって思っていたけど、「バットマン・ビギンズ
ダークナイト」で執事のアルフレッド役の人やないかΣ(゚∀゚;)
加えて言うと「ポセイドン・アドベンチャー2」の主役らしい。huluにないかな。
インセプション」のマイルス教授でもあったらしいが、これは覚えてないな(ノ∀`)

ロクサーヌ役のシャキーラは後にマイケル・ケインの再婚相手になったらしい。

クリストファー・プラマーも知らないなぁ。有名どころに出てるけど。
「ナショナル・トレジャー」で主人公の祖父役だったらしいが、覚えてないな。


原作があるようだけども日本語版もあるのかな。
あったらちょっと読んでみたい(・∀・)

『ハイジ』を観た

ハイジ

正直この映画についてはあんまり書くべきことがないw


尺の関係で仕方がないんだろうけれども、余りにもダイジェスト過ぎるw
映画じゃなくて連続ドラマで観たかったわ(´・ω・`)
まあ所々良いシーンはあるのでそれが救いか。

ロッテンマイヤーさんとペーターがアニメ版とは違い過ぎるw
ロッテンマイヤーさんは鬼畜、ペーターはやさぐれ過ぎw

と思っていたがアルプスの少女ハイジ (アニメ) の人物紹介を読むと
この映画の方が原作通りらしいw

原作はスイス人作家ヨハンナ・シュピリによって書かれたらしいが、

この作品が1830年にドイツの作家、ヘルマン・アーダム・フォン・カンプが発表した作品「アルプス山地の少女アデライーデ(Adelaide - das Mädchen vom Alpengebirge)」に酷似していることが指摘され、本作の下敷きとなった可能性が高いとした。(中略)ビュトナー自身は「私は盗作とは言わない。シェークスピアやゲーテも同じことをやっている」と話している。

アルプスの少女ハイジ

ということなので翻案物という感じなのかな。


ロッテンマイヤー夫人役のジェラルディン・チャップリンは
本当のチャップリンの娘らしい。

アルムおんじ役のマックス・フォン・シドーは「エクソシスト」の
神父さん役をやっていた人らしい。あれもまともに観てないな。


まあ風景とかは綺麗だったりするので、ダイジェストであることを承知で
どんなストーリーだったかをおさらいするつもりで観る分にはいいのかな?

『さらば冬のかもめ』を観た

さらば冬のかもめ

荒くれた2人のベテラン海軍下士官と、年若い新兵との間に芽生える奇妙な友情を描いたヒューマンドラマ。

ある日、ノーフォーク基地に勤務する海軍下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)とマルホール(オーティス・ヤング)に、罪を犯した新兵をポーツマス海軍刑務所に護送する任務が下った。その内容とは基地の募金箱から金を盗もうとした男、メドウズ(ランディ・クエイド)を護送することだった。

まあロードムービー的な側面もあるのかな。合わない人にはえらく退屈な作品かもしれない。
序盤辺りまではメドウズは手癖の悪いクズ、バダスキーは糞野郎にしか思えないので
観ていてもあまり感情移入出来ないが、話が進んでいくにつれて徐々に愛着が湧いた。
それゆえにラストはなんだかなぁって思ったw

40年ちょっと前の作品なので、その頃のアメリカの風景などが見れて面白い。
ジャック・ニコルソン達のパン一姿以外に女性のおっぱいシーンもあったよ(*´・ω・)


物語の途中で唐突に日本の宗教とお題目が出てきて(´・ω・`)?となった。
劇中内では日蓮正宗と言っていたが、何か気持ち悪い異常な雰囲気だったので
おかしいと思って後でぐぐって見たらあれは創価学会絡みらしい。納得したw 

日蓮宗と日蓮正宗も違うんだな。創価学会と組んでて破門したのが日蓮正宗か。
日蓮宗と日蓮正宗の違いを教えてください!
日蓮正宗と日蓮宗の違いを教えて下さい。

これは原作も同じなのかな?だとすると作者のDarryl Ponicsanが学会員?
それとも題目云々の絡みを作品内容に取り込んだだけ?
何にしても気持ち悪いシーンだったw


ラストまで観ると、ある意味でバダスキーのやったことは
自己満足的な余計な事だったのかなと思えなくもないなぁ(´・ω・`)

実際に映画に向けて積極的な動きが始まっており、既にクエイドとニコルソンに脚本の試作が提供された。内容は明かされた限りだと前作の35年後を舞台に、軍を退役した後で酒場を経営するバダスキーがイラク戦争で息子を失ったメドウスと再開する内容になっている。続編のタイトルは「Last Flag Flying」に決定されている。

とあるのでいつかその辺の事も分かるかな。

ジャック・ニコルソンって名前を知ってるけど他の作品を観たことないよねって
思っていたが「最高の人生の見つけ方」のエドワード役かΣ(゚∀゚;)
メドウズ役のランディ・クエイドはさすがに知らないよねって思ってたら、
「インディペンデンス・デイ」のラッセル・ケイス役じゃないかヽ(`Д´)ノ
(ラッセル=ベトナム戦争帰りの呑んだくれ)

オーティス・ヤングは本当に知らないな。もう亡くなってるのか。


つまらないとは言わないけど、誰にでもお勧め出来る作品ではないかな(・∀・)

※2016/11/07追記
英語読めないからよくわかんないけど、続編作った?
Richard Linklater’s ‘Last Flag’ Casts Cranston, Carell and Fishburne | IndieWire
Last Flag Flying (2017) - IMDb

※2018/8/29 そういえばアマゾンのレビューの"あんたにグラッツェ"ってユーザーがこのエントリの内容を改変して投稿してる。他にももう一件、このブログから改変して投稿していた記憶がある。"あんたにグラッツェ"の他のレビューを見るとわかるが、文体や思考の流れが一致していないw 多分、全てとは言わないが、ほとんどが他所からのパクリレビューなんだろうな。そんなことをして何の意味があるのかよくわからないけどもw


※2021/8/11 追記 一応作成されて公開された模様。

結局、ニコルソンとクエイドの出演は叶わなかったが、リンクレイターが監督を務め、リンクレイターと原作者のポニクサンが共同脚本を担当した続編的作品『30年後の同窓会』が制作、2017年に全米公開された。

『雨に唄えば』を観た

雨に唄えば

サイレント映画全盛の時代、俳優ドン(ジーン・ケリー)と大女優リナ・ラモント(ジーン・ヘイゲン)はドル箱の映画スターであり、大スター同士のカップルともてはやされていた。しかし実際は、リナが一方的にドンに惚れているだけであった。そんな中、ドンは駆け出しの女優キャシー(デビー・レイノルズ)と恋仲になってしまう。
やがて世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大成功をおさめたことにより、ハリウッドにトーキーの波が押し寄せる。

俺氏はミュージカルとか好きじゃないのだけれどもこれは良かった(・∀・)
まあやっぱりちょっとミュージカルシーンが長すぎる気がしないこともないけどw
キャラ設定が良いのか全体的なセンスが良いのかはたまた両方かわからないが
観ていてすぐに引きこまれた。

コズモ-のMake 'Em Laughとトーキー初挑戦の監督の奮闘シーンがお気に入り(・∀・)
パーティーのショーでキャシーが出て来た後の間も好きだw


IMDbのTriviaには
沢山のトリビアがあって読みきれないヽ(`Д´)ノ
まあ取り敢えず、幾つか。

  • この映画の内容程出演者たちは仲良くもなく、ドン役のジーン・ケリーが暴君でキャシー役のデビー・レイノルズもコズモー役のドナルド・オコナーも色々と参ってたみたいw
  • 映画内でリナ役のジーン・ヘイゲンの声をデビー・レイノルズが吹き替えをしているが、実はそれはデビー・レイノルズの声ではなくてジーン・ヘイゲンの作ってない本当の声を当ててたり、デビー・レイノルズの歌声も吹き替えられていたりしたらしい。ややこしいなw
  • 最初にプレミア試写される映画は実際にジーン・ケリーが出演した映画「三銃士」の映像を白黒化と音声カットし、リナ役の出演シーンを追加したものらしい。但し、1シーンだけ元の映画の女優が出ているらしい。

デビー・レイノルズは結構可愛かった(*´・ω・)
まだ存命で去年も映画に出てるだとΣ(゚∀゚;)

ジーン・ケリーも良かったがドナルド・オコナーが更に良かった(・∀・)
ジーン・ヘイゲンも良い嫌な女っぷりで良かった。


ドンとコズモ-の動きがまんまコント55号ぽかったので、コント55号が真似たのか
と思ったが、そういう記述は見当たらなかった。まあでも萩本欽一、坂上二郎が
直接的な影響を受けていなくても東洋劇場の先輩経由での影響があったのかも。

関係ないけど、

萩本が「尊敬するコメディアン」としてチャップリンの名を挙げていたことから、1971年1月にフジテレビの番組企画で、当時スイスに隠棲していたチャップリンに面会している。実のところ、萩本は「世界で一番有名な人だから」という程度の意識で彼の名を出していたに過ぎず、このときはチャップリン映画も2本しか見たことがなかったという。

これは酷いw


やはり後世に残る映画には残るだけの理由があるな( ・´ω・`)