カテゴリー: 感想

『ちりとてちん』 他 を観た

ちりとてちん

んー、そこそこ面白かったかな(・∀・)
朝ドラとしては面白いと感じられる部類だと思うけど、
それほどははまらず観てない回も結構有る。


はまらなかった最大の理由は最後の最後までB子こと和田喜代美(貫地谷しほり)が
好きになれなかったからw 貫地谷しほり自体は別に嫌いじゃないんだけども、
B子のウジウジ感がどうしても好きになれなかった(ノ∀`)
一応朝ドラのヒロインとしては珍しい前向きじゃないキャラというのが売りだった
みたいだけども受け付けなかったw 

だからというわけでもないけど、C子こと、野口順子(宮嶋麻衣)が良かったな。
ファイナリストだったんか(・∀・)

卒業から半年ほどして受けた2007年後期のNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』のヒロインオーディションで、最終選考の3人に残るものの落選[7][4]。しかし、後日演技力を買われてヒロインの親友役としての起用を告げられると、優柔不断なヒロインを叱咤激励するしっかり者の親友・野口順子を演じて存在感を示した。

A子も悪くなかった。
A子役の佐藤めぐみって「ピーナッツ」に出てた女の子だったんかΣ(゚∀゚;)


2つ目に挙げるとすれば、B子の母親の和田糸子(和久井映見)の存在。
和久井映見自体は好きだが言ってることが異常過ぎるところがあったり、
キャラの人格に連続性がない感じがしてイマイチ。製作者側には
都合が良すぎる存在というか。あと五木ひろしが何度も出てくるので
興ざめしてしまう。やはり現実を混ぜるのは程々にしないといけないと
思った。もっと完全なコメディならそれでも良かったんだろうけれど。

3つ目は草若退場以降の話がつまらない。朝ドラ基本路線の女一代記っぽく
するためには年代ジャンプして木曽山とかの弟子話を入れる必要があったんだろうけど、
その辺がつまらないのがどうもなぁ(´・ω・`) あと徒然亭一門のキャラは良くて
面白かったけど、脇役陣が微妙だったのもイマイチだったな。
やっぱり朝ドラは長すぎて時間の割り方が違うし、脇役も沢山出てくるから、
その辺の間延び感や内容が薄くなる期間が発生してしまうんだろうか。


草原(桂吉弥)、草々(青木崇高)、小草若(茂山宗彦)、四草(加藤虎ノ介)の
徒然亭一門は良かったな(・∀・) この四人達が集まって草若(渡瀬恒彦)を
翻意させて一門が復活する流れは面白かったので、この辺りに関しては
人気があった理由が理解出来る。土佐屋尊建役の波岡一喜もいい感じで
悪役っぽいポジションを好演してて良かったw

キャラとしては四草と小草若が好きだったな(・∀・) ソコヌケニ~カケマスカ?

小次郎(京本政樹)と緒方奈津子(原沙知絵)は何か微妙だったかな。
和田秀臣(川平慈英)は意外と上手かったw 「吾輩は主婦である」での
演技しか知らなかったから少し驚いたw


徒然亭一門の部分だけなら普通に面白いドラマだと思った(・∀・)
「タイガー&ドラゴン」を観ていなかったら、もう少し評価は高かった
かもしれないけど、やっぱり"朝ドラにしては"という冠付きになるかな。
やっぱりだれない朝ドラってないのかな。


ごちそうさん

第一話で観るのをやめたが、最後の方はちりとてちんを観たあとにチャンネルを
変えるのが面倒で観るつもりなく流していたのでなんとなく話を知ってる。

まあ、普通の朝ドラって感じだったなぁ。キムラ緑子が演じていた義理の姉か
なんかがいけずで人気があったらしいが、なんとなくわからないこともない。
最後の方の話はなんだかなぁと言った感じだったな。杏と東出昌大の演技は
まあ良かったんじゃないかなぁと思った。そんな感じ。


花子とアン

今のところ、「カーネーション」とじじいの間にやっているので観てる。
花役の子は頑張ってるとは思うが、話自体がちょっと。
無理にアンのストーリーとかぶせようとしているところがいまいち。
もっと普通に原作というか事実に基づいたドラマが観たかった。

女学校編になってともさかりえ(いけずキャラ)が出て来て
ちょっと盛り上がるようになってきたかも。ハリセンボンの春菜も
ツッコミどころとしては成立はしているw
吉高登場以降がどうなるかだな。


「カーネーション」って本当は「あまちゃん」の時に再放送されるはず
だったんだけれども、岡村役の河野智宏という人が強制わいせつで
逮捕されて流れた。それなのに、なんで放映可能になったんだろうかと
思ってぐぐってみたら、不起訴になったらしい。証拠不十分や冤罪と言う
記述があるんだけれども、なんかおかしいような気がする。

もしも河野智宏側に一切の非がなければ、マスコミ等で記者会見を
開いたり、最低でも文書を送って訂正を求めたりすると思うんだよね。
それ以降のテレビ出演もないみたいだし。
所属事務所も事件から4ヶ月弱経った辺りで社名変更をしてたりする。

2005年に株式会社NASAエンターテインメントとして発足し、2013年5月1日付で株式会社NEWS PROMOTIONに社名変更した。
NEWS PROMOTION

※2021/08/10 追記 なんか社長も事件を起こしたりして、最終的に違う会社吸収されてる?

加えて言うと、被害者を美人局を複数回繰り返している悪質な女だと
実名を出して誹謗しているような書き込みがぐぐればヒットする。
なんかしつこく書いてる部分が京都教育大学集団準強姦事件の
被害者に対する誹謗中傷書き込みと似た感じなんだよね。

陰謀論好きの俺氏が脚本家だったら、

  1. 流れはともかくも強制わいせつ、少なくともわいせつ行為は存在した。
  2. NHKの大河ドラマ等にちょこちょこ出てるのでこのままだとまずいので大きな力が示談へと動く。
  3. それなりの金額の示談成立。
  4. 一段落したのでダーティーなイメージを払拭するために所属事務所は社名変更。同時に色々とケジメをつけさせられる。
  5. 示談で口を封じたので、関係者(ファンの女等)が被害者を誹謗中傷する書き込みをしたが全然火が点かず失敗。

という展開のドラマを書くね( ・´ω・`)

何にしても凄くグレーだなw

『二人の世界』を観た

二人の世界

英国の豪華船のデッキで雑誌記者川瀬(二谷英明)は、無表情で海をみつめる男の横顔に強くひかれた。どこかで見たことのある顔だ。男はフィリッピン人ヴァルガだと名のったが、川瀬が十五年前、新米の記者であった頃、少女殺人事件の容疑者で国外逃亡した北条修一(石原裕次郎)こそ、この男にちがいない。その夜、船内のバーで戸川玲子(浅丘ルリ子)とグラスをかたむける修一は、川瀬の目からのがれるため、玲子の昔からの友達として踊ってくれるよう頼んだ。

いつもの石原裕次郎映画と言えばそうだし、違うと言えば違うかも。
少年が出てくるところが「ギターを持った渡り鳥」っぽい気がちょっとする。

髪型のせいかこの映画の浅丘ルリ子は可愛い感じだった。
大滝秀治が若かった。「夜霧よ今夜も有難う」でもそうだったけれど
二谷英明って結構主人公のライバル的脇役が多かったのだろうか。

全く気にしてなかったが土屋刑事役の大坂志郎って「東京物語」の
大阪で鉄道関係の仕事についてる次男だか三男役をやってた人か。

かなり早い段階で黒幕がわかってしまうけれども、特にダレもせず。
今の映画やドラマだったら思いっきり引っ張りそう。

ところで昔は海外渡航してても時効期間の進行は停止しないんだっけ?
海外逃亡が発覚していないという前提だったからか。

最後の大岡裁きみたいなオチを含めても、話そのものはそんなに
まずくないんだけども、イマイチ引き込まれなかったのは主役コンビが
あんまり好きじゃないからか(ノ∀`)

木下恵介の同名のドラマがあるらしい。
そっちを観てみたいなぁ(・∀・)

『なぞの転校生』 他 を観た

なぞの転校生

岩井俊二の作品を観たことはないが、伝聞で"オサレ映像だけ"というような
評判だったので期待してなかったが、結構面白かった。毎回欠かさず
観たわけではないので、ちょっと理解していない部分もあるけれども、
キチンとドラマ世界は出来上がっていた感じ。


OPの「今かわるとき」(桜井美南)とEDの「DREAM」(清水翔太)も良かった。
桜井美南は香川みどり役でドラマ本編にも出てた。

岩田広一役の中村蒼は「学校じゃ教えられない!」に出てた子か。
男の子を好きになる役だっけ?今度DLife初製作ドラマに出るな。
「宇宙犬作戦」のオハナ役だった高梨臨も出るみたいなので
ちょっと観てみるか。でも「グッド・ワイフ4」とかぶるな(´・ω・`)

桜井美南も中村蒼も悪くはなかったが、やはりアスカ役の杉咲花が
一番の出来で二番目は山沢典夫役の本郷奏多だったかな。
杉咲花って知らなかったけどCookDoのCMに出ていた子らしい。
( ・∀・)< 花子って呼んでくりょう ←コレハカンケイナイホウノハナ

同級生の大森健次郎役の宮里駿は顔というか顔の形にインパクトが
あるので是非とも経験を積んで色んな役がやれるように頑張って欲しい。
最近の顔が整った俳優ばっかりではつまらなくてしょうがない。

広一の父・岩田亨役の高野浩幸はかつてNHKで制作された「なぞの転校生」の
広一役だったというのは面白いw 10年後か20年後かにテレ東版をリメイクして、
今度はミッキー・カーチスがやっていた役を是非やって欲しいw

アゼガミ(中野裕太)、スズシロ(佐藤乃莉)は何か無駄死にぽかったり、
敵対組織って何だったのかとかプロメテウスの火?を投げ入れたのは
誰だったのかよくわからなかった(ノ∀`) huluに来たら観直してみようかな。
BSジャパンで再放送が始まったみたいだけども、時間合わないし。


ウレロ☆未体験少女

最初の四話くらいはイマイチだったけど五話くらいから徐々に面白くなった。

第二話に松岡茉優が出ていたがまぁまぁだった。BSPでやっていた自伝ドラマの
西原理恵子役の方が良かったかな。ただ慟哭する辺りが微妙だったので
もしかすると声を張り上げたりするような役だと一本調子になってしまうのかな。
関係ないが父ちゃん役がマキタスポーツだった。「花子とアン」にも先生役で
出てたけど、TENGAは持ってなかった(´・ω・`) 売れ出した感じなんだろうか。

渡辺いっけいや窪田正孝が上手いのは当たり前だからほっておくとして、
最終話に出て来た高畑充希も良かったかな。あれは早見あかりとのコンビネーションが
良かったというのもあるが。「ごちそうさん」の最後の方だけ観るつもりもなく、
流していたりしてたが、確かこの子出てたな。なんか真面目そうな役柄で。

やっぱり東京03の飯塚はこの番組だと輝くなw 角田はマジ歌で輝く。
豊本は……ポケモンゲットTVのレギュラーにでもしてもらえたら輝けるかもな(´・ω・`)

もうももクロとも絡まないなら次シリーズは芸能プロダクションじゃなくて
他の設定でやってもいいんじゃなかろうかと思ったり。

『二代目はクリスチャン』を観た

二代目はクリスチャン

「あんまりですもんねぇ…あたし頭に来ました(´・ω・`)」

美人シスター・今日子(志穂美悦子)へ、警察官で実家が仏教寺の二男神代(柄本明)とヤクザの晴彦(岩城滉一)が共に我こそがと互いに先を争い求婚し、自分の思いを伝える。
そんな中、今まさに天竜組の二代目の組長を継ぐべき晴彦が敵対する黒岩組の罠にはまり、殺されてしまう。

監督が井筒和幸だから観たくねぇなぁと思って回避していたが、
志穂美悦子主演の映画って観たことがなかったから観てみた。
晴れ、ときどき殺人」よりは良かったと思う(ノ∀`)


最後の方に志穂美悦子の見せ場があってそこはカッコイイけど、
これって基本的には柄本明と蟹江敬三がカッコイイ映画だな。
特に柄本明が全編を通して美味しいと思える役どころ。

あんまり今日子に感情移入出来ないんだよなぁ。
“狂犬病鬼頭”の娘というチート設定があるしw
まあこの設定がないと二代目就任も出来なければ
後の殴り込みの時の強さが説明出来ないか。
一応、冒頭で剣道してるから、基本はあるんだろうけど
剣道と真剣勝負は全く違うだろうしなぁ。
賽の目読み能力も特に役に立たなかったな。

岩城滉一は声がかすれてて、なんかキモかった。
次郎って松本竜助だったのか。

志穂美悦子の下着シーンがあったよ(*´・ω・)
かたせ梨乃の半裸シーン(おっぱい見えた)もあったよ(*´・ω・)
あと、蟹江敬三の貴重な女装下着シーンがあったよ(´・ω・`)ウホッ

「セーラー服と機関銃」のリメイクなのかと思えるくらい
話の主な流れは似ている。少女が主人公のアイドル映画を
大人が主人公のヤクザ映画寄りにリメイクした感じかな。

そういや今日子の母親役が誰なのかわからない。
加えて言うと逃げ去った後、どうなったんだろうか。
生き延びているのなら、ケジメつけにいかんと。
あんな形で描かれると、あれは今日子を騙す為に
雇われた偽の母親みたいな気がしてくるけど、
そういうわけでもないか…

まあしかし…あのラストでいいんだろうかw
柄本明はカッコイイんだけども、それで収まったのだろうかw


つまらないとは言わないけど別に薦めるほどでもないかな。
柄本明か蟹江敬三か志穂美悦子のファンなら観てもいいかもしれない。