カテゴリー: 感想

『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』を観た

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

微妙でした(´・ω・`)

ゴリと佐藤かよが出るということで観に行かなかったが、観に行かなくて大正解だったw


前作にあった荒削りだけど張り詰めていた空気感が全くなくなっていた(ノ∀`)
テレビだからカットが多かったというのもあるのかもしれないが。

麻美ゆまのおっぱいもカットされてたらしいヽ(`Д´)ノ テレアサノバーヤバーヤ
関係ないけど麻美ゆまは病気が治って良かった(・∀・)

スキージャンプシーンとかは要らなかったわ。
あれで結構醒めたw 乱闘シーンや銃撃戦も酷かった (ヽ'ω`)

ミラクル三井こと篠井英介や尾野真千子は良かったけど、尾野真千子は無駄遣いだったような気がしないでもないw 高田役の松田龍平は前作よりも活躍してたから、高田ファンには良かったかもしれない。この映画は無駄に"俺"をかっこ良くしようとするところが良くないな。”俺”は最後の最後まで狂言回しで、自分の無力感をバーボンなりウォッカで腹に流し込む感じで良いのにな。

峰子(安藤玉恵)は相変わらずで良かったw スクリーン隅で演じ続けていてワラタw
「男はつらいよ」の源公みたいなポジションか。

峰子はともかく佐山(波岡一喜)がまた出てくるとは思わなかったw
銃撃戦は酷かったが、出て来た事自体は良かったかな。
相田(松重豊)は言うまでも無いが舎弟がまた出て来ててワラタw

渡部篤郎は珍しく悪役じゃないのかと思ったらホモだった(ノ∀`)

ストーリーについては…まあどうでもいいじゃないか(・∀・)
原作を改変しすぎてグチャグチャになったのかな。
反原発とかつまらないものをぶっ込んで来てたなw

マサコちゃんの実家に行った時になんとなく河島弓子が何なのかがわかったが真犯人はわからなかった。まあ普通はわからないな、あれは(ノ∀`)


まあでも”俺”&高田のコンビは相変わらず良いから、第3作に期待かな。

『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』を観た

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜

非常に微妙(´・ω・`)だった。
 
 
 
 
 
一番安直な感想になってしまうが、
「なんでこれを映画化したんだろう(´・ω・`)」と思った。


まあ「新参者」だから犯人はしょぼいんだろうなぁと思いつつ観始めたわけだが、
思いの外、話がしょぼ過ぎて「なんだかなぁ(´・ω・`)」(A・K風)という気分になった。


加賀恭一郎(阿部寛)、松宮脩平(溝端淳平)は一応主役コンビなので良いとして、
青山亜美(黒木メイサ)、加賀隆正(山崎努)、金森登紀子(田中麗奈)をしつこく
出す意味はないなぁ(´・ω・`) 一応家族ネタを取り扱っているから絡めて来たんだろうけど。

雪肌精のCMを観て「あれこの子結構可愛いじゃん(*´・ω・) ダレヨ?」→
「なんだよ、よく観たらガッキーじゃねぇかヽ(`Д´)ノ ソリャカワイイハズダワ」というコンボを
何度も繰り返した後にようやく無駄にCMに反応することがなくなった俺氏ではあるが、
この映画の中原香織役の新垣結衣はあんまり可愛くなくて無反応だった(´・ω・`) ザンネーン

冒頭の青柳武明(ミキプルーンこと中井貴一)が倒れてるところを発見するのが確か
安田巡査(中村靖日)だったかな?まあそれ自体はどうでもいいのだけれども、
中村靖日が出ている「運命じゃない人」をWii環境のhuluで観ていたら、あるシーンで
異音を発生してWiiがハングアップしてしまう事象を思い出した。中村靖日が女の子と
居るシーンに元恋人が来て、その後外に出た辺りかそのもうちょい後だったかな?
ストリーミングデータでハードがハングアップすることってあるんだろうか?
うちのWiiが故障しているにしても同じシーンで発生していたので、そのシーンの
データを処理しようとしてハードがおかしくなっているようなので、なんか不思議で
あった。

青柳悠人(松坂桃李)、吉永友之(菅田将暉)、黒沢翔太(聖也)、八島冬樹(三浦貴大)、
杉野達也(山﨑賢人)辺りが水泳部の面子だった思うが、全く印象に残ってない(ノ∀`)
後輩がマッシュルームカットになっていた記憶はあるが、それが誰だかは認識してないw
キャスト一覧に吉永美重子(秋山菜津子)と母親役らしき人がいるから菅田将暉がそうか。
「死神くん」の悪魔役の子か。あの役は微妙というか脚本が微妙なんだよなぁ。
悪魔が出てこない回は面白かったのに。

観てないからよくわからないけど、聖也って「おとうさんといっしょ」のお兄さんか。
レプロ所属ということは能年玲奈と一緒か。
というか新垣結衣と同じでバーターみたいなもんか。

横田省吾(柄本時生)、糸川肇(劇団ひとり)、岩井記者(志賀廣太郎)、
小林主任(松重豊)、小竹由紀夫(鶴見辰吾)辺りも出てた。

柄本時生は犯人役と不細工だけど良い人役というポジションをカバー出来る良い顔だと思うw
劇団ひとりを持ち上げて映画やドラマに出すのはいい加減やめてほしい(´・ω・`)
もっと他に良い役者はいるだろうに、コント演技しか出来ない芸人を出すのは作品の価値を
落とすだけだ。まあこの映画はそんなに大したものじゃないから良いと言えば良いんだけどw

志賀廣太郎と松重豊は中村靖日と一緒でチョイ役だったかな?

鶴見辰吾が出ていたので、てっきり労災隠しの真犯人は鶴見辰吾かと思っていたけど、
結局関係なかったんだっけか。もう覚えていない(ノ∀`)

労災隠しの件が露見した途端に友達が急に手の平を返した態度になったのはワラタ
ありえないだろw 他にも色々突っ込みたい所はあるが時間の無駄なのでもういいヽ( ・∀・)ノ
 


映画の内容に対して感銘を受けてない時は関係ない話で字数を稼ぐ傾向にあるな、
ここのブログ主は( ・´ω・`) イカンネ

『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』を観た

男はつらいよ 寅次郎相合い傘

以前より「寅さんはリリーと結ばれて欲しかった」という声を聞いていたが、
リリーが初マドンナである「寅次郎忘れな草」を観た限り何故にそんなに
リリー支持派が居るのかが不思議であったが今作を観て少し納得がいった(・∀・)


夢アチャラカはパイレーツオブカツシカン(・∀・)
音楽のアレンジがかっこいいw
何となくいつもよりさくらが綺麗だった(*´・ω・)
今回はあんまり現実とリンクしてないというか
映画を観ながら寝てたという流れのせいか、
いつものような起きてからのドタバタ感はなかった。

OPコントがサイレントじゃないΣ(゚∀゚;)
というかコントじゃないΣ(゚∀゚;)
さくらが自転車に乗ってるだけやΣ(゚∀゚;)


冒頭程無くリリー(浅丘ルリ子)がとらやを訪れるも寅次郎不在。
リリーは離婚したことを告げてそそくさとドサ回りへと北へ出立。

その頃、とらやの四角い顔のプリンスが何をしていたかというと
本州の北の果ての青森で変な男・兵頭謙二郎/パパ(船越英二)と
連れになり、やや困り気味。突然蒸発したパパを心配している
だろうととらやに電話してパパの家への連絡を頼む寅次郎。
長距離なので詳細も居場所も告げぬまま用件だけを頼んで電話は切れる。
おいちゃん、おばちゃん、こっちで10円玉出してもしょうがないで(・∀・)

とらやからの連絡を受けた兵頭家は騒然となり、兵頭の妻がとらやへ訪れる。
兵頭の妻から居場所を尋ねられるも答える事も出来ずに困惑するとらや一同。
そんなこととは露知らず、呑気な二人は今は無き青函連絡船に乗って北の大地
北海道へと渡る。函館の夜、屋台ラーメンでリリーと再会する寅次郎。

寅次郎、リリー、パパの三人旅面白い(・∀・)
これだけで映画を一本撮って欲しいくらいw
パパが売り子で寅次郎とリリーがサクラのシーンから
荷馬車のシーンの辺りは特にいい。

小樽の話は謙二郎が主役。寅次郎とリリーは好き勝手なこと言ってるw
やっぱり船越英二は上手いな。この喫茶ポケットの辺りとか。
なぜ息子の英一郎はあんなに糞な俳優なんだ… (ヽ'ω`)

その後、謙二郎の嘆きに噛みついたリリーに寅次郎が噛みつき、
売り言葉に買い言葉、楽しい旅は終わりを告げる(´・ω・`)
寅次郎の台詞が酷い(´・ω・`)
まあリリーも悪いよね(´・ω・`)


などとしょんぼりしながら観ていたが、とらやへの寅の帰還と
リリーの再訪の流れはもうコントだろw
その後の寅次郎のリリーに対する気遣いが異常すぎるw
タコ社長の印刷所に騒音のクレームを入れたり朝風呂沸かしたり。

寅次郎がリリーと腕組んで歩いているシーンに出くわした御前様、動揺しすぎw
笠智衆が拝んでる姿は「善魔」以来だな。

今回はお茶の間トークはなくて寅次郎ワンマンショーだけだったな。
パパがメロンを持ってきた時に話した”定年”がお茶の間トークだったんだろうか。
この後のメロン騒動の「理由を聞こうじゃねぇか」で吹いたw
メロンのことでgdgd言う寅次郎に切れるリリー、そして逆ギレ逃走する寅次郎w
寅次郎が怒るのももっともだが、リリーの意見の方がより妥当な気がするw

逃げ込んだ先で雨降りに気づく寅次郎、とらやへと戻り、四の五の言ってから
傘を持ってないであろう仕事帰りのリリーを迎えに駅へと向かう。
全く以て面倒くさい男だw

駅での短いやりとりはいいねぇ(・∀・)
なんか観ていて心がほっこりして、心の底から「もげろ」って思った( ・`ω・´)

このまま楽しい時間が続くのかなと思ったけれど、良かれと思ってさくらが結論を
急いでしまって……まあ最終的には「寅の馬鹿(´・ω・`)」ということに。

今回のラストは劇中に出て来てなかった函館のキャバレーの慰安旅行と合流。
前もラストにどっかの慰安旅行と合流したような気がするけど、それは劇中に
出ていた人達だったような気がする。


何はともあれ、リリーの評価が上がった回であった(・∀・)
まあでも寅次郎とリリーは漸近線のように際限なく近づくけれども、
決して交わらないんじゃないかなとも思った(ノ∀`)

『男はつらいよ 私の寅さん』を観た

男はつらいよ 私の寅さん

夢アチャラカはよくわからない話w
悪徳商人が菜種油や米を買い占めて葛飾村は窮乏の一途を辿っている。
寅次郎が謀反人と言うことでその妹のさくらが悪徳商人達に叩かれてるところに
銃を取った寅次郎が現れ、悪徳商人を撃ち殺す。「同志は立ち上がった」とか
何とか言って∩( ・ω・)∩ ばんざーい的な感じに終わる。共産主義革命(´・ω・`)?

OPのサイレントは子供と虫を獲っていてカップルの女の人の頭に止まった虫を
獲ろうと虫取り網を女の人の頭にかぶせてしまうオチ。


序盤はとらやの面々が九州旅行に行こうとする前日に寅次郎が帰って来てしまう展開。
久々に帰って来た寅次郎に明日から九州旅行に出かけることを言えずにいつもの
微妙な空気になるお茶の間。誰もが告げられずに居る中、餞別を渡しに訪れた午前様により
その役目は果たされた(ノ∀`) 御前様が帰った後、荒れる寅次郎、気まずいお茶の間、
泣くおばちゃん…(´・ω・`) さくらの嘆きにも似た反論とおいちゃんの取り成しの果てに
二階へと上る寅次郎。その後の画面外の説得により寅次郎が留守居をすることに。

この作品は第12作と古いせいか、おいちゃんが妙に寅次郎に優しい。
そして寅次郎も妙にタコ社長に優しいw タコ社長が涙ぐんでたw

寂しさが募って旅行先のとらやの面々に遠距離電話で絡む寅次郎。ついには電話越しに
おいちゃんといつもの口喧嘩をして、とらやを出ていこうとしてふと気づく。
振り返観ればタコ一人(´・ω・`) すごすごと二階へと上がる寅次郎(ノ∀`)

この振り返ったシーンのタコ社長の顔が秀逸だったw
そしてこの後の皆を出迎える為の準備に勤しむ寅次郎、それに付き合ってあげる源公と
タコ社長のシーンと照れくささ故か風呂場の方に引っ込んだ寅次郎ととらやの面々が
会話するシーンが凄く良い(・∀・) スゴクスキ

正直、この作品はマドンナとの話は微妙なんだけれども、序盤からこのシーンまでで
十分映画として元が取れてると思ったw


この後、なんやかんやで同級生だったデベソ(柳文彦:前田武彦)と再会し意気投合して
彼の家に向かう寅次郎。画家であるデベソの妹・柳りつ子(岸恵子)の絵を汚してしまい
一悶着。怒り心頭のままとらやへと帰る。

アドリブなのかわからないが、前田武彦とのやり取りのテンポが早くて面白かった。
内容的に荒削りな感じで、"寅さん映画"の雰囲気とはちょっと逸脱してたけどw
岸恵子は「風花」の時より綺麗に見えた。なぜだろうw

翌日、りつ子が謝りに来て、寅次郎は一瞬のうちに恋に落ちたみたいだけれども、
あんまり納得が行かない。あと"寅"を執拗なまでに"熊"と間違え続けるのがどうも。
あそこまで間違え続けるのは脳に障害があるか精神的におかしくなってる人だと思う。

一条(津川雅彦)とりつ子が居るところを見て早合点して旅立とうとする寅次郎。
誤解が解けた瞬間に満面の笑みで逗留続行w
一条が津川雅彦とは全く気づかなかった(ノ∀`)

今回のお茶の間トークは人間の証とお金というか生きていくことについてかな?

この後、りつ子の云々と寅次郎の云々があってそれなりには面白かったけど、
そんなに特筆すべき感じでもないかなぁ。寅次郎を見舞いに来たりつ子さんに
失言を聞かれたタコ社長が怒った寅次郎から逃げ回るところは笑ったけどw

結局のところ、りつ子からはっきりと「友達で居たい」旨を告げられて
寅次郎はまた旅に出るのだけれども、それにしても寅次郎はいつも縁側からの
存在なんだなぁと思ったり。存在的にマドンナ達の人生にふらっと立ち寄って
何かを与えて去って行く縁側の男。玄関から来て順序を踏んで正式な存在に
なることはないような。

源公のおめかし姿がなんだかおかしかった。
この作品は珍しく最後の救い的出会いがなかったな。


マドンナの話はおいておいて前半の話が良かったので結構好き(・∀・)