カテゴリー: 感想

『神の子どもたちはみな踊る』を観た

神の子どもたちはみな踊る

( ´・ω・)エ?

ていう感じの終わり方の映画だった(ノ∀`)
 

ロスの中国系の若者ケンゴ(ジェイソン・リュウ)は、美貌の母イヴリン(ジョアン・チェン)と二人で暮らしている。再生者協会という宗教に情熱を注ぐ母はケンゴに、あなたは神の子だと言い続けている。ケンゴにはサンドラ(ソニア・キンスキー)という恋人がいたが、イヴリンはケンゴを溺愛していた。ケンゴもまた母に欲望を持たないよう、マスターベーションと恋人とのセックスに励んでいた。

 
あのねーうんとねー(・∀・)
 
 
 
 
 
 
ソニア・キンスキーのおっぱいというかヌードが良かった(*´・ω・)

ジェイソン・リュウってなんか変わった風貌って感じだった。
他に何に出てるのかなと思ってぐぐったら、「永遠の僕たち」の脚本をやってたんかΣ(゚∀゚;)


原作は村上春樹の短編らしいが、色々と内容は違うみたい。
原作ではケンゴは母子相姦を避けるためにオナヌやSEXに耽るらしいが、この映画だと母のイヴリン役のジョアン・チェンが微妙なのであんまりそういうのは見えて来ないで、ただの性欲の強い馬鹿青年に見えてしまうw

物語のテーマというか転換点はバスの中でのお婆ちゃんの一言かねぇ?

父らしき人を追って見失い、辿り着いたのは野球のグラウンドというのは「神の子などではなくただ普通の父の居る子」でありたかった、「ペニスの大きい子などではなくただ外野フライの取れる子」でありたかったという心からの願いとそれが叶わなかった現実を表したりしてるんだろうか。

その後のダンスはよくわからないw 
本当は気づいてはいたが受け入れがたく、受け入れることを避けていた現実、自分の中の本当の願いを受け入れざるを得なくなった後のやるせなさを体を動かすことで払拭しようとしたんだろうか。

この一件を経て、お婆ちゃんの言ったように「世界が変わった」んかねぇ。


まああれですよ、繰り返しになってしまうのだけれども、
ソニア・キンスキーのヌードは良かったよ(*´・ω・)

『アオイホノオ』を観た

アオイホノオ

芸大生の主人公が、マンガ家デビューを志す様を描いたコメディー作品。『吼えろペン』が島本和彦自身の現在進行形をモチーフに描いたのと同じく、大阪芸術大学の学生でプロデビュー前の島本をモチーフとした、自伝的作品である。

アオイホノオ

という漫画原作のドラマ。
根拠の無い自信、上から目線、超理論による現実逃避、大きい口は叩くが手がちっとも進まない、現実と直面して途方も無い絶望感を経験する、自惚れによる勘違いといったありがちな若者の特徴が満載の、ある意味で非常にビターな青春物語。

若い人が観たらわからないかも知れないが中年男性が見ると、かつての痛い自分を観ているかのようで、思わず「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と変な声を出して耳を塞ぎたくなるようなシーンもちらほらある(∩´・ω・)

まあ俺氏は現役で痛い事を言い続けているのだけれど(ノ∀`)

勿論それだけで終わるわけではなく、〆るところは〆る感じで熱い。
最終回の庵野の一言とバイク屋のおっちゃん(島本和彦)のシーンは良かったわ(・∀・)

原作自体は読んだことはないけれども、「燃えよペン」「吠えろペン」は面白かったので、おそらくこれの原作も面白い内容だとは思う。いつか読みたい。まあ原作が面白いかどうかはおいておいても、単純にこれは良い作品だった。

「可哀想なあだち充、俺だけは認めてやろう」はツボに入ったw
あの回、凄く好きw


焔モユル役の柳楽優弥と庵野ヒデアキ役の安田顕が特に良かった。
とんこさん役の山本美月と津田さん役の黒島結菜は顔等は好みではないけれども、キャラとしては非常に魅力的で良かった。

矢野ケンタロー役の浦井健治って人、仮面ライダークウガでン・ダグバ・ゼバの人間体をやっていた人かw あれはこの人が悪かったわけではなかったが、なんか酷かった。

矢野ケンタロー役はある意味では酷いが非常に良い役なので良かったなと思った(・∀・)

矢野ケンタロー登場シーンはかなりカットされたらしいが、DVDやBDでは全て収録されているらしい。矢野登場シーンのことはおいておいてもディレクターズカット版は5話分くらいあるらしいので是非観たいところだが、金が無いのでいつの日にかということで(ヽ'ω`)

佐藤二朗のMADホーリィはちょっとやり過ぎな気がしたw
山賀役のムロツヨシもなんかほとんどムロそのものでちょっと微妙。
ちょい役で市川由衣や柳楽優弥の嫁が出て来てワラタ

小嶋陽菜は悪くはないが、とんこさんも津田さんもかなぐり捨ててというほどの美人ではないと思うのでその辺が微妙だった。

福田雄一は「天魔さんがゆく」が微妙だったがこれは「ヨシヒコ」かそれ以上に良かった(・∀・)

「裁判長っ!おなか空きました! 」も福田雄一作品だったのか。あれも佐藤二朗が出てたけど、そんなには面白くなかったな。「新解釈・日本史」は観てないが、これで浦井健治を気に入ったのだろうか?


最初の方観てないから最初から観直したいわ(´・ω・`)
「燃えよペン」「吠えろペン」で続編作らないかな。
何にしても良い作品だった。


「孤独のグルメ」は初回を見逃して、二話目が韓国料理で柴田理恵が出ると知って観る気無くして、「ここまで来たらこのまま観ないでhuluとかに来た時に観た方が良いな」と思い、結局観なかった(ノ∀`)

「匿名探偵」は非エロ、シリアス風に路線変更してしまったので、途中で観なくなった。非エロ云々前になんか話がつまらなかったな。三浦理恵子も居なくなってたし。あそこまで路線を変えてしまうのであればタイトルも変えてしまうべきだったな。

「獣医さん、事件ですよ」はそんなに面白いってほどでもないけど、演技的には酷くなく、他に観るものもなかったのでなんとなく何回か観た。視聴率は取れなかったようだが、嫌いではなかったな。

「花子とアン」は結局女学校以降は数回観ただけだった。最終回くらいは観ようかと思ったが、最終回前をちょろっと観た時になんちゃって脳科学者の茂木健一郎が出ていたので観る気無くした(ノ∀`)
その前に観た時の蓮子様の白髪頭がツヤツヤしすぎててワラタ
醍醐さんも何故か若いままだったのでワラタ

「マッサン」は泉ピン子を観たくないからパスだな。

『GOAL! STEP 1 イングランド・プレミアムリーグの誓い』を観た

GOAL! STEP 1 イングランド・プレミアムリーグの誓い

メキシコの貧しい家庭に生まれた少年サンティアゴ(クノ・ベッカー)。家族と共に米国ロサンゼルスへと移住した彼は、次第に大好きなサッカーの才能を開花させていく。やがて20歳になったサンティアゴは、ニューカッスルのスカウトの目に留まり、父親の反対を押し切り、単身英国へと渡る。しかし、なんとかニューカッスルの練習生となったサンティアゴだったが、そんな彼の前には数々の試練が待ち受けていた…。

三部作の一本目。
前に第三部がやっていたのを最後の方だけ観てわけがわからなかった記憶が。
当たり前だけど(ノ∀`)

ベタといえばベタだけど、立身出世物みたいなのでぼけーっと観る分には悪くなかった(・∀・)

お婆ちゃん(Miriam Colon)とグレン(スティーヴン・ディレイン)が良かった。色々と街の連中が気違いだったw 有名なサッカー選手が何人か出てた。ベッカムはなんとなくわかった。

「サッカーの話をしているのか?」「いいや」という流れはちょっと笑ったw

続きはどうしようかな。自動再生でこれの次に「ゴール!3」が始まったんだけど、「ゴール!1」はあるのか?無いのは無いで問題だが、あるならあるで2を飛ばして3を自動再生してしまうロジックも問題だ。huluの自動再生って変な候補を上げて来るんだよなぁ(´・ω・`)


サッカーは元々ゲームでしか好きではなかったがW杯での自称サッカーファンの主張を聞いて完全に観る気がなくなったなぁ(・∀・)

「ルールとしてはファウルだが、それをいちいち取っていたらゲームが成立しなくなる」みたいなことをドヤ顔で力説してたみたいだったけど、それってサッカーがとても未成熟なスポーツでそれをやっている選手達は野蛮なアホってことだろ(´・ω・`)

ラグビーやアメフトのようにルールとしてタックル等があるのならわかるが、脚をメインに使う競技で手を使ってシャツを引っ張ってプレイを邪魔してもお咎め無しなんて最早スポーツじゃないw

アドバンテージだなんだ言うけど審判の適当なさじ加減でゲームの流れを操作できちゃうのは駄目だろうに。
 
実際に審判絡みの不正も結構あるんだな。

ユーロポールの報告によると、2008年から2011年までに行われたサッカーの試合のうち、実に680試合で八百長があったとされています。
なぜサッカーで八百長が起きるのか――不正のメカニズム

サッカー賭博が原因なんだろうか、熱狂的なファン意識に由来するものなのだろうか。

シャツを引っ張る行為が反則扱いになってからまだ13年くらいしか経ってないΣ(゚∀゚;)?
No.353 シャツを引っ張る行為に新ルール | サッカーの話をしよう
でも一応問題視され続けてはいるんだなぁ。

バスケも結構酷いみたいだな。接触系集団球技がはらむ未成熟さか。
間違ってもそれを魅力とは言いがたい。


wikipediaの項目でロズ・ハーミソン(アンナ・フリエル)がサンティの婚約者になってるけど、いずれくっつくにせよ婚約者という表記は正しくないような。

ロサ・マリア(エリザベス・ペーニャ)もサンティの母親となっているけど、サンティアゴの母親は居ないはず。サンティアゴのお婆ちゃんかと思ったが、エリザベス・ペーニャは1961年生まれで撮影時期から考えると44~45歳くらいなのでロズの母親かな?

クノ・ベッカーって知らんなぁ。これとこれの2と今年の1月に公開された「ブロークン・アイデンティティ」というのに出ているらしいが。
全く出てなかったのか、それとも日本で公開される映画に出ていなかっただけか。
サッカーの練習は大変だったらしいw
GOAL! インタビュー: クノ・ベッカー インタビュー

ガバン役のアレッサンドロ・ニヴォラって知らんのぅと思ったが、「

タイムコード

『タイムコード』のジョーイZ(アナの恋人のミュージシャン)だったw
 
他の人は知らんのぅ。


まあぼちぼちって感じかな。

『タイムコード』を観た

タイムコード

鬼才マイク・フィッギス監督のよる画期的なこの映画では、4つの別の物語が同時に語られる。ステラン・スカルスガード扮する映画製作者、サフラン・バロウズ扮するその妻が中心に描かれ、サルマ・ハエックは女優として二人から映画出演を依頼される役どころで出演する。ジーン・トリプルホーンは常に怒った女性を演じる等多くの俳優がそれぞれの物語の中で自由な演技で魅了する。4つの物語はスリラーで、最後にこのパズルのような結末で終わりを迎える。人間が持つ心の葛藤や、奇妙な精神構造を鍵に、マイク・フィッギスは迷路への見るものを誘い込む不思議な映画作品である。
http://tv.foxjapan.com/movies/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1372

発想自体は面白いとは思うのだが…おそらく観ない方が時間の浪費にはならないと思うw

画面四分割でずっと映像が流れっぱなし(・∀・)

"4つの別の物語が同時に語られる"という程の物でもない。
ネタバレせずに書くのが面倒なので適当にネタバレを交えつつ、主な登場人物と内容について軽く書く。勘違いしてる可能性有り(ノ∀`)
役名も間違えてるかも。


  • 舞台はロサンゼルスの映画会社本社。新作映画の主役を探している。
  • それとは別の新作映画を作る為に若き天才監督アナがこの日に訪れる予定。

アレックス(Stellan Skarsgård)
この会社のメインのプロデューサー。アルコール依存症っぽい。

エマ(Saffron Burrows)
アレックスの妻。アレックスとのことでカウンセリングを受けている。

ローズ(Salma Hayek)
女優志望。レズビアンの恋人ローレンが居るがアレックスとも関係を持っている。
バイセクシュアルでアレックスに惹かれてるのか、役をゲットする為だけなのかは不明。
後者かも。

ローレン(ジーン・トリプルホーン)
ローズの恋人。非常に嫉妬深く、ローズの浮気を疑ってる?
よくわからないがお金持ちキャラ。
関係ないけど「ウォーターワールド」のヘレンかw

ビクトリア(Viveka Davis) ←ちょっと自信がないw
オーディションを受けに来た女優の一人。どうもエマと昔関係があった?
本を盗んだり、ドラッグをやったり。

それ以外に若き天才監督アナ(Mía Maestro)やその恋人のミュージシャン、
お試し体験の為に来たマッサージ師?、監督のレスター、警備員やその他の
社員が出てくるが本筋にはほとんど関係ない。アナの話す内容はこの映画
そのものには関係しているかもしれないけど、それはメタ的なものだと思う。

時折発生する地震は何の意味があったんだろう。
四つの物語が同時に進行していることを表したかったのだろうか。

四分割でもメインとなるのは一つだけで音声はそこのみになるようには
なっていたが、字幕だとちょっとわけがわからなくなるシーンがある。
一応、そのメインとなるシーン寄りに字幕が出るようにはなっている
ようだったが。たまに場所を間違えてるような気がしたが気の所為か?
ある画面の台詞が他の場面に対して意味を持つのかなと思えるシーンが
あったが、それも気の所為かもしれないw

wikipediaの項目やimdbには

The film was shot 15 different times over a period of two weeks

とあった。二週間に渡って15回撮られたってこと?

確かに四つのカメラはノーカットで撮り続けていたような気がするけど
15回も繰り返して撮ったのかな?残りの14回はボツ?意味が違うのかな。

演技は役者たちのアドリブとあった。ある程度の筋は決めてあったのだろうけど。


糞とは言わないが、あんまりお勧めしない(・∀・)
実験的映画であることを念頭において観るのであればいいけど。