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『ライラ/フレンチKISSをあなたと』を観た

ライラ/フレンチKISSをあなたと

wikipediaに項目がないからhuluのあらすじ←今はもうないみたい

ロングビーチに住むディラン(デヴィッド・スペード)は、同じアパートに引っ越してきたフランス人チェロ奏者ライラ(ソフィー・マルソー)に一目ぼれする。親しくなろうとして、彼女の飼い犬ジャックを使って口説こうとするが、ジャックがとんでもないことをしでかして大混乱に。

面白いシーンもあるけど、映画そのものとしては微妙かな。
ディランもライラも恋敵のルネもあんまり魅力的な存在でないのがいまいちに思えた原因かな?

ジャックがよく逃げ出して行った先の犬の飼い主の視覚障害者の人やディランのお婆ちゃん'sが最後に絡んで来ないのもなんだかなと思えた。
タートルも特に絡んでないな。
ウォリー(Artie Lange)は逆に思っていたよりも普通のキャラな感じだった。
もっと異常な行動を起こして話を展開させるのかと思っていたら。

下ネタも多いし、ちょっと汚いシーンもあるのもちょっとアレかも。
ダイアモンドという歌手のネタもよくわからなかった。あれで融資OKになる流れもよくわからない。

ラストのオチはオチ前を観た瞬間にオチがわかるけどちょっと笑ったw


デヴィッド・スペードは有名なコメディアンらしいけどよく知らん(・∀・)
日本未公開の映画によく出ているようだ。

Artie Langeはなんかコメディーショーとかで有名なのかな?
ソフィー・マルソーも知らない。


全く期待しないで観たらそれなりには楽しめるかもしれないが。
ジャックは可愛かった(・∀・)

『キャノンボール2』を観た

キャノンボール2

非合法のアメリカ横断公道レースのお話。「キャノンボール」の続編。冒頭は

前作「キャノンボール」で優勝を逃したファラフェル家のシーク王子(ジェイミー・ファー)は父王より「再び渡米しキャノンボールで優勝するまで帰国すること能わず」と叱られ、キャノンボールは毎年開催ではないことを伝えると「自分で主催すれば良い」と言われる。それもそうだと納得し、シーク王子は早速前回の出場者達へと招待状を送付する。

みたいな感じ。

まあ内容は前回と似たり寄ったりかなw
ただ二作目ということもあり、前作に出ていたキャラには愛着があるのでそういう点では前作よりも良いかもしれない。

前作に出ていたキャラが全員出ているわけではなく、美女コンビもキャラとしては同じ扱いだが演じている女優は別人という感じ。

JJ.マクルーア(バート・レイノルズ)とビクター・プリンズム(ドム・デルイーズ)は将軍と兵隊に変装。同乗者はシスター・ヴェロニカ(シャーリー・マクレーン)とシスター・ベティ(マリル・ヘナー)。前作のパメラとはもう別れたんかw

ドクターのニコラス(ジャック・イーラム)も居ないのかと思ったら、シーク王子に雇われて、シーク王子の召使い(ダグ・マクルーア)とトリオになっていたw

フェンダーバーム(サミー・デイヴィスJr.)とジェイミー・ブレイク(ディーン・マーティン)のコンビは今回は警察官に変装。この二人の借金が元で金欠で落ち目のマフィアが前作のフォイトのようにキャノンボールレースにちょっかいを出してくる。

レースには参加しないが前回のロジャー・ムーア的存在の代わりにフランク・シナトラが出てくるのはこの二人とのつながりなんだろうか?

相変わらずジャッキー・チェンが日本人役w 前作はスバルだったのに今回は三菱。
なぜかジャッキーの台詞には字幕がつかなかったな。相棒はマイケル・ホイではなく
リチャード・キール。ってリチャード・キール亡くなってるやないか。・゚・(ノД`)・゚・。
リチャード・キールさん死去、映画007の「ジョーズ」役など

オラウータンチームは前作で検問に引っ掛かってリタイアしたコンビらしいが全く覚えていないw

考えてみるとチーム数は減ってたな。まあフォイト的ポジションのカネロニ一家で人数が増えてるからその辺の兼ね合いもあるのかな。


オープンニングが前作を踏襲してて笑ったw
結局最後はgdgdなドタバタアクションなので、なんだかなぁと思わないこともないw

尺が圧倒的に足りないからしょうがないんだろうけど、もう少しどうにかならなかったのかw 
そういえばなんで今作でもキャプテンケイオスが登場したんだろうw

キャストは全然違うけど「キャノンボール3」ってあるんだな…

『キャノンボール』を観た

キャノンボール

非合法のアメリカ横断公道レースのお話。ジャッキー・チェンやロジャー・ムーア等の多数のスターが登場する。それなりに面白いけど95分の作品に登場人物が多過ぎかつ詰め込みすぎでダイジェスト的な映画になってしまった感は否めない。

なぜジャッキー・チェンとマイケル・ホイは日本人コンビにさせられたんだろう。
乱闘シーンではカンフーだし、どうみても日本人には見えないが日本車チームを出すためだったのかな?無闇にお辞儀をするシーンがあったが、海外から見たらやはりお辞儀は奇異に映っていたんだなぁと思ったw

一応主人公はJ.J.マクルーア(バート・レイノルズ)とビクター・プリンズム(ドム・デルイーズ)の救急車コンビ。これに雇われた医者のニコラス・ヴァン・ヘルシング(ジャック・イーラム)、半ば拉致同然で連れて行かれるパメラ・グローバー(ファラ・フォーセット)を加えた四人組でレースを進めて行く。ジャック・イーラムは凄い形相だけど、味があって良い。ファラは一応マドンナポジションだけれども微妙なキャラだったかな。

美女コンビもアメリカ的美女なのでいまいち。

マッドドッグ(リック・アヴィルス)とバットマン(アルフィー・ワイズ)のコンビがブラック魔王的ポジションなのかと思ったが違った(ノ∀`)
モーリス・フェンダーバーム(サミー・デイヴィスJr.)とジェイミー・ブレイク(ディーン・マーティン)の神父変装コンビこそがそのポジションだったような。
この二人はフランク・シナトラコンビと呼ぶべきなのかな?

この他にシーン毎に助手席の女性が変わってるロジャー・ムーア、ファラフェル王家(アラブ?)の王子様やバイクに乗った企業の社長?など。


カーアクションはぼちぼちあるけど、冒頭のカウンタックが肝なのかな。
ジャッキーのためなのか後半の盛り上がりのためかアクションシーンが挿入されている。ドタバタアクションだが、ビクターが好きならそれなりに楽しめるかな(・∀・)

これも「スティール・ボール・ラン」の元ネタなのだろうか。
それともあれは「グレートレース」や「チキチキマシン猛レース」が元ネタなのかな?

まあしかしアメリカは広いのぅ…

『マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選』を観た

マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選

人口の75%がモルモン教徒であり、共和党支持勢力が強いユタ州のオレム市にあるUtah Valley State College(UVSC)の学生会が民主党支持(正確には反共和党?)のマイケル・ムーアを講演会に招いたことから始まった大騒動を記録したドキュメンタリー。

UVSCは2008年にUtah Valley Universityになったらしい。単科大学から総合大学に昇格したんだろうか?

原題は「This Divided State」。直訳すると「この分断された州」?
なんでこんな邦題にしたんだろうか(´・ω・`)


モルモン教って言うと刺激物を摂ってはいけないとか斉藤由貴が入ってるとか街中でスーツっぽい服装の自転車に乗った二人組の外国人が勧誘してるというイメージしかないな。詳しいことはよくわからないのでぐぐる。

モルモン書を読むと色々と酷いw

入手および翻訳の経緯
1823年9月21日ジョセフ・スミス・ジュニアはモロナイと名乗る神の使者に黄金の板の聖なる文書の存在を告げられ4年後18歳になった時に掘るようにいわれた。
(略)
なお、箱の中にはほかにウリムとトンミムという道具が入っていた。
ジョセフ・スミス・ジュニアがウリムとトンミムを使ってこの文書を翻訳口述しオリバー・カウドリとマーティン・ハリスが英語で筆記した。原典である黄金の板は翻訳の後、天使へ返還したとされている。

公開された英文の内容
モルモン書全般にわたって記述されている内容は、大きく分けて歴史的な記録と神の教えである。
内容は紀元前600年頃(預言者エレミヤの時代)、エルサレムからアメリカ大陸へ渡ったリーハイとその家族から始まり、その地において、神に従順なニーファイ人の子孫と神に背くレーマン人の子孫が対立、抗争しながら大陸全土に増え、最終的には慢心したニーファイ人がレーマン人に滅ぼされるまでの「歴史」である。 またそれに加えて、バベルの塔の時代に同様にアメリカ大陸に移動してきた2つの民族の興亡の記述もある。
モルモン書の記述の中には、復活したイエス・キリストが古代アメリカ大陸に訪れたという記述が見られる。

方向性は違うが存在的にエホバに近いかな。
「スティールボールラン」ってこのモルモン書のネタを採用してるんだろうか?
 

現在ソルトレイクシティになっている、グレートベースンにまで旅をして、宗教的社会を築いた。イリノイ州ノーブー市における宗教的対立が激しくなり、モルモン教徒たちは不利となったため、当時のモルモン教徒の最高指導者ブリガム・ヤングが教徒達に西へ行くようにと指示した。
モルモン開拓者

というような流れでユタ州にモルモン教徒が住み着いて勢力を拡大し続けたらしい。

まあユタはそういう戒律の厳しい教徒達が沢山住む保守的なところらしい。

この映画は2004~2005年くらいのもので2008年時点ではモルモン教は58%らしい(ユタ州)
そんなに急減するもんなんだろうか?
もしかして75%てオレム市だけなのか、公称なのかな?


マイケル・ムーアは名前は知ってるが、詳しくは知らないw

マイケル・フランシス・ムーア(Michael Francis Moore[1], 1954年4月23日 - )は、アメリカ合衆国のジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督、テレビプロデューサー、テレビディレクター、政治活動家。

ふーむ(´・ω・`)

映画内でも出てくるが

『華氏911』 - Fahrenheit 9/11 (2004年)
2004年アメリカ合衆国大統領選挙において、ブッシュの大統領の再選を阻止する目的で公開された。カンヌ国際映画祭での最高賞パルム・ドールを受賞し各国でヒットとなるものの、当初の目的は果たせなかった。題名はイギリスのSF映画『華氏451度』から引用している。

が有名らしいが観てないのでよくわからない(ノ∀`)

まあとにかく共和党が強い地盤のところに反共和党の人間を呼ぼうとしたから大反発が起きたわけか。


狂気的にも思える住民たちも不気味ではあるが、その地域に一生住み続けるかどうかもわからない学生たちがファッション的に、或いは後の就職活動に利用するためだけに活動している感じもまたなんだかなぁという感じに思える。

これは撮った監督は共和党寄りなのだろうか、ショーン・ハニティの軽妙なトークは観ていて面白く、マイケル・ムーアの講演はただただ共和党とブッシュを罵倒するだけのつまらないものに見えた。マイケル・ムーアの講演に賛成する、「クリミナル・マインド」のDr.リードみたいな助教授もみっともないだけだったし。

壇上に上げられたジェシーだかなんかは頑張ってたなw そりゃパニクるわw

映画内でも出てくるが、マイケル・ムーアは元々は緑の党を支持していたけれども、イラク戦争への抗議やブッシュ憎しで民主党支持に回ったらしくてあんまり正当性みたいなものを感じない。

言論の自由とか表現の自由とか散々言っていたけど、「自由」の定義がわからない。
人間という社会的存在である以上、理想論的な「自由」を振りかざし続けるのは愚かしい。現実的な「責務」を伴わないから言っていて楽で気持ちがいいというのはよくわかるけどw

アメリカ人の多くは「自由」という言葉に酔い痴れ過ぎだろう。
それが良いところでもあるがw


ドキュメンタリーであるということを知っていて観るならそれなりかな?