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『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』を観た

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく

今回も寅さんは脇役だったねぇ(´・ω・`)
しかも主役級ゲストは「寅次郎頑張れ!」のワット君みたいに同性ではなく
マドンナなので寅さんの活躍の場が少なく、非常に物足りない回だった。
まあでも武田鉄矢演ずる留吉は良かったかなw
ちょっと濃すぎるキャラだけどもw

マドンナの紅奈々子役の木の実ナナはあんまり美人とも思えないので
なんかその辺もイマイチに感じた理由かなぁ。なんか声がうるさい感じだったし。
そう言えば最近、所属しているアトリエ・ダンカンが潰れたんだっけ?

夢アチャラカは宇宙人ネタ。源公が素顔のままで宇宙人(猿人?)やっててワラタw
「猿の惑星」や「宇宙猿人ゴリ」絡みかと思って公開年を見たが、どうも関係は
ないようだ。単純にピンク・レディーの「UFO」へのつながりなのか。

OPのサイレントは…見逃した_| ̄|○


今回は松竹歌劇団(SKD)ネタということで、その辺のことを長々とやってた。
SKD自体は別にどうでもいいんだけども、寅さんの中でそれを延々とやられると
本編の尺が短くなって困るな(´・ω・`) 冒頭の題経寺の願掛けとかだけなら
気にもならなかったが、踊りのシーンがなげぇ(・∀・)

寅さん、帰ってくるなり近所の人と喧嘩w 気違い過ぎるw

お見舞い500円で株を上げたかと思ったら、その後の妄想経営話で大暴落。
挙句の果てにタコ社長とまた喧嘩。おいちゃんまたは具合が悪くなる。

旅に出る振りをして事を誤魔化そうとする寅さん。止めて欲しいので
一生懸命アピールするけど、さくらは止めない。今回は場合が場合だから
止めなくて当然だよね(´・ω・`)


旅先は阿蘇。
( ゚Д゚)ハッ 通潤橋か。「美の巨人」で見たわ。

留吉と出会う。相変わらず武田鉄矢は振られ役が似合う(・∀・)

さくらへ殊勝な手紙を出したと思ったら、借金のお願い(ノ∀`) マタカ
またさくらが迎えに行ったけど、それだけでも結構なお金がかかりそうw
博・さくらが家を建てられないのは寅さんの所為なんじゃねw?

またなぜか先生って呼ばれてるしw
”反省”なんて程遠い男なのにw

とらやに帰って来てしばらくはしおらしくお手伝いをしたり、
お見合いに関しても殊勝な態度だったのに、マドンナと会った
途端に元の寅阿弥(ノ∀`)

SDKのレビュー狂いになるわ、お見合い断るわで酷いことこの上ないw
レビューに行く行かないといつもの面倒くさいやり取りの最中に留吉が
登場して、留吉が見に行きたいモノがレビューということで渡りに舟と
ばかりに国際劇場へヽ( ・∀・)ノ この辺も都合が良い展開だな。

留吉もはまるのかよ(ノ∀`)


とらやの茶の間で子供の頃になりたかった職業について
話してるシーンは何故だか面白いw

奈々子の彼氏・宮田隆は竜雷太かΣ(゚∀゚;)
後の雅ラブ、色男やなぁ(・∀・)

この後は展開が速かったな。SDKのレビューで尺を取り過ぎたからか。
振られるまでの流れが速すぎて、あんまり余韻や情緒がない。

今回はやけにタコ社長の失言が多くて集中砲火浴びてたなw

最後は留吉エンドか。留吉もストーリーの本編にはほとんど関わってないなw
そもそも本編自体の内容が薄っぺらかった気がしないでもない。

これも合わなかった回だな(´・ω・`)

結局、美穂ちゃんって何処行ったのよ(´・ω・`)?

聖闘士星矢

kindleで三巻まで無料だったので読んだ(・∀・)
更にBookLiveで七巻まで無料だったので読んだ。(・∀・)
十二宮に攻め込むちょっと前辺りまで。
白銀聖闘士が雑魚っぷりを晒し終えたくらいと言うべきかw

美穂ちゃんというのは、養護施設「星の子学園」で星矢と共に育った幼馴染。
序盤では何回か(7巻までに2~3話くらい)出て来たが、終盤は全く出て来ないw
まあ話の規模がでかく成り過ぎてたからしょうがないのかもしれないけどw
OVAとかではちょこっと出ているみたい。

そう言えば、なんで魔鈴さんを星矢の姉の星華だと思っていたんだろうかと思っていたが、
6巻くらいで白銀聖闘士が星矢の技か何かを見て
「星矢と魔鈴は姉弟に間違いない( ;・´ω・`)ゴクリッ」みたいなことを断言してたからだなw
多分、当初は本当にそのつもりだったんだろうけれども、途中で変更したんじゃないかな。
「リングにかけろ」でも高嶺竜児の姉はリンかけ最強ボクサーである高嶺菊だったし。

暗黒聖闘士戦辺りや城戸沙織の設定も「風魔の小次郎」と似ていることを踏まえると、
美穂ちゃんや星華は昔ながらの車田正美漫画の要素として登場させたものの、
連載の長期化やストーリーの肥大化によって忘れ去られたキャラ、消化出来なくなった
設定だったんじゃないかと思う。

ブリーチがその扉絵等でのポエムでオサレと揶揄されたりしているが、
車田正美もかなりのポエットであったことを今回の読み直しで思い出したw

結構雑な展開だけども面白いからいつか全部買いたいのぅ(・∀・)
あと「風魔の小次郎」も読み直したいなぁ。


以降は無料用の一巻のみを読んだ。

パパのいうことを聞きなさい!

うーむ、おっさんだからかイマイチはまらない。
多分対象が中高生~20代前半くらいかな? あとはロリコンだな(・∀・)

序盤すぐに「ねーちゃん事故死すんじゃね(´・ω・`)?」と思ったら、
本当に事故で居なくなった(ノ∀`)
まあでも行方不明と言ってるから終盤に見つかりそう。
ちょっと話の展開に無理がある気がするが、原作がラノベみたいだし、
その系統の擬似ハーレム物と考えれば突っ込むだけ野暮かw

絵は丁寧というか綺麗なタイプ。


Dr.るっる

うーむ(´・ω・`)
なんかちょっとボケが多過ぎるので読んでいて面倒くさい。
こういうのが好きな人には良いのだろうけど。
設定がかなり特殊なので人を選ぶかもしれない。

これ、この後どんな感じに話を膨らませて行くんだろうか。


となりのランドセルw

表紙が余りにもアレなので、読むのを回避しようと思ったが、
読んでみたらそれほどそっち系ではなかったのでちょっと安心したw
そんなに悪くもないかも(・∀・)

これも絵は丁寧というか綺麗なタイプ。
だが目が大き過ぎるやろ(・∀・)


魔砲使い黒姫

真面目キャラの零と悪逆非道の黒姫というバランスの取れたキャラ構成。
でもよくよく考えてみると、これって「バスタード」の翻案と思えなくもない。
恋心を変身トリガーにするのはどうかなと思うけど、そこが肝なのかも。

今のところ、それほど活用されているとは言い難いが魔砲弾という設定は
ちょっと面白いかな(・∀・)


幻覚ピカソ

普通に面白いと思った(・∀・)
でも、これはどう見てもジャンプ系や集英社的絵柄ではなさそうw
アフタヌーンとかの講談社系っぽい絵柄だった。或いは集英社だとしても
1970~1980年代じゃないと許されないと思うw

これなんで日テレの土9辺りでドラマ化されていないんだろう?

若手俳優を沢山出せる学園物、わかりやすいお約束(絵に入る、ヒカリは報われない)
お悩み解決一話完結物(構成しやすく、途中からの視聴者でも簡単に視聴継続出来る)と
いう好条件を備えているのになぁ。

まあでも今だとジャニーズとかAKBが大量投入されて糞ドラマに仕上がりそうだしな。
テレ東辺りがドラマ化しないかな(・∀・)

『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』を観た

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!

これも借りてきて観た。

とらやに下宿している青年良介(中村雅俊)と近所の食堂で働く娘幸子(大竹しのぶ)の橋渡し役を寅次郎が買って出る。その青年は娘にゾッコンなのだが、自分の気持ちを相手に伝えることができずにガス自殺未遂までやる始末。その惨めな姿を見るに見兼ねた寅次郎が大活躍するのだが、寅次郎は青年の姉藤子にホの字になり、平戸島にある藤子の店を手伝うまでになる。

この頃から寅さんが主役ではないというか一歩下がった位置になって来てる(´・ω・`)?

今回の夢アチャラカはとらやの面々がお金持ちになっている設定。
なんだか目覚めた後に物悲しい思いに囚われそうな夢だった(´・ω・`)
現実での泥棒役の人は誰だろう。つーかどんな所で寝てるんだw

OPのサイレントはサックスにみかんをインしたお(・∀・)


中村雅俊演ずるワット君こと島田良介が好青年すぎるw
現実に居たら嫉妬するか惚れてまうやろ(*´・ω・)

押し売り通報騒動はちょっと無理がある強引な展開かなぁ。
米倉斉加年を何度も出すためなんだろうか。
まあこの後仲良くなる為の騒動という意味もあるんだろうけれど。

珍しく地元で外食すると思ったら、福村幸子(大竹しのぶ)を
登場させるためか(ノ∀`)

驚愕の事実…源公ですら彼女持ち…だと…( ;・´ω・`)ゴクリッ

電線音頭Σ(゚∀゚;)
電線マンが人気があった頃の映画か。

寅さんの恋愛コーチなんて役に立つのだろうかと甚だ疑問であったが
ワット君のデートが予想を上回る結果でワラタw
とらや炎上も吹いたw そう言えば昔の家ってああいう風にガス管が
部屋が来ているところがあったな。今の家にはもうないのかな。


逃げるように故郷へ帰った良介を心配した寅さんが長崎に来て
ようやくマドンナ島田藤子(藤村志保)とファーストコンタクト。
今回もマドンナはおまけだったか。

藤村志保って人は知らないと思ったが、出演作を見てみたら、
1966年版「白い巨塔」の東佐枝子(東教授の娘)や「大魔神怒る」の
千草領主の后である早百合(大魔神のトリガー)とかやってた人かΣ(゚∀゚;)
つい最近も尾野真千子の「足尾から来た女」で福田英子(鈴木保奈美)の
母親役で出てたのか。ドラマの内容自体はアレだったけど、あれは(´・ω・`)
その後でなんか怪我でもしたんか。
「軍師官兵衛」のナレーション交代 藤村志保さんが骨折、絶対安静で

さくらがマドンナ等の対外者に電話して寅さんが出て驚くというのはお約束かw

寅さんを留守番に二人で上京するのはおかしな話な気もしたが、
連絡がないからとすぐさま帰って来た寅さんの異常さで全てが吹き飛んだw


いつも通りの失恋…(´・ω・`)
救いとしてのラストの大空小百合の一座と同道で終わり…と。

やっぱり今作でも寅さんは脇役だな。ちょっと物足りない。
あの時、さくらが良介に連絡を取ろうとしなければ、良介と幸子の幸せは
なかったけれども、寅さんの幸せは終わらなかっただろうな。そうなっていたら
いずれは情が移って上手く行っていたのではなかろうかと思ったり思わなかったり。

毎回そういうわけでもないけど、基本的に寅さんの幸せとマドンナやその他の
主役級ゲストの幸せはトレードオフなんだよね(´・ω・`)

言ってみれば、異界の住人的な存在で普通の生活の人達の世界に投入されて
化学変化を引き起こして周りを幸せ(ある種の安定的結果)にするけれども、
自分自身は決して幸せになれない幸せの触媒なんだよね(´・ω・`)

だから男はつらいよなんだよね。

鴨川ホルモー

前に観た「鴨川ホルモー」の原作を読んだ。
特に読むつもりもなかったが角川の電子書籍が50%OFFの時になんとなく買った。

文体があんまり好きじゃないかな。苦痛とまでは言わないが何処かで目にしたことが
あるような表現の羅列に近く、文章としてこなれてないというかそれらを自分のモノに
していない感じだった。本文を他所から借りてきた表現で着飾らせたような印象を受けた。

最後まで読んだら新人賞受賞作品とあったので、これはデビュー作だからこんな風に
文章にごつごつ感があるのかなと思った。


映画版と比較してどちらが良いかというと…どっちもどっちかなぁ(・∀・)
原作自体が根本的に内容が深くない、軽いノリの青春小説みたいなものなので、
さほど映画との差がないような気がする。
こういうのがライトノベルとか言うジャンルなのか(´・ω・`)?

映画の方は"オニ"の映像化に特化した感じ。
まあ”映画”だから視覚的な要素を強調するのは当たり前かw

映画終盤の凡ちゃん無双が好きだったので、そのシーンが原作になかったのは残念だが、
代わりに”吉田の諸葛孔明”があるので、その辺は五分五分か。

十七条発議への流れは映画の方が妥当な気がするが、全体的な話のまとまりとしては
やはり原作の方が良いか。ペナルティも含めて座りが良いというか。

十七条や後出しの弱点はなんか都合が良すぎちゃってどうかなと思った。
逆に好きな部分は安倍が早良京子と芦屋のことを知った後の「一人芝居夢芝居」のくだり。
「後悔の順列組合せ」とかはわかるわー、俺よくわかるわー(ノ∀`)

映画版の安倍役を演じていた山田孝之は問題なく良かったが、原作を読んでいて
余り想起することはなかった。これは小説版はより安倍の一人称視点が強いからかな。
逆に高村は濱田岳の顔がひたすらちらついたw スガさんも荒川良々というイメージから
逃れられなかったなw

そう言えば代替わりの終わりのところも最後が違ったか。


評価的には難しい所だな。つまらなくもないけど、薦めるほどの面白さは感じなかったな…
イメージで言うと愛読してる漫画雑誌に載っていた、まぁまぁな読み切り漫画みたいな感じ。

作者の意図はどうかわからないけれども、読んだ感じでは京都を舞台にホルモーという
謎の競技に関わっていく大学生・安倍の青春小説だったよ(・∀・)