カテゴリー: 感想

「クヒオ大佐」「ジェネラル・ルージュの凱旋」他を観た

クヒオ大佐

まあつまらなくはないけど普通かな(´・ω・`)
コメディとはいえ結婚詐欺ってあんまり気分の良い題材でもないし、
永野しのぶ(松雪泰子)の弟役が新井浩文だったのであんまり気分良く
観れなかったな。やっぱりあの顔は受け付けないなぁ。
作中の役柄も気持ち悪いし。これは役だからしょうがないけどw
松雪泰子か満島ひかりか堺雅人のファンなら楽しめる感じかな。
あと中村優子という人のファンも。

そういえばアンジャッシュの児島が出てた。

犯罪者の多くが内包する歪みや強烈な人格障害を過去の生育環境に
求めるところは正しいがそれを免罪符的に見せつけられている
ような気がしてイマイチだったな。極道めしでも似たような部分が
あるがあちらは免罪符的に使用している感じではないので良かったが。

あんまり深いことは考えず適当に観て笑ってください作品(・∀・)?
監督は「パーマネントのばら」の人らしい。

あのシーン、ハリウッドで撮ったのかw
『クヒオ大佐』堺雅人 単独インタビュー - シネマトゥデイ


ジェネラル・ルージュの凱旋

これは面白かった(・∀・)ニヤニヤ
半沢とか観てないおっさんである俺氏だが、この堺雅人はカッコイイと思った(・∀・)ニヤニヤ
キャラ的にはハチクロの花本先生ベースかなぁ?

竹内結子はどうでもいいけど、阿部寛、高嶋政伸、尾美としのり、平泉成、羽田美智子と
そこそこ濃い面子が出てた。貫地谷しほりや中村有志も出てたな。
あの人も出てたなってこの人が正名僕蔵って名前なのを始めて知ったΣ(゚∀゚;)
いっつも高尾山先生とかニコラスって呼んでたから……
しかも大人計画所属なのか…( ;・´ω・`)ゴクリッ

阿部寛演じる白鳥圭輔が上田教授と桑野信介をミックスした感じで面白いキャラだったが
いまひとつ脇役感が否めない気がする。何か勿体無いような…

査問会?とその後の盛り上がりの為だろうけれども前半部分の空白感に溢れた流れも
なんだか勿体無いような気がした。

まあその辺を差し引いても十分楽しめたので良いかな(・∀・)ニヤニヤ


恋の門

正直、映画としては駄目だと思うw 
少なからずスタンダードな映画ではないのでその辺で評価が分かれるんじゃないかなぁ。
まあクドカンの「真夜中の弥次さん喜多さん」に比べたら遥かにスタンダード寄りなので
それ程でもないかもしれないw

原作も長編ストーリー漫画ということらしいのでダイジェストな内容なのかな。

取り敢えず言えることは

  • 証恋乃を演じる若い頃の酒井若菜はかわいい(*´・ω・)
  • この時の松田龍平はちょっと下手かな。キャラは「アヒルと鴨のコインロッカー」や「あしたの、喜多善男」と似た感じ。
  • 恋乃の上司役である尾美としのりがオールバックでかっこいい。ヤクザかと思ったw この会社のシーンであまちゃんのヒビキを演じていた村杉蝉之介も出てた。
  • 後に「あしたの、喜多善男」で感動的なコンビを演じる小日向文世にSM部屋みたいなところで訳のわからないことを言われるw
  • 松尾スズキはあまちゃんの甲斐さんよりは真っ当なキャラのようなそうでもないような喫茶店マスター役
  • 恋乃の両親役は平泉成と大竹しのぶでコスプレ姿で登場
  • 登山者として片桐はいり、恋乃が大ファンである人気声優・阿部セイキとして皆川猿時が出演
  • 忌野清志郎が出演して、なんかミュージカルシーンみたいなのがあったw

という感じ。あまちゃんが好きだった人だったら、役者探し的には楽しめるかも。
内容的にはどうであろうかw 後半くらいから完全に話が崩壊してる感じがするw

まあ映画としてはどうかなと思ったけど、そこそこ楽しめたかな(・∀・)


アヒルと鴨のコインロッカー

ちょっと微妙だったな(´・ω・`)
面白いという評判だったので、こちら側のハードルが上がり過ぎてしまったのかな。
監督は「ジェネラル・ルージュの凱旋」と一緒か。

濱田岳は上手い。
瑛太がなんか凄い下手だったので「?」と思ったが後の展開で納得。
大塚寧々は相変わらず下手だな(ノ∀`)
全然出ると思ってなかった松田龍平が出てきてワラタw
考えてみると瑛太と二人でまほろ駅前多田便利軒に出てるな。
岡田将生がちょい役で出てたな。

ネタバレになってしまうが、その辺に触れずに書けないので仕方がない。

最初の段階でなんとなく隣の人はブータン人ではない、
弁当屋辺りで、こいつがブータン人じゃね?と思い始めて、
じゃあなんで椎名を騙すんだろって感じで観てて、
後半くらいであーなるほどぉと思ったけど、
なんか色々と無理があったり琴美もちょっとおかしくねと言う気持ちが
強く出てきて、結果として非常に微妙な映画だなという感想になった(´・ω・`)

"神様を閉じ込める"とかいう行為は映画の肝なのかも知れないけど、
唐突過ぎるし、そのロジックも納得出来ないし、あの段階で閉じ込めても
意味なくねと思った。閉じ込めた後に何かするわけでもないし。

ペット殺しを目撃したり襲われかけた段階で警察へ通報しないのもおかしいし、
ボウリング場で車のナンバー控えないとか、まず警官を車の方に連れて行かないとか、
車の前に立ちはだかる琴美の思考と行動が変。
琴美の死を前提とした展開が雑すぎるだろと途中からイライラしちゃった(ノ∀`)

プロットは凄く面白かったけど、なんか残念な作品だったなぁ(´・ω・`)
原作はまたちょっと話が違うらしいけれども、もっと合点が行く内容なんだろうか。


マルタのやさしい刺繍

字幕のみだったのでずっと放置していたがようやく観た。
スイス映画だったのか。

スイスの小さな村・トループに暮らす老婦人マルタ・ヨーストは夫に先立たれて気力を失い、毎日を過ごしていた。そんなある日、彼女は若いころの夢だった、自分の刺繍(ししゅう)でデザインした下着店を開くことを思い出す。

猛烈にスカッとしたり爆笑したりする感じでもないけども、
なんとなくハッピーエンドという王道系コメディかな。

結構楽しめた(・∀・)
ただ、この邦題はちょっといただけないなぁ。
刺繍は最後の方の部分だし…映画の中でメインでもないし。


お茶漬けの味

会社勤務の佐竹茂吉(佐分利信)は長野出身で質素な生活を好む。妻の妙子(木暮実千代)とはお見合い結婚だが、上流階級出身の妙子にとって夫の質素さが野暮にしか見えず、学生時代の友人たちである雨宮アヤ(淡島千景)、黒田高子(上原葉子)、姪っ子の山内節子(津島恵子)らと遊び歩いて憂さをはらしている。茂吉はそんな妻の気持ちを知りながらも、あえて触れないようにしていた。

まあまあ良かったかな(・∀・)
人によっては「女を馬鹿にしてる、男尊女卑ヽ(`Д´)ノ」みたいな感じになるかもしれないけどw

内容とは別に

本作では野球(後楽園球場でのロケ)、パチンコ、競輪など昭和20年代の庶民の娯楽、ラーメンやトンカツ(「カロリー軒」は小津監督の他作品にも登場)といった当時の人々の食生活がうかがえる。

といった点や昔の航空機などが観れるのが良い所かな。

最後の方の「一部しか見せてない」とか「亀」がどうとかで
ちょっと違うことを想像したのは内緒(*´・ω・)

途中でデレた妙子を観て「急にいちゃいちゃしやがって(・∀・)」
と思ったのも内緒w


ちょっと合わないかもなと思っていた「ちゅらさん」はゴリが沢山出るということを知り、
視聴を中止した。「ごちそうさん」も杏が出たら観ようかと思って、実際に何回か観たが
あのNHKドラマ特有の空気が好きじゃないので視聴中止とまでは言わないがもう観てない。

「ちりとてちん」だけ録画して観てるが木村祐一が沢山出てくるならこれも視聴中止だな。
今のところ面白いし、きっちりとした話なので観続けるけども(・∀・)
なんか方言が変な感じがするけど、あんなもんなんだろうか?

「都市伝説の女2」「殺しの女王蜂」「ノーコンキッド」「衝撃ゴウライガン」
「東京トイボックス」「ハードナッツ!」辺りを観たが、どれもイマイチだな(´・ω・`)

まあ「都市伝説の女2」は最初からつまらなくて長澤まさみの脚とか腋を堪能しつつ、
実況で雑談をするものということはわかっていたのでそれはそれでいいのかな(・∀・)

「殺しの女王蜂」は一話で観るの止めた。せめて一人くらい一線級の可愛い子を
入れておけばいいのに(´・ω・`)と思ったが、武井咲や剛力彩芽をゴリ推しするオスカー
だからそもそもそんな弾がないのかもしれない。雰囲気がマジすか学園くさいと
思ったら第一話の監督が同じみたい。それ以降は観てないので知らないけども。

「ノーコンキッド」も面白くはないな。懐古趣味的に観てる感じ。こういうドラマよりも
きちんとレトロゲームを調査解説する番組の方が観たい。でもまあゲーム目当てで最後まで観るだろう。

「衝撃ゴウライガン」は……おっぱい(・∀・)
というのはおいておいて、ギャグ+特撮+お色気でまあまあ。
「都市伝説の女2」→「タモリ倶楽部」→「ノーコンキッド」→コレという
実況ルートが確立された(`・ω・´)

「東京トイボックス」は一話だけで観るの止めた。なんかつまんない(´・ω・`)
なんか昔のフジテレビのドラマの内容を時間短縮しまくってしょぼくした感じ。

「ハードナッツ!」も一話で観るの止めた。なんかTRICKの上田と山田の持つ要素を
シャッフルしたような感じのキャラで、橋本愛の方にあまちゃんのアキの要素を
足した感じ。後でぐぐったら脚本は蒔田光治というもろにTRICKの人だった(ノ∀`)
最早新しい物を産み出せないのか、そういう脚本を頼まれたのかわからないがイマイチ。

高良健吾がいつも似たようなキャラしかやらないのは本人の限界だからだろうか?
でも上手いわけでもないしな…外見からそういう役を依頼されるのかな。

勝村政信も波岡一喜も微妙だし…なんか爆発CG等もそうだけど色々とチープな感じが
するのは何故だろう?8話にしたから予算節約でもしているのだろうか。

橋本愛がアホの子を演じきれてなくて能年玲奈が演じたアキちゃんの物真似を
しているだけに見える。橋本愛は喉が弱いのか大きい声を出すと変な声になるので
今まで通り寡黙や大人しいキャラをやった方がボロが出ないというか無難な気がする。
クールビューティ系の方が合ってるんじゃないかなぁ。

橋本愛がもう少しアホの子を演じきれていれば続けて観たかもしれないが、
ちょっと駄目だな(´・ω・`)

『お嬢さんに乾杯』『静かなる決闘』他を観た

お嬢さんに乾杯

あらすじは

佐野周二演ずる自動車修理工場を営む石津圭三の元へ
原節子演ずる華族の令嬢である池田泰子との縁談が舞い込んだ。
初めは華族との結婚なんぞと半信半疑かつ否定的だった圭三であったが、
ひとたび泰子と会っただけ恋に落ちる。ところがこの縁談には裏があった…

みたいな感じだった。

佐野周二はとんかつ大将の時よりこっちの方が良いな。
原節子は確かに美人だった。
中井貴一の父ちゃんの佐田啓二も圭三の弟役で出てた。

1949年という戦後間もない頃の作品で作中の圭三は新興成金という扱いだった。
泰子の爺さん婆さんにちょっとムカついたりもした(ノ∀`)
デートでクラシックバレエや拳闘を観に行ったりと色々と時代を感じさせたな。
まあ今でもデートでそれらの観覧に行く人は居るんだろうけれども。

まあぼちぼちでんな(・∀・)


静かなる決闘

主人公の藤崎(三船敏郎)は戦時中の野戦病院で患者(植村謙二郎)を手術中に、誤って自分の指に怪我をし、患者の梅毒に感染してしまう。
戦後になり父親(志村喬)の病院で働くことになった藤崎は、梅毒の感染を隠し、婚約者の美佐緒(三條美紀)と結婚することが出来ずにいる。美佐緒は藤崎が自分に対して距離を置き、何時までも親しくなれないことに苦悩していた。

植村謙二郎演じる中田がクズ過ぎる(・∀・)
それに尽きるw

千石規子演じる峯岸るいもまた尊敬するようになった藤崎に感化されて、「静かなる決闘」を選択したと言ってもいいのかなぁ。

藤崎が周囲に梅毒のことを隠してサルバルサンを打ちながら禁欲的に医療行為に励むことがタイトルの「静かなる決闘」であるという解釈が一般的なようだけど、「決闘」って継続的な闘いを指さないような気がするんだけどもどうだろう?

中田に対する恨みや梅毒に感染したことに対する嘆き、青年の肉欲、美紗緒への恋慕、そういった渦巻く激情を"人間たらんとすること"、"美紗緒の幸せを思うこと"によって抑えこもうとする藤崎の心情を考えると、より凡庸かもしれないが「静かなる葛藤」という感じのタイトルで良かったんでなかろうかと思ったり。

まぁこれはこれで観て良かったかな(・∀・)
現代でリメイクするならエイズとかに置き換えられるのかな?
まあ梅毒も現役だろうから、そのままでもいいか。


虹をつかむ男

悪くはないけど少し微妙だった(ノ∀`)

『男はつらいよ』第49作のタイトルは『男はつらいよ 寅次郎花へんろ』、ロケ地に高知県、ストーリー、キャスト、公開日は1996年12月28日と決まり、秋からの撮影を控えていた。しかし、同年8月4日に車寅次郎役の渥美清が死去したことにより制作が不可能になり、『男はつらいよ』シリーズは終了(打ち切り)することとなった。

という状況で「寅次郎花へんろ」に出演予定だった俳優陣をメインにして撮った作品らしい。
一応渥美清追悼を目的とした作品のようで作中で寅さんの映像が流れたりする。
それ以外でも他の映画のワンシーンを流したり、そういったシーンを意図的に模倣したり、映画への愛を語るような台詞が時折現れることを考えると、追悼的要素を除いても、良い意味での映画礼賛映画として成り立ってると思える。

主軸部分である活男(西田敏行)の話はなんか弱い感じがした。
ラストでちょい役で出てきた上島竜兵でちょっとワラタw


虹をつかむ男 南国奮斗篇

前作は微妙ながらも作品の体を保っていたがこれはちょっと(´・ω・`)
設定が大幅に変更されていて残っているのは活男と亮(吉岡秀隆)の関係性くらいか?

前作であった映画シーンの挿入は減り、代わりに活男が歌を歌うシーンが増えた感じ。
そういうこともあって活男の存在意義というか映画との結びつきが薄れてしまっていて、なんとなくキャラが立ってない、ただの巡回上映をする風来坊のようになっていた。
寅さん化したかったのかな。

話の軸も活男と松江(松坂慶子)の焼けぼっくい、亮と節子(小泉今日子)の恋、節子と節子の兄・清治(哀川翔)との喧嘩があるが、なんかどれも消化不良な感じ。

どれもメインになっておらず、関連性も薄い。適当に始まって大して絡まず、ぼーっと観てたら映画も終わった(ノ∀`)

見落としたつもりはないんだけども、節子の実家問題って
解決したのかどうか全く記憶に無い(´・ω・`)
哀川翔にしても田中邦衛にしても何しに出てきたんだかよくわからないw

活男の恋は一晩の復活はあれども、朝が来れば夢醒めて、現実に打ちのめされる
風来坊の成れの果てという感じ。亮の方は職に就けば実る…わけでもなさそうだけど、
節子の指摘によって我に返って風来坊からの脱却、定住者社会への帰還を目指す感じか。

節子もよくわからないキャラだった。
まあ子供を預けて都会にまた働きに出ようとしているところをみると、
海死ね、ウニ死ねって感じで田舎を好きではなさそうだが、作中では
最早、出て行きそうもないし。恋愛要素で亮に安定した状態を求めたというよりも、
ただの忠告なのかな、あれは。

ラストの活男もなんなんだろう、夢を追う風来坊にしては
映画に対する愛が見受けられないし…

まあ何にしても合わんかったな(´・ω・`)
清治の元へ乗り込んで行ったシーンだけはベタだけど笑えたがw


嵐を呼ぶ男

微妙やった(´・ω・`)
銀座の恋の物語は良かったけど、これはあんまり合わなかったかな。

ドラム合戦が見せ場と言えば見せ場なんだけど、なんであれで石原裕次郎演じる国分正一が勝つのかが正直わからないw
陰謀があろうとなかろうと歌で勝っていいのかなw

岡田真澄が出ていたらしいが記憶に残ってない(ノ∀`)

左京徹役の金子信雄って料理番組やってたあの人かw

芦川いずみが出てたのはわかった(・∀・)
1966年版だと渡哲也と芦川いずみが主人公カップルなのか。
そっちも観たいなぁ。

1983年版でフランキー堺が出ているけど、この1957年版でも正一が釈放される時に牢屋で「うるせえぞ!」と罵声を飛ばしていたような気がするけど気の所為かな…

詰まるところ偏愛ママと正一の和解へ至るまでの物語ですかねぇ(´・ω・`)

『悪名』、『どついたるねん』他 を観た。

悪名

生まれ故郷の河内を追われた着流しヤクザ八尾の朝吉、弟分でハンチング帽にスカジャン、話の節々に英語を挟みインテリぶるチンピラ、清次が放浪先、出所先で暗躍するヤクザ、偽善者、権力者を退治する仁侠映画。

出ている人も勝新太郎や田宮二郎と有名所でつまらなかったわけではなかったが
数日後に映画名と内容を思い出そうとしても全く思い出せず、かろうじて映画名を
思い出した後も内容を思い出せずにぐぐらざるをえなかった、自分にとっては
非常に稀有な作品(ノ∀`)

単純に記憶力の低下だと言われるとそれまでだが、これだけ本当にすっぽりと
記憶が抜け落ちていたのは何がどうしてそうなったのかさっぱりわからない。

内容に関しては、昔の任侠物なので今ひとつ合わなかったがつまらなくはない。

ただ、ハッタリを用いた駆け引き等はある種「カコイイ(・∀・)」部分として認識も
出来るのだが、最終的に飛び道具があってなんぼなのかと考えると何とも
しょっぱいというか寂しい気がしないでもないw
 


どついたるねん

ストーリーをかいつまむと

試合でボクサーとして再起不能→新しいジムを開いて元のジムに不義理かます→
好き勝手する性格故にジムが立ち行かなくなる→元のジムに戻ってボクサー復帰

という感じで赤井英和演じる安達英志がクズ過ぎて感情移入出来んわぁ(´・ω・`)と
思いながら観ていたが、観了後は結構面白かったかなって感じになった(・∀・)

安達のクズっぷりもボクシングしかない男の短絡さ故と捉えれば不問に付せない
こともないし。

素人に近いことを考えると赤井英和の演技も良かったが、原田芳雄演じる左島牧雄が
それを上回る存在感を発揮していた。顔も体も凄い痩せてて最初「本田博太郎?」かと
思ったが違った(ノ∀`)

相楽晴子も若かった。バックショットのオールヌードがあった(・∀・)
但し赤井英和の(´・ω・`)
麿赤児はあんまり変わらなかったような。
清田役の人は大和武士って本当のボクシングチャンピオンだったΣ(゚∀゚;)

ワンシーン見逃したところがあったのでそこがどんな内容だったか気になる( ´・ω・)


ALWAYS 続・三丁目の夕日

無印や'64の茶川パートに比べると押し付け感は少なかったので観やすかった。

原作ファンとしては映写機やトモエのかつての恋人ネタが盛り込まれていたのが良かった。
原作の儚さやホロリと来る部分は完全に除去されてしまっているが仕方がない。
宅間先生が拾った犬って本来は喧嘩で怪我して狂犬病みたいになった狂犬ロボ?
原作ではミスターXに拾われて幸せになったような気がしたが…

小日向文世演じる川渕康成が茶川を追い詰めるシーンで鈴木オート社長達が
逆に詰め寄るところは好き(・∀・)

堀北真希は六さん似合っとるのぅ。幼馴染の中山武雄役は浅利陽介かw
原作やドリフの映画でもサクラを使って物を売るシーンがあったなw
美加が別れ際に一平になんか言うのはなんだかなと思った(´・ω・`)

あまちゃんを観た後だから薬師丸ひろ子に注目しつつみてたが、
演技は勿論きちんとしてるけどこの映画では脇役だったなぁ。
原作でもトモエも鈴木オート社長も脇役って言えば脇役か。
いや、そもそも主人公って一平なのか。三巻の三丁目の夕日が
始まるところで主人公と明記されていたような気がするが
記憶があやふや。最終的には三丁目に住む人達の群像劇みたいに
なっていたような気もする。

関係ないけど

なお、近年発売のコンビニ販売の廉価版シリーズ、傑作集、文庫版、他特別編などは、すべて『三丁目の夕日』からの収録である。
三丁目の夕日

なん…だと…( ;・´ω・`)ゴクリッ
プロフェッショナル列伝とか他の短編あっての夕焼けの詩、
三丁目の夕日じゃろがいヽ(`Д´)ノ ボケーカスー

※個人の感想です


白い巨塔(映画)

(´,_ゝ`)プッ 149分と言えどもあの長い話を
ちゃんと収められるのかよと興味半分で観た。

一審判決のところまでとは言えど、ちゃんと収まってて面白かったΣ(゚∀゚;)
観たことない田宮版も観たくなったし、唐沢版ももう一度観たくなった。

唐沢版も悪くないけど、やっぱり昔の俳優陣の方が凄いような気がする。
特に花森ケイ子役の小川真由美と財前又一役の石山健二郎に関して言えば、
完全にこっちの方が良い。黒木瞳がなんか微妙なのは仕方がないけれども、
西田敏行の又一はちょっとコントっぽすぎるというか大味すぎる感じだったかな。
唐沢版の全体的な軽さに合わせたのかもしれないけど。
 
まあ何にしても観て良かったな(・∀・)


仮面ライダークウガ

まあまあ面白かったかな(・∀・)
平成仮面ライダー第一弾ということで色々実験的だったみたいだ。

ストーリーはまあしっかりしていたような気はする。

ただグロンギ語は折角作ったんだから発音やイントネーションも
もうちょっときちんとして本当の言語っぽくして欲しかったかな。
あれだとあんまり喋ってる感じがしなかった。

グロンギ語の導入は初見者にはグロンギの目的が序盤では分かり難くなっており、
ある種の奥深さを構成する謎として機能しているとは思う。
というより、この仕掛けがなかったらクウガってかなり単純な話のような…
まあ十数年前の作品を今、話が単純だどうだと言うのは阿呆らしいことだが(ノ∀`)

エピソードがちょっと説教臭いのが多いのでなんだかなーと思うこともしばしばあった。
あとジャンと榎田さん、バイトの子の話とかって必要なんだろうかとちょっと疑問に思った。
やっぱりどっちかというと娯楽傾向の強い戦隊物の方が好きな俺氏であった(`・ω・´)
 


オダギリジョーの演じる五代雄介が微妙だったかな(´・ω・`)
なんかわざとらしかったな。

一条さんは良かったねぇ。
一条役の葛山信吾って細川直美の旦那さんなのかΣ(゚∀゚;)
しかも"くずやま"じゃなくて"かつらやま"かよΣ(゚∀゚;)

村田和美七森美江って芸能活動休止状態なのか。
七森美江のことを途中まで杉本彩だと思ってたのは内緒だよ(*´・ω・)

最も微妙に思った人はン・ダグバ・ゼバの人間体をやっていた浦井健治という人。
この人が悪いわけではないんだろうがこれは酷いと思ったw
エヴァンゲリオンの渚カヲルみたいなのを実写化したかったんだろうか。

そういえばジャンって一体何の人なのかと思ったら…色々と面白い人だったんだなw

1973年10月1日生まれ。A型。ルーマニア出身。
1993年4月、19歳の時に文部省国費留学生として来日。東京外語大学留学生日本語教育センターで1年間日本語を勉強した後、1994年、埼玉大学経済学部に入学。

東映ヒーローネット 第3回 セルジュ・ヴァシロフ

 
なんかやけに総集編をやっているなと思ったら…

本来の納品期限に遅れることが度々重なり、制作会社・テレビ局は非常に切迫した状況での制作・放送が続き、スケジュール確保のため、総集編が3回放送されている。

(;^ω^)うーむ…てっきり途中から見始めた子向けの回なのかと思ってたw

取り敢えずクウガはバイクアクションが結構あったからいいけど、
最近の作品はもう"仮面ライダー"を名乗るべきではないような気がしないこともない。

次はアギトか。

賢い犬リリエンタール

少し前の集英社の100円セールでなんだか間抜けっぽいキャラの漫画が面白そうだったので
1巻を買って読み、気に入ったので残りの3巻も買うたった(・∀・)


ストーリーをかいつまむと、

海外で研究活動をする科学者の父母を持つ日野兄妹は日本で二人で暮らしている。
或る日、両親から弟と共に帰るという手紙が送られて来たので、二人は空港に迎えに。
待っていた二人の前に両親の姿は現れず、代わりに現れた助手の早乙女は二人に
大きな箱を渡して去っていく。大きな箱を開けてみると中には人間の言葉を話し、
弟と名乗る犬・リリエンタールが居た。そしてリリエンタールには本人も知らない
不思議な力を持っていた。その不思議な力は日野兄妹やその周辺の人々を巻き込んで
色々な騒動を引き起こすことになっていく。

そんな感じ(・∀・)


個人的には非常に面白く好きになった漫画ではあるが、ジャンプという毎回クライマックスが
デフォのような週刊誌では余り人気が出ず、あえなく打切りになった模様(´・ω・`)

ただ打切りになった割には最終回までしっかりと話は組み立てられており、
多少の物足りなさはあるものの、よくある「俺たちの戦いはこれからだ」とか
坂を登りはじめたばかりのような終わり方をせず、gdgd感は全くないと言っていい。

そしてまた読んだ時に感じた"多少の物足りなさ"は、恐らく打切りにならずに
各キャラクターに対してエピソードが振られることによって肉付けされたであろう
各キャラクターの深みやキャラクター間の絆などがなかったからだろう。
話の骨組み部分はしっかりしていたと言い換えてもいいかもしれない。

最終回近くの盛り上がりはうしおととらや金色のガッシュ的感じで良い(・∀・)


リリエンタールの真っ直ぐさとまつもと剛志のまじかるストロベリィが如き優しき世界が
心地よく、もっと色んなエピソードを読みたかったなとは思うものの、アンケート競争に
敗れたのであらばそれは仕方がないことか(´・ω・`)

どっかの月刊誌に移籍して延命すればアニメ化もあり得たんじゃないかと思うのは
贔屓目過ぎるだろうか。

読了後に「俺、この漫画好きだわ(`・ω・)=3 この漫画の良さがわからない世界なんて
滅んでしまえヽ(`Д´)ノ」といきりたった俺氏はこの漫画の感想をぐぐった。

結構好意的な評価が多かったので
「世の中の諸氏の目も、存外、節穴ではないと見えるな( ・´ω・`)」と
上から目線の感想と共に落ち着いた(・∀・)


一番好きなキャラはやはりリリエンタールかなぁ。真っ直ぐさが眩しいw
二番目は当然のことながら、紳士ウィルバー(`・ω・´)
途中から出てきた割になんか濃いいキャラだなと思ったら読み切り時に
存在していたキャラなのか。描き下ろしエピソードでもなんか一番カッコイイw
ローライズ・ロンリー・ロン毛も合わせて好きだな
三番目はごむぞうとスーパーうちゅうねこ。
次点はコンフォニーw

他の人間キャラも良いけど、何故か人外キャラの方が印象に残っているw


今はもう100円じゃないのか(´・ω・`)