われらホビーズ ファミコンゼミナール あおき けい
面白くて徹夜で遊んだあのゲーム。あまりの難しさにクリア出来ず挫折したあのゲーム。ファミコン時代の思い出が笑いと共によみがえる懐かしのファミコンギャグアルバム。
最初の方は1Pにつき6~8コマくらいで色んなゲームネタをやっていて、たまに笑えるかなぁくらいの作品だったが、2巻の27話以降から1話丸ごと1ゲームのストーリー漫画(?)になってからは結構面白かったわ(・∀・)
なんか、「あー、あったわ、そんなゲーム(ノ∀`)」的な懐かしさも良かったw
amazonで買ったような気がするが、マンガ図書館Zにもある模様。
作者のあおきけいは奥さんのみかまると言う人と今もゲーム系漫画を描き続けているらしい。
三国志 諸葛孔明 久松文雄/竹川弘太郎 全5巻
中国が後漢時代末期、政治の腐敗などの反発で、黄巾の乱と呼ばれる反乱が各地で多発する。この反乱をおさめるために立ち上がった武将たちが、後の三国志と呼ばれる戦乱の時代の足がかりとなったのだ。そんな時代の中で諸葛孔明は生まれる。
小さな頃から戦乱の世を見て、自分の使命はこの乱れを収めて中国を統一する将軍のもとに仕えることだと考えていた。心の中でいつも気になっていた武将、それが劉備だった。
諸葛孔明は著名な学者である司馬徽が開く水鏡塾に通うことを決意し、学問や論語などを学ぶのだが、その能力の高さに皆驚くばかりだった…!
3巻まではamazonで買ったか無料、4-5巻はマンガ図書館Zで読んだ。
まあいつもの久松文雄漫画なので(・∀・)、と言うと失礼だが、まあ、色々と脚色というか一般的な諸葛孔明の漫画とは違う部分がある。原作者の案なんだろうか?
徐庶は出てくるけど、劉備の部下にはならず。謎の"徐"というキャラが出てきて、孔明の下働きをしたりしてたな。彼はなんだったんだろうかw
改めて三国志演義系を読んだが、「やっぱ劉備って駄目駄目なんじゃね(´・ω・`)?」と思ったり思わなかったり。全然関係ないが、関羽が処刑されたのが58歳って、結構歳いってたんだなって思ったw
まあマンガ図書館Zにあるから、暇な時に目を通してもいいと思うけど、特に目新しさはないw
青春の尻尾 平野仁/小池一夫 全6巻
故郷を出て仙人を目指す旅をする若者・終無為。「悲しいときには涙し、くやしいときには怒り、生きることに情熱を燃やす。友を裏切らず美にあこがれ嘘をつかず、だまさずに信ずるものには命をも賭ける。成人になれば失うはずのその青春の心を、成人になっても失わずに尻尾としてぶら下げておる」と、ようやく会えた天上界の者から何百万人に一人の逸材と評される――後の名を諸葛亮孔明。「サハラ」「少年の町ZF」といった名作を生み出した小池一夫&平野仁のコンビによる、破天荒な三国志外典!
昔の漫画なので字込みの"諸葛亮孔明"と名乗ったりしてたw
西王母の娘たちを従えて、どんな感じに話が進んでいくのかなと思ったが、あっけなく打ち切りの模様。つまらなくはなかったんだけどね。
曹操、呂布、董卓、祝融、孟獲、趙雲、華佗の妻・跨嬌花(非実在?)、張衡などの人物と絡んだ。劉備達も一瞬だけ出てきたなw
男性総合情報誌(?)の『GORO』に掲載されていただけあって、無意味にせっくるシーンがあったような…いや、掲載誌云々じゃなくて小池一夫原作だから無意味にせっくるシーンがあったというべきかな…( ・´ω・`)
サハラ 平野仁/小池一夫 全9巻
“サハラ女外人部隊”――それは、隊長チュチュ・ヒステリーカ率いる、ポルトガル軍に所属する女だけの精鋭外国人部隊。“魔女”の異名で恐れられる、金のために自分の生命と貞操を自分自身の手で売る女たちの集まりだ。かつてのポルトガルの海外領土でありポルトガル領西アフリカとも呼ばれたアンゴラの独立戦争を背景に、ポルトガル正規軍、“サハラ女外人部隊”とアンゴラ解放戦線とのし烈な戦い、そして過酷で非情な戦場でしたたかに生きる女アウトローたちの生き様が描かれるミリタリーアクションドラマ!
まあまあハードボイルド風の漫画だった。仲間キャラもそこそこ死んでいく。
おっさんだけれども、さすがにアンゴラ独立戦争辺りの話はよくわからんかった(ノ∀`)フルスギル
アンゴラ独立戦争終了後は、情報機関に雇われる形で任務をこなしていく。まあまあ面白かったけど、これも打ち切り風な終わり方だったような。9巻に収録されている「三尸の虫」は『青春の尻尾』のプロトタイプかな?
つんつるてん 山上たつひこ
可愛くない変態セントバーナード犬のお話「あるぷす犬坊」、旅館 岩風呂屋を継いだ阿呆中学生のお話「岩風呂くん」、両親を亡くし、弟に異常な執着を見せる「えら兄いちゃん」、ベタベタながらも良いお話の「ラビットくん」、だるま体型キャラのヤクザ漫画の「ゴムゴム」、「つんつるてん」を収録。ギャグ漫画短編集なので、特に言うこともないのだけれども、比較的、ロジカルというか一応話はかろうじてまともなタイプだったw
能登の白クマうらみのはり手 山上たつひこ
『つんつるてん』に比べると不条理な印象が強い短編集。
比較的、お話として成立している、すっぽんすっぽんの「賀茂川慕情 かんにんどすえ」、哀しい狂気作品の「綴り方親子」、「3980年野生の王国」、「原色犯罪妄想図鑑」、「お薬ちょうだい」、真面目に読むだけ無駄である「第二章「風雲編」白狼御殿の巻」「大陸望郷篇」、爽やかサイコパス強姦・殺人犯のイボグリくんのお話「青春山脈」、「幽気ヶ原の決斗」、話が何処に向かっているのかよくわからない、「宇宙船えっさ丸」、「大和民族体型保存会」、お茶濁しのような短さや繰り返しの「鉄腕69号」、「密林大帝」、「地球防衛軍」が収録。表題作の「能登の白クマうらみのはり手」は…一応話としては成立しているものの、えっさ丸や保存会のカテゴリーかなぁ…?
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