カテゴリー: 感想

鋼の錬金術師 / 荒川弘

前にノースシティで、アームストロング姉ちゃんが出て来た所まで読んで放置していたが、
ようやく最後まで読了した(`・ω・´)

長さ的にも内容的にもよくまとまっていて良い出来でした(・∀・)
最後のほうは読んでてちょっと涙目になるよね(´;ω;`)
凄く良い終わり方だった。

ただ、「うしおととら」で育ってしまった俺氏は相変わらずその影を他の作品で探してまうようで、ヴァン・ホーエンハイムとホムンクルスの関係にシャガクシャと白面の者の姿を見出してしまった(ノ∀`)

まあでも白面の者が望んでも成れなかった存在に、一部とはいえどもホムンクルスは成ることが出来たのだから、こちらの作品の方が救いはあるのか。というかホムンクルスの大罪達は
それなりに満足して死んでいったやつが結構居るから尻尾達とは違うか。

キング・ブラッドレイは敵ながらカッコ良かったし、グリードもまた良し(・∀・) トラミタイナサイゴ
エンヴィーの最期も悪くない。

ヨキがミスターサタンみたいになって見せ場があったことは良かったが、キンブリーには要らなかったかなぁ。まあ悪くはない、らしい最期ではあったけれども。

ウィンリィ、イズミ師匠、リザ・ホークアイ、オリヴィエねーちゃんと何かと女性が活躍した漫画のようにも思えた。みんなかこいい(・∀・)

シン国の話はもっと絡んでくるのかと思ったけど、意外と少なめであったというか、「この国の錬金術はおかしい」と言った感じの世界設定に関わる部分と物語後の舞台として活用された感じか。

ヴァン・ホーエンハイムやマルコーは特に賢者の石に翻弄された男達であった(´・ω・`)
スカーもそうかな。何はともあれ、ヴァンはトリシャと再会出来てよがった。・゚・(ノД`)・゚・。

この漫画の特に好きだったのが巻末の四コマ漫画で、「親を盾にするなんて、なんて酷い兄弟だヽ(`Д´)ノ」みたいな奴は吹かざるを得なかったw あんなシリアスシーンを読んだ後で笑わせるのは卑怯だw


この漫画は凄くまとまってた感じだったので、これ以上gdgdと述べる感想はないw
またいつか読み直したい(・∀・)
電子書籍で買うか…いや、そんな金はない……(´・ω・`) レンキンジュツツカイタイ…

東電OL禁断の25時

酒井あゆみ(著)

元風俗嬢で「東京夜の駆け込み寺」の著者が1997年に起きた東電OL殺人事件について書いた本。

被害者の女性と一時同じホテトル事務所に所属していたらしく、ホテトル嬢としての被害者女性についてと元風俗嬢から見たこの事件について記されている。

元風俗嬢としてその心理や奇行を説明しているが、ある程度までは首肯出来るが、それ以上はちょっと首を傾げてしまうような牽強付会な論理のような気がしたw

この事件についてぐぐると、「東電社員であり反原発派の父親の遺志を受け継いで頑張った為に殺された」みたいな陰謀論がヒットするが、うーん、まあ、さすがに殺されるってのはおかしな気がするw
干されたりしていた可能性は否定出来ないが。


あんまり触れられていないけれども、この被害者女性と母親の関係や、育って来た家庭がどんな感じだったのか気になるなぁ(´・ω・`)

あくまでも仮に、あくまでも仮にであるが、被害者女性が母親と上手くいっていなかった場合、例えば母親が支配的な毒親であり、父親のみが救いであった、或いは被害者女性と父親との結びつきが極度に強すぎたのなら、なんとなく転落の流れも理解できなくもない。
対象喪失の衝撃に耐えられず、徐々に壊れていく場合があるから。

快楽殺人犯などが自分を愛してくれる(存在価値を供給してくれる)庇護者を失ったことがトリガーになっておかしくなっていくように。この人は小動物の殺害やその他の犯罪の傾向がなかったからそういった加害者側にはならなかったけれども。

あと最後の方の奇行は明らかにアルコール依存症が進行しつつあったんじゃないかなぁとも思った。


事件から20年弱も経ち、犯人とされたネパール人も冤罪であったという結末。
全てが闇の中に消えていくのか(´・ω・`)

『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!』を観た

釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!

佐々木課長がめでたく次長に昇格、後任は海外支社で活躍していたキレ者のエリート岩田課長(三宅裕司)だが、飲みに行った伝助は、岩田の意外な面を知ることに。

多忙な日々に疲れ、四国八十八ヶ所のお遍路旅に、伝助を無理矢理誘った一之助。釣りをしたい伝助と、今回は真面目な一之助との間に、不穏な空気が流れる。やがて、旅先で出会った男まさりのトラック運転手・みさき(高島礼子)のハチキンぶりに圧倒される。

みさきが高知でのお礼にと鈴木建設に立ち寄るも、あいにく伝助は出張中。代わりに相手をした岩田課長が、彼女にひと目惚れしてしまう。

うーん、なんかかなり微妙だった感じ(´・ω・`)
解説によると

本作より「サラリーマン専科」三部作の朝原雄三が監督に抜擢された。

とあり、「あー」って納得したわ(´・ω・`)

「サラリーマン専科」は「サラリーマン専科」として良いのだけれども、釣りバカ日誌とはちょっと違うからな。

なんで三宅裕司なのかなというのも、この監督起用から考えれば納得が行く。三宅裕司は「サラリーマン専科」の主役だったもんな。

三宅裕司はヤングパラダイスとか「大きなお世話だ!」「三宅裕司のワークパラダイス」とか色々と面白い番組をやっていて嫌いではないが、役者としてはどうかなぁといったところである(´・ω・`)

関係ないけど、

乳児期は、近所に住んでいた画家・いわさきちひろの乳を飲んで育つ。当時、ちひろは乳飲み子だった息子・松本猛(安曇野ちひろ美術館館長)をやむなく安曇野の両親に預けていたため、母乳が途切れぬようにと三宅に乳を与えていた。

ってなんか凄いなw


今作は2003/9/20公開だから、高島礼子はえーと…38~39歳 Σ(゚∀゚;)
若く見えるな。つーかもう少し若いかと思ってた。

元々クルマ好きで、高校卒業後に横浜市内の自動車関連会社で3年間OLとして働きながらアマチュアレーサーとして活動し、21歳でJAFのコンペティションモータースポーツライセンス国内A級を取得[1]。レース活動費捻出のために1987年にはレースクイーンをはじめ、その後芸能事務所に所属し1988年には『とらばーゆ』のCMでデビュー。このCMを見ていた松平健の紹介で『暴れん坊将軍III』に出演し、25歳で本格的に女優デビューを果たす。

暴れん坊将軍がデビュー作かよ(・∀・)

暴れん坊将軍III(1988年 - 1990年) - 梢(御庭番) 役

しかも御庭番役かよΣ(゚∀゚;)

高島礼子が起用されたのは、四国(高知)が舞台で旦那が高知東生だったからか( ・´ω・`)?
というようなくだらない理由ではないだろうが、旦那の高知東生は高知出身だな。

初婚の相手はあいだももで東京急行電鉄に芸名で訴えられて、高島礼子の父親の介護の為に引退と色々と波乱万丈な人生だな。でもなんか引退宣言までするのって変な気がしないでもないが。

それ以上に謎なのが高島礼子の2011年から2013年までの二年間のみ事務所移籍してたことだな。
なんだったんだろうな、これ(´・ω・`)


よゐこは二人とも出てたのか。はまぐちぇの方は気づいたが、有野の記憶がない。
はまぐちぇの出てるシーンでドタバタ乱闘になったが、あれはつまらんシーンだったな(´・ω・`)
そういえば麺紀行の西田尚美も眼鏡をかけてOLとして出てたな。

四国のお遍路シーンではタクシー運転手の間寛平やらお遍路シーンの笑福亭仁鶴が出ていたが、やっぱり演技は上手くないな(´・ω・`) シャーナイ

ささやんがちょっとしか出て来なくて少し寂しかった。
一応、伝・スーでお遍路に行きはしたが、あんまり仲良い感じでなくて残念(´・ω・`)

最後はまぁ、岩田とみさきがくっつくが、なんかその流れもなんだかなぁといった感じ。
正直、あんまり面白くなかったなぁ(´・ω・`)

四つ葉のマック 1巻/望月三起也

週に一度巡って来る金曜日、極悪不良少年少女を狩り集める灰色馬車と呼ばれる護送車の如きワゴン車があった。捕獲された不良たちが行き着く先は非行少年艦『海の檻』――。それは出航時の3分の1は更正教育と言う名の訓練と体罰により、その命を海の底へ沈めるという洋上の少年院。

無実の罪で連行された四葉真記ことマックと艦内で交流をしたためたその仲間たちは、残忍な看守(艦守)と反マック派との戦いの中、遂にグループは行動を起こし、銃器を集め艦の乗っ取りを決行する。そんな中この非行艦に隠された真相が炙り出され・・・・ 思いもせぬ国家を相手に死の戦いを余儀なくされる少年たち。生き残ることは出来るのか・・・・

四つ葉のマック

のっけからバイオレンスにつぐバイオレンス((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
非行少年を収容した船という舞台設定だけでも丼二杯くらいはいけそうなのに、マックの出自に関わる話や船内に現れるヌシやらなにやらと具沢山ぽい内容。

なんで非行少年にあんな訓練を施しているのだろうか?
外人部隊にでも売って外貨でも稼いでいるのだろうか( ・´ω・`)?
続きが気になる。


毎度お馴染みの不良少年回収車でございます(・∀・)
yotsubanomack01

不良も恐れる灰色ワゴン
yotsubanomack02

赤玉ってなんだべ(´・ω・`)?
yotsubanomack03

色男で一見、このキャラが主人公のマックかと思うが、実は違う(ノ∀`)
yotsubanomack04

非行少年別所…だと…( ;・´ω・`)ゴクリッ
堺雅人のドラマの「ジョーカー」のアレもこの着想の流れなんだろうか。
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なんか山本直樹の堀田の第一巻で似たようなシーンを見た。あれは男が仰向けかw
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ほんわかしていて謎多き少年マック。主人公です。
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侠気溢れる不良・ルル三条。 風邪薬の名前か(´・ω・`)
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何処まで信じて良いのやら、色男不良・竜之介
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この人名乗らずにマックについたからよくわからないw 中国系なのかな?
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"ヌシ"ってなんだべ(´・ω・`)
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なんかキタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━━ !!!!! ってバイク乗り?
yotsubanomack12


全七巻か。いずれ全部読みたい(´・ω・`)