カテゴリー: 感想

『釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束』を観た

釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束

一之助がついに社長を勇退、会長に就任する。社員を集めた就任式の演説で言葉に詰まる。感無量となった伝助は、ついに皆の前で社長に向かって「スーさん!」と叫んでしまう。

ところが会長就任早々、一之助は謎の失踪をしてしまう。心配した妻の久江(奈良岡朋子)は、伝助に捜索を依頼する。わずかな手がかりをもとに岡山県に向かう伝助。美しい海を望む寺で、温子(星由里子)とその娘・珠恵(檀れい)の世話になっていた一之助と再会するが、この町では大きな問題となっているリゾート開発のゼネコンが鈴木建設と知って・・・

なんか今回は序盤にスーさんの演説と伝助の絶叫という感動的シーンが来ていて、はてこのクライマックスなシーンを越えるシーンがこの後あるのであろうか( ・´ω・`)?と思ったが、やっぱりなかったw

まあ構造的には綺麗にまとめた感じだったかなぁ。

若者カップルは珠恵(金麦こと檀れい)と昌平(すぐるちゃんまたは汁かけご飯の北条氏政こと高嶋政伸)。またしてもリゾート開発の反対運動的なお話。

失踪したスーさんを心配した妻の久江(奈良岡朋子)は伝助にスーさん探しを依頼。有給を使い果たし、親類縁者を全て殺し済みの伝助は渋るが、久江の知り合いの産婦人科医が偽の診断書を出してくれると態度を急変。←犯罪じゃなかろうか( ・´ω・`)

釣り具を担いでスーさん探しに喜々として出発する伝助ではあったが、スーさんを探す気などさらさらないw 結局、温子の寺に厄介になっていたスーさんとはまるで映画のように偶然再会する。

でまぁ昌平と珠恵のリゾート開発反対運動に加わり、何故かレゲェの格好で説明会に参加したり、座り込みで一悶着があったりもするも無事に解決。しかしこの解決方法でいいんだろうかと思ったw

ラストのスピーチは上手く被せたけど、インパクトはちょっと弱い。
まあ、悪くはないけども。


星由里子って名前は知ってるけど、誰だっけ(・∀・)?と思っていたが、若大将シリーズでアオダイショウやら何やらに毎回のように襲われてた澄ちゃんやないかヽ(`Д´)ノ

キーパーソンの小沢昭一って名前を知ってるけど、あんまり出演作を観たことないなぁと思ってwikipediaを見てみたが、「喜劇 にっぽんのお婆ちゃん」「冬の華」「男はつらいよ 寅次郎紙風船」に脇役で出てるな。

吉本の石田靖、ますだおかだの増田とか安田大サーカスが出てたな。考えてみるとますだおかだと安田大サーカスは松竹芸能か。ワハハ本舗の佐藤正宏と梅垣も出てたか。

営業三課の女の子は平山あやだったな。未だにドラマとかにちょこちょこ出てんだな。「はるか17」は結構面白かったような記憶があるが…内容は覚えていない("・ω・゙)


あと( `・ω・)o彡゜2作!2作!

『釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!』を観た

釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!

皆に祝福されて寿退社したものの、夫のDVに悩まされ離婚。その悩みをひた隠しにしながら、かつての一之助の秘書・弓子(石田ゆり子)が、営業三課に戻ってきた。変わらぬ歓迎ぶりをする伝助をはじめとする鈴木建設の仲間たち。ある日、伝助は弓子を釣りに誘う。その美しさに八郎は一目惚れ。弓子にアタックするが、弓子は向いのアパートに住む村井徹(大泉洋)と交際をはじめていた・・・

若者カップル枠が沢田弓子役の石田ゆり子と村井徹役の頭モジャモジャ・大泉洋。
後期の釣りバカは正直ほとんど書く感想がない場合が多いが、これは特に酷かったかもw
ほとんどこの二人+ハチ(中本賢)の話で釣りシーンとかあんまり覚えていない("・ω・゙)

しかもこの二人がくっつく流れが良くわからないw
徹が弓子のとこに絵を持って無理矢理闖入してビール飲んで、ハチが乱入してきて恋が実らないと思ったハチが退場する。→徹が弓子に「君の絵が描きたい」→シーンチェンジ→徹「ただいま~(・∀・)」→俺氏「(´・ω・`)?」と言った感じw

数少ない釣りシーンのエキストラに道場六三郎が出てたような。
あと市の職員に(σ・∀・)σゲッツ!!ことダンディ坂野が居たような。
やっぱ鶴太郎は微妙だな(´・ω・`) 

スーさんもほとんど出番なかったかな? スーさんの古い馴染みの温泉旅館の女将として松原智恵子が出て来たが、ほとんど話には絡んで来なかったような。

弓子の姪役、つまりは鶴太郎の子・佐伯千秋役の海老瀬はな

2005年、松竹が創業110年を記念して行った女優発掘オーディション松竹STAR GATEにおいて、1万3千人の中からグランプリを受賞

ということらしいが全然知らない(´・ω・`)
時代劇系で細々と出演し続けている模様。

準グランプリの西川風花という人は舞台に上がってるようだ。
茶色い料理ワラタw

徹の教え子役で出てた三人も西洋亮が今でも細々とテレビ出演してる程度で千代将太という人は演劇のプロデュースやったりたまにテレビ出演がある程度。柳澤貴彦という人は引退してデザイナーへと転向と中々色々と大変そう。

こういうオーディションに受かったり、映画に出演出来ても一線級になることはおろか生き残ることすら難しいんだな。大変だわ(´・ω・`)

まあ日本の場合は事務所パワーが物を言うから、実力とか関係ないしなぁ。
仮に演技が上手かったとしても埋もれたまんま消えゆくしかないだろうし。


まあなんだ、あれだ、釣りバカじゃねぇ、これ(・∀・)
後期作品は大体そうかもしれないけど、特にこの作品はなんか違ったw

『シン・ゴジラ』を観た

ややネタバレあるお(´・ω・`)

俺氏は褐色のショートカットの子良いよね(・∀・)と思いつつ、ふしぎの海のナディアを観たことはなかった。

巨乳のショートカットの子が良いよねと三輪ひとみ目当てでラブ&ポップを観たが、なんだかようわからんかった。(これは村上龍の原作の問題もあるとは思うがw)

エヴァンゲリオンを観た時には既におっさんであり人格障害や合ってるかどうかはともかくもなぜそうなるのかについての考察を既にしていたので、エヴァンゲリオンには何も感銘を受けなかった。(使徒とかカヲルくんは良かったが)
あと序盤の展開もそうだが、最終回とかの酷さ故に何だこの人(´・ω・`)って思ってた。

故に「アオイホノオ」を観ても、「なんでこんなに持ち上げられているのだろうか(´・ω・`)」と思っていた。

でも、この映画を観て「あ、この人凄いわ(・∀・)」と素直に思った。でもそれは特撮に関してではなかったりするw


序盤は「リアルを追求するのはいいが、ソッチの方のリアルさかよw これ特撮目当てに来た人怒るで(・∀・)」なんて思いながら観てた。

その後も
「蒲田と品川やられたー(・∀・)」
「鎌倉も駄目ー(・∀・)」
「武蔵小杉もどっかーん(・∀・)」
「はい世田谷も目黒もオタワ(・∀・)」
なんて感じでニヤニヤしながら観ていた。

最初のモブの声だけの演技が酷かったり、政府関係の俳優の中にも微妙な人が居たりで阿藤快風になんだかなぁと思って観ていたが柄本明とか余貴美子とか國村隼と渡辺哲辺りが空気を締めてくれたので、徐々に見入るように。

途中、巨災対達の部屋で矢口が「この国はまだまだ行ける(`・ω・´)」みたいなことを言った時に何故かちょっと目頭が熱くなった。そしてその後を見続けるうちに一つの確信を持った。

この映画は庵野秀明による「これが日本(`・ω・´)! This is Japan(`・ω・´)! That's Japan(`・ω・´)!」という、良いとこも悪いところも含んだ日本への愛、つまりはトータルでの肯定、エールなんやと。幾度ともなく訪れ、そしてまたこれからも訪れるであろうゴジラ(災害)に、日本は決して負けないという宣言だと。 (いや、ただの勘違いというか思い込みかもしれないがw)

そうしたらもうあれですわ、歳取って涙腺脆いおっさんはマジ泣きにならないように気をつけつつも涙ちょちょぎれながらの鑑賞ですわ(´;ω;`)

自衛隊も米軍も具現化した災害に対しては武力攻撃しか出来ないから(というか特撮怪獣映画だからというのもあるがw)、ああいう表現になったけれども、東北大震災やその他の災害で自己の犠牲や労苦を厭わずに災害救助した姿じゃないか(´;ω;`) 職務の一言で片付けられるもんじゃない。最後の民間企業の協力を得てゴジラを倒す流れなんて、あの時、一丸になって震災に立ち向かった日本じゃないか(´;ω;`)

などと確証のない思い込みを抱えながら最後まで観ちゃったのであんまり細かいことは覚えていません(ノ∀`)


特撮やらミリタリーは詳しくないのでよくわからないw

序盤は特撮すげーって思うよりも、これどうやって撮ったんだろう(´・ω・`)みたいな、見せられた手品に喝采を送らずに、その手品のタネを考えてしまう日本人のようになっていたw

ゴジラのギミックは良かったな。最初観た時は「だせぇ、きもい(・∀・)」という感想だったが、最終的に「カコイイ(・∀・)」と思った。

戦闘ヘリや戦車や米軍機のシーンは結構興奮した(・∀・) カコイイ
MOP2を落とした後のシーンのヤバイヤバイハヤクニゲテ感は異常w
興奮よりも次の展開が見えていたのでw

最後の方は感極まっていたので無人アタックでもちょっと感動してしまったw
なんかうしおととらとかの最後みたいに皆の力を結集した総力戦風だったので。

ケチをつけるとしたら橋が落下するシーンや無人アタック後の落下シーンはなんかちょっと変な感じがしたかな。

あと特撮の絡みではないが泉の紹介シーンで左側が切れていたな。
なんかぐぐったら映画館によって画面が左右で切れてるとかどうとか。
確かに矢口とカヨコが立川モノレールの所に居るシーンで、どうみてもカヨコの右側にもう少し余白が必要だろうと思われるカットがあり、最終的にカヨコが映らなくなっていたが、それの絡みだったんだろうか?それとも演出として意図的に映らないカットにしたんだろうか(´・ω・`)?


矢口役の長谷川博己は名前は知っていたけれど、出演作を観たのは初めてかもしれない。いい男とは思わなかったが俳優としてはいいのではなかろうか。
カヨコ役の石原さとみはなんか違和感はあったけど、それは設定由来の部分もあるのであれはあれで良かったのかもしれない。
竹野内ボイスは健在で今回も俺の脳内子宮をうずかせたぜ(・∀・)

泉役は田口浩正にしてはなんか違うなぁと思っていたが、実際に違った(ノ∀`)
松尾諭と言う人だった。SPとかトリハダの「好奇心が猜疑心を超えた結末」に出てた人か。あの頃はまだフジテレビ観てたな、そういや。
市川実日子やツダカンも良かったな。

あと上述のベテラン俳優陣以外でいい味出してたのは平泉成かな。まあそれ以外にも良かったベテラン俳優は居たけどあんまり覚えていないw ピエール瀧とか鶴見辰吾とか居たのはわかった。悪夢探偵の塚本晋也も出てるのかw

っていちいちキャストに言及してられるかヽ(`Д´)ノ 328ニンテナンダヨ
でもまあ、端役でも出演出来た人は良いな(・∀・)
一生自慢出来るで、これは。

あ、ちょっとだけ失敗かなと思ったのは片桐はいり。別に演技がどうこうとかじゃなくて、あれだけインパクトがでかいとチョイ役で出すのは凄く不自然w


俺氏が感じ取ったメッセージが本当に庵野秀明監督の意図かどうかはともかく、東北大震災やその他の災害の被災者、直接の被災者ではなくとも、心を痛めた人全てに観てもらいたいと心から思う作品だった(`・ω・´)

あまちゃんと同様に繰り返し繰り返し放映してもらいたい。

尻尾とかの難しい話はわからない(・∀・) トイウカドウデモイイ
一つだけ気になるとすればシンは新なのか真なのか、神なのか罪の意味なのかはたまた震なのだろうか( ・´ω・`)?

アイキャッチ画像を作る方が大変だった…(ヽ'ω`)
絵が下手だけど、あれは東京駅だよ(´・ω・`)

『ボクの熱気球』を観た

ボクの熱気球

泣けて笑えて、心があたたまるファンタジー映画の傑作!9歳の少年レーポルが亡くなったはずの両親を捜し求める旅。彼を助け励ますのは、タフな女の子や優しい大人たち。そしてレーポルが最後に見つけたものは、両親の愛に匹敵する本当の愛だった…!

まあ、ぼちぼちって感じですかねぇ(´・ω・`)
このあらすじに書かれてる「ファンタジー」という単語は超自然的とか幻想的という意味ではなく「ねーよw」って突っ込みたくなるような展開のことを指しているなら、多分これは「ファンタジー」作品だと思うw

ああ、あと閉店後のデパートシーンはちょっとだけ幻想的と言えば幻想的かもしれない。ちょっとチャップリンの「モダンタイムス」や「少林サッカー」を思い出す。

原題は主人公の名前にしてオランダ語でスプーンを意味する"LEPEL"。
えーとまぁあれだ、余計なことは言うまい(・∀・)

それほど俺氏の胸をキュンキュンさせることはなかったが、デパート店員のマックスが良い奴(・∀・)

マックスの良い奴オブザ良い奴振りを堪能するのがこの作品の一番美味しい食べ方だな、きっと。でも、なぜマックスがそこまでプルーンを許容し、レーポルに肩入れしたのかについての描写が全くないな。かつて自分の弟妹を病気や事故で亡くしたとかなら納得が行くんだけれども。

コッペノルと教師がクズ過ぎるw
まあ教師はオチ要員として酷い目に遭ったりするので許してやらないこともないw

マックスがレーポルの為にタグ書きをするシーンがあるが、あれは内容を字幕かなんかで表示しないと勘の悪い人だとそれが何なのかわからないんじゃなかろうかと思ったり。まあ、その後の展開をみれば、そういうことかとわかるんだろうけども。つーか、なんて書いたのかはよくわからないが、あんなに人が集まるものだろうかw?あそこもファンタジーだったなw

タグの内容は:
gezochtが捜索中とか言う意味らしいので、まあ募集中?
lieveの後がよくわからなかったが、lieveが可愛いとか親愛なるみたいな感じらしいので、マダムとか御婦人みたいな感じかな?
それ以降を一応ごっぐる翻訳してみたが、なんか変なのでスペルを読み間違いしてるのだろう(ノ∀`)
数学の得意な可愛い男の子みたいな感じかな?
firsttag

最後にブロアが足でシッシッってする犬というか同乗する犬って何処で出て来たんだっけ?

あと風船飛ばし過ぎだろって思いました(・∀・)


レーポル
この作品の主人公。両親は熱気球で世界一周の旅に出掛けて不在。彼をこき使う意地の悪そうな祖母と暮らしている。なんか常に不満そうな、満ち足りてない顔をしている。非常に高い暗算能力を持つ。

プルーン
デパートに住んでいる孤児? 粗野な感じがするところもあるが、レーポルを助けたり気遣ったりしてくれる優しい女の子。都合の良い狂言回し的存在と言えなくもない。

マックス
デパート店員。イケメンかつ売上も良く優秀である。デパートには内緒でプルーンがデパート内に住むことを許している。良い奴オブザ良い奴。ブロアに惚れている。

ブロア
泥水で汚れたジープ?に乗るデパートの支配人。マックスのことは憎からず思っているようではあるが。あの二台は失敗して放置してるのか(´・ω・`)?

コッペノル
レーポルの祖母なのに何故か彼に冷たく当たり、こき使う。多分、軽く反社会性人格障害が入ってる気がする。

教師
学校対抗の暗算大会のトロフィーを自校に持ち帰ることだけを心の糧にしている。本質的には悪い人間ではないが、その目的の為にレーポルを必要とし、コッペノルと手を組む。吹き替え版を観たが、この声はドゥーフェンシュマーツ博士の人?


オランダやらあっちの方の俳優が多いのでいつも以上に誰が誰だかよくわからない(´・ω・`)

主人公レーポル役のユープ・トラーエン(Joep Truijen)はこの作品の前に何作か出ているようだが、今作以降の出演作はない模様。子役で消えた感じか?

プルーン役のネールチャ・ド・ヴレー(Neeltje de Vree)は2008年頃までミュージカルに出ていた模様。

いじわるな祖母役のルース・リュカは向こうではベテラン女優なのだろう、今年公開の映画にも出演してる模様。当たり前の話ではあるが、画像検索でヒットする彼女の画像は微笑んでいて優しそうな感じがする。

マックス役のバリー・アッツマ(Barry Atsma)もオランダの方で相変わらず活躍しているようだが、オランダ語が読めないので良くわからんw

アンテナの低い俺氏はブロア役のカリス・ファン・ハウテンも全く知らないが、「ゲーム・オブ・スローンズ」という有名洋ドラ?シリーズに出ているようなので、この作品の中で世界的に一番有名な人かもしれない。


まあ1時間半程度の作品なので軽く観るにはいいのかもしれない。
ただ色々と中途半端というかいい加減なので物足りなく感じる人はいるかもしれないw
外国映画だから感覚的にファンタジーwって感じで受け止められるが、もしこれが日本映画だったら、ボコボコに罵倒している可能性も否定出来ないw

まあ良いシーンもあるにはあったよ(・∀・)