カテゴリー: 本・雑誌等

NHK連続テレビ小説 あまちゃん(1)

あまちゃんのシナリオブックの一巻である「NHK連続テレビ小説 あまちゃん(1)」のみを
角川半額キャンペーンの時に買ったのを思い出して目を通した。

何のことはない台本なんだけれども、早あま朝あま昼あま夜あま(+土あま?)を
こなしていた俺氏にとって出演者の声での脳内再生は余裕だった(・∀・)
下手にノベライズするより、こっちの方が良いな。

もう少しドラマの画像を増やしてフィルムコミックみたいな感じにした方が
より良かったと思うが、そうすると肖像権やら何やらできっとお金がかかって
しまうから無理か。各巻の巻末には出演者のスペシャルコメントが収められている
らしく、この巻は夏ばっぱのコメントだった。

紅白でやった真・最終回の巻も出てるのかな(・∀・)?

そう言えば来月、三陸鉄道が全面開通するのか。

鴨川ホルモー

前に観た「鴨川ホルモー」の原作を読んだ。
特に読むつもりもなかったが角川の電子書籍が50%OFFの時になんとなく買った。

文体があんまり好きじゃないかな。苦痛とまでは言わないが何処かで目にしたことが
あるような表現の羅列に近く、文章としてこなれてないというかそれらを自分のモノに
していない感じだった。本文を他所から借りてきた表現で着飾らせたような印象を受けた。

最後まで読んだら新人賞受賞作品とあったので、これはデビュー作だからこんな風に
文章にごつごつ感があるのかなと思った。


映画版と比較してどちらが良いかというと…どっちもどっちかなぁ(・∀・)
原作自体が根本的に内容が深くない、軽いノリの青春小説みたいなものなので、
さほど映画との差がないような気がする。
こういうのがライトノベルとか言うジャンルなのか(´・ω・`)?

映画の方は"オニ"の映像化に特化した感じ。
まあ”映画”だから視覚的な要素を強調するのは当たり前かw

映画終盤の凡ちゃん無双が好きだったので、そのシーンが原作になかったのは残念だが、
代わりに”吉田の諸葛孔明”があるので、その辺は五分五分か。

十七条発議への流れは映画の方が妥当な気がするが、全体的な話のまとまりとしては
やはり原作の方が良いか。ペナルティも含めて座りが良いというか。

十七条や後出しの弱点はなんか都合が良すぎちゃってどうかなと思った。
逆に好きな部分は安倍が早良京子と芦屋のことを知った後の「一人芝居夢芝居」のくだり。
「後悔の順列組合せ」とかはわかるわー、俺よくわかるわー(ノ∀`)

映画版の安倍役を演じていた山田孝之は問題なく良かったが、原作を読んでいて
余り想起することはなかった。これは小説版はより安倍の一人称視点が強いからかな。
逆に高村は濱田岳の顔がひたすらちらついたw スガさんも荒川良々というイメージから
逃れられなかったなw

そう言えば代替わりの終わりのところも最後が違ったか。


評価的には難しい所だな。つまらなくもないけど、薦めるほどの面白さは感じなかったな…
イメージで言うと愛読してる漫画雑誌に載っていた、まぁまぁな読み切り漫画みたいな感じ。

作者の意図はどうかわからないけれども、読んだ感じでは京都を舞台にホルモーという
謎の競技に関わっていく大学生・安倍の青春小説だったよ(・∀・)

「神奈川県謎解き散歩」

「神奈川県謎解き散歩」

本書は、『神奈川県の不思議事典』(新人物往来社、2001年)を改題し、新編集したものです。

ということで10年以上前の内容。まあ歴史的な内容がほとんどなので
新発見等による大幅な学説の変動が無い限りはそれほど問題ない。

序章の県民性絡みが一番つまらないかもしれないw
"浜っ子気質"や県民性なんてほんとに科学的に調査したのかよと
半ば呆れながら読み飛ばした(・∀・)
こういうのは本当に要らないわw


メインの内容は「古都・鎌倉」と「文明開化・横浜」が多い。
歴史的にも当然と言えば当然か。鎌倉の話は他の書籍で読んだことのある
ような内容だったのでどちらかというと余り知らなかった横浜の話の方が
興味深かった。「ガス灯」「関内」「横浜線」「ビール醸造」「人形の家」
辺りの話が面白かった。原三渓も話の中にちょこちょこ登場してた。

はまれぽ.comの本牧ネタとかと合わせて読むと面白さが増すかも。
どうでもいいんだけどもaboutページのごあいさつで
"かつて「ちょんと間」と呼ばれた青線地帯があったりと"
ってあるけど「ちょんの間」じゃないのか(´・ω・`)?
←直ってた。


その他にも古墳や古東海道、米軍基地の話が乗っており県央地域、
文学絡みでの大磯や平塚の七夕祭り等の湘南地域もそれなりにカバーされてる。
これを読んで、茅ヶ崎から県央部へ北上して歩いた時に道路沿いに
縄文人の遺跡を示す案内説明板がいくつかあったことを思い出した。

三浦半島は古街道や鎌倉・戦国期の武将の話、三崎のマグロくらい。
あとは地形編でちょっと触れられてるか。地形篇は箱根の話が多かった。


まあ全体的には面白かったとは思うけれども、周辺地図等が掲載されて
いないのでその辺は不親切な気がする。特に地形篇は地図がないと
わけがわからない。どちらかと言えばライト層向けな内容なので
「それぐらい自分で見ろよ(・∀・)」的投げっぱなしジャーマンは
どうなんだろうかと思ったw 

そういう意味合いにおいてこれはガイドブックというよりは雑学本だな。
まあ元が~事典だからそれは当然なんだけどもw タイトル詐欺とまでは
言わないがタイトルの"散歩"という部分は若干のミスリードを誘ってる気が
しないでもないw

「中区千代崎町」が「中央区千代崎町」になっていたのと、あと一箇所
似たような住所間違いかなんかがあったような気がするが忘れた(ノ∀`)
まあ別に致命的な間違いじゃないからどうでもいいけど、これは
再編集時に見落とされたものか、その際に生じたものなのか。前者かな?

kindle版で読んだ。

最近読んだもの3

最近は無料配信や99円本ばかりを漁ってる。
故にほとんど一巻までの内容しか知らない(ノ∀`)


時には薔薇の似合う少女のように 中島史雄

これまたwikipediaに項目がなかった(´・ω・`)

中堅浴槽メーカーのハッセ・スタンダードに名前のユニークさで入社できた“温泉クン”こと温田泉理(おんだ・せんり)。新入社員の研修で山奥の寺にやってきた温田は、会社訪問の時に彼を励ましてくれた天使のような女性社員・石田(いしだ)を見かけてときめく。その3日後、夜に寺をぬけ出した温田は、滝に打たれる石田と再会して……!?
ebookjapanの解説

中島史雄の項目に

その後、1980年代初頭までは劇画系の成年向け漫画を描いていたが、熟女よりも女子高生の描写を得意としていたので、村祖俊一らとともにロリコン系漫画家とみなされた。1980年代には『レモンピープル』誌などの影響で、さらに低年齢を扱った作品をも描くようになった。

とあった。読者の年齢層にもよるだろうけれども、女子高生でロリコンとされた時代か。
ロリータの対象って何歳からなんだろうか。時代によって変遷するのかな。

全13巻って結構続いてたんだなぁ。


ヤンキー君とメガネちゃん 吉河美希

これ結構面白かった(・∀・)
メガネちゃんがボケボケすぎるw

昔TBSでドラマ化されてたような。
観なかったけど…仲里依紗がメガネちゃん役だったかな?


罪と罰 A Falsified Romance 落合尚之

岩手から大学進学で東京に来たけど引きこもっちゃった弥勒くんが
お姉さんの結婚話を機になんかおかしくなっていく話?
父親の死とその後の母親の豹変も関係してるのかな?

なんか暗そうな話やで(・∀・)
ピカレスクロマンというと違うしなぁ。

全十巻らしい。気になると言えば気になるような、
そうでもないと言えばそうでもないような…


カイジ、アカギ、天、最強伝説黒沢、銀と金 福本伸行

3巻まで無料配信とか99円だったので何作か3巻まで久しぶりに読んだ。
考えてみると天と黒沢と銀と金は最後まで読んだことあるわ(ノ∀`)
好きだからいいんだけどもw

天って最後アカギに漫画乗っ取られるよね(´・ω・`)

黒沢は齢男だけど働いて自活してるだけマシだよね(´・ω・`)

今回はまだ読んでないけど銀と金は確か面白かったはず。
確か第一部完みたいな終わり方をして続編を待っていたような気がする。


月刊スピリッツ

シュトヘル 伊藤悠

13世紀初頭、蒙古(モンゴル)軍による西夏国(タングート)侵攻が続く時代に、「悪霊(シュトヘル)」と恐れられた女戦士がいた。
時代は変わって現代。高校生・須藤は、燃え盛る建物と死が満ちる戦場を夢に見続けていた。ある日、顔を出したカラオケで出会った転校生・スズキとの邂逅によって、須藤は800年近く前に処刑されたシュトヘルとして蘇生する。

月刊スピリッツでしか読んで無いから知らなかったけど、現代パートもあるんかΣ(゚∀゚;)
ネタバレがあると嫌だから、あんまりwikipediaで詳しく読むのはやめようw

蒙古-金-南宋と舞台となる時代が珍しいので読んでる。取り敢えず父の過去の汚点を
消すために兄皇子がその証拠となってしまう西夏文字の石版を持って南宋に逃げよう
としている弟皇子を追いかけてる?そいでシュトヘルは弟皇子を守ってる?
あれ、あのシスターはなんなん(´・ω・`)?滅ぼされた異教徒というかキリスト教徒?

地球戦争 THE WAR OF THE HUMAN 小原愼司

19世紀、万国博覧会開催に沸く大英帝国絶頂期のロンドン。そこに、突如火星から三本足を持つ機械(以下三脚砲台)が襲来し、人々を飲み込んでいく。孤児院で暮らすオリバーと上流階級出身のアリスは、その襲来から逃れるため逃避行することを決意する。

なんとなく諸星大二郎の西洋版のような感覚で読んでるw
絵柄が自分と合わないのか根底に気味の悪さを感じる。
諸星大二郎の漫画もそうだけどw

孔雀王ライジング 荻野真

集英社と一悶着あってというか長年の恨みつらみもあってか
「孔雀王 曲神記」打切り後に小学館へ移籍して描き始めた
ヤング孔雀王。

どうだろうねぇ、ヤング島耕作とかMIB3みたいなエピソード0的に
因縁の後付けをしちゃうのは。

まあ、

今回の孔雀王のテーマは、仏教信仰布教の最大の原動力になった「仏像」です。
孔雀王ライジング

とあるので薄くつながりはあるけれど、ある種別物になるのかな?

しかし「孔雀王 曲神記」の続きはもう描かないんだろうか。
出羽三山だかに行った時までは読んだような記憶があるけども。

クリムゾンの迷宮 貴志祐介原作・三上達矢作画

「クリムゾンの迷宮」は眠っている間にさらわれた男性が、奇妙な土地で生き残りをかけたゲームに参加させられるサスペンス作品。角川ホラー文庫の小説が原作になっている。
小説「クリムゾンの迷宮」を三上達矢がマンガ化、月スピで

小説原作だったのかΣ(゚∀゚;)
絵柄は好みではないが内容にはあってるのかもしれない。
まだ始まって間もないのでどうなるかわからないが
今のところ面白い(・∀・)

ニコニコはんしょくアクマとか森野先生も結構好き。
放射脳と言ったら怒られるであろう、311以降に三重だかに
引っ越した移住エッセイ漫画もある種興味深い。


ITAN

『ITAN』(イタン)は、講談社が発行する日本の季刊アンソロジーコミック。2010年に創刊。発売日は3月、6月、9月、12月の25日。

何となく偏りがあるなと思ったけど、女性向けか(・∀・)
ぼちぼち面白かった。
これは一冊しか無料配信してないのか(´・ω・`)


月刊アクション 創刊号Lite版

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 大西巷一
マーダー・インカーネイション 稲光伸二 原作:菅原啓太
なんやこれ、いきなり重い展開やないか(´・ω・`)

琴浦さんの作者が描いてるアクレキ
ふうちゃんとおじいちゃん オザキミカ
小林さんちのメイドラゴン クール教信者
辺りはほのぼの系

受付の白雪さん 吉沢緑時はまぁまぁ好き(・∀・)

つぐもも 浜田よしかづ
1,2巻無料配信の時に結構面白いし絵柄も好きな感じだし、
ebookjapanの無料配信読みまくってるからたまには買うかと10巻まで買うたで(・∀・)
美少女付喪神とその持ち主の話……なんか違うなw


まだあるけど、疲れたからもう止めた (ヽ'ω`)