特務咆哮艦ユミハリ 富沢ひとし 全4巻
大正22年、正一たちを乗せた調査船は鎧の軍団に襲撃された。
彼らは正一に「本当は今は2045年なんだ」と告げた。どうやら正一たちは時間戦争に巻き込まれたようで……!? 近未来戦艦SF
『肥前屋十兵衛』の絵柄や世界設定や方向性が全く違う作品だったw
最初は何が何やらという感じであったが、次第になんか面白そうな流れになっていって、ページをめくる(スワイプ?)手が加速していった(`・ω・´)
だがしかし4巻で、( ´・ω・)エ? となってしまう終わり方をしてしまうw
何とも消化不良感は否めないw
配信型漫画雑誌『幻蔵』で連載されていて、それが『Webスピカ』吸収時に終わったのかと思ったが、掲載時期を見るとそれよりも前に終わってしまっている。打ち切りなのかな?
妖あどろ 川崎三枝子 全5巻
麻利亜は、日本全国数万人もの不良少女達を束ねる「党・麻利亜」の女王。並外れたカリスマ性で熱狂的な支持を受けている。ところが横浜の一部を統率している幹部・阿也が反旗を翻した。「党スネーク」を率いて麻利亜の仲間をリンチにかけたのだ。そうして大規模な抗争の火蓋が切られたのだが、やがて少女達は麻利亜の本当の恐ろしさを知る事になり…。――炎で焼かれても死なず、人を支配する力や念動力を持った女子校生・麻利亜とは一体何者なのか!?
何じゃこれ、スケバン漫画か(´・ω・`)
と思ったらちがくて、何じゃこれ、超能力漫画か(´・ω・`)となった。
だが実際のところ、これは何の漫画なんなんだろうな(´・ω・`)という疑問が読み終えた今でも心に色濃く残っているw
たからもの あろひろし
幼い頃から大好きだった近所のお姉さん。だけども、どんなに追いかけても永遠に埋まらない年の差…。やがて少年は青年になり、山に取りつかれた彼女を追いかけるように登山を始めた。いつしか青年は憧れの人の年齢を「追い越して」…。「まだ幼かったあの頃…」で始まる三人の幼なじみの恋の話「三獲関係」他、目の前で友人の悲惨な交通事故死を目撃してしまった幼き少女のトラウマ話「たからもの」など、あろひろしの短編作品集。
あろひろしってちょっとHなSFコメディ系の人という認識だったので、最初の方の話は比較的一般的なラブコメだったので「こういうほのぼの話の短編集かぁ…(・∀・)」と読み進めていて、いきなり毛色の違う漫画が来てワラタ(´・ω・`)ワラエナイ
結構ホモネタが多いんだなと思いました。若干、グロっぽいのに関しては毛野楊太郎というか矢野健太郎の風味があった。あの時代の流行りなのかな?
と思ったけど、wikipediaの項目の知人作家の欄に矢野健太郎の名前があって、なんかグループを組んでたりしてた模様。小さいワニの自画像だったので、小柄な人だと思っていたけど、巨漢なのか。
ちょっちお・と・な あろひろし
美容室で女の子みたいな髪型にされてしまった青年。AV女優にスカウトされてしまって…?『なりゆきパフォーマー』。大マジシャンの跡継ぎの女子高生。才能がありすぎて気を抜くと全裸になってしまう「脱出体質」で…?『大脱衣!』。元暴走族の少年が通う男子校にやって来た超美人!少年の「内縁の妻」を名乗る彼女の正体は元暴走族総長の♂で…?『マル秘恋女房』。!隠し味はちょっち大人なキワモノ&クセモノのエロスパイス!あろひろしのギャグ短編集。
これまたホモネタが二作品あって、前半はエロ系。後半はギャグ系であったり、青春系(?)。
それなりには楽しめた(・∀・)
一匹と九十九匹 うめざわしゅん 全2巻
魂揺さぶる衝撃の読切連作集!
政治、社会、科学、知性、進歩、善意……
混乱の只中にいる僕たちは、一体何によって救われるのか。
異才が峻烈に贈る、珠玉のオムニバス・シリーズ!!
異端者達への鎮魂歌……
待望、瞠目の第1集登場!!
悪くはなかったけど、おっさんになってしまったがゆえか、あんまり響いてこなかった。絵柄に既視感があったので誰かのアシスタントか誰かの師匠なのかなと思ったけど、そういうわけでもなさそう。
2巻は1エピソードなので、実質単巻本と言えなくもない。
毒舌桃平 強いか弱いか!? 木村知夫/小池一夫 全7巻
巨匠でありながら、常に挑戦者でもある原作者、小池一夫。
フジオプロ時代、劇画部所属でバカボンのパパの劇画顔を確立した新鋭、木村知夫のケミストリータッグ作品。
卑怯な手を使い賞金稼ぎをする主人公、桃平の前に同じような過去を持つ女性、野分が出現…。
時代劇であってラブコメ。エログロであって純愛。強いのか?弱いのか?変態なのか?ノーマルなのか?
最後の最後まで読者を騙し続ける、なにもかもが斬新、かつ挑戦的!まさに漫画新ジャンル「ギャグ劇画」ここに生誕。
1980年代初期ヤングジャンプ連載作品、元祖ライトノベルのようなタイトル「毒舌桃平 強いか弱いか!?」初電子書籍化。
ちなみに「毒舌(どくした)」と書いて「どくべろ」と読む。電子書籍版限定!!当時のエピソードを綴った木村知夫肉筆のあとがき付き!!
『武頼漢』『花魁夜叉』の木村知夫の初週刊連載作品らしい。全然絵柄が違うw
エログロコメディというかいつもの小池一夫原作作品。最初の方は桃平の卑怯さ、下衆さに辟易して、最後まで読むのどうしようかな(´・ω・`)という気分になったが、野分が出てきた辺りからは普通に楽しめた(・∀・)
まあ、いつも小池一夫原作作品ですわ(・∀・)
桃平を『マッドブル34』のスリーピーに置き換えても、なんか成立してしまうような気がしてならないw
ラストはまぁ、これで良かったんじゃないですかねぇ。
尚、時代劇の為か、ノーエレクチオンです(´・ω・`)
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