カテゴリー: 映画

『ツクシのエロいい話』を観た

ツクシのエロいい話

映画なのかVシネなのかよくわかんない(´・ω・`)
城定秀夫という主にピンク系な作品を撮っている監督のシリーズ作品の一本みたい。

”ピンク映画界出身の風雲児!城定秀夫監督のシリーズ “エロいい話” 決定版!!究極のドM女とダメ男が織り成す、ちょっと切ない青春ラブストーリー!!"とamazonでは説明されているけれども、ラブストーリーという表現は一般的には双方向性を持つ物なので、あんまりこの表現はそぐわない気がしないでもない。ある種実らない、一方通行的な"ラブ"のストーリーでもラブストーリーと言っても間違いではないのだけれど。

田舎から上京してきてコンビニバイトで暮らしているツクシ(木下柚花)が、仄かに想いを寄せている、話掛けたこともない常連客・高山タカシ(中村英児)への少し異常な純愛物と言えなくもない。

タカシがクズ野郎過ぎてアレだけども、観終わった後の感想としてはなんというかちょっとブンガクの香りが微かに感じられる作品だったかな。実際にこういう女の人は結構居るんだろうなぁ(´・ω・`)オレニツクシテクレルヒトハイナイケド

女性が観たらどんな感想になるのか、ちょっと気になった。似たような経験がある人なら共感するんだろうか。

他の人のレビューで”尽くし”って書いてあるのを見て、初めてその時
あ、そういう意味だったのか、土筆じゃないんだΣ(゚∀゚;)
って気づいた…_| ̄|○ フカク
じゃあ、貢がせる方のタカシはタカりのタカなんじゃろか( ・´ω・`)?

ツクシの成長を促したものはタカシと別れたということよりもタカシの言葉によって何かを気付かされたことであり、鏡の中の自分を撃った時に始まったのだろうか。よくわかんない(・∀・)

一応章で区切られていたので、てっきり原作漫画があるのかなと思ったが、コミカライズ作品のツクシのエロいい話しかなかったので原作なしなのかな。

そう言えばティッシュ投げ込みとか、コンビニのヤンキー二人のトークで少し受けてしまった(´・ω・`)クヤシイ


胸の開いた着衣巨乳は下手な裸よりもエロいよね(*´・ω・)
元AV女優とは言え、主演だから下着姿までかなと思ったら、ちゃんと脱いで濡れ場もやっていました(*´・ω・)オッパイオオキイ
おめかししたツクシ。しかしなぜその帽子。
普段着っぽいのも興奮するよね(*´・ω・)

ツクシ役の木下柚花はwinnyだかshareが流行っていた頃、デサン流出とか呼ばれる画像流出事件の結果、なんやかんやでAVデビューした人だったかな。もう既に引退して、この作品が制作された2012年以降は完全に活動していないのかな?

高山タカシ役の中村英児は元は裏方で、俳優に転向して、今はなんか会社を作ったのか。特筆すべきことはないかな。バカっぽいクズ役を熱演していたと言えば熱演していたが。

タカシの彼女役のあけみが小林サヤ? 一応おっぱい出してたね(*´・ω・) パッケージ?には主要人物っぽく写ってるけど、濡れ場一回やって、そのまま出てこなかったような。


ツクシが幸せになって良かったと思いました(・∀・) (小並感)

まあ木下柚花が好きなら観てもいいんじゃないかなぁ。
でもおっぱいは出るが話が話だけになんか物悲しい気分になるかもしれないw

ツクシは最後、なんて書いたんだろう。内容よりも書けるようになったことが大事なのかもしれないけども。

『ワン・デイ 23年のラブストーリー』を観た

ワン・デイ 23年のラブストーリー

しっかり者のエマ(アン・ハサウェイ)と自由奔放で恋多きデクスター(ジム・スタージェス)は、互いにひかれ合いながらも友人でいることを選び、親友として毎年7月15日を一緒に過ごすと決める。旅行や恋愛相談など友人としての交際を続けながらも、エマは秘かにデクスターを思い続けていたが、あるときデクスターから別の女性と結婚することを告げられ……。

なにはともあれアン・ハサウェイが可愛い(・∀・)


デクスター役のジム・スタージェスも中々の美男子で、画づらは良い。

ストーリーは互いに好意があるにも関わらず、タイミングを逸してカップルに移行出来ない二人の人生というのが基本。デクスターの人生が上手く行っていれば、エマは駄目或いはその逆というのが繰り返されるので、人によって焦れったかったり、飽きたりするかもしれないw

イアン(レイフ・スポール)はストーリー的には邪魔な存在だけれども、このシーンは良かったような(・∀・)

あんまり仲が良くなかった父ちゃん。物語の〆の言葉はジャスミン(エミリア・ジョーンズ)とのデートとの時の言葉かもしれないが、このシーンの父ちゃんの言葉が色々と染み入る(´・ω・`)


以下はネタバレを含むヽ(`Д´)ノ
邦題サブタイトルがちょっと駄目なような(´・ω・`)
冒頭が2006年のシーンから始まるので、逆算して1983年からかと思いきや1988年から話が始まる。
もうこの段階で勘の良い人はなんかおかしい( ・´ω・`)と気づいてしまう。そして紆余曲折の果ての2006年のシーンを観ると、もうその後に起きることの予想は難しくない(´・ω・`)ヒドイヨカミサマ

愛情と友情絡みの話が主題なのかなと思うけれども、その辺はあんまり意識せず観られなかった。ただただ、アン・ハサウェイを愛でる視点と「早くくっつきなさいよヽ(`Д´)ノ」という単純視点でのみ鑑賞してしまったw

どちらかと言うと人生モノ?として観てしまったな。エマを中心点としたイアンとの関係や父ちゃんの言葉やジャスミンとの会話から"他人は人生の一部であり、自分は他人の人生の一部、我々は世界の一部"のような感覚を受けた。

最後にあのシーンを持ってきた意図はわからなかったけど、ただただ綺麗で、なんとなくジーンと来てしまったりもした。


テーマとか特に理解してないけども、画づらの良さで最後まで良かった感はある(・∀・)
なにはともあれ、アン・ハサウェイが好きなら観ても時間の無駄ではないかな(`・ω・´)

『清州会議』を観た

『清須会議』(きよすかいぎ)は、2012年に出版された三谷幸喜の小説。またそれを原作にし、2013年11月9日に公開された日本の映画作品。題材は1582年に実際にあった出来事の清洲会議(清須会議)を元にしたもの。

ざっくり言うと、信長死後の家督相続者を決める為に開かれた会議で、三男の織田信孝を推す柴田勝家と織田信雄を推す羽柴秀吉との対立を描いた映画。

コメディと言えばコメディだけれども、史実に基づいた話のせいか、以前の三谷作品ほどのコメディっぽさは少なかったかな。そういう意味合いでは三谷映画が苦手な人でも見易いかもしれない。

セットとか城下町のCG合成とかがしょぼかったが、ぼちぼち楽しめたので良しとする(・∀・)


決めるところでは決めていたので、大泉洋の秀吉も悪くはなかった。まあでも柴田勝家の役所広司や丹羽長秀の小日向文世辺りと較べてしまうとやや負けてる感は否定出来ない。寧役の中谷美紀は最初誰だか判らなかった(ノ∀`) 可愛いと言えば可愛く、演技力は申し分がないので、一瞬柴咲コウかと思ったが、やや頬骨が残念なのと声質が違うことから、中谷美紀であるという結論に到達した(`・ω・´) ソシテセイカイ

池田恒興役の佐藤浩市の小物感も良かったw 
村田同様、こういう役が似合うw

松姫役の剛力彩芽は下手ってまでは言わないけど、終盤のシーンでの凄みが足らんかったな。そこまでの普通のシーンは特に問題なかったが。

鈴木京香自体は良かったんだけども、さすがに35歳くらいであろうお市の方にはちょっと無理があったような気がしないでもない。撮影時は44~45歳くらいか。

このシーンが好きだ。
千石とは異なる単細胞役であったが、やっぱり役所広司は上手いのぅ(・∀・)

織田三十郎信包役の伊勢谷友介。
ほとんど端役に近いが、鎧と背景と長身というか長い四肢が映えて、このシーンでは決まっていた。
ここに立ち去る秀吉が加わり、更に良さげな感じになる。

他にもお馬鹿な信雄役として妻夫木聡、滝川一益の追手として西田敏行演ずる更科六兵衛が出てきたな。
『素敵な金縛り』の亡霊かw


まあ役所広司、小日向文世、大泉洋好きなら問題なく楽しめると思う(・∀・)

『最高の人生のつくり方』を観た

最高の人生のつくり方

自己中心的で頑固な変わり者の不動産エージェントのオーレンは、妻を亡くして以来ひとりきりで暮らしてきた。豪邸を売りに出して自分はアパート住まいだが、860万ドルの値を付けた豪邸は一向に売れない。偏屈なオーレンはアパートの住人ともなかなか打ち解けないでいた。

そんな彼のもとに、音信不通だった息子が突然現われ、それまで存在さえ知らされていなかった9歳の孫娘サラを預かってほしいと頼む。 オーレンは途方に暮れながらも、親切な隣人女性リアの助けを借りて孫娘と一緒に暮らしはじめる。そしてリアや孫娘の存在が、オーレンの頑な心を少しずつ解きほぐしていく。

この作品は日本では未公開だったのか。まあ確かにそんなに大ヒットするような内容ではないかもな。

大した盛り上がりもなく、在り来りな内容なので、期待して構えて観ちゃうと肩透かしを食らうか、なんだかなぁと思ってしまう可能性があるが、特に期待せずにポケーと観る分には良い話と言った感じかなぁ。本当にあっさりめな感じなので淡白過ぎると思う人も居るかもしれないが(・∀・)

アーティー役のロブ・ライナーが監督なのか。
ロブ・ライナーは『最高の人生の見つけ方』(The Bucket List/2007)、『最高の人生のはじめ方』(The Magic of Belle Isle/2012)の監督でもある。

邦題は『最高の人生の見つけ方』のヒットに習った感じかな?
デブゴンシリーズと同じ配給会社のやっつけ命名なんだろうか(´・ω・`)


ひねくれ者の主人公、オーレン・リトル(マイケル・ダグラス)。
性格も口も悪いが、心底嫌な奴というわけでもない。
取り敢えずマイケル・ダグラス、渋いじいちゃんだな。
名前は知っているけど、他の出演作を観たことがない(ノ∀`)

オーレンの言動にうんざりしている同じアパートの住人達。
必ずしもオーレンばかりが悪いわけでもないような気がしないでもない。
あーそう言えば終盤での黒人女性の騒ぎはちょっといい加減過ぎる描写のような気がしないでもないな。

孫娘サラと隣人でシンガーのリア。
サラが可愛い。
リア役のダイアン・キートンの他の出演作って観たことないな(´・ω・`)

オーレンと長年の付き合いがあるクレア(フランシス・スターンハーゲン)。オーレン並に歪んだ感じがあるが、良い味出してて好き(・∀・)


何はともあれ、ハッピーエンドだったので良かったと思いました(・∀・) (小並感)

メインのリアとの話よりも終盤のクレアとの会話やお客さんの奥さんとのやり取りの方にちょっとジーンと来たのは内緒(・∀・)