カテゴリー: 映画

『ウォッチメン』を観た

これはねぇ、さすがに原作のことを知らずに映画だけで話を完全に理解するのは無理ゲー(´・ω・`)

少なからず俺氏には無理だった(ノ∀`)

インクレディブル・ハルク』等と同様にオープニング中に前提となる物語が展開されるが、これが結構長くてよく解らないw 何となくのレベルでは解るのだが、一番大事なことが解らなかった。

取り敢えずミニッツマンってチームが結成される。← これは合ってた。

よく解らないけどキャプテン・アメリカが死んだ(´・ω・`)? ← 実は違ったw あれはマーベルだったかw

モスマンは精神病院行き(´・ω・`)? ← これは何故か当たってた。名前がモスマンというのも正解だったw

その他に、シルク・スペクター(サリー・ジュピター)の引退、シルエットの殺害とか色々あって瓦解し、数十年後、新チームが出来た。

で、その大事なことが何だったかと言えば、この世界がパラレルワールドであるということ。

アメリカ近現代史に、というかアメリカの歴史に疎い俺氏はニクソン大統領を知っていても、何をした人間か知らず、このシーンが意味するところが解らなかった(ノ∀)(「勝利のキス」も知らなかった(ノ∀))

観終わった後にwikipediaとかでの解説を読んでようやく意味が解った。そういやアメリカの大統領って二期8年の縛りがあったんだね(´・ω・`)

でもこれが解っていたとしても、パラレルワールドと理解するのは難しい。Dr.マンハッタンの力でベトナム戦争に勝ったという話は後々出て来るが、これも理解出来ていなくて、局地戦か何かで圧倒したとか戦局を変えたとか言うレベルの話かと思ってたわ(ノ∀`) JFK暗殺シーンもあれがコメディアンだとは解っていなかったw

とまあそんな感じだったが、取り敢えず、あらすじというかOPの前提話みたいなのを改変すると、

1930年代にアメリカ合衆国の各地に出没し始めた、犯罪者と戦うマスクヒーロー達は、集結して「ミニッツメン(Minutemen)」というチームを作った。彼らは政治や戦争の世界にも大きく関与したが、戦いの中で命を落としたり、精神に異常を来したり、または引退によって姿を消していき、チームは消滅した。

数十年後、第2世代のヒーロー達がまた現れ、新たなチームを結成した。彼らの多くは先代達と異なり、並外れた運動能力を持ち、中でも核実験に巻き込まれて生まれ変わったDr.マンハッタンは超人的能力を持つ真のスーパーヒーローであった。政府は国際社会におけるアメリカの覇権をより確実なものへとするべく、彼らを道具として利用した。

Dr.マンハッタンとコメディアンの活躍により、アメリカはベトナム戦争に勝利した。この成功からリチャード・ニクソン大統領は合衆国憲法修正第22条を改正し、3選を果す。時代は下り、1980年代、正義の味方である監視者(ウォッチメン(Watchmen))への大衆の不信と反発は次第に膨れ上がり、ニクソンは覆面着用者の自警行為を禁止するキーン条例を制定する。"国益にかなう"とされ条例の対象から除外されたDr.マンハッタンとコメディアンは政府の道具として活動を続け、己の正義のみを貫くロールシャッハのみが非合法ヒーローを続けた。

最終兵器 Dr.マンハッタンを抱え、強気な態度を崩さないニクソン率いる合衆国とソビエト連邦間の緊張は高まり、核戦争の勃発は回避出来ない情勢になりつつある。そんな中、コメディアンが謎の刺客に襲われ、死亡した。ロールシャッハは犯人探しと警告を兼ね、かつての仲間達を訪問するが…

みたいな感じになる。細かい所は勘違いしてたり、間違っているかもしれない(ノ∀`)

観てた時は気づかなかったけど、書いていて思ったんだけど、あのオープニングのカストロ議長かなんかとソ連人+核ミサイルっぽい映像ってもしかしてキューバ危機か( ;・´ω・`)ゴクリッ? ニクソンの強硬外交に反発して実際に配備しちゃったのかw

最初、ナイトオウル2世(ダニエル)はバットマンだと思って観てました(・∀・)

分身プレイって男の夢やないか(*´・ω・) ウラヤマシイ

火星のウォッチは結構綺麗だったな(・∀・)


まあ、別にマーベルヒーローとかバットマンみたいなのを求めて観たわけではないので、これはこれでまあまあ面白かったかなぁくらい。

正直なところ、この世界というか登場人物たちによる、コメディアンへの高評価や好意的評価は理解できず、またDr.マンハッタンのキャラもあんまり首肯出来なかったので、この映画の評価はそれほど高くはならなかった。

オジマンディアスとロールシャッハはどちらも或る意味で単純で幼稚に思えた。どっちも青いというか。それぞれ二人が抱く正義は非常に偏狭で愚直なように思えてしまった。まあ、ロールシャッハはそれ故にこの作品の中でその存在が輝くのだろうけれども。原作だと米ソが仮想敵とするものが違うらしい。

Dr.マンハッタンはなんなん(´・ω・`)?
中途半端に人を超越した存在だったな。年取ったジェニーからローリーに乗り換えたりするクズの割りにメンタル弱くて火星に逃げるし、よく解かんない会話で人間世界への介入を再開したり、結果的にオジマンディアスの所業を追認するし。超人的パワーを持つ無能なような気がしないでもない。
なんか原作だと火星でのローリーとの会話の内容が違うとかどうとか。なんでローリーの出生が”奇跡”なのかも良く解らなかった。そしてサリー=ジュピターという人間もw

ダニエルとローリーは正直どうでも良いです(・∀・)
一応ローリーのおっぱいは映ってたな、そう言えば(*´・ω・)


もう何回か観たり、原作を読んだら、作品への理解は変わってくるのかもしれないが、そこまでは時間をかけたくないので、いいや(・∀・)

何はともあれ、ロールシャッハは、外見といい、性格といい、結構独特なキャラで、人気があるというのはよく解った。

『宇宙人ポール』を観た

宇宙人ポール

「未知との遭遇」「E.T.」など名作SFへのオマージュを散りばめながら、陽気な宇宙人のポールと冴えない青年コンビの珍道中を描くコメディ。SFオタクのイギリス人青年クライブとグレアムは、全米最大のコミックイベント、コミコンと米中西部のUFOスポットをめぐる旅を楽しんでいた。その途中、ネバダ州のエリア51を通りかかった2人は、ポールと名乗る本物の宇宙人と遭遇。ポールを故郷に帰すため奮闘することになる。

ぼちぼち面白かった(・∀・)
突っ込みたいというか、なんかいまいちなところも結構あるけれども、全体的にはまぁ良いかな…くらいかな?

色んな所に小ネタを入れているらしいんだけども、その辺の細かいところまでは解らなかったな。解らなくてもそれなりに楽しめたから良いのだけれども。

あとはポールのキャラが気に入るかどうかで印象が変わってくるかも。俺氏はこういうキャラにはアルフとかで慣れていたので気にならなかったけど。
全然違うけれどもなんとなく『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を思い出しながら観てた。

結構小者なアダム・シャドーチャイルドさん。この役を演じたジェフリー・タンバーは『メリーに首ったけ』でパット・ヒーリー(マット・ディロン)の友人・サリー役だったらしいけど、どんな役だったかあんまり覚えていない(´・ω・`)

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ポールを追うゾイル捜査官(ジェイソン・ベイトマン)とそれに振り回されるハガード(ビル・ヘイダー)とオライリー(ジョー・ロー・トルグリオ)。
ジェイソン・ベイトマンって『ズートピア』のニック・ワイルドの声をやってた人か(・∀・) ビル・ヘイダーは『MIB3』でアンディ・ウォーホル役をやってた人か。『ソーセージパーティ』で何役か声を担当していたらしい。