カテゴリー: 映画

『釣りバカ日誌2』を観た

釣りバカ日誌2

重役たちの無能さに、嫌気が差した一之助。ある日、前原運転手(笹野高史)に東京駅まで送らせて、ついに消息不明となる。心配した一之助の妻・久江(丹阿弥谷津子)が、伝助に捜索を依頼。魚心あれば釣り心。そこは釣りバカ。独自のアンテナを発揮して、太田八郎(中本賢)の運転する車で伝助が向かったのは、釣りのメッカ愛知県伊良湖岬。

そこで一之助は、ワケありの美人・間宮弥生(原田美枝子)と一緒に過ごしていることが伝助にバレてしまい、一悶着となるが


今作はスーさんがとんでもなく酷いw
いつまでも隠居出来ない状態に苛立って居たとはいえw

運転手の前原(笹野高史)から有り金を奪って釣り道具を持って失踪。
旅先でワケありの美人・間宮弥生と出会い、彼女の部屋に泊まりこむことに。

スーさんを心配した妻・久江の依頼により、伝助は会社を休むために嘘の忌引き休暇を申請してスーさん捜索へ。

見知らぬ女性と居るところを発見した伝助に、「この女性は自分の娘」と嘘をつくスーさん。

嘘の忌引き休暇がばれて窮地に追い込まれる伝助であったが、同僚たちの嘆願によってクビを免れる。

その後、スーさんと弥生とその子供と釣りに行って写真を取られたが、弥生の素性の絡みで再びクビの危機に追い込まれる。


最終的に激おこプンプン丸の伝助を懐柔することに成功するスーさんであったが今作の振る舞いは余りにも酷いw

奥さんに弥生のことを問いつめられて伝助に濡れ衣を着せたり、会社で見殺しにするのはどうかと思ったw

弥生とのことは特に誰が何するわけでもなく消化されてしまうところが話的にちょっといまいちな感じがした。やはり上映時間の短さが問題なのかな?
時代なのか、弥生の上司?の発言が酷いw 今ならセクハラで訴えられるな、きっと。

第二作から、スーさんが旅先でマドンナと出会ってどうこうというパターンが確立されたんだな。

そういえば営業三課のOLで山瀬まみがいなくなっていたな。
戸川純は居た。実際の会社でFM-TOWNSって業務用PCで使われていたのだろうか?

関係ないけど丹阿弥谷津子って金子信雄の奥さんで三島由紀夫と劇団をやったりしてた人なのかΣ(゚∀゚;)


佐々木課長(谷啓)は良い人だなって思った作品だった(・∀・)

『釣りバカ日誌』を観た

釣りバカ日誌

釣りをこの上なく愛する浜崎伝助(西田敏行)は、鈴木建設四国支社高松営業所・営業課に勤務の釣りバカ社員。終(つい)の住処と女木島に一軒家を購入、釣り三昧の日々を過ごしていた。

ところが、本社人事部のコンピューターの入力ミスで、東京本社・営業部・営業三課に配属させられてしまう。やがて伝助と、鈴木建設創業者で社長の鈴木一之助(三國連太郎)が、ひょんな事から知り合い、釣りを通じての秘密の関係が始まる・・・

釣りバカ日誌シリーズ第一弾、といいつつ、レギュラー化は決まっていなかったのか、
この作品の設定(最後に高松に帰る)は続編では完全になかったことにされているw

スーさんの髪型もワイルドでぱっと見怖かった。
これはパイロット版だったからだろうか?

やはり石田えりのミチコさんはええのぅ(*´・ω・) アナタトガッタイシタイ
可愛くて色気があって…
合体は全部で3回だったかな?


話の流れは
孤独で気難しいワンマン社長のスーさんと釣りバカ社員の伝助は、偶然昼食時に互いの素性を知らずに知り合う。気さくで人懐こい伝助は自分の好きな釣りの世界へと招き入れる。

スーさんのことを孤独な老人と思い、家に呼んだり職を紹介したりと心優しき伝助夫婦。その優しさに心を打たれて涙するスーさん。伝助夫婦とスーさんの絆は強く結ばれていく。

と、そこまでは良かったけれども、ある時スーさんの正体が判明。
彼我の格差を知ったことによる恥ずかしさに襲われたり、騙されていた、馬鹿にされていたという気持ちになったミチコさんは激おこプンプン丸だし、伝助は職を紹介した時のスーさんの困りようを想像して思いやったりしつつも元気ない様子。

結局仲直りせぬまま、配属はコンピュータのミスと判明し、伝助夫婦は高松行きの新幹線に乗る。その途次、思い直したミチコさんは伝助を促してスーさんへのお別れの電話をかけるのであった。

この作品と次作の大きい特徴は、誰かが何らかの活躍をして話が解決するわけではなく、時間経過で自然解決してしまうところであるw

まあ今作の場合は、別離というイベントが発生して事態が動くので、納得出来なくもないけども。

上映時間が93分という尺の短さが、この作品をこういう形にしたのだろうか?


少しだけ、物足りなさを感じなくもないが、面白かった(・∀・)

『男はつらいよ 寅次郎 紅の花』を観た

夢アチャラカはなし。

寅を探す尋ね人広告が載っている新聞を読んで、そのことについて読んでいる駅員さん?達のところに寅が顔を出し、ちょっとしたやり取りの後にオープニング。コントではなくポンシュウとお酒を飲んでなんやかんやした感じ。
一応これがオープニングコントだったのかな。


寅次郎役の渥美清が癌に侵された身体を押して出演したことやそのことを踏まえた上での演出等々、そして結果的にこれが最終作になったという点を考えれば、評価を高くしたいところではあるけれども、その辺のことを加味しないとやっぱり平々凡々とした回…
見ようによっては駄作かな(´・ω・`)

阪神大震災の被災地の人達にとっては良かったのかもしれないが、無理矢理な感じで宮川夫妻が挿入されて、ラストを韓国の民族舞踊かなんかで〆ちゃって、このシリーズを最後の最後で台無しにするような終わり方に思えた。

あと村山富市の視察映像に合成してるシーンも少し寒い感じがした。
初期作品の頃にあった大晦日だか正月のインタビューシーンは面白かったんだが。

泉と満男のことはどうでも良いw
そういえば前作の菜穂(牧瀬里穂)とはどうなったんだろうか。

タクシーの中でのリリーとの会話くらいだったか、良かったところは。


こんなことを言うと、身も蓋もないけれど、「男はつらいよ」はもっと早めに終了させるべきだったんじゃね(´・ω・`)? ボロボロになった渥美清が演じる寅とその状態でも撮影をするためにボロボロになった話の構成で良い映画なぞ撮れるはずもない。

何作も前からだけども渥美清以外の演者も年老いてしまっていて何とも物哀しい絵面になっていたのも観ていて辛かった。コメディ系のものはやめ時を見極めないと駄目だな。

この後に「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」をやっていたが、やっぱり、「ハイビスカスの花」を真の最終回と思う方が良いな(・∀・)

『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』を観た

夢アチャラカとオープニングコントを見逃した…(ヽ'ω`)

今回も満男の話がメインだった(´・ω・`)

あらすじは満男が大学の先輩の川井(山田雅人)に呼ばれて滋賀県の長浜に行く→
川井の妹・菜穂役の牧瀬里穂と出会う(出会い方が悪くて最初は嫌われる)→
寅の方も近くでマドンナ・典子(かたせ梨乃)と出会う→
仲良くなるけど典子の旦那・幸之助(平泉成)が迎えに来て別れる→
満男と菜穂とのデートに偶然寅が現れ、恋のアドバイスをして去る→
川井が勝手に満男との縁談を進めようとして菜穂が怒る→
満男、東京に戻る→
川井が満男を、典子がくるまやを訪ねる→
寅が帰って来て、典子の来訪を知り、満男を共に典子の住む鎌倉へ→
典子の幸せ?そうな生活を遠目に見て、江ノ電の駅で満男と別れる→
菜穂が満男を訪ねに来る、冒頭で出て来た三沢雪子と寅が再会
みたいな感じ。


寅と典子との話ってほとんどないに等しかった…
典子と幸之助の間にも別になんかあるというわけでもなく…
まじでなんだったんだろう…この回…(ヽ'ω`)

満男側のマドンナである牧瀬里穂の売り出しの為の回だったんだろうか…
若くて可愛かった頃だね。

最初と最後に出てくる演歌歌手・三沢雪子が小林幸子だったのはちょっと笑ったけど。


もう渥美清の肉体的に限界が来ていて、こんな感じのわけわからない
脚本になったんだろうか(´・ω・`)