カテゴリー: 映画

『男はつらいよ 寅次郎 紅の花』を観た

夢アチャラカはなし。

寅を探す尋ね人広告が載っている新聞を読んで、そのことについて読んでいる駅員さん?達のところに寅が顔を出し、ちょっとしたやり取りの後にオープニング。コントではなくポンシュウとお酒を飲んでなんやかんやした感じ。
一応これがオープニングコントだったのかな。


寅次郎役の渥美清が癌に侵された身体を押して出演したことやそのことを踏まえた上での演出等々、そして結果的にこれが最終作になったという点を考えれば、評価を高くしたいところではあるけれども、その辺のことを加味しないとやっぱり平々凡々とした回…
見ようによっては駄作かな(´・ω・`)

阪神大震災の被災地の人達にとっては良かったのかもしれないが、無理矢理な感じで宮川夫妻が挿入されて、ラストを韓国の民族舞踊かなんかで〆ちゃって、このシリーズを最後の最後で台無しにするような終わり方に思えた。

あと村山富市の視察映像に合成してるシーンも少し寒い感じがした。
初期作品の頃にあった大晦日だか正月のインタビューシーンは面白かったんだが。

泉と満男のことはどうでも良いw
そういえば前作の菜穂(牧瀬里穂)とはどうなったんだろうか。

タクシーの中でのリリーとの会話くらいだったか、良かったところは。


こんなことを言うと、身も蓋もないけれど、「男はつらいよ」はもっと早めに終了させるべきだったんじゃね(´・ω・`)? ボロボロになった渥美清が演じる寅とその状態でも撮影をするためにボロボロになった話の構成で良い映画なぞ撮れるはずもない。

何作も前からだけども渥美清以外の演者も年老いてしまっていて何とも物哀しい絵面になっていたのも観ていて辛かった。コメディ系のものはやめ時を見極めないと駄目だな。

この後に「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」をやっていたが、やっぱり、「ハイビスカスの花」を真の最終回と思う方が良いな(・∀・)

『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』を観た

夢アチャラカとオープニングコントを見逃した…(ヽ'ω`)

今回も満男の話がメインだった(´・ω・`)

あらすじは満男が大学の先輩の川井(山田雅人)に呼ばれて滋賀県の長浜に行く→
川井の妹・菜穂役の牧瀬里穂と出会う(出会い方が悪くて最初は嫌われる)→
寅の方も近くでマドンナ・典子(かたせ梨乃)と出会う→
仲良くなるけど典子の旦那・幸之助(平泉成)が迎えに来て別れる→
満男と菜穂とのデートに偶然寅が現れ、恋のアドバイスをして去る→
川井が勝手に満男との縁談を進めようとして菜穂が怒る→
満男、東京に戻る→
川井が満男を、典子がくるまやを訪ねる→
寅が帰って来て、典子の来訪を知り、満男を共に典子の住む鎌倉へ→
典子の幸せ?そうな生活を遠目に見て、江ノ電の駅で満男と別れる→
菜穂が満男を訪ねに来る、冒頭で出て来た三沢雪子と寅が再会
みたいな感じ。


寅と典子との話ってほとんどないに等しかった…
典子と幸之助の間にも別になんかあるというわけでもなく…
まじでなんだったんだろう…この回…(ヽ'ω`)

満男側のマドンナである牧瀬里穂の売り出しの為の回だったんだろうか…
若くて可愛かった頃だね。

最初と最後に出てくる演歌歌手・三沢雪子が小林幸子だったのはちょっと笑ったけど。


もう渥美清の肉体的に限界が来ていて、こんな感じのわけわからない
脚本になったんだろうか(´・ω・`)

『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』を観た

男はつらいよ 寅次郎心の旅路

もうこの辺はあんまり真面目に観てないので書くこともあんまりない(ノ∀`)


夢アチャラカはなしで、さくらの手紙+ナレーションで始まったんだったかな?
オープニングコントもあんまり覚えていない。ポンシュウが居たような。

今回のマドンナは竹下景子、三択の女王。竹下景子は三回もマドンナ役をやっているようだけれども、ここ最近見逃すことが多かったので、俺氏は今回が初竹下景子。別段良いとか悪いとかもない。というかお話自体が微妙だったからw

物語の主な流れは、
寅が乗ってる列車が止まる→止まった原因は坂口兵馬(柄本明)がレールに寝転んで自殺しようとしていた→なんやかんやで一緒に宿に行く→なんやかんやで兵馬の行きたがっていたウィーンに連れて行かれる→江上久美子(竹下景子)と出会う→いつものパターン

最後の空港シーンとかなぁ…なんだかなー(故K.A風)

坂口兵馬役の柄本明は『寅次郎あじさいの恋』でどちらかというと寅に対して好意的でないキャラとして出てたな。マドンナのみならず、物語の発端キャラも再登板か。

米倉斉加年とか笹野高史は完全な脇役だからわかるけど。柄本明自体はコミカルで良かったかな。


今までの作品同様にロケ地の映像が流れ流れ。特にウィーンに興味がないのであんまり何も感じず。ウィーンを特集した番組等を観るのであれば真面目に観るのだけれども、俺氏が観たいのは「男はつらいよ」だからなぁ…

とらやシーンが少ないと物足りないな(´・ω・`)

『男はつらいよ 寅次郎の縁談』を観た

男はつらいよ 寅次郎の縁談

別に満男のイチャイチャを観たくて「男はつらいよ」を観てるわけじゃないんだよ(´・ω・`)?
もう満男がメインみたいな感じになっててつまらなかった…

夢アチャラカとかあったっけ?単純に見逃しただけかな。
なんか寅が結婚式でなんか言ってるシーンがあったような…

物語は
満男が就職活動で心が折れて失踪→満男からの小包→さくらと博に頼まれて寅が満男を迎えに→
満男は亜矢(城山美佳子)とアッチッチで帰りたがらない→マドンナである葉子(松坂慶子)と出会う→
いつものパターンではないが、満男の余計なお節介?で破局…というか寅が尻込みして逃げ出す。
みたいな感じ。

松坂慶子は「浪花の恋の寅次郎」でもマドンナをやっていたな。
あれはそれなりに楽しめたんだけどな。今回はなんか微妙だった(´・ω・`)

亜矢役の城山美佳子は元は熱中時代等に出ていた子役でパンプキンとかいうアイドル
グループをやっていたらしいが、よく知らないw

そういえば、浜崎伝助(西田敏行)が前触れもなく突然出て来てワラタw

Mr.AMこと御前様役の笠智衆は亡くなっていたらしく、この回からは出演してない(´;ω;`)
御前様の娘?の坪内冬子役の光本幸子が出て来て、御前様が健在であることを台詞で言う
けれども、そういうことだったんだな。光本幸子自体も2013年に食道がんで亡くなっているらしい。
(´-人-) ナムナム…


ラストで寅と亜矢が再会したけど、ちょっとワラタw
女は強い(・∀・)