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『釣りバカ日誌』を観た

釣りバカ日誌

釣りをこの上なく愛する浜崎伝助(西田敏行)は、鈴木建設四国支社高松営業所・営業課に勤務の釣りバカ社員。終(つい)の住処と女木島に一軒家を購入、釣り三昧の日々を過ごしていた。

ところが、本社人事部のコンピューターの入力ミスで、東京本社・営業部・営業三課に配属させられてしまう。やがて伝助と、鈴木建設創業者で社長の鈴木一之助(三國連太郎)が、ひょんな事から知り合い、釣りを通じての秘密の関係が始まる・・・

釣りバカ日誌シリーズ第一弾、といいつつ、レギュラー化は決まっていなかったのか、
この作品の設定(最後に高松に帰る)は続編では完全になかったことにされているw

スーさんの髪型もワイルドでぱっと見怖かった。
これはパイロット版だったからだろうか?

やはり石田えりのミチコさんはええのぅ(*´・ω・) アナタトガッタイシタイ
可愛くて色気があって…
合体は全部で3回だったかな?


話の流れは
孤独で気難しいワンマン社長のスーさんと釣りバカ社員の伝助は、偶然昼食時に互いの素性を知らずに知り合う。気さくで人懐こい伝助は自分の好きな釣りの世界へと招き入れる。

スーさんのことを孤独な老人と思い、家に呼んだり職を紹介したりと心優しき伝助夫婦。その優しさに心を打たれて涙するスーさん。伝助夫婦とスーさんの絆は強く結ばれていく。

と、そこまでは良かったけれども、ある時スーさんの正体が判明。
彼我の格差を知ったことによる恥ずかしさに襲われたり、騙されていた、馬鹿にされていたという気持ちになったミチコさんは激おこプンプン丸だし、伝助は職を紹介した時のスーさんの困りようを想像して思いやったりしつつも元気ない様子。

結局仲直りせぬまま、配属はコンピュータのミスと判明し、伝助夫婦は高松行きの新幹線に乗る。その途次、思い直したミチコさんは伝助を促してスーさんへのお別れの電話をかけるのであった。

この作品と次作の大きい特徴は、誰かが何らかの活躍をして話が解決するわけではなく、時間経過で自然解決してしまうところであるw

まあ今作の場合は、別離というイベントが発生して事態が動くので、納得出来なくもないけども。

上映時間が93分という尺の短さが、この作品をこういう形にしたのだろうか?


少しだけ、物足りなさを感じなくもないが、面白かった(・∀・)

『男はつらいよ 寅次郎 紅の花』を観た

夢アチャラカはなし。

寅を探す尋ね人広告が載っている新聞を読んで、そのことについて読んでいる駅員さん?達のところに寅が顔を出し、ちょっとしたやり取りの後にオープニング。コントではなくポンシュウとお酒を飲んでなんやかんやした感じ。
一応これがオープニングコントだったのかな。


寅次郎役の渥美清が癌に侵された身体を押して出演したことやそのことを踏まえた上での演出等々、そして結果的にこれが最終作になったという点を考えれば、評価を高くしたいところではあるけれども、その辺のことを加味しないとやっぱり平々凡々とした回…
見ようによっては駄作かな(´・ω・`)

阪神大震災の被災地の人達にとっては良かったのかもしれないが、無理矢理な感じで宮川夫妻が挿入されて、ラストを韓国の民族舞踊かなんかで〆ちゃって、このシリーズを最後の最後で台無しにするような終わり方に思えた。

あと村山富市の視察映像に合成してるシーンも少し寒い感じがした。
初期作品の頃にあった大晦日だか正月のインタビューシーンは面白かったんだが。

泉と満男のことはどうでも良いw
そういえば前作の菜穂(牧瀬里穂)とはどうなったんだろうか。

タクシーの中でのリリーとの会話くらいだったか、良かったところは。


こんなことを言うと、身も蓋もないけれど、「男はつらいよ」はもっと早めに終了させるべきだったんじゃね(´・ω・`)? ボロボロになった渥美清が演じる寅とその状態でも撮影をするためにボロボロになった話の構成で良い映画なぞ撮れるはずもない。

何作も前からだけども渥美清以外の演者も年老いてしまっていて何とも物哀しい絵面になっていたのも観ていて辛かった。コメディ系のものはやめ時を見極めないと駄目だな。

この後に「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」をやっていたが、やっぱり、「ハイビスカスの花」を真の最終回と思う方が良いな(・∀・)

『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』を観た

夢アチャラカとオープニングコントを見逃した…(ヽ'ω`)

今回も満男の話がメインだった(´・ω・`)

あらすじは満男が大学の先輩の川井(山田雅人)に呼ばれて滋賀県の長浜に行く→
川井の妹・菜穂役の牧瀬里穂と出会う(出会い方が悪くて最初は嫌われる)→
寅の方も近くでマドンナ・典子(かたせ梨乃)と出会う→
仲良くなるけど典子の旦那・幸之助(平泉成)が迎えに来て別れる→
満男と菜穂とのデートに偶然寅が現れ、恋のアドバイスをして去る→
川井が勝手に満男との縁談を進めようとして菜穂が怒る→
満男、東京に戻る→
川井が満男を、典子がくるまやを訪ねる→
寅が帰って来て、典子の来訪を知り、満男を共に典子の住む鎌倉へ→
典子の幸せ?そうな生活を遠目に見て、江ノ電の駅で満男と別れる→
菜穂が満男を訪ねに来る、冒頭で出て来た三沢雪子と寅が再会
みたいな感じ。


寅と典子との話ってほとんどないに等しかった…
典子と幸之助の間にも別になんかあるというわけでもなく…
まじでなんだったんだろう…この回…(ヽ'ω`)

満男側のマドンナである牧瀬里穂の売り出しの為の回だったんだろうか…
若くて可愛かった頃だね。

最初と最後に出てくる演歌歌手・三沢雪子が小林幸子だったのはちょっと笑ったけど。


もう渥美清の肉体的に限界が来ていて、こんな感じのわけわからない
脚本になったんだろうか(´・ω・`)

『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』を観た

男はつらいよ 寅次郎心の旅路

もうこの辺はあんまり真面目に観てないので書くこともあんまりない(ノ∀`)


夢アチャラカはなしで、さくらの手紙+ナレーションで始まったんだったかな?
オープニングコントもあんまり覚えていない。ポンシュウが居たような。

今回のマドンナは竹下景子、三択の女王。竹下景子は三回もマドンナ役をやっているようだけれども、ここ最近見逃すことが多かったので、俺氏は今回が初竹下景子。別段良いとか悪いとかもない。というかお話自体が微妙だったからw

物語の主な流れは、
寅が乗ってる列車が止まる→止まった原因は坂口兵馬(柄本明)がレールに寝転んで自殺しようとしていた→なんやかんやで一緒に宿に行く→なんやかんやで兵馬の行きたがっていたウィーンに連れて行かれる→江上久美子(竹下景子)と出会う→いつものパターン

最後の空港シーンとかなぁ…なんだかなー(故K.A風)

坂口兵馬役の柄本明は『寅次郎あじさいの恋』でどちらかというと寅に対して好意的でないキャラとして出てたな。マドンナのみならず、物語の発端キャラも再登板か。

米倉斉加年とか笹野高史は完全な脇役だからわかるけど。柄本明自体はコミカルで良かったかな。


今までの作品同様にロケ地の映像が流れ流れ。特にウィーンに興味がないのであんまり何も感じず。ウィーンを特集した番組等を観るのであれば真面目に観るのだけれども、俺氏が観たいのは「男はつらいよ」だからなぁ…

とらやシーンが少ないと物足りないな(´・ω・`)