カテゴリー: 映画

『男はつらいよ 寅次郎春の夢』を観た

男はつらいよ 寅次郎春の夢

エントリを検索してもヒットしなかったので、ここから観てないやつかと思って
観たけれど、これ前に観たことあったな(ノ∀`)

今回の夢アチャラカはよくわからなかったw
なんでFBIに追われていたのかもよくわからず、さくらと再会して博に連れられて
日本に帰国という展開。時代背景も今ひとつわからなかった。
源公とタコ社長が哀れだったw

OPコントで太もも(*´Д`)ハァハァ
36年前の作品だから、この子達は今は50歳以上か…(ヽ'ω`)


何となく観たことがあるという記憶が邪魔してあんまり真面目に観なかったので
あやふやな感想になるけれども、まあ外国人バージョンの寅さんが出て来て
本家と絡むというか、本家では有り得ない、あってはならないさくらとの恋の話を
代替的に繰り広げる感じかな。そのせいか、またも寅さんは脇役状態w

外国人晩寅さんことマイケルを演じてるハーブ・エデルマンって他に何に出てるのかと
思ってぐぐったが、「ザ・ヤクザ」のオリバーじゃねぇかw <- ハリーが日本の拠点にした、
武器が一杯ある家の持ち主

他にもスパルタンXにも出てたのか。1996年に亡くなってるらしい。


今回の冒頭はメロン騒動ならぬ、ぶどう騒動w
前にもなんか似たようなことがあったような気がするw
機嫌良く二階へ上って行った寅が不機嫌そうに下りて来てぶどうの皮を吹く
辺りの気まずい雰囲気がたまらないw

いつもならタコ社長が担うダメ押しを今回は博が演じて、寅がタコ社長を
案じるという珍しいパターン。まあ本気で案じるというよりもモラハラ的
行為の為に攻撃対象以外を持ち上げてるだけだけどw

この不機嫌はここで終わりかと思ったら、夕飯時まで尾を引いて、英語話の末に
タコ社長の軽口で大爆発。帰って来たその日にまた旅立ったw
マイケルで話を展開させる為に寅が邪魔だから、さっさと旅立たせたのかな。


マイケルが御前様経由でとらやに来て、なんやかんやで住み着いた。
マドンナではない男の下宿人が帰って来た寅さんと一悶着を起こすはいつものパターンか。

寅の語る嫌米観は山田洋次のものなんだろうかw

源公を巻き込んで対決姿勢の寅だったが、マドンナである圭子(香川京子)で
すべてが有耶無耶になるいつものパターン。こそっとマドンナに探りを入れるのは
前にもあったな。こういう時だけは知恵が回るなw

梅干しって外人さんには駄目なんだろうか。美味しいのに(´・ω・`)
まあ日本人でも嫌いな人とか居るからなぁ…

寅の恋の話は申し訳程度だったな。まあこの辺りの作品はほとんどそんな
パターンだったような気がする。


直接対決はなくなったものの、仲良くなったわけでもなく、ふとしたきっかけで
乱闘騒ぎ->誤解が解けてマイケル落ち込んで出ていこうとする->寅と飲みに行って
仲良くなる

その後はマイケルが関西に出張って寅の恋が展開する感じ。でも映画的に話題は
マイケルのことばかりだな、しょうがないけどw

いつもなら寅と遭遇する一座が今回はマイケルと遭遇(・∀・)
演目「蝶々夫人」を観ているうちにいつしか妄想に入り込むw


今回の茶の間のテーマは日米間の文化というか愛情表現の違いか。
今回、圭子の娘・めぐみ(林寛子)がタコ社長のところの職工とくっつきそうな感じで
終わるのはマイケルの恋の代理成就といったところなんだろうか。圭子の方は
いつものマドンナのパターンだけれども。

売り込みに失敗して帰って来たマイケルは母からの手紙を読んで帰国することに。
勢いに任せて愛の告白をするも、当然のことながら玉砕(ノ∀`)

その流れというわけでもないがついでといった感じで寅も玉砕の展開w

その後はマイケルを見送り自分も旅立つ寅というちょっと変わったパターン。
アメリカに帰ったマイケルと旅先で相方を再び得たテキヤ仲間をやっかむ寅という
感じでおしまい。「寅次郎わが道をゆく」の時の武田鉄矢の時と同じ感じか。

まあまあ面白かったかな(・∀・)

『ニュージーランドの若大将』を観た

ニュージーランドの若大将

1969年1月に公開された若大将シリーズ社会人篇『フレシュマン若大将』の第2弾として同年7月に公開した本作は、前作の続篇的な設定で日東自動車のサラリーマンとして恋に仕事に活躍する若大将を描いている。
(略)
田沼雄一(加山雄三)は2年間のオーストラリアの駐在生活を出勤前にシドニー湾でクルージングするなどエンジョイしていたが、急遽本社の日東自動車からの命令で帰国することになる。帰国早々の空港でライバル会社が出迎えた外国人を追おうとして偶然にニュージーランド産業振興会に勤める森川節子(酒井和歌子)と同じタクシーに乗り合う。

考えてみると今回は節子との出会いの時に恋愛ポイントはなかったな。
今作はなんとなく理由なく恋仲になるような感じに思えた。前作に続きタクシーで出会うというパターンだったが、タクシー乗車が社会人を表していた時代なんだろうか。

日本語堪能なエリザベス役のジェシカ・ピーターズって日本向きな可愛い感じだったのに、この一作しか出てない模様。節子を勘違い・嫉妬させるキャラのもう一人は中山麻理。高橋かおりと不倫した三田村邦彦の元奥さんか。

同僚は前作同様、岡田可愛。小物感丸出しの上司も前作同様、藤岡琢也。取締役の佐野周二って関口宏の父ちゃんか。序盤に出てくる太田黒代議士を演じたコロムビア・トップってこの作品の五年後に本当に参議院議員になったのかw

久太郎(有島一郎)の恋バナ絡みではうつみ宮土理となべおさみが出て来た。
やはり久太郎の恋バナは定番なのか。

お婆ちゃん(飯田蝶子)が「歳を考えなさいヽ(`Д´)ノ」と叱るシーンでニヤッとした。
「それはばーちゃんの方だろ(・∀・)」とw

戸外へ出てからの雄一と久太郎のシーンはなんだか渋いというか重厚なシーンに見えた。その後の歌でがっくり来るがw

青大将(田中邦衛)は相変わらずで、久しぶりにヒロインへのレイプ未遂もどきシーンがあった。そこから一気にラストへ行ってしまうので、やはりちょっと物足りない。お婆ちゃんと久太郎不足(´・ω・`)

そういえばジョン・オハラと中央モータースはそんなにストーリーに本質的には関わってこないんだなw 結局、新車キャンペーンで巻き返したということになったのかな?


どうでもいいけど、

折から、雄一のところに本社から帰国命令がきて、名山と共に帰国した。
ニュージーランドの若大将

"名山"じゃなくて"石山"じゃないのかな?

『容疑者』を観た

容疑者

あらすじは少しいじって

麻薬中毒のジョーイ(ジェームズ・フランコ)はドラッグを買う際に売人のピカソと喧嘩となり、殺してしまう。死体はプルックリン・ビーチで発見されるが、NY市警のヴィンセント(ロバート・デ・ニーロ)は殺害場所が自分の故郷ロングアイランドであることを突き止め、捜査を兼ねて14年ぶりに帰省する。捜査を進めるうちに容疑者が離婚により幼い頃に生き別れた息子であるジョーイであることをヴィンセントは知る。

ピュリッツァー賞を受賞したジャーナリスト、マイク・マクレリー(英語版)の取材記事が原案となっている。殺人事件を通し親子の絆に追ったサスペンスドラマ。

ともあったが、サスペンスなのかこれ(´・ω・`)?

マイク・マクレリーの取材記事ESQUIRE - MARK OF A MURDERER - 911E-000-012
見つけたが、英語がいっぱいでよくわからない(ノ∀`)

まあヴィンセント・ラマーカとかジョーイ・ラマーカと出て来てるので頑張って読めば面白そうな内容ではあるが、面倒くさいのでやめとくw
detectiveって探偵の意味もあるけど、刑事とか巡査の意味もあるからそっちの方で訳した方がいいんじゃなかろうか。

関係ないけどマイク・マクレリーって人は早死になんだね。
colon cancer(結腸癌)で41歳で亡くなってるらしい。

ストーリー的にはヴィンセント自体も父親に関する苦悩を抱え続けていて、それがまた違った形ではあるもののジョーイへと影響し、それがまたその子供に伝わりそうになり、それを阻止しようとすることによってヴィンセントとジョーイの哀しみを浄化されるみたいな展開だが、今ひとつ心に響いて来ないかもw ヴィンセントはともかくジョーイのキャラがちょっと共感出来ないからかもしれないw

スパイダー(ウィリアム・フォーサイス)の存在がないと話が展開しないけど、なんか変な存在だったなw ヴィセントの恋人もなんだったんだろうかw


ロバート・デ・ニーロは「ヒート」と「ザ・ファン」、「アナライズ・ユー」で観たことがあるくらいだな(・∀・)

他の人は全員知らんなぁと思ってウィリアム・フォーサイスの項目を眺めていたら「88ミニッツ」へのリンクが訪問済み……なんだっけと思って開いてみて思い出したw

アル・パチーノが主役のFBI異常犯罪分析医をやっていたやつか。
あれもあんまり面白くなかったなw あれのFBI特別捜査官フランク役だったらしい。なんとなく存在は覚えてる。


しかしなんでこれ「容疑者」なんて邦題にしたんだろ?
ラストシーン等を踏まえると原題の「City by the Sea」の方がまだ良かったような。

『グッド・ドクター 禁断のカルテ』を観た

グッド・ドクター 禁断のカルテ

新人研修医のマーティン・E・ブレイク(オーランド・ブルーム)は、不慣れな仕事に戸惑う日々を過ごしていたが、そんな自分を医師として全面的に信頼してくれる患者ダイアン・ニクソン(ライリー・キーオ)に強く惹かれるようになる。彼女が退院し、孤独にさいなまされたブレイクは、彼女の薬をすりかえ、再入院させる。

なんつーか盛り上がりらしい盛り上がりも感じられず、別段、主人公のマーティンやその他の登場人物に感情移入出来るわけでもなく、余りはまらなかったので「で(・∀・)?」って感想になったw

どこらへんが医療サスペンスなのかよくわからなかったw
もう少しダイアンの家族達が絡んで来るのかと思ったら、大したことも起きず、クラウス刑事も大して仕事もしないしw

ダイアンへの投薬にしてもジミー(マイケル・ペーニャ)へのことも本当に露見しないようなことなんだろうか? 隠蔽工作もろくすっぽしてないのにあっさりと解決してしまったように感じたw


オーランド・ブルームというと「パイレーツ・オブ・カビリアン」のウィル・ターナー役と「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のバッキンガム公爵役と創価学会信者というくらいしか思いつかない。「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」にも出ているらしいが未だに観たことがない(ノ∀`) 原作を先に読もうと思いつつ放置している状態w

ライリー・キーオは知らないが、脇役陣では、マーティンにきつく当たるテレサ看護師役のタラジ・P・ヘンソンが「ベスト・キッド」のドレのお母さん役だったり、ウェイランズ医師役のロブ・モローが「最高の人生の見つけ方」でもホリンズ医師役をやってたり、ジミー役のマイケル・ペーニャが「バベル」で国境警備員役だったりと微妙に記憶にある人達が結構居たw

何よりも終盤に出てくるクラウス刑事役のJ・K・シモンズって「クローザー」のポープ本部長じゃねぇか(・∀・)


まあポープ本部長が出てたよ程度の映画だったなw