カテゴリー: 映画

『婚前特急』を観た

婚前特急

自由に恋愛を楽しんでいた24才OLの池下チエが、親友の結婚をきっかけに、付き合っている5人の彼氏の中から本当の相手を見つけるまでを描いたコメディ映画。

主人公の池下チエはキャラ的に吉高由里子にあっており、チエの友人の浜口トシコに杏、彼氏達には浜野謙太(田無タクミ役)、青木崇高(出口道雄役)、榎木孝明(三宅正良役)、加瀬亮(西尾みのる役)等々と中々の俳優陣でテンションが上がるのを感じつつ観始めた…
 
 
 
 
 
なんだこの糞映画…_| ̄|○

もっと要素が複雑に噛み合ったり、それぞれの男との絡みによって物語が進行していく様を芸達者な俳優陣が演じていくと思ったのに…(ヽ'ω`)

申し訳程度のゴタゴタの後ですぐにタクミルートになってgdgdした挙句に喧嘩で壁をぶち抜いた先に居た、隣人のお婆さんの唐突な思い出話で話が集束してしまうというのはどうなんだろうか(´・ω・`)

読み切りの漫画ならまだ許せるかもしれないが、映画としてはどうなんだろう。
コメディーなので、コメディータッチなシーンも多いけど、大して面白くないし。
これならまだ「恋の門」の方がマシかも。あっちは意味不明な部分が多いけどw

これほど設定や登場人物のほとんどが機能してない映画も珍しい。
監督の前田弘二という人はそれまで自主制作で映画を撮っていたが今作が劇場公開デビューだったらしい。駄目駄目な感じなのはだからかな。

一応、地方の映画祭で新人監督賞等を貰ってはいるけど、つまらないものはつまらないw そもそも映画祭とかの賞って全然あてにならないしw

タクミが恋心を抱いてる奥田ミカ役の石橋杏奈ってLIFEのスポーツ番長でテニス部役をやってた子かw


まあ無理に評価するならば、人間のクズと言えるような性格の男女を吉高由里子と浜野謙太が好演してる映画といったところかなぁ。俳優陣は決して悪くなかったな。

肝心な話がつまらなかっただけで(・∀・)

『グレムリン』を観た

グレムリン

『グレムリン』(Gremlins)は、クリスマスに贈られた珍しいペットの飼育方法にまつわる騒動を描いたSFブラック・コメディ。1984年アメリカ映画、ジョー・ダンテ監督作品。

子供の頃に観た記憶があったが、良く覚えてなかったので改めて観た。
序盤は「なんだこれ、子供向けだなぁ…(・∀・)」と思って観ていたが、話が進んでいくにつれて、映像に比べて内容は確かにブラックな部分が多い気がしたw

ケイト(フィービー・ケイツ)のお父さんの話って必要だったんだろうか?
もっとライトな話で良かったような気がしたw

まあぼちぼち面白かったかなぁ?グレムリン達の大騒ぎが肝なんだろうけど、ちょっと長かったかなぁとも思ったり。ディーグル夫人のところは笑ったけどw

ディーグル夫人ってあの後出てきたんだっけ? 一騒動が起きてそれが解決しただけで元々の話の問題は何も解決してないような気がするけど気の所為だろうか?

終盤のギズモのスター気取りの活躍はちょっと可愛かったかな。

ストーリーのテーマはいろいろあるんだろうけれども、ランペルの使えない発明品やグレムリンという怪物が機械にイタズラをするということを踏まえると機械文明への警鐘的な部分もあったんだろうか?


モグワイって魔怪(Mogwai (Chinese culture))の音なんだな。

meaning "monster", "evil spirit", "devil" or "demon".

とあるから最初から怪物や悪魔って意味で呼んでたんだなw
ランダル(ホイト・アクストン)には通じてなかったみたいだけど。


「グレムリン2 新・種・誕・生」という続編もあったらしい。
そして更に続編が(・∀・)?
『グレムリン』リブートは30年後が舞台!クリス・コロンバス&スピルバーグがカムバック

ケイト役のフィービー・ケイツは専業主婦になってるみたいだし、
ビリー役のザック・ギャリガンは「グレムリン」シリーズ以降ぱっとせず、
2003年にタワーレコードでディープ・パープルのCDを盗んで逮捕されたみたいだし、カメオ出演とかもなしかな。


録画した映画を消化中…(ヽ'ω`)

『網走番外地 南国の対決』を観た

網走番外地 南国の対決

竜神一家のために命を張って、網走刑務所に送り込まれた橘真一(高倉健)は、出所の日に先代親分が沖縄で事故死したことを知った。何か裏がありそうだ、そう考えた橘は直ちに沖縄へ向った。

北海編は面白かったけど、これはちょっと微妙だったな(´・ω・`)
もしかしたらこの作品の方がこのシリーズのデフォルトかもしれない。
高倉健、千葉真一、嵐寛寿郎、田中邦衛、由利徹、大原麗子とレギュラーっぽいメンバーがシリーズ作品と同名役または別役で出てた。

この反応は間違っているのかもしれないが、嵐寛寿郎演じる鬼寅さんが登場すると思わず笑ってしまうw 劇中で大活躍するのだけれども、この役どころは笑わせに来てるように感じるのだが、違うのだろうか(・∀・)

北海編の骨折母娘の話のように今作でも一郎(町田政則)の母親探しという、おそらく感動ポイントが配されていたが、結構どうでも良かったw  

公開年が1966年で、沖縄返還が1972年であることを考えると、この映画は海外ロケに分類されるのであろうか。劇中の町並みや交通は貴重な映像なんだなぁ。


網走刑務所はもはや回想シーンでしか出て来なかったw
第一作はどんな感じだったんだろうかとちょっと気になった。

『網走番外地 北海篇』を観た

網走番外地 北海篇

『網走番外地』シリーズの第4作。主人公・橘真一(高倉健)が走らせるトラックに乗り込む男女達の悲喜劇を串団子方式に見せ場の連続で描く。ジョン・フォード監督『駅馬車』をベースとしている。

特に期待せずに観たけれども、意外や意外面白かった(・∀・)
任侠物なのだと思ってみたが、任侠的要素はあったけれども普通の任侠物とはちょっと違う感じであった。どちらかと言うと「ギターを持った渡り鳥」系か。加えてこの作品はちょっと特殊だったのかもしれない。

弓子役の大原麗子が若くて可愛かった(・∀・)
最初の方はしっかりと観ていなかったので千葉真一には気づかなかったな。
橘に頼み事をしていた葉山がそうだったのか。
浦上役の杉浦直樹はちょっと渋かった。

刑務所内では11番(由利徹)と108番(砂塚秀夫)等の絡みや炊事班長 19番(山本麟一)のキャベツ食いとほとんどコメディーパートだったw 一応、鬼寅さん(嵐寛寿郎)の見せ場はあったけどw 途中で出てきたもう一人のオカマ 7番(吉野芳雄)は本当のゲイバーのママだったのか。

骨折母娘や心中娘、親分のけじめとイベント盛り沢山であったが、必須イベントであったかというとそうでもなかったかも。まあ一応みんな見せ場があるというか役割を消化している感じなので、なんだかなぁ感は控え目であったが。

終盤の鬼寅登場~ラストの展開はちょっと吹く。

まあ色々と面白かったな(・∀・)
昔ながらの音楽も良かった。