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『殺人魚フライングキラー』を観た

殺人魚フライングキラー

カリブ海に浮かぶ島のリゾート地で、観光客が惨殺されるという事件が発生。被害者が増える中、海洋生物学の知識を持つダイビングインストラクターのアン(トリシア・オニール)は、軍が秘密裏に研究開発した「ピラニアとトビウオをかけあわせた生物兵器」フライングキラーが原因であることを突き止める。アンはホテルの支配人ラウル(テッド・リチャート)に警告するものの、ラウルはこれを無視して観光イベントを強行。フライングキラーの群れはイベントに集まった人々を襲撃する。

 
主な登場人物は、
アンと保安官?のスティーブ(ランス・ヘンリクセン)は夫婦、クリス(リッキー・ポール・ゴルディン)は二人の息子。

タイラー(スティーヴ・マラチャック)はツアーコンダクターでアンに粉をかけている。ギャピー(アンシル・グロードン)親子は禁じられているダイナマイト漁をやっている漁師だがスティーブの知り合いなのでお目こぼししてもらってる。ラウルはホテル経営のことしか頭にない
ホテルの支配人。

息子を始めとしてストーリーの主軸に関わってこない人が多過ぎるかもw


オープニングを眺めていたら「Piranha Part Two」だか「Piranha Part II」とあり、「工エエェェ(´д`)ェェエエ工 ピラニアのパート2かよ、1を観てないよ。」と思ったが面倒くさいのでそのまま観たw

これ「ターミネーター」とか撮ってるジェームズ・キャメロンの作品なのかw

まあただのB級ホラー映画だったなw フライングキラーの造形とか動きが酷いw
日本公開は1982年で制作年は1981年以前で33年前の作品と考えれば、しょうがないのだけれどもw

ただ、その辺の部分以外の話の大筋においては結構きちんとした感じなのでまあまあ好きw 面白いかと言うと…今ではもうありきたりかもしれない。

思ったのだけれども、この映画の被害者ってかなり少ないんじゃ…
2+1+2+1+1+宿泊客数人+1だから十数人? 宿泊客が襲われるシーンはよく観てなかったのでわからないけれども、ウィルソン夫人(アン・ポラック)とか新婚カップルって被害には遭わなかったのかな?

おっぱいはちょっと日本人向きではない感じの残念おっぱいがちらほら。


この映画のプロデューサーであるチャコ・ヴァン・リューウェンは本名、筑波久子という、元は日本の女優さんだったらしい。色々と波瀾万丈な人生だった模様。

1986年(昭和61年)、旧ソ連でチェルノブイリ原発事故が起こり、感受性の強い一人息子のキースが世を儚んで拳銃自殺してしまう。筑波は一時このショックから精神不安定となり、自殺を試みたこともあったという。
2013年(平成24年)春、息子の思いを支えに、東日本大震災からの復興、自殺防止、高齢者・若者の支援を目的とする団体「ファミリー・グループ」を日本で組織。政治活動も行っている。

現在は福島復興等に力を入れているらしい。


色々と突っ込みどころはあるが、まあ30年以上前のB級映画なので何も期待せずに観るのがベター(・∀・)

『シンプル・プラン』を観た

シンプル・プラン

ハンク(ビル・パクストン)は妊娠中の妻サラ(ブリジット・フォンダ)とともに田舎町で貧しい暮らしを送っていた。ある日、ハンクと失業中のハンクの兄ジェイコブ(ビリー・ボブ・ソーントン)、そして同じく失業中のジェイコブの友人ルー(ブレント・ブリスコー)は、墜落した自家用機の中から440万ドルの現金を発見する。この大金が自分達の未来を変えてくれると信じた三人は、現金を自分達の物にするためのシンプル・プランを立てる。

まあまあ面白かったかな(・∀・)
清々しいラストと言えば清々しいラストだったw
「ヴァンサン=ヴァンサンぼうやのクリスマス」的結末だなw
俺氏は小心者だから通報して一割を狙うね(`・ω・´)
このケースだとどうなるか知らないけどw

ジェイコブもルーもクズだなと思ったが、結局のところハンクもサラもクズだったのでどんな悲劇的結末になるのかとワクワクしながら観てた(・∀・) ← 性格悪い
サラの豹変というか本音が一番嫌な感じがしたな。
途中までサラが企んで総取り狙いかと思ったけど、そんなことはなかった(ノ∀`)

ジェイコブに苛つき、ルーに苛つき、ハンクにもサラにも苛つく、観ていてイライラする映画かもしれないw


ブリジット・フォンダは名前は知っているけど、他の出演作は観たこと無いな。
結婚してから映画に出てないのかな。ビル・パクストンは「ターミネーター」とかに色々出ているみたいだけども記憶にないなぁ。

クレームを入れた客はビル・パクストンの父親なのかw

監督のサム・ライミって昔のスパイダーマンを撮ってた人か。


犯罪絡みはこういうオチに限る(・∀・)

『21グラム』を観た

21グラム

大学で数学を教えるポール(ショーン・ペン)は余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つ日々。また、夫と二人の幼い娘と幸せな生活を送るクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)。一方、前科を持つジャック(ベニチオ・デル・トロ)は、神への信仰を生きがいに妻と二人の子供と暮らしていた。だが、ジャックが起こした悲劇的な事故をきっかけに、出会うはずのない3人の運命が、思いもよらぬ結末へと導かれていくのだった。

時系列シャッフルが酷くて話を把握しづらいヽ(`Д´)ノ
このあらすじすら見てなくて最初は全く話が判らず人物も区別出来なかった。
15分くらい観て最初から観直しても微妙に判りづらかったw
25分くらいでようやく話が展開し始めて話の内容が理解出来るようになる。

「21グラム」ってアレの重さかぁ(・∀・)と思ってたらやはりそうだった。
本当かどうかは別としてw

ストーリーの内容は非常に重い。テーマそのものとは関係ないが、車に乗るということについてちょっと考えちゃうねぇ(´・ω・`) 飲酒運転するやつは自損で死ねとか。

加害者側は法的に償えば全て許されるのか(この映画ではある意味でそれすらもしていないか)、人生の全てを奪われたとも言える被害者側遺族のケアはどうなされるべきか等々…

罪を犯し死を望む者、人生を壊されて生きる意味を見失った者、最早自分の臓器では生きられない者、いずれにせよ、死なない限り人生は続いていく。ネタバレになるが最終的に三者がその事実を受け入れて、それぞれ罪人として生きる為に家庭に帰り、立ち入ることの出来なかった部屋へ入り、心音計ピーッて感じで終わった…てことでいいんだろうか?

テーマは21グラムの差でしかない生の意味を問うような感じの難しい内容なんですかね?
よくわからないけど、そうそうおっぱいはあったよ(*´・ω・)

そういやニックってなんだったんだろうなw


ショーン・ペンの名前は知ってるけど、他の出演作を観たことがない(ノ∀`)

ナオミ・ワッツの他の出演作も観たことがない。アメリカ版「リング」に出ているらしい。ポールと寄りを戻そうとしていたメアリー役のシャルロット・ゲンズブールも知らんでー(・∀・)と思っていたが、以前に視聴を断念した「アイム・ノット・ゼア」でロビー(ヒース・レジャー)の妻役のクレアを演じていた人か。美人だけど薄幸というか不幸なポジションが多いな。
フランス出身故にそういう感じのポジションが多いのだろうか。

ジャックの妻のマリアンヌ役は最初はカトリン・カートリッジがやるはずだったけど、
この人が"肺炎と敗血症の合併症で死去した"らしく、それでメリッサ・レオに
なったってトリビアにはあるな。(多分)
何とも言えない気分の撮影だったんだろうか。

ジャック・ジョーダン役の俳優は「骨太というか無骨な風貌でいいのう(・∀・)」、
「日本人にも居そうな顔だなぁ、本田博太郎に微妙に似てるな、なんて人だ?」と思って俳優名を見たら…
 
 
  
 
 
 
ベニチオ・デル・トロじゃねぇかヽ(`Д´)ノ

「ザ・ファン」とか「チェ」の時はどうでも良かったがこの作品のベニチオは良い。


何かを明確に理解したわけでもないけれども、まぁ観て良かったかなぁ(・∀・)

『コレラの時代の愛』を観た

コレラの時代の愛

お前はジェームス三木か(#^ω^)
とある程度歳がいってる人は突っ込むに違いないと思ったw

あらすじは 

1897年、コロンビア。郵便局員のフロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は配達先の令嬢フェルミナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)と恋に落ちる。しかし、身分の違いから引き離され、フェルミナは医師のフベニル(ベンジャミン・ブラット)と結婚。フロレンティーノは何年でも彼女を待ち続けると心に誓う。

コレラの時代の愛

という風になっていて純愛もののようでいてそうでない気がするw

フロレンティーノはちょっと気違いというか人格障害と診断されるレベルのキャラクターw

破ってしまった誓いを"習慣"という言葉に転換して現実逃避するところは異常者以外の何者でもないw その数も異常だしw 異常性はあるけれども真面目なのかと見せかけてただのクズだった。まさしくもって病によって狂った男とも言える。元々変だけども。母親のことを踏まえると連続殺人犯になる展開でも別に不思議ではない感じだったな。

フェルミナに関しては、最初はなんじゃこの女とは思ったものの、女の人ってこんなものかもしれないとも思ったw 取り残されれるのは男の方なんだろうな。
あらすじには身分の違いからとあるが、実はフェルミナも高い身分ではない。
ラバ商人である父親が金持ちの男に嫁がせようと思っていた為に一時的に引き裂かれて…その後、まあ、あれだ…( ´・ω・)

結局フェルミナはフロレンティーノと夫婦生活をしてないからなぁ。フベニルと比べるのもどうかなぁ。フベニルのあの行為はラストで上手くまとめるために追加した悪事のような気がしないでもない。正直、報われないキャラだったw

おっぱいシーンは何回かあったよ(*´・ω・)

正直ストーリー的には「それでいいの(´・ω・`)?」と思わないこともないが、「そこでコレラかよ(・∀・)」的な感じがえらく清々しかったので、これはこれでいいのかもw

映画内の人物が答えを言う前に視聴者が直前にそれが何かわかる感じは好きなので凄く清々しい気分で観終わった。正確にはそのシーンからエンドロールまでずっと笑いながら観てたw

コレラってどんな病気だったっけ?と思ってぐぐったら

消化管内に入ったコレラ菌は、胃の中で多くが胃液のため死滅するが、少数は小腸に到達し、ここで爆発的に増殖してコレラ毒素を産生する。コレラ菌自体は小腸の上皮部分に定着するだけで、細胞内には全く侵入しない。しかしコレラ毒素は上皮細胞を冒し、その作用で細胞内の水と電解質が大量に流出し、いわゆる「米のとぎ汁様」の猛烈な下痢と嘔吐を起こす。
(略)
潜伏期間は5日以内。普通は2~3日だが、早ければ数時間である。症状が非常に軽く、1日数回の下痢で数日で回復する場合もあるが、通常、突然腹がごろごろ鳴り、水のような下痢が1日20~30回も起こる。下痢便には塩分が混じる。また、「米のとぎ汁」のような白い便を排泄することもある。腹痛・発熱はなく、むしろ低体温となり、34度台にも下がる。急速に脱水症状が進み、血行障害、血圧低下、頻脈、筋肉の痙攣、虚脱を起こし、死亡する。

とあった。脱水症状が原因で死に至るのか((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル


原作は翻訳されているらしいが長そうなので読む気はしないなぁ(・∀・)