カテゴリー: 映画

『ビジョン・クエスト 青春の賭け』を観た

ビジョン・クエスト

トンプソン高校のレスリング部員ラウデン・スウェイン(マシュー・モディン)は、18歳の誕生日を機に190ポンドから178ポンド級への転向を申し出た。彼が178ポンド級に転向しようとしたのは、史上最強といわれる全米高校チャンピオンのシュートに挑戦するためのワン・ステップだった。

ちょっと合わなかったので微妙だった(´・ω・`)

最初はちょっと変わり者だけども真面目な少年のアマレスに賭けた青春物語かと思って観ていたが、ちょっと違ったw

ラウデンが結構いい加減w
そういう意味ではライトな青春物かな。

失神後にレスリング部の嫌な野郎と口論して、ペグボード完走、皆仲良しヽ( ・∀・)人(・∀・ )ノという展開というかノリはちょっと都合が良すぎというか余りピンと来ないw


話のテーマは国語教師のテネラン(ハロルド・シルヴェスター)の授業での詩の解釈、シュートとの対戦の前のホテルのコックのエルモ(J・C・クイン)との会話、同じく対戦前のカーラ(リンダ・フィオレンティーノ)との会話に集約される感じ。

タイトルのビジョン・クエスト(Vision quest)とは

現在も夢から啓示を得る儀式「ビジョンクエスト」(Vision quest)は、多くのインディアン部族の成人の儀式として重要であり、これはスー族では「ハンブレチヤ」と呼ばれ、思春期を迎えた若者や、問題を抱えた者が深山(スー族ではパハ・サパなど)へ分け入り、独りっきりで断食の苦行を行い、未来に繋がる夢を得るのである。

スー族

というものであり、この映画におけるラウデンの減量や挑戦を指しているのだろう。
作品内では自称先住アメリカンの子孫であるクーチが霊と話したと言う感じで触れているが直接的な言葉では出て来ないようだ。英語だと言ってるのかな?


ラウデン役のマシュー・モディンは有名な映画に出てるようだが、どれも観たことがないかな(ノ∀`)

カーラ役のリンダ・フィオレンティーノは「メン・イン・ブラック」の検死官ローレル・ウィーバー役の人だったのかΣ(゚∀゚;)
( ↑ ヒロインポジションの人)

クラブかなんかで歌っていたのはマドンナだったのかw
ちょい役にしては可愛いなと思っていたらw

最初の方に出て来たホモ野郎はともかく、新聞部かなんかの女の子(マーギー・エプスタイン?(ダフネ・ズニーガ))が余りにもちょい役すぎて笑った。原作だともうちょい記述やエピソードがあるんだろうか?

考えてみるとシュート(フランク・ジャスパー)も扱いが酷かったな。


レスリングに興味がなかったり、あんまりラウデンに感情移入出来なかったのでどうもいまいちだったなぁ(・∀・)

作品情報に

アマ・レスに賭ける若者の試練と道程を描く。

とあり、観了直後は「おい、また誤字かよヽ(`Д´)ノ」と思うかもしれないが、
これは"道程"であってる( ・´ω・`)

『天と地と』を観た

天と地と

原作は海音寺潮五郎の同名小説。上杉謙信(榎木孝明)と武田信玄(津川雅彦)による有名な“川中島の戦い”を描いた壮大な戦国絵巻。20億円以上の予算を投入してカナダロケを敢行。監督は「キャバレー」以来久々にメガフォンを取った角川春樹。

天と地と

うーむ…所々重厚なシーンがあったり、「幾らかけたんだ…( ;・´ω・`)ゴクリッ」と思うくらいの合戦シーンがあったりしてその辺はいいのだけれども、肝心の映画の内容を全体的に見るとなんか微妙に感じる。一応上杉謙信の半生をメインに描いた作品になるのかな。

榎木孝明は嫌いではないけれども、「昔はこんな大作の主役に抜擢されるポジションだったのかΣ(゚∀゚;)」とちょっと驚きながら観ていたが、実は

上杉謙信役には1987年の大河ドラマ『独眼竜政宗』でブレイクし、当時最も期待されていた若手男優渡辺謙を抜擢、巨額の制作費を投入し、合戦シーンはカナダ・カルガリーで大規模ロケを敢行するなど、海外進出も見据えた文字通りの「大作」となるはずであった。
(中略)
しかし、1989年のカルガリー・ロケ中に渡辺が急性骨髄性白血病に倒れ降板、角川が代役にと望んだという松田優作もドラマのスケジュールの都合で起用できず(松田は同年に死去した)、緊急オーディションで榎木孝明を代役に立て、何とか撮影続行・公開に漕ぎつけた。

ということらしい。榎木孝明でもまあ悪くはなかったとは思うが、少し地味だったか。

なんか声が小さくて聞き取りづらかったりするシーンがあってちょっとアレだった。
それに加えて武者言葉というか昔の言葉なのでわかりづらさに拍車がかかってたw


乃美(浅野温子)、八重(財前直見)もなんか微妙。
宇佐美定行役の渡瀬恒彦は不必要にスポットが当てられていたなw

その他に高坂弾正(沖田浩之)、飯富虎昌(室田日出男)、山本勘介(夏八木勲)、昭田常陸介(伊武雅刀)、橘屋又三郎(大滝秀治)辺りも出てたがわからなかったw

太郎義信は野村宏伸だったのか。勅使(風間杜夫)と侍女(岸田今日子)はわかった。
エンドロールに風祭ゆきの名前があったので、出てたっけと思ったら昭田の妻役か。
 

バブル景気の頃に企業から出資を受けて、企業の団体動員に支えられた前売り券映画と呼ばれる映画が数多く作られたが、30社以上の出資を受けた本作は、大映の『敦煌』と並んで前売り券映画の代表作と言われる。しかし、400万枚もの前売り券が企業にバラまかれた結果、配給収入で50億円を突破して数字の上では大ヒットでありながら、前売り券が金券ショップで叩き売られて劇場は閑散としていたという。関連企業を通じて売った前売り券の総数は477万枚または約530万枚ともされる(ちなみに『敦煌』は関連企業・団体に618万枚の前売り券が配布され、そのうち売上は450万枚)に達した。

前売り券映画w
形は違うが売上に即した人気が存在しない握手券CDやパチンコ景品CDみたいなもんか。
関係ないけど、閉じカッコの位置が違うか、"に達した"は要らないような気がする。


まあ何にしても動員されたエキストラ数、それ以上に馬の数に圧倒される映画であった(・∀・)

『グリーン・デスティニー』を観た

グリーン・デスティニー

( ・∀・)「ノーカラー・デスティニーは誰やー」
                   「わいやー」(・∀・ )

                           むしょくの運命なのか(・ω・`)

中国全土にその名を知られる剣の名手リー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)。彼は女弟子のユー・シューリン(ミシェール・ヨー)に伝説の名剣“グリーン・デスティニー”を北京のティエ(ラン・シャン)氏に届けるよう頼む。ユーは届け先のティエ氏の屋敷で隣に住む貴族の娘イェン(チャン・ツィイー)と出会う。イェンは剣士になるのが夢だったが、家の都合で嫁ぐことが決まっているという。二人は打ち解け合うが、その夜“グリーン・デスティニー”が何者かに盗まれてしまう。

グリーン・デスティニー

序盤のストーリー展開は他にはない感じだったので面白そうと思って観ていたが、
イェンの回想辺りから「あれ(´・ω・`)?」と思い始め、観了後は「(ノ∀`)アチャー」って
感じになったw ラブロマンス物と位置づけるべきなのか?
そんなにローとのことに時間を割く必要があったんだろうかw

原題は全然違うんだな。また邦題をつけた人間がやらかしたんか(´・ω・`)

原作は、1920年代に上海の作家ワン・ドウルーが書いた4巻になる武侠小説で、アン・リーが長い間映画化を待ち望んでいた作品でもあった。中国語原題の「臥虎蔵龍」は、場所が見かけ通りでないことを表す中国の古い格言をもとにしている。本作においては、勇敢な闘士の内側には愛に悩む男が、女闘士の穏やかな外見の下には熱い想いに乱れる心が隠されている、そして政略結婚を強いられる若い貴族の娘は、その可憐な姿からは想像も出来ない激しい愛と武術の技を内に秘めていた、といった意味からつけられている。
グリーン・デスティニー

2000年当時には凄かったのかもしれないがワイヤーアクションが酷くて
観ていて変な笑いが漏れてしまってどうしようもなかった(ノ∀`)

碧眼狐が意外と弱かったのもちょっとあれだったな。

最後のイェンの行動がわからん。何を願ったんだろうか(´・ω・`)


リー役はチョウ・ユンファでイェン役はチャン・ツィイーだったのか(・∀・)
なんで玉嬌龍でイェンなんだろ?玉って「yu」じゃなかったっけ?
ミシェル・ヨーが演じる兪秀蓮の兪と同じ読みになっちゃうから?

大人のイェンは可愛い感じだったが、回想シーンのイェンは可愛くなかった。
別人?化粧マジック?

『グリーン・デスティニー』続編、『glee/グリー』ハリー・シャム・Jrが出演
続編作るのかw
さすがにワイヤーアクションは継承しないよなw


全編"牙突"の映画だと思って観れば観れないことも…ない?
まぁワイヤーを使ってないシーンのアクションは「るろうに剣心」
なんかよりは遥にいいんだけれども…

でもやっぱりワイヤーアクションできっと笑っちゃうと思う(・∀・)

『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』を観た

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事

1870年代のアメリカの上流社会。弁護士のニューランド(ダニエル・デイ=ルイス)には、メイ(ウィノナ・ライダー)という若い美しい婚約者がいた。素朴な若い娘だが、その素朴さを彼は愛していた。
そんなある日、幼馴染のエレン(ミシェル・ファイファー)に再会する。伯爵夫人となっているエレンは、横暴な夫から逃れるために、ヨーロッパからアメリカに戻っていた。スキャンダルを恐れるエレンの家族は何とかその事実を隠そうとする。知的なエレンにニューランドは惹かれる。
不倫の恋をしながら、一方では婚約者への背信に自責の念にもとらわれる。恋と葛藤が起こる。

まー淡い恋愛物ですかねぇ(・∀・) 純文学系みたいな感じ。

原作でも同様なのかわからないが、なんかエレンとの過去は二言三言で表されるだけでその後の会話においてもニューランドがエレンに惹かれていく理由が弱い気がする。

一応、NY社交界的前時代的”メイ”との対比故に、心の奥に押さえ込んでいるNY社交界的前時代的なものに対する嫌悪を解放してくれるが故にという感じにとれなくもないがやっぱりなんだか弱い気がする。なんつーか、エレン役のミシェル・ファイファーよりメイ役のウィノナ・ライダーの方が可愛いのが問題なのかもしれない(*´・ω・)

ニューランドにあんまり感情移入出来なかったというか、「なんだこのクズ野郎(・∀・)」という感じで観ていたので、ふーんって感じの感想しかない(ノ∀`)

イノセンスであったのはメイではなくてニューランドとエレンの方だったのかなあ(・∀・)

ラストシーンの前に息子から告白があったけど、あれって素直に取ればいい話っぽいけど、息子が漏らすことを見越して最後の最後までニューランドの心を縛るためのメイの罠だったんじゃなかろうかと邪推してしまうw

まあ実際にはメイはメイで事件の後の防衛機制として身についた”無邪気な頑固さ”ゆえに捻じ曲げた事実を信じ続け、それを押し通しただけなんだろうけども。


この映画の字幕っておかしいところが何箇所もあったんだけども、huluの字幕って、huluが独自に作ってるんだろうか? 元々の映像や字幕データを持っている所の段階でおかしいのか?映画やDVDで問題にならなかったんだろうか?文中にあるフレーズと同じものが文頭にもう一つ出て来たり、名詞が所々抜けてるっぽかった。

ニューランド役のダニエル・デイ=ルイスって「イングリッシュマンinニューヨーク」の
主役かw 相変わらずこういう役なのかw

ミシェル・ファイファーって知らんなぁと思っていたが「ダーク・シャドウ」の女家長のエリザベスか。

ウィノナ・ライダーって窃盗罪で捕まったりして居なくなったのかと思ったが相変わらず映画とかには出てるんだな。


まあ純文学っぽいのが好きならって感じで(・∀・)

パラソルのシーンだけ笑ったw
ニューランドが現代日本に居たら放課後に好きな子の縦笛に口つけてそう。