カテゴリー: 映画

『ザ・ファン』を観た

ザ・ファン

サンフランシスコ・ジャイアンツのスラッガー・ボビー(ウェズリー・スナイプス)の大ファンであるギル(ロバート・デ・ニーロ)は、別れた妻の下にいる息子をチーム開幕戦に誘った。しかし仕事の遅延などで息子を置き去りにしてしまったギルは、激怒した元妻の申請により裁判所から「息子への接近禁止」処分を受けてしまう。

最初は駄目人間な野球ファンが大リーガーと知り合って立ち直る話かと思って
「つまんねーなー(´・ω・`)」と思って観ていたが、プリモ(ベニチオ・デル・トロ)との
一件から急にサスペンス調になってそこそこ楽しめたw

ギルが本当にクズ野郎で、このままいい話になったら嫌だなぁと思っていたので、
あの結末はOKです(・∀・) 清々しいです。

ここまでの人格異常者はそうそう居ないだろうけど、自称スポーツファンはこういうのが
多いからなぁ。なんでスポーツ観戦の代金や自分が勝手にしているただの応援を以って
自分達ファンへの感謝を強要するんだろうかw ストーカーの逆ギレと似ている。
支配的な家庭で感謝を強要されて育った類なんだろうか。
原作ではもう少しギルの生育過程について描かれているのだろうか?

ボビーはひたすらに被害者だなw まあプリモと揉めたのはアレだったけど。
クープさん… (ヽ'ω`) ギルの子供も可哀想だな( ´・ω・)


ロバート・デ・ニーロの作品って他に「ヒート」しか観たことがないことに気づいた(ノ∀`)
あれは合わんかったなw カーアクションとかガンアクションが長いと飽きるw

ボビー役のウェズリー・スナイプスも知らないな。「メジャーリーグ」に出てたらしいが。
DJのジョエル役のエレン・バーキンも知らない。

プリモ役のベニチオ・デル・トロは「ユージュアル・サスペクツ」に出ていたらしいが、
覚えてない(ノ∀`) あれは途中でオチが分かっちゃって答え合わせモードというか
消化試合モードで観ていたので誰が出ていたとかどうでもよくなっちゃったんだよねw


前半でギブアップしないで良かった(・∀・)

『王になろうとした男』を観た

王になろうとした男

秘境カフィリスタンに富を求めて旅立った二人の男、ドレイポット(ショーン・コネリー)とカーニハン(マイケル・ケイン)。彼らはヒマラヤを越え、未開の部族に英国式の軍事訓練を施した。その軍隊を使って、彼らはカフィリスタンを次々と平らげていく。

結末が少しあっさりめだったが面白かった(・∀・)

なんかネット上に流布している名前と字幕の名前が微妙に違うな。
ピーチー・なんとか・カナハンとダニエル・ドラポットだったような。


冒頭が現在のシーンで、その後がカナハンの回想になるので、「これどこでどういう風に転落するのかな(・∀・)」とか「この二人が仲違い?それともこいつが原因?あ、こいつが裏切るのか?」とずっとwktkしながら観ていた(ノ∀`)

予想外にドロドロしてないあっさりめの結末であったが、カナハンとドラポットの関係はこれで良かったのかもしれないと思った。

ビリー・フィッシュ(サイード・ジャフリー)は少しいかれてたのかと思ったがグルカ兵だったからカフィリスタンの民寄りな思考だったのかも。
ウータは…(ノ∀`)

ラドヤード・キプリング(クリストファー・プラマー)はただの語り部か。
一応大きいきっかけを作ったわけだけれども。

女の人のバックショットヌードシーンがあったよ(*´・ω・)
おっぱいはなかった…(´・ω・`)


やけにドラポット役は威厳があってかっこいいなと思ったらショーン・コネリーかw
007くらいでしか知らないけど。「ロビン・フッド」で王様役やってたんか。覚えてないな。

マイケル・ケインって観たことないって思っていたけど、「バットマン・ビギンズ
ダークナイト」で執事のアルフレッド役の人やないかΣ(゚∀゚;)
加えて言うと「ポセイドン・アドベンチャー2」の主役らしい。huluにないかな。
インセプション」のマイルス教授でもあったらしいが、これは覚えてないな(ノ∀`)

ロクサーヌ役のシャキーラは後にマイケル・ケインの再婚相手になったらしい。

クリストファー・プラマーも知らないなぁ。有名どころに出てるけど。
「ナショナル・トレジャー」で主人公の祖父役だったらしいが、覚えてないな。


原作があるようだけども日本語版もあるのかな。
あったらちょっと読んでみたい(・∀・)

『ハイジ』を観た

ハイジ

正直この映画についてはあんまり書くべきことがないw


尺の関係で仕方がないんだろうけれども、余りにもダイジェスト過ぎるw
映画じゃなくて連続ドラマで観たかったわ(´・ω・`)
まあ所々良いシーンはあるのでそれが救いか。

ロッテンマイヤーさんとペーターがアニメ版とは違い過ぎるw
ロッテンマイヤーさんは鬼畜、ペーターはやさぐれ過ぎw

と思っていたがアルプスの少女ハイジ (アニメ) の人物紹介を読むと
この映画の方が原作通りらしいw

原作はスイス人作家ヨハンナ・シュピリによって書かれたらしいが、

この作品が1830年にドイツの作家、ヘルマン・アーダム・フォン・カンプが発表した作品「アルプス山地の少女アデライーデ(Adelaide - das Mädchen vom Alpengebirge)」に酷似していることが指摘され、本作の下敷きとなった可能性が高いとした。(中略)ビュトナー自身は「私は盗作とは言わない。シェークスピアやゲーテも同じことをやっている」と話している。

アルプスの少女ハイジ

ということなので翻案物という感じなのかな。


ロッテンマイヤー夫人役のジェラルディン・チャップリンは
本当のチャップリンの娘らしい。

アルムおんじ役のマックス・フォン・シドーは「エクソシスト」の
神父さん役をやっていた人らしい。あれもまともに観てないな。


まあ風景とかは綺麗だったりするので、ダイジェストであることを承知で
どんなストーリーだったかをおさらいするつもりで観る分にはいいのかな?

『さらば冬のかもめ』を観た

さらば冬のかもめ

荒くれた2人のベテラン海軍下士官と、年若い新兵との間に芽生える奇妙な友情を描いたヒューマンドラマ。

ある日、ノーフォーク基地に勤務する海軍下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)とマルホール(オーティス・ヤング)に、罪を犯した新兵をポーツマス海軍刑務所に護送する任務が下った。その内容とは基地の募金箱から金を盗もうとした男、メドウズ(ランディ・クエイド)を護送することだった。

まあロードムービー的な側面もあるのかな。合わない人にはえらく退屈な作品かもしれない。
序盤辺りまではメドウズは手癖の悪いクズ、バダスキーは糞野郎にしか思えないので
観ていてもあまり感情移入出来ないが、話が進んでいくにつれて徐々に愛着が湧いた。
それゆえにラストはなんだかなぁって思ったw

40年ちょっと前の作品なので、その頃のアメリカの風景などが見れて面白い。
ジャック・ニコルソン達のパン一姿以外に女性のおっぱいシーンもあったよ(*´・ω・)


物語の途中で唐突に日本の宗教とお題目が出てきて(´・ω・`)?となった。
劇中内では日蓮正宗と言っていたが、何か気持ち悪い異常な雰囲気だったので
おかしいと思って後でぐぐって見たらあれは創価学会絡みらしい。納得したw 

日蓮宗と日蓮正宗も違うんだな。創価学会と組んでて破門したのが日蓮正宗か。
日蓮宗と日蓮正宗の違いを教えてください!
日蓮正宗と日蓮宗の違いを教えて下さい。

これは原作も同じなのかな?だとすると作者のDarryl Ponicsanが学会員?
それとも題目云々の絡みを作品内容に取り込んだだけ?
何にしても気持ち悪いシーンだったw


ラストまで観ると、ある意味でバダスキーのやったことは
自己満足的な余計な事だったのかなと思えなくもないなぁ(´・ω・`)

実際に映画に向けて積極的な動きが始まっており、既にクエイドとニコルソンに脚本の試作が提供された。内容は明かされた限りだと前作の35年後を舞台に、軍を退役した後で酒場を経営するバダスキーがイラク戦争で息子を失ったメドウスと再開する内容になっている。続編のタイトルは「Last Flag Flying」に決定されている。

とあるのでいつかその辺の事も分かるかな。

ジャック・ニコルソンって名前を知ってるけど他の作品を観たことないよねって
思っていたが「最高の人生の見つけ方」のエドワード役かΣ(゚∀゚;)
メドウズ役のランディ・クエイドはさすがに知らないよねって思ってたら、
「インディペンデンス・デイ」のラッセル・ケイス役じゃないかヽ(`Д´)ノ
(ラッセル=ベトナム戦争帰りの呑んだくれ)

オーティス・ヤングは本当に知らないな。もう亡くなってるのか。


つまらないとは言わないけど、誰にでもお勧め出来る作品ではないかな(・∀・)

※2016/11/07追記
英語読めないからよくわかんないけど、続編作った?
Richard Linklater’s ‘Last Flag’ Casts Cranston, Carell and Fishburne | IndieWire
Last Flag Flying (2017) - IMDb

※2018/8/29 そういえばアマゾンのレビューの"あんたにグラッツェ"ってユーザーがこのエントリの内容を改変して投稿してる。他にももう一件、このブログから改変して投稿していた記憶がある。"あんたにグラッツェ"の他のレビューを見るとわかるが、文体や思考の流れが一致していないw 多分、全てとは言わないが、ほとんどが他所からのパクリレビューなんだろうな。そんなことをして何の意味があるのかよくわからないけどもw


※2021/8/11 追記 一応作成されて公開された模様。

結局、ニコルソンとクエイドの出演は叶わなかったが、リンクレイターが監督を務め、リンクレイターと原作者のポニクサンが共同脚本を担当した続編的作品『30年後の同窓会』が制作、2017年に全米公開された。