カテゴリー: 感想

『ハード・ブラッド』を観た

ハード・ブラッド

ハリウッドに進出したジェット・リーことリー・リンチェイ主演。ロスに住むかつての恩師を尋ねたことから凶悪な格闘家と闘うはめになるバトル・アクション。恩師に再会するために香港から渡米してきた青年ウォン。彼は、何者かが恩師を襲い重症を負わせたことを知る。彼は調査を開始、マーシャルアーツ・スクールの主催者ジョニーが犯人だと突き止める。だが、ジョニーの真の目的は、全米の格闘技界を自ら支配することにあった。

ストーリーはかなりシッチャカメッチャカだったけど、場面場面でのコントちっくな
やり取りが面白かったり、リー・リンチェイのアクションが良かったのでこれはこれで
楽しめた(・∀・) 勢いはあったw あんまり難しく考えずに観ればそこそこ楽しめる。
一応三人組を良い感じで活かしていたし。アンナ(アン・リチェッツ)はちょっと映画を
展開させるために作られたような御都合主義的なキャラだったw

敵キャラのジョニー役のジェリー・トリンブルが凄くかっこ良かった(・∀・)
すげぇ動ける人だった。何故か「スパルタンX」のベニー・ユキーデを思い出した。

ストーリーそのものには突っ込みどころが沢山あるが言うだけ無駄なので言わないw


勢いはある映画ではあった(・∀・)

関係ないがこの映画の前に「ジェット」という映画を観ようと思って流していたが、
可愛い幼少時代の少年から突然キモい顔の青年時代に移行したので、そのまま
観るのやめちゃた(ノ∀`) リック・ユーンって韓国系アメリカ人なのか。
なんであんなに似ても似つかない可愛い少年を起用したんだろうかw

『重力ピエロ』を観た

重力ピエロ

仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水(加瀬亮)と春(岡田将生)の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは。

内容的に暗いというか重い部分があったり、そのラストでいいのかw
という思いはあるものの、中々良かったで(・∀・)
濃度が濃いというか密度のある映画であった。

早い段階で何となく犯人はわかってしまうのだれけれども、夏子の使い方とか、ヒントの提示が良い感じなので小気味良く観れた。

ピンの位置が表すモノやガンジーの長写しという、数秒後には答えが登場人物によって開示されるのだけれども、その1テンポ前に視聴者が気づいて「お(・∀・)」ってなれるところが良かった。


渡部篤郎が相変わらずの超絶糞野郎キャラを好演していて、キャラとしてはむかつくが良い仕事してるなと思ったw

一応サイコパスとして分類していいんだろうけれども、サイコパスの人間がここまで何でもかんでもしゃべるものなんだろうかと考えると強度の反社会性人格障害くらいなのかな。

岡田将生と吉高由里子はちょっと呂律が回ってないシーンがあったような気もするが全体的には問題ない感じ。これの加瀬亮は良かったのぅ。

二人の父・正志役の小日向文世は若い頃を演じている時のヅラが不自然過ぎたが、〆るシーンではきちんと〆ていたので良ぅござんした。

岡田義徳と鈴木京香はフツー。


タイトルである「重力ピエロ」はどう捉えるべきなんだろう。

「楽しそうに生きれいれば、地球の重力なんて消してしまえるから」とか笑顔でシリアスでヘビーなことを言うのはやせ我慢でもあり、ガンジーが掲げた無抵抗主義のような、正志が自分で考えた現実との戦い方であり、生き方なんかな。

お母さんは宙に浮きたかったんだろうか(´・ω・`)
春は再び落ちてきたけど、心は既に宙に浮かんでいるのだろうか。


原作読んでみようかな(・∀・) → 読んだ…でもエントリ化してないな……あれ?

でもなんでこれ映画そのものの賞を全く取れてないんだろうか?
なんか一つくらいもらっていてもおかしくないのに。

「三人目が生まれたらバネって名前にしようと思う( ・∀・)」
           「いいから、いい加減ちゃんと歌を歌えよヽ(`Д´)ノ」

『コールド マウンテン』を観た

コールド マウンテン

アメリカ連合国の兵士としてノースカロライナ州からヴァージニア州に送られたインマンは、そこで激しい戦いの只中に置かれることになる。友人を失い、自分も負傷したインマンは、故郷であるコールドマウンテンと、出発前の僅かな時間しか共に過ごすことが出来なかった最愛の女性エイダに再び合うため脱走し、徒歩でコールドマウンテンに向かう旅に出た。

つまんなくもないけど、なんかあっさりした映画だなと思ったが、本当の上映時間が155分でテレビでは105分弱くらいだったので大幅にカットされてるな(ノ∀`)

そういえば南北戦争ってかなり凄惨な戦争だったんだっけと思い出した。
インマン側のエピソードが取ってつけたような感じに見えるのはカット云々じゃなくて映画の尺的に無理があったのかな。原作は小説らしいし、その辺がダイジェストのようになってしまったのかな?

DVDではサラのシーンとコールドマウンテンに帰ってきたインマンがジョージアと会ってエイダの居場所を聞くシーンがあるらしい。


インマン役のジュード・ロウやエイダ・モンロー役のニコール・キッドマン、サラ役のナタリー・ポートマンとどっかで聞いたことのある有名俳優陣が出ているが、ジュード・ロウとニコール・キッドマンの作品は全く観たこと無い(ノ∀`)

ナタリー・ポートマンは「ヒート」と「マイ・ブラザー」で観たことがあるようだ。
顔は誰も覚えてないw

ルビー役のレネー・ゼルウィガーが良かったというか役的にルビーは良かった。
その他の感想は「サリーさん。・゚・(ノД)・゚・。」「ティーグの野郎ヽ(Д´)ノ」

ああ、おっぱいは二回くらい出て来たよ(*´・ω・)


大幅にカットされたものを観たので何とも言えないな。
ほのかな恋愛物が好きならって感じかな?

『運命じゃない人』を観た

運命じゃない人

「アフタースクール」(2008)の監督・内田けんじが2005年に撮った作品。

面白かったとは思うけど、「アフタースクール」に比べるとスケールが小さくて爽快感がない。これは多分、観た順番に依存しているのかもしれない。こちらを先に観て、後で「アフタースクール」を観たら、あちらが大味に思ったかもしれない。

まあでも二作品を比較すると、本作品は小奇麗にまとめるために、或いは予算のためにアイディアやロジックを優先し、技巧を凝らしたコンパクトな作品かな。こちらは複数視点からの事象の解体で観客のみが納得する話だけれども、「アフタースクール」は視点のひっくり返しというか種明かしが話の中で行われるので盛り上がりがある、より娯楽要素の強い作品。


宮田武役の中村靖日はサラリーマンNEOの人ってイメージだな。
出演作を眺めてみると色んなドラマや映画に出ていて、目にしてはいるはずなんだけども…

百万円と苦虫女」「メゾン・ド・ヒミコ」にも出ていたらしいが
覚えていない。ちょい役? 「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」も一覧にあったので、出てたっけと役名を観に行ってわかったw
冒頭で中井貴一を発見する巡査かw

桑田真紀役の霧島れいかは知らないなぁ。今でもコンスタントにドラマに出ているみたいだけれども、最近はあんまりドラマを観ないし。
パーマネント野ばら」に出ていたらしいが…わからない(・∀・)

神田勇介役の山中聡も知らない。色々出ているみたいだけども。
次郎長三国志」の関東綱五郎役だったらしいが覚えていない。
拳銃使ってたキャラか。

浅井志信役の山下規介はジェームス三木の子か。
知らんなぁと思っていたが

解答者として出演した『象印クイズ ヒントでピント』ではテクニカルクイズで幾多の好成績を残した。司会の土居まさるからは、父も別途出演していたことからか「キスケくん」といわれていた。

顔とか全く覚えていないが「キスケくん」というフレーズは知ってるような…("・ω・゙)
微妙に椎名桔平に似てるような気がした。


レストランでの勇介の言葉はよくわかるw
選り好みしてると皆結婚とかして居なくなっちゃうよね( ´・ω・)

宮田が真紀を簡単に受け入れたのは勇介の言葉があったのと宮田の性格ゆえということなんだろうけども、少し無理があるというか都合がいいような気がしないでもない。

最終的に浅井の一人勝ちなのか。それが少し納得がいかないなw
勇介だけが不憫なような気がするw でも勇介の行動もまたあゆみの指摘通りの地球人的行動と考えれば自業自得かw

一応真紀が地球を離れて宮田の星に向かっている形で終わるからハッピーエンドかな。最後に出て来た人が誰だったか忘れてた(ノ∀`)

観ていた時は気づかなかったが、この人のアレってアイツなのか(・∀・)?


ある種、小振りというか短編みたいな感じなのであんまり身構えずぼけーっと観たほうが楽しめるかな。勇介のターンになるまでは基本的に退屈かもしれない。