カテゴリー: 感想

『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』を観た

チェ

( ´・ω・)チェッ
4時間半近くも時間を無駄にしちゃったよ…

というのが正直な感想。あんまり面白くなかった。
やっぱり興味のない人の伝記物って俺氏には合わないらしい(ノ∀`)

ゲバラという単語を聞いて、「ああ、キューバ革命の人?『怒』とか『怒号層圏』みたいなゲーム?」というくらいしか連想出来ない俺氏にはちょっと難しい内容でもあった。


『チェ』(Che)は、革命家チェ・ゲバラの半生を描いた、2008年のアメリカ・フランス・スペインの合作伝記映画。
全編の上映時間が4時間30分に及ぶため、フルヘンシオ・バティスタによる独裁政権をフィデル・カストロと共に倒すキューバ革命までを描いた『チェ 28歳の革命』(The Argentine)と、ボリビアでの敗北と処刑までを描いた『チェ 39歳 別れの手紙』(Guerrila)の二部作に分けられている。

映画自体が駄目というよりも、俺氏の"外人さんの顔判別できない病"がいけないという部分も正直あるw それに加えて行軍中に皆髭面になるから見分けが更につかないw
合流時の挨拶で何人もの名前が出てくるのも良くないw
注意が散漫になる(ノ∀`)

あと「チェ 39歳 別れの手紙」の方に関して言えば、ほとんどがジャングル内の行軍で大した展開もないので飽きる。最後の方は流して観てた(ノ∀`)


チェ 28歳の革命

取り敢えずこちらはキューバに潜入してから革命が成功するまでなので比較的マシな内容だったかなぁ? 後の国連総会での演説等々が細切れにインサートされるのはあんまり良くない手法のような気がする。一応革命戦争時の対比のような部分があるのかもしれないが。

伝記物ってよく時系列をいじったりするのがあるけど、あんまり良い手法とは思いがたい。その人物を知っている人のみを鑑賞者として想定しているのであればそれは効果的かもしれないが、その人物を知らない人からすればそれは理解の障害になり得る手法だから。

まあこの映画はチェ・ゲバラの一生を知っていることを前提とした映画のようだから、その手法について文句をつけるのもなんだけどもw

ステレオタイプな見方ではあるが、革命等の大きな政治活動を行う人間の多くは人格障害というか人格的に強い歪みがあるので、ゲバラもまた生育環境か成長過程において何かあったんかなとこの映画を観た時点では思ってた。異様にストイックで理想主義的なキャラだったから。

何はともあれ革命成功 ∩( ・ω・)∩ ばんざーい


チェ 39歳 別れの手紙

キューバ革命から何年か経った頃、コンゴ動乱の話等があったか忘れたが兎にも角にもラモンと名前を変えたゲバラがボリビアへ潜入する辺りから話が始まる。

正直、もう面倒臭いなぁと思いながら投げやりに観始めた俺氏ではあったが、それでもこの展開には疑問が浮かんだ。

「なぜゲバラはキューバでの地位を捨て、再び革命へとその身を投じたのか?」

後でチェ・ゲバラの項目を読んで、その謎は氷解するが、この時点では、本当に自分の思想に心酔しており、南米諸国を革命によって解放しようと
しているのか、或いはキューバ革命という巨大な成功体験が忘れられず、それと同じくらいの成功体験を求めての行動なのかと思ってた(ノ∀`)

こっちを観る前に結末がゲバラの死で終わるということを知ってしまったのと、ボリビアでの活動に対する反応はキューバでのそれとは明らかに異なっていて、「革命は失敗するのか(´・ω・`)」と分かってしまっていたので、観るのが更に苦痛に…(ヽ'ω`) 映像もほとんどジャングルと銃撃戦だけだし…

何はともあれ革命失敗 (⊃・ω・)⊃ ばんざーい なしよ


特にチェ・ゲバラに興味は無いが、この映画で中途半端に知ったままというのも気持ちが悪いので、wikipediaの項目に目を通した。ちょっと引用の嵐になるかも。

チェ

「チェ」は主にアルゼンチンやウルグアイ、パラグアイで使われているスペイン語(リオプラテンセ・スペイン語をはじめとする諸方言)で「やぁ」、「おい」、「お前(親しみを込めた)」、「ダチ」といった砕けた呼び掛けである。ゲバラが初対面の相手にしばしば「チェ。エルネスト・ゲバラだ」と挨拶していた事から、キューバ人達が「チェ」の発音を面白がり付けたあだ名である。

仲間と合流した時に名前を言って紹介する時に「チェ。エルネスト・ゲバラだ」みたいな台詞で、「え、この人がチェでエルネスト・ゲバラは別人で後で名前を引き継ぐの(´・ω・`)?」と混乱したw 

人格の歪みの原因

経済的には恵まれた家庭であった。両親はカトリック国であるアルゼンチンの保守的な慣習にとらわれない比較的リベラルな思想の持ち主であった(母のセリアは無神論者でもあった)。

貧困な家庭で育ったのかと思いきや裕福な家庭で理解力のある親。一瞬人格的歪みはない稀有なタイプかと思ったけれども、

未熟児として生まれ肺炎を患い、2歳のとき重度の喘息と診断された。両親は息子の健康を第一とし、喘息の治療に良い環境を求めて数回転居している。幼い頃は痙攣を伴う喘息の発作で生命の危機に陥ることがあり、その度に酸素吸入器を使用して回復するという状態であった。

とあった。この喘息が人格形成に強い影響をもたらした可能性はあるな。

肉体もまた人間にとっては環境だから。病弱な人の全てが思考パターンが特殊になるわけでもないけど。まあ革命闘争という特殊で過酷な環境が更なる変化をもたらした可能性もあるなぁ。

ボリビアへのこだわり

ボリビア革命の進むボリビアを旅した際に、それまで虐げられてきたインディオが解放され、かつてないほど自由な雰囲気が漂っているのに大きな衝撃を受けた。

青年時代に南米を放浪したらしい。
後にボリビアの政権は軍事政権になったみたい。

革命家ゲバラの誕生とアメリカ嫌い

アルベンス政権が軍部の裏切りによりCIAに後押しされた反抗勢力のカスティージョ・アルマスに倒されると(PBSUCCESS作戦)、民主的な選挙によって選出され、ゲバラが「ラテンアメリカで最も自由で民主的な国」と評したグアテマラの革命政権は崩壊した。この出来事が直接のきっかけとなり、ゲバラは武力によるラテンアメリカ革命を本気で志すようになった。

この後でメキシコへ逃亡し、フィデル・カストロと出会うらしい。
この辺りでこの映画へとつながるようだ。

キューバ上陸

1956年11月25日、フィデル・カストロをリーダーとした反乱軍総勢82名はプレジャーボート「グランマ号」に乗り込んだ。しかしこの「グランマ号」は8人乗りで、その10倍も詰め込んだ収容過多によって衛生環境などが劣悪となったことに加え、目立たぬよう、嵐の中出航したことなどもあり、7日後にキューバに上陸した時にはすでに体力を消耗し、それに伴い士気も下がっていた。さらに反乱軍の上陸をカストロが事前に発表し、計画の内容もキューバ政府に漏洩していたため、反乱軍は上陸直後に政府軍の襲撃を受けて壊滅状態となった。結局生きて上陸できたのは82人中、ゲバラ、フィデル・カストロ、ラウル・カストロ、カミーロ・シエンフエゴスなどを含む12人のみだった

カストロあほだろw
でもまあカストロとゲバラという"狂人"がいたからこそ革命は成功したんだろうな。

さすがのゲバラもというか覚醒前だったからか、ちょっと弱気になったらしいw

常人離れした大胆な発想と行動力で知られるが、キューバ上陸直後に仲間の半数以上が死亡、捕縛されたにもかかわらず「俺たちは『17人も』生き残った。これでバティスタの野郎の命運は尽きたも同然だ!」と自信満々にいってはばからないカストロを見て、悲嘆のあまり発狂してしまったのかと本気で心配してしまった。

 
理想主義者ゲバラ

帰国後同年10月に、工業相に就任した。経済封鎖による資源不足、さらに社会福祉事業の無料化により経済が徐々に逼迫していく中、「生産効率の低下は人々の献身的労働によって補える」とし、自らも休日はサトウキビの刈り入れや工場でのライン作業の労働、道路を作るための土運び、建物のレンガ積み等、積極的にボランティアに参加した。しかしこうした行動も経済を好転させるには至らず、理想主義的なゲバラは徐々にキューバ首脳陣の中で孤立を深めていった。

ソ連社会主義との衝突

2月27日に独立の過程によりキューバの盟友だったアルジェリアのアルジェで行われた「第二回アジア・アフリカ経済会議」において、ベン・ベラ大統領と共に起草した[8]演説を行い、当時、キューバの最も主要な貿易相手国だったソビエト連邦の外交姿勢を「帝国主義的搾取の共犯者」と非難し、論争を巻き起こした。3月に帰国後、キューバ政府は「ゲバラをキューバ首脳陣から外さなければ物資の援助を削減する」旨の通告をソ連から受ける。これを受けてカストロにキューバの政治の一線から退く事を伝え、カストロ、父母、子供達の三者に宛てた手紙を残してキューバを離れた。この事はしばらくカストロの側近以外には知らされず、半年後の10月3日のキューバ共産党大会においてカストロが手紙を読み上げたことで、初めて世人に知られる事となった。

これか。これがキューバを離れた理由なんだな。
映画ではこの辺りのことが省かれているのでわからなかったが。伝記物ならここを省いちゃ駄目だろうに。もしかしたら俺氏が見逃しただけ(´・ω・`)?

コンゴ動乱からボリビアへ

ゲバラは1965年中にコンゴ民主共和国に渡り、コンゴ動乱後混乱が続く現地で革命の指導を試みたが、コンゴの兵士達の士気の低さに失望する。

カストロとの会談の後、新たな革命の場として、かつてボリビア革命が起きたものの、その後はレネ・バリエントスが軍事政権を敷いており、南米大陸の中心部にあって大陸革命の拠点になるとみなしたボリビアを選んだ。

なんやかんやでボリビアへ。

独自の革命理論に固執したため、親ソ的なマリオ・モンヘ率いるボリビア共産党からの協力が得られず、カストロからの援助も滞り、また革命によって土地を手に入れた農民は新たな革命には興味を持たなかった。

需要があり、場に合った理想主義は成功へとつながるが、そうでない場合は確実な失敗へ至るということかねぇ(´・ω・`)

場に合ってさえいれば引き際を知らないということは強みにはなるんだろうけれども…


スティーブ・ジョブズとかと一緒で成功した人格障害者の一人のようなイメージかな。
単純な信奉者はその輝かしい業績にしか興味ないだろうから単純に英雄視しそう。
勿論キューバや南米で英雄であることは間違いないんだろうけど。

若い人が観たら「感動した(´;ω;`)」とか「俺も革命を起こすんだ(`・ω・´)」となるのかもしれないが、おっさんからすると特に何の感慨もなく、米州機構(OAS)の存在を初めて知ったとかそういうどうでも良いことの方が記憶に残った(ノ∀`)

ベニチオ・デル・トロって知らないと思っていたが「ザ・ファン」のプリモかw


この映画について言えることは、観る前にチェ・ゲバラの基本的知識を学習してからか退屈さと戦えるようにチェ・ゲバラのような不屈の闘争心を養ってから観るべき(`・ω・´)

『トータル・リコール』 他を観た

トータル・リコール

西暦2084年。火星の夢にとりつかれた一人の技師が、夢による疑似体験を受けようとした事から何者かに命を狙われ始める。今の記憶が植え付けられた物である事を知った男は本当の自分を探すため火星へ飛び立つ……。

名前だけは知っていたけれども観たことがなかったので観てみた。
突っ込みどころは結構あるが、面白かった(・∀・)
発想が面白いのぅと思っていたらフィリップ・K・ディックが1966年に発表したSF小説『追憶売ります』が原作なのか。道理で面白いわけだ。

テレビのカット版で観たから完全版が観たい。
ついでに機会があれば原作も読んでみたい。


ウォーターワールド

未来の地球は、温暖化の進行により北極・南極の氷が溶けて海面が上昇した結果、海だけが広がる海洋惑星となった。
そんな状況下でも人類は、海の上で「環礁」と呼ばれる浮遊島を建造してたくましく生き残っていた。彼らの希望はどこかに存在するという伝説の陸地「ドライ・ランド」である。一人孤独に旅をするミュータントのマリナー(ケビン・コスナー)は、とある環礁でドライ・ランドへの鍵を握る少女エノーラ(ティナ・マジョリーノ)と保護者である女性ヘレン(ジーン・トリプルホーン)と出逢う。だがディーコン(デニス・ホッパー)をリーダーとし、略奪行為を行う武装集団「スモーカーズ」もまたドライ・ランドへの上陸を企んでいた。

エノーラのキャラがあんまり可愛くないのと、マリナーと簡単に仲良くなり過ぎるところが今ひとつだったが、作品世界の雰囲気やディーコンのキャラ等々を含めて考えるとそれなりに楽しめる内容であった(・∀・)

興行的には失敗したらしいけど…

ケビン・コスナーは名前を知ってるけど「ロビン・フッド」くらいしか観たことない。
デニス・ホッパーも名前を知ってるけど「ザ・キーパー 監禁」くらいしか観たことない。

どうもとんでもなく長い完全版があるらしいのでそれを観てみたいなぁ。


デッドコースター

『デッドコースター』(原題: Final Destination 2)は2003年にアメリカで公開されたホラー・サスペンス映画。『ファイナル・デスティネーション』の続編。

前作から一年後を描いた作品。予知夢によって、ハイウェイの玉突き事故による死を免れた9人の男女に、再び死神の魔手が忍び寄る。

これ続編物だったのかΣ(゚∀゚;)
途中から観たからただのスプラッターコメディーなのかと思ってた(ノ∀`)
まあぼちぼち面白かったので前作から観直してみたいなぁ。

『スミス都へ行く』を観た

スミス都へ行く

ある州の上院議員フォーリーが急逝した。焦ったのは同僚のペイン(クロード・レインズ)であり、その黒幕である州財界のテイラー(エドワード・アーノルド)及び州知事のホッパー(ガイ・キビー)たちだった。なぜなら、今彼に死なれたことは、彼等が不正な巨利を貪るべく計画していたダム建設安案を通過させるために大痛手だったからである。直ちに対策が講ぜられ、自分たちに有利な後任議員を指名する必要に迫られ、政界の事情には盲目同然の少年団長ジェフ・スミス(ジェームス・スチュアート)が選ばれた。スミスは首都ワシントンに赴き、美しい女秘書サンダース(ジーン・アーサー)の協力を得て議員生活の第一歩を踏み出すことになった。

スミス都へ行く

ぼちぼち面白かった(・∀・)
1939年制作の映画なのでシンプルな作りなのと俺氏の心がテイラー並に汚れているので大絶賛するというところまではいかなかった。

今から75年前の映画と考えるとその簡素さをマイナス点にしてしまうのはアレな行為ではあるが、現代映画に慣れすぎてしまったというか非常に大衆的な人間なのでテイラー達への鉄槌が映像で見られなかったのがやっぱり不満w

まあテーマは政治のあるべき姿への回帰や利権派に転んでしまったペインの懺悔がメインであってテイラーはそれを彩るただの脇役だから端折られて当然なんだろうけども。

最後を盛り上げる為に絶体絶命の状態に持って行く必要があったんだろうけれども、もう少し弁明が出来たんじゃないかと思ったり。裏切られたショックで打ちのめされていたという設定だったのかな。ダムの建設予定地もそれなりの金額が支払われるように思えるがもしそうならスミスが金のためにダム建設に反対して強行的にキャンプ場を建設しようという根拠に成り得ないのではなかろうかと思った。

あと少し理想論過ぎるような気もした。
現代人で違う国の人間だからそう思うのかもしれないが。


この映画で一番好きなのはジェフでもサンダースでもなく、上院議長(ハリー・ケリー)だなw
一番いい味出してたでw

ジェフも最後の鬼気迫る演説の時はかっこ良かった。デレた後のサンダースも良かった。
ペインは糞むかつくヽ(`Д´)ノとは思いつつも凛とした感じがあって良かった。

この映画、政治の腐敗だけを問題にしているように見えて、その実、テイラーのような人間に従って捏造報道をするマスコミとそれに先導される大衆をも皮肉ってたりするのかなと思った。

映画の終わり方が余りにも小説のようなあっさりとした終わり方だなと思ったら、これは「ミネソタから来た紳士」という小説の映画化なのか(ノ∀`) ドウリデ
と思ったら、どうもカットされた部分があるらしいのでこれは的外れな感想w

最後は故郷でパレードをするみたい。ホッパーはテイラーの追放を誓うのかな?
ジェフはペインを許して必要だと言ってる?imdbは英語なのでよくわからないw

「ミネソタから来た紳士」の書評をぐぐったが無いなw

imdb英語版wikipediaの項目を見たら「The Gentleman from Montana」とか
「The Gentleman from Wyoming」と呼ばれるLewis R. Fosterの未発表作品をSidney Buchmanが映画用のシナリオにしたとか書いてあるような。

じゃあ日本語の書評なんてあるわけないなと思ったがなぜミネソタ?
モンタナとワイオミングの近くにあるのかなとごっぐるマップを開く。
america

おい、ちょっと離れてるじゃねぇかヽ(`Д´)ノ

※2016/12/5追記
俺氏、四十数年間、ワシントンD.C.がワシントン州にあるという恥ずかしい勘違いをしていたことに今日気づいた模様(*´・ω・) ハズカチィ
ワシントンD.C.って東海岸側なのか…( ;・´ω・`)ゴクリッ

「ミネソタ」って言い出した奴誰だ(・∀・)?


まあなんやかんや言ったけど名作に入る類ではないかな。
75年前、太平洋戦争前の作品と考えると面白いな。
俺氏も牛久観音にでも登って目の所から外を覗くか(`・ω・´) ノゾケルノカ?

『ビジョン・クエスト 青春の賭け』を観た

ビジョン・クエスト

トンプソン高校のレスリング部員ラウデン・スウェイン(マシュー・モディン)は、18歳の誕生日を機に190ポンドから178ポンド級への転向を申し出た。彼が178ポンド級に転向しようとしたのは、史上最強といわれる全米高校チャンピオンのシュートに挑戦するためのワン・ステップだった。

ちょっと合わなかったので微妙だった(´・ω・`)

最初はちょっと変わり者だけども真面目な少年のアマレスに賭けた青春物語かと思って観ていたが、ちょっと違ったw

ラウデンが結構いい加減w
そういう意味ではライトな青春物かな。

失神後にレスリング部の嫌な野郎と口論して、ペグボード完走、皆仲良しヽ( ・∀・)人(・∀・ )ノという展開というかノリはちょっと都合が良すぎというか余りピンと来ないw


話のテーマは国語教師のテネラン(ハロルド・シルヴェスター)の授業での詩の解釈、シュートとの対戦の前のホテルのコックのエルモ(J・C・クイン)との会話、同じく対戦前のカーラ(リンダ・フィオレンティーノ)との会話に集約される感じ。

タイトルのビジョン・クエスト(Vision quest)とは

現在も夢から啓示を得る儀式「ビジョンクエスト」(Vision quest)は、多くのインディアン部族の成人の儀式として重要であり、これはスー族では「ハンブレチヤ」と呼ばれ、思春期を迎えた若者や、問題を抱えた者が深山(スー族ではパハ・サパなど)へ分け入り、独りっきりで断食の苦行を行い、未来に繋がる夢を得るのである。

スー族

というものであり、この映画におけるラウデンの減量や挑戦を指しているのだろう。
作品内では自称先住アメリカンの子孫であるクーチが霊と話したと言う感じで触れているが直接的な言葉では出て来ないようだ。英語だと言ってるのかな?


ラウデン役のマシュー・モディンは有名な映画に出てるようだが、どれも観たことがないかな(ノ∀`)

カーラ役のリンダ・フィオレンティーノは「メン・イン・ブラック」の検死官ローレル・ウィーバー役の人だったのかΣ(゚∀゚;)
( ↑ ヒロインポジションの人)

クラブかなんかで歌っていたのはマドンナだったのかw
ちょい役にしては可愛いなと思っていたらw

最初の方に出て来たホモ野郎はともかく、新聞部かなんかの女の子(マーギー・エプスタイン?(ダフネ・ズニーガ))が余りにもちょい役すぎて笑った。原作だともうちょい記述やエピソードがあるんだろうか?

考えてみるとシュート(フランク・ジャスパー)も扱いが酷かったな。


レスリングに興味がなかったり、あんまりラウデンに感情移入出来なかったのでどうもいまいちだったなぁ(・∀・)

作品情報に

アマ・レスに賭ける若者の試練と道程を描く。

とあり、観了直後は「おい、また誤字かよヽ(`Д´)ノ」と思うかもしれないが、
これは"道程"であってる( ・´ω・`)