カテゴリー: 感想

『呪怨2』を観た

呪怨2

これは冗談で作ったんだよね(・∀・)?
なんか色々と酷かったw

俊雄くんの存在はギャグ以外の何物でもなかったなw
出てくると笑っちゃうw

どうも特典DVDかなんかで監督が「笑いと恐怖の間でのバランスに気を使った」と
語っているらしいので、笑って当然なのかもしれない。でも恐怖を感じなかったから
ホラー映画としては失敗のような気がするw

監督や脚本云々じゃなくて、それ以外の理由でもこの映画はもう駄目だろうw 
主役が覚醒剤で捕まった酒井法子だからw 実況でもそのネタで持ちきりだった。
これから先も彼女が関わったら作品の出来に関わらず、"覚醒剤"や"クスリ"という
ネタが常につきまとうことになるんだろうな。


「リング」の貞子の時も思ったけど、超常的存在を表現するのにその外見や動きを
未加工で出しちゃうと怖さが全くなくなる。人間っぽさが出た瞬間に醒める。
中盤以降の伽椰子の動きは加工が施されていて不気味さを表せていたけれども、
序盤の動きや髪の毛とかはちょっとイマイチだったw 出産後の伽椰子は笑えたけど
不気味さはあったかな。ホラーというよりスプラッタっぽかったけど。

この映画って時系列シャッフルしてるけど、それが作品の面白さにはほとんど
寄与してないなw せいぜい三浦朋香(新山千春)の時の壁の音くらいかな。
あれってロケ後のことかと思っていたけど、ロケの数日前からのことと
書かれていたりして謎。ロケ前なら予知夢過ぎて話が雑な気がする。

元のストーリーが何の変哲もないありがちなホラー物だから、奇を衒う為に
時系列シャッフルをしているのかと思ったが、1の時からそうだったみたい
だから、二匹目のどじょうを狙った感じなんだろうか。ただ単にわかりにくく
なっただけのような気がした。


wikipediaの項目や他のレビューを見て「呪怨」のストーリーを読んでみたが
なんだかなぁって感じだった。事の発端は伽椰子の自業自得というか狂気に
あるし、あの家に関わる者に死をもたらすのも意味不明だ。剛雄への恨みならば
それは達成しているし、小林俊介も殺しているみたいだし。

ビデオ版の没設定は

実は伽椰子の母親(鳥居のある家に住む。)はイタコで、一種の除霊のような儀式を行っていて、除霊の際に他人から取った悪霊を含んだ血を伽椰子に飲ませ続けるという行動を繰り返していたことが『呪怨 パンデミック』にて追加されている。それによって伽椰子が悪魔化してしまい、何時しか「この苦しみを他人に味わわせてやりたい」という念が生まれ、”呪いの家”に関わった者を次々と呪い殺してしまっている。これはビデオ版で没になった設定で海外版制作スタッフから「なんとか前作以上の謎を盛り込んでほしい」と要求され、仕方なくイタコの話を後付けしたためである。

伽椰子の行動と目的

とあり、一応の理由付けにはなっているけど、やっぱり微妙だな(´・ω・`)
ラストを踏まえるともしかすると「リング」の貞子のキャラをぱくってる、
控え目に言って強い影響を受けているんじゃないかなと思ってしまう。

あと俊雄くんの存在が不明確すぎる。大林恵(山本恵美)は同じような
存在になったんだろうと思うけど、それらと伽椰子との違いがわからない。
伽椰子に殺されたもののみ伽椰子に使役されるのかな?原瀬京子(酒井法子)の
お母さんは俊雄くんに殺されたんだろうか?


安産お守りを落とした時に拾おうとした時に意識不明だった石倉将志(斎藤歩)に
腕を掴まれて制止されるけど、あれはお腹の子が伽椰子だからお母さんの幽霊が
やらせたのかと思って観てたけど、あれは将志の意志なのかな?

でもよくよく考えてみると、京子がうたた寝してて行方不明になっていた
恵が現れた時にお母さんの幽霊が起こしてくれて事無きを得るんだけども、
これってどういうことだろうか?この段階で京子のお腹には伽椰子が居る筈で
伽椰子によって消された恵が伽椰子に使役されているのであれば
恵が京子の命を奪うはずはない。使役されていない状態であれば京子もろとも
伽椰子を葬り去ろうとしたのだろうか?お母さんは呪われし伽椰子を孕みつつも
京子が娘であることには違いはないとして助けたのだろうか。そう考えると
ラストの京子がマフラーを差し出す母性愛的なものにつながるような気が
しないでもないけど、やっぱり恵は使役状態である方が納得が行くような。

千春(市川由衣)の部分は正直よくわからんw 前作にも出ていたらしいが
あの家には行っていないらしい。関わりが多少あって、京子についてきた
俊雄くんを見ることが出来てしまった故に対象となったのか?夢と現実の
行き来もなんかようわからん感じだった。


受肉した伽椰子がある程度大きくなるのを待って京子を殺すってのも
ちょっと納得が行かなかったw 赤ん坊のままでも今まで通りの能力が
なくなったり、人間としての制約を受けてしまうような存在ならちょっとや
そっと大きくなっただけでどうこうなるもんでもないだろうw
仮に今まで通りの能力がこれから使えるようになる年齢になったと
してもあのシーンで殺す必然性やその予兆が全く提示されていないので
脈絡が全くないように思えてしまう。

つーかこの映画、全体的に脈絡がないな(ノ∀`)
監督の頭の中ではきちんと繋がってるんだろうけども。

関係ないけど大国圭介役の葛山信吾ってクウガの一条さんやないか(・∀・)


やっぱりホラー映画を観る素養がないなと痛感した(ノ∀`)

『サウンド・オブ・サンダー』を観た

サウンド・オブ・サンダー

適当にあらすじを言うと

近未来、過去への恐竜ハンティングツアー会社が、過去の事象を変更してしまう禁忌を犯したことにより、その変更が現代へと影響して大混乱が発生するお話。

2003年公開予定だったが、撮影していたPrague(プラハ)での洪水や製作会社の倒産等により、2005年公開になったらしい。

制作費は100億円(8000万ドル)と超大作のように思えるが、撮影後作業に製作会社が倒産してしまった後に残った後援者が3000万ドルのみを提供したので、視覚エフェクトにお金をかけられずに駄目駄目CGになったみたい。
A Sound of Thunder (film)

そういうアレなのに加えてカットの多いテレビ放映を観たので、途中からほとんどまともに観ていない(ノ∀`)

タイムウェイブが来た後の虫が襲ってきたシーン前後や、途中の街でミストのばあちゃんみたいに民衆を先導したおばさんが呆気無く白化したりとなんだかなぁ(・∀・)と思ったw

一度お釈迦になった映画を低予算で立て直したという点を鑑みて頑張った方だと評価する人とただひたすらに糞という評価に分かれる模様w


あんまりまともに観てないから特に言えることがなかった(ノ∀`)
なんでタイムエフェクト物?は蝶々が好きなんだろうか?

『ビッグ・ダディ』を観た

ビッグ・ダディ

ビッグダディと言っても、あのアホ一家の話ではなく、

ソニー(アダム・サンドラー)はロー・スクールを卒業したものの司法試験を受けず、定職にもつかず、交通事故で得た慰謝料を株式に投資して、そのお金で毎日怠惰な生活を続けていた。ガールフレンドのバネッサもソニーの生活態度に愛想をつかして別れ話をほのめかしていた。そんなある日、親友でルームメートのケヴィンが仕事で中国に出張したまさにその日に、彼の息子だと名乗る幼い男の子ジュリアンがアパートに現れる。

という1999年に制作されたコメディ映画の方。

wikipediaの項目によると

第20回ゴールデンラズベリー賞
受賞:最低主演男優賞 - アダム・サンドラー
ノミネート:最低作品賞 - コロンビア映画
ノミネート:最低助演男優賞 - ロブ・シュナイダー
ノミネート:最低監督賞 - デニス・デューガン
ノミネート:最低脚本賞 - スティーヴ・フランクス、ティム・ハーリヒー、アダム・サンドラー

ということらしく、評価も低かった模様w

確かに主人公のソニーのキャラが糞すぎたり、裁判シーンがコメディ過ぎたりするのであれだが、期待していなかった分、結構楽しめた(・∀・)

ソニーのお下品さがいけなかったんだろうかw

話の途中で簡単にまともになるのは元々は頭も良くまともな部分を持っていたからという風に解釈して観ていたからそれほどその点については気に止めなかったが、人によっては御都合主義的な感じに受け止められてしまうかもしれない。

ありがちな終わり方からちょっとずらした感じの終わり方も賛否が分かれるかもなぁ。
バネッサ自体はそんなに悪かったわけじゃないのに、懲罰的ラストなのはちょっと納得がいかない。バネッサの新しい彼氏は楽しそうだったけどw


主演のアダム・サンドラーは経済誌フォーブスの「最も稼いだハリウッド俳優」に載るほどの売れっ子のようだが、出演作品一覧を見ても観たことのある映画がなかった(ノ∀`)

他の出演者もコメディアン系の人が多いのか、ほとんど知らない。
ロブ・シュナイダーとスティーブ・ブシェミは名前だけは知ってる…気がするw

ジュリアンを演じた子役はディラン&コール・スプラウスという一卵性双生児らしい。
他の出演作品を見たら「フレンズ」のロスの子供役かΣ(゚∀゚;)
意外なところで意外なことを知ったw
今は22くらいか。


ソニーとジュリアンの物語のようで、ソニーとその父のお話なのかもなぁ。
まあなんやかんやで面白かったかな(・∀・)

最近観たドラマ

死神くん

始まった当初は「傍聴マニア09」のように主役系が駄目でもゲスト達の演技で楽しめる感じのドラマかと思って期待したが、そんなことはなかった(ノ∀`)

原作の話を無理にニコイチにしたり、悪魔の出演を増やす為の改変か話がぐちゃぐちゃでつまらなくなり途中から観なくなった。

面白かったのは3話くらいまでかな。3話に杉咲花と柄本時生が出てた。そういえば杉咲花も二世女優なんだな。まあ杏同様に上手ければなんでもいいけど。

大麻くんにしても悪魔役の菅田将暉にしても微妙。桐谷美玲の怒鳴り声はうるさいだけ。
松重豊は無駄遣いのような気もするし、元々こんなポジションだったような気もするw

最終回のメインゲスト即ち死に役として田中圭が出ていたらしいw
着々と山本圭や石黒賢の死に役ポジションを継承しつつある(・∀・)


弱くても勝てます

全部ではないがそれなりに観たけど…なんだかなぁ(・∀・)(k.a風)
「武士の家計簿」を思い出すようなフィクション原作の駄目ドラマというべきか。
登場人物が多すぎでエピソード盛り込み過ぎで話が散漫だったな(´・ω・`)

野球シーンがアレだったという人も居るが、その辺は期待してなかったのでどうでも良かったが、タイトルから「マネーボール」的な話を期待していたのでその辺で非常にがっかりさせられた。

結局最後まで観ても記憶に残った野球部部員は福士蒼汰と本郷奏多だけだったw
あとはライバル校の宮里駿だけ。つまるところ「あまちゃん」と「なぞの転校生」で見知った顔だけ認識出来たという話かw 関係ないけど宮里駿って「傍聴マニア09」でエキストラみたいなことやってたのか。

この作品においては福士蒼汰も有村架純にも駄目なところが有ったわけではないが、この二人はCMやドラマでの露出が多い割にあんまりクる物がないので飽きてきた(ノ∀`)
能年玲奈の事務所のやり方の方が正しいのかもしれないとふと思った。※←ただ干されてただけだったがw

荒川良々、酒井敏也、笹野高史、薬師丸ひろ子、麻生久美子辺りは普通に自分の仕事をしていた感じ。特に悪かったということもない。市川海老蔵はなんで起用したんだろうかというほど酷かったが。二宮はこんなに下手だっけって感じであったが、それ以上に存在にリアリティがないというか希薄な存在というか、なぜ主人公なんだろうというキャラだった。

峠監督役の川原和久は良かったというか、こんな感じの演技も出来るんだなぁと思った。
相棒のイタミン(伊丹憲一)として認識しかなかったから(ノ∀`)

なんか焦点が曖昧なドラマだったな。
もう少し登場人物も話の内容も絞るべきであったような。


花咲舞が黙ってない

ドラマ自体の内容が凄く面白かったかというとそういうわけでもないが、なんやかんやで気楽に楽しんで観る感じのドラマだったかな(・∀・)
一話完結型の勧善懲悪っぽい感じ。

花咲舞役の杏と相馬健役の上川隆也が演技的にしっかりしてたから観やすかったというのもあるのかもしれない。塚地は駄目だな(´・ω・`)

TRICKや矢部謙三やサラリーマンNEOとかでは好きなんだけど生瀬勝久はあんまりシリアスな役は向いてないな。六角精児並に芝居が大きい。
昔ちょっとだけ観た「鬼の棲家」でも酷かった記憶があるw

この手のドラマでは出演者水増しや話を展開させるための場所として主人公たちの行きつけの店を入れたりしてイマイチな感じになるけど、意外とこのドラマではうまく紛れ込ませていた感じがする。花咲幸三の大杉漣はいつもの大杉漣だったけどw

ゲストで出ていた田中圭が死ななかったのが残念だった(´・ω・`)

偽柏原こと平岡祐太や他の回の悪役が絵に描いたようなクズキャラを全身全霊でこなしていたのも面白さの一因かもしれないw

視聴率も良かったから続編もあるかもねぇ(・∀・)


みをつくし料理帖

北川景子の単発ドラマの続編。つまらなくもなかったが話を詰め込みすぎで余韻がないドラマだった。言いたいことを早口でまくしたてられた感じ。
貫地谷しほりが江戸で人気の花魁というのはちょっと無理があると思った(・∀・)

TOKIOの松岡昌宏が出ていたが、日曜の放送だったこともあり、実況では「まな板」というワードが飛び交っていたw

室井滋が室井滋以外の何者にも見えなかった。
そういえば「花子とアン」も山梨編以降観てないな。


いかんな、ドラマ観過ぎか( ´・ω・)