カテゴリー: 感想

適当にテレビ等で観た映画(11)

劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>

裏社会ナンバーワンの腕をもつシティーハンター冴羽獠は、普段は新宿に事務所を構え、相棒の槇村香と様々な依頼を受けている。
そこに、何者かに襲われたモデル・進藤亜衣がボディーガードを依頼にやってきた。
美女の依頼を快諾した獠だが、撮影スタジオで更衣室を覗いたり、もっこり全開のやりたい放題…。
亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT企業の社長・御国真司は、なんと香の幼馴染。
撮影現場で久々に香と再会した御国は彼女をデートに誘う。
しかし、獠は香に無関心で亜衣にスケベ心丸出し…。
一方、海坊主と美樹は傭兵が新宿に集結する、という情報を入手した。そして、傭兵達は何故か亜衣を狙うのだった…
敵の正体を探る冴子が直面する巨大な陰謀!
来日する大物武器商人・ヴィンス・イングラードと最新兵器――
御国の登場により、すれ違う獠と香。
シティーハンターは亜衣と新宿を護りぬくことができるのか!?

至って普通のシティーハンターだったかな(・∀・)

まあでも映画じゃなくてTVスペシャルクラスかなって感じは否めなかったけどw
キャッツアイキャラの参加は若干蛇足というか、必然性がなかったような気がしたし、
香を主軸にしちゃったからか亜衣の軸の話も弱く感じられた。

ただ、昔のに比べて違うだ、声優の声がいまいちだとか言う人もいるようだけども、それに対してはそんなの当たり前じゃね(・∀・)?と思った。

アニメシリーズが終わってから十数年くらい(その後にスペシャルが三本くらい作られたみたいだけども、それでも1999年が最後?)経過していて昔のまんまってのも有り得ないし、2019年当時で出来る限りのことをしたんじゃね?

コンプライアンスやコストや体制も昔と異なるのを無視して、「こんなの違う、昔は良かったヽ(`Д´)ノ」みたいに騒ぐのは愚の骨頂のような…

受け手だって年老いたり、過去の記憶を美化したり、他の新規の作品を視聴することや人生のステージの変化によって、かつての自分とは別の存在になっていると言っても過言ではないし。あたかもかつて好きだった人や元カノに数十年ぶりに会って、その老いっぷりやアンチエイジングぶりを非難するが如き所業ではなかろうか?

この辺の考え方の違いは『シティーハンター』への思い入れによっても変わってくるのかもしれないけど、まあ是か非かはともかくポリコレ棒がぶん回される世の中において頑張った方じゃないかなと思った。あと映画館に行った人とテレビで観た人の違いもあるかw

何はともあれ、エンディングであの歌が流れて良かったわ(・∀・)


ロード・インフェルノ

あおり運転した相手がサイコパスだったことから恐怖の底に突き落とされる家族の運命を描いたオランダ製スリラー。妻と子どもたちを連れて実家へ行くことになったハンスは、準備に手間取り出発が遅れたことに腹を立てていた。猛スピードで車を飛ばす彼は、前方をゆっくり走る白いバンに苛立ち、妻の制止も聞かず車間距離を詰めてあおるように運転。さらに車線変更をしてバンを追い抜き、運転手の老人に対して挑発的なポーズを取る。溜飲が下がり快適に車を走らせるハンスだったが、バックミラーには老人の白いバンが不気味に映っていた……。

観ててかなりイライラする映画(#^ω^)
ユルン・スピッツエンベルハー演じるハンスがめっちゃムカつく野郎なので、あんまり感情移入もできず、「じじい、がんばれ(・∀・)」という気分になってしまったw

一家が逃げる時やスマホ取られた後の行動、実家に着いた後の振る舞いもなんか変だし、全体的に映画としても微妙だったかな。ご都合主義的に一家というかハンスが馬鹿すぎた。

ダイアナ役のAnniek Pheiferの胸の谷間サービスが二回くらいあったよ(*´・ω・)

原題は『Bumperkleef』。
これでぐぐっても正しい日本語訳がわからなくて(´・ω・`)?となったが、英語じゃなくてオランダ語だった(ノ∀`) オランダ映画だもんな。

映画サイトとかで併記されてたTAILGATEやTailgatingが英語タイトルか?
Talegateはトラックやステーションワゴンの後尾扉を意味する名詞だけど、アメリカの口語では動詞化していて、車間距離を取らずに車の後ろにぴったりついて走る煽り運転を意味するらしい。

まんまやんけ(・∀・)
直訳日本語タイトルだったら『煽り運転』か…
『スリップストリーム』だと違うな(ノ∀`)

Tailgate — テールゲート

じいちゃんの方も異常で、クリミナル・マインドとかに出てくる異常な独善的というか杓子定規な正義で子供を縛るような毒親に育てられた犯人ぽかったw

それでもハンスの方がむかつくキャラだったので、あのラストで良かったと思いました(・∀・)(小並感)


U.M.A レイク・プラシッド

メイン州の湖で、ダイバーが謎の生物によって下半身を食いちぎられる事件が起こった。遺体には、爬虫類のそれに酷似した巨大な歯が付着していた。

調査のためニューヨークからやってきた女性研究者ケリーは、密猟監視員のジャックと地元の保安官ハンク、ワニ好きの大富豪ヘクターらと共に生物の捕獲作戦を行うが、やがて体長10m級の巨大なワニが姿を現した…。

上記の『ロード・インフェルノ』と続けざまに観たので、ちょっとインパクトが弱い感じがしてしまった(ノ∀`)

ケリー役のブリジット・フォンダは綺麗だったが…
ブリジット・フォンダは『シンプル・プラン』のサラ…((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
『ドク・ハリウッド』のナンシー役をやっていた人か。確か可愛いけど、ちょっと足りない風の女の子役だったか。

あんまり見どころがなく、或る種平和裏に終わったような記憶がある。
(´・(ェ)・`)の扱いが酷かったw

ラストのオチは予想範囲内ではあったがワラタ(・∀・)


シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション

ボディーガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー「シティーハンター」こと冴羽獠(山寺宏一)は、
相棒の槇村香(沢城みゆき)と日々様々な仕事を受けている。ある日、掲示板に書き込まれた「XYZ」宛の新しい依頼。その依頼人の男ドミニク・ルテリエ(土師孝也)から獠と香は、仕事の話を聞く。それは、ルテリエの父が開発した<香を匂った者を虜にする「キューピッドの香水」>を悪の手から守ってほしい、という依頼だった。香水の効果を信用しない獠は、香に香水を吹きかける。香が効果を試すため歩き出した瞬間、現場を爆風が襲う!獠が一瞬の出来事に気をとられた隙に、「キューピッドの香水」はバイクに乗った男に奪われてしまう!!しかも、奪い去ったのは、獠の旧友であり、元傭兵の海坊主(玄田哲章)だった……!?
香水が悪の手に渡ってしまったら世界は大変なことに!タイムリミットは48時間。獠と香は、時間内に香水を取り戻すことができるのか——!?
こうして、香の虜になる帽子の男・パンチョ(浪川大輔)、セレブ好きの男・スキッピー(多田野曜平)、獠と槇村秀幸(田中秀幸)の友人・美人刑事の冴子(一龍斎春水)を巻き込んだ、シティーハンターの香水奪回作戦がはじまる————。

面白かったか面白くなかったかと問われれば、非常に面白かった(・∀・)

ただ、絶賛する人が言うほど"シティハンター"かと言われるとそうでもなかったような
ところどころ、監督の『シティハンター』へのオマージュや溢れる愛を感じることはできるが、ベースのノリはかつてのコメディ香港映画そのものに思えた。(もしかするとフランスのコメディ映画のノリなのかもしれないが、俺氏はフランス映画をほぼほぼ観たことがないからわからない(ノ∀`))

若干、香役のエロディ・フォンタンがちょっとお年がいってたかなと思ったが、まあそれはそれとして。この人、獠兼映画監督のフィリップ・ラショーのコメディグループ「La Bande à Fifi」の一員であり、私生活でのパートナーなんだね。

コメディ部分のところ以外では、ストップモーション(?)やらスローやらを使って、原作の『シティハンター』の空気感を実写再現していてかっこいいシーンも多数あった(・∀・)

またいつか観たい(・∀・)
フィリップ・ラショーの他の映画作品も観てみよう。


聖の青春

幼くして患った難病と闘いながら、純粋に将棋に没頭し、29歳の若さで早世した将棋棋士・村山聖の生涯をつづったノンフィクション。

将棋にあんまり興味がなく、ながら観だったせいか、全く心に響くものがなかった(ノ∀`)

出演俳優陣がなんか微妙だったな…
リリー・フランキーとか東出昌大といったあんまり好きじゃない俳優がメインに近いポジションだったのも真面目に観る気を削いだ気がする。

早々に興味を失ってしまったので新木優子が演じる古書店店員の存在理由とかがよくわからなかった(ノ∀`)

改めて思い返してみても、ふーん( ゜σ・゚)ホジホジっていう感想しか出て来ない…
向かない映画は観ていても、何も感想が出て来ないもんだなw

まあしゃーない、相性ってものは常に存在するものだから…

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-76

たわら猫とまちがい人生 日高トラ子

電子単行本のみ掲載話がフルカラー!!バンドデビューの夢破れ、東京にて一人で暮らす沼田ことり。ある日、家に押しかけてきたのは米俵みたいにふとった猫!!居座ってしまった猫と仕方なく暮らすうち、ことりの人生に今まで無かったような騒動が巻き起こる・・・。ことりとデブ猫が繰り広げる、福呼ぶフォーチューン・ストーリー!!

43x7=301円で購入した模様。
5年ほど前に買って読んでいたがエントリ化せずに放置していた為に再度読んだ。

絵柄的に女の子とブタ猫とのハートフルなお話を期待していたのだが、当初の内容はことりとたわら猫との殺伐とした話な感じだったのでがっかりした(´・ω・`)

ただ、読み続けていくうちに平和な感じになり、なんやかんやでキャラたちに愛着が生まれ、それなりに感動するところもあったので、まあ読んで良かったです(・∀・)(小並感)

ラストの展開の為なんだろうけど、CMOがなんか急に嫌なヤツになってしまった感じなのは残念であった。性格的にアレだったけど、あそこまで酷くはなかったはず。
たわら猫は可愛い(・∀・)

憎き父の仇・数本の首級を取るべく、ことりの必殺の手刀が振り上げられる(`・ω・´)(嘘)


史記 久松文雄/久保田千太郎

かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。

1-6巻は無料。7-10巻は99円で99x4=396円で購入した模様。
基本的な話の流れは『史記』に沿っているが、細かいところで創作部分がちらほらある。amazonのレビューにはその点についてブチギレてる人が居たw

1-3巻『項羽と劉邦』
何故か、秦の阿房宮で劉邦が虞美人と出会って一目惚れしたりするw

4-6巻 『呉越燃ゆ』
呉越の戦いで伍子胥の怨霊(?)が出てきたりするw
中国では、日本の菅原道真のように伍子胥は有名な怨霊の一人らしいけど。

7-9巻 『李陵』
まあ、李陵の話ですわ(・∀・)

10巻 『刺客列伝』
予譲と荊軻だけ。
予譲って誰だっけと思ったが、分裂前の春秋時代の晋の刺客か。荊軻は言うまでもなく秦の始皇帝の命を狙った刺客。

まあ上記の通り、改変というか創作部分が多いので、その辺が気にならない人なら読んでもいいかもしれないかな?

俺の好きな荊軻と高漸離があんまりかっこよくない(´・ω・`)


おしまい 第1~3集 ただたか

ちょっとエッチだったり、そうでもなかったりする短編の漫画集です。

川崎直孝という漫画家の人がSNSで投稿した短編漫画をまとめたものらしい。『ちおちゃんの通学路』という一般漫画が代表作らしいが、元は成人漫画を描いていた模様。

だからというわけではないが、生々しい下ネタが結構多い。
まあ、面白いは面白かったし、エッチはエッチだった(*´・ω・)

続刊は出るのだろうか?

満更でもないサキュバスのモリ子ちゃん


エンジェル伝説 八木教広

成績優秀、品行方正な高校生・北野誠一郎が転入早々『番長』に!? 一体なぜッ!? ――そう…彼の顔は不良も震え上がる超・極悪顔だったのだ!! 北野君の天使のような優しいハートを置き去りにして、ハードな学校生活が急加速していく!! 最“恐”顔ギャグ降臨!!

ゼブラックで読了。特に読む気もなかったが、『クレイモア』が良かったので、同じ作者のコメディでも読むかと目を通す。

結論から言えば普通に面白かった(・∀・)
若干、同じパターンの繰り返しで既視感のある展開が多かったが、北野くんをはじめとする、愛すべきキャラ達が生き生きとしていて、そのやり取りが面白く、十分楽しめた。

まあ、ハルフォード一家の登場の辺りは少し無理のある引き伸ばしのように思えたが。

『クレイモア』の主人公・クレアとその相棒(?)・ラキの原型と言われる幾奶いくのと玲雄・ハルフォードが出てくる。順番的にはこちらの作品の方が古いのだけれども、先に『クレイモア』を読んでから、こちらを読むといいかもしれない。

何にしても北野くん、まじエンジェル(・∀・)
竹久も良い子で、黒田はホント馬鹿(ノ∀`)
良子も結構酷い部分あったなw


JIN―仁― 村上もとか

南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。

チケットで読めるところ(診の章 その6 悪友)まではゼブラック、以降はヤンジャン!で読了。

大沢たかおと内野聖陽のドラマ版が良かったので、いつか読もうと思いつつ、放置していたが、遂に読了した(`・ω・´)ホントヨカッタデス

ドラマ版に劣らず原作は面白かったが、老眼ボーイの俺氏には手術シーンを読むのが辛かった(ノ∀`)
手術シーン等は内容的にも高度だったしね。

タイムスリップ物をどういう形で終わらせるのか興味があったが、「ああ、こういうまとめ方もあるんだなぁ(・∀・)」といった感じであった。

ドラマ版のシーズン2(?)を観てないので、今度観てみようかな。

適当にテレビ等で観た映画(10)

ウインドトーカーズ

1943年、南太平洋ソロモン諸島ブーゲンビル島。上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長(ニコラス・ケイジ)は、日本軍の猛攻の前に若い兵士たちを次々と失い、自らは負傷しながらも唯一の生き残りとして帰還したが、左耳に重度の障害が残った上に平衡感覚まで失い、ハワイの海軍病院で療養していた。しかし彼は失った仲間のために戦う事を決意し、従軍看護婦リタ(フランシス・オコーナー)と共にリハビリを続け、復帰の為の聴力テストではリタの計らいによって無事合格し、軍へと戻った。

まあ、ニコラス・ヘイシが戦争に行く話ですわ(・∀・)

なんちゃって日本人村、なんちゃって日本人が酷すぎだったわ(ノ∀`)
戦争シーンもなんかなぁ…

まあ、少数民族の言語を暗号通信に利用していたという事実を初めて知ったので、それに関しては良かったかな。 色々と事実と違う部分があって批判を受けたりもしたようだけど。(コードトーカー)

ベン・ヤージ役のアダム・ビーチは『スーサイド・スクワッド』のクリストファー・ワイス(スリップノット)だったようだけども、全く覚えていない(ノ∀`) 縄を使うやつって居たような記憶はあるんだけども…
※役名をWikipediaの項目からコピペしてきていて、自分のエントリを眺めていて"カール・ヤージー"って誰だよヽ(`Д´)ノって一瞬なったが、アダム・ビーチの項目の『ウインドトーカーズ』のところでなぜか役名が"ベン・ヤージ"ではなく"カール・ヤージー"になっていたからだった(ノ∀`) "カール・ヤージー"って誰だよってぐぐると、サタシネを始め、日本の映画サイトは軒並み"カール・ヤージー"で記載……imdbでは"Ben Yahzee"、フィギュアも"ベン・ヤージ"、英語版のアダム・ビーチの項目でも"Private Ben Yazzie"となっている…… どういうことだこれ(´・ω・`)? どうも劇中も"ベン"だったみたいなんだけど…

従軍看護婦のリタ役のフランセス・オコナーは『悪いことしましョ!』のアリソン役……うーん…悪魔のエリザベス・ハーレイの方が印象に残ってるなw

パパス役のマーク・ラファロは『アベンジャーズ』のハルクというかブルース・バナーを演じてる人か。

製作費:$115,000,000が興行収入:$77,628,265だそうだから、-37,371,735ドルで単純計算でも37億くらいの赤字なのか…

こりゃすげぇな(・∀・)


12人の優しい日本人

夜の国道で男性がトラックにはねられ死亡した事件をめぐり、被害者男性を車道に突き飛ばした容疑によって起訴された元妻に対する陪審審理のため、素性も考えも裁判への意気込みも全く異なる、12人の一般市民が陪審員として会議室に集められた。
評決は全会一致が原則である中、最初の決で12人全員が「無罪」に挙手。呆気なく審議終了・解散となりかけたところ、陪審員2号が「話し合いがしたいんです」と言って意見を「有罪」へと翻す。仕方なく話し合いを始めるが、挙手はしたものの理由があやふやな人、参加意欲の乏しい人、付和雷同な人、意固地すぎる人など、良くも悪くも日本人らしい12人による議論はなかなか前に進まない。
有罪無罪の決をとるたびに各自の考えも二転三転し、全会一致の評決を出せる見通しが全く立たない中、それまで全く審理への参加意欲をみせなかった陪審員11号が「自分は弁護士」と称して、殺人罪による有罪説を論駁し始める。

つまらなくはなかったけど、特に展開にもオチにも大した驚きもなく(´・ω・`)
舞台が原作の映画にありがちな翻訳失敗的な感じを受けてしまった…

舞台作品というものは受動系かつ実視覚系でありながらにして、視聴者側がその世界を肯定的無批判的に解釈して、小説作品のように想像補完して受け入れること(書き割りや照明、舞台暗転、黒子などなど)によって成立するものだけれども、それを実写映画に翻訳する場合には、その設定の粗やテンポ、展開を適切に翻訳・改変しないと大体駄目になるなといつも舞台原作の映画を観て思う。あと舞台原作系は基本的にスケールが小さいから、オチのインパクトが弱かったり、オチてないことが多い。

この作品も舞台とかだったら陪審員達のやり取りが荒唐無稽だったり矛盾しててもノリで受け入れられるんだけども、ひとたび映画というパッケージにまとめられるとその瑕疵が目立ってしょうがなくなり、説得力にも欠ける気がしてなんだかなぁと阿藤快的ぼやきが出てしまった。オチも舞台だったら、こんなもんかぁで済むところが、「( ´・ω・)エ? これだけ?」ってなってしまった。

梶原善が若くて痩せてた。塩見三省も元気だった。相島一之も山下容莉枝も若かったなぁ…

ということくらいしか感想がない(ノ∀`)
あとパフェを食べたくなった(・∀・)


マチルダ

インチキを絵に描いたような中古車ディーラー夫婦にとんでもない天才少女マチルダが授かる。お兄ちゃんもタチの悪いイタズラ小僧だし、お利口なことがじゃま扱いされてしまって大きくなっても学校に行かせてもらえないマチルダ。留守番の間に家中の本は読んでしまい、パパにもっとおねだりするがテレビがあるじゃないかと一喝。家族はあいも変わらずバカテレビばっかり観てる。しょうがないから図書館で本を借りまくり読みまくり知識は大学生並。やっと行かせてもらえるようになった学校ではやさしくて聡明なハニー先生との出会いもあるが、先生のおばさんにあたる女校長の恐ろしいこと怪物並。

結構大雑把な感じのストーリーだったけど、楽しめた(・∀・)
壮大な何かはないけれど、小さな小さなハートフルコメディであった。

最初の方でマチルダが可哀想な感じになるが、あっという間に強者へと成長するので、余り心を痛めなくて良いw

違う見方をすると、この先も或る種の貧困や無知の連鎖から抜け出すことのないであろう、悪意なき悪者である家族への救いがない部分に何とも言えない切なさがあり、心を痛めるかもしれない。

女校長は創られた完全なヒールなので、まああのオチでいいのかなw?
悪い魔女、ヴィランだったな。

トランチブル校長役のパム・フェリスが名演というか熱演してて面白かったw
特に校長宅に潜入した時はコメディなのにハラハラドキドキさせられたw

またやったら観るな、これ(・∀・)


ホワイトシャーク

“エクストリーム動画”撮影チームのリンジーたち5人は、危険な取材旅行に出かけた。目指すは立ち入り禁止の海域に浮かぶ、レッド・ロック岩礁。だが目的地寸前で、故障したセスナが墜落。海に投げ出されたリンジーたちは何とか救命ボートに乗りこむが、ホオジロザメの大群に取り囲まれてしまう。通信機を切っていたせいで、救助が来る可能性はゼロ。目の前の岩礁に避難しようとするが、仲間たちは次々とサメの餌食になってゆく。そしてついに、リンジーは1人きりになってしまった……。

ぶっちゃけ、つまんねぇ(・∀・)

最後の岩のシーンは笑うけど、それ以外に見どころはないかなw
リンジー役のオーブリー・レイノルズの美脚くらいかなぁ?

あー、そんな感じだったからしょうがないのかねぇ…

The film was shot in only 12 days for under $500K in the actual ocean with only one underwater sequence shot in a pool. Parts of the film also had to be re-written during shooting due to last minute issues with locations.
https://www.imdb.com/title/tt8805150/trivia/?ref_=tt_ql_trv


ザ・リング

『ザ・リング』(The Ring)は、2002年のホラー映画。1998年に日本で映画化され大ヒットした鈴木光司原作の映画『リング』をアメリカでリメイクしたものである。PG12(日本公開版)。続編として『ザ・リング2』、『ザ・リング/リバース』も作られている。

あんまり真面目に観ていなかったので、何とも言えず(ノ∀`)
まあ元々ホラー系を観る才能がないからなぁ…
一応、オリジナル版を踏襲した感じだったかな…

つーかオリジナル版の話自体、忘れてるわ(ノ∀`)


ザ・リング2

『ザ・リング2』(The Ring Two)はアメリカ合衆国のホラー映画で、『ザ・リング』の続編作品。監督は中田秀夫。全米公開は2005年3月18日。日本での公開は同年6月18日。

続編『The Ring 3D』も製作中であったが、名称を『ザ・リング/リバース』に変更し2016年10月28日全米公開されることとなった[2]。

(略)

前作『ザ・リング』は日本映画版『リング』のリメイク作品だったが、本作はあくまでアメリカ版映画の続編であり、日本のどの『リング』作品(原作小説および映画)とも異なる独自の展開になっている[3]。

監督は、前作のゴア・ヴァービンスキーに代わり、オリジナルを監督した中田秀夫が担当。

とあるようにオリジナルのストーリーらしい。
これもあんまり真面目に観てなかったので、あんまり言うことはないw

最後の方のスポーツクライミングのスピード競技はちょっとハラハラしたかな?

エイダン役のデヴィッド・ドーフマンは『ギャラクシー・クエスト』に出てたのかw
クレジットなしだから端役か?
イベントに来てた子供達の中の一人?

サマラ・モーガン役のダヴェイ・チェイスは「リロ&スティッチ」のリロの声優をやっていたようだけど、2016年以降は芸能活動をしてないらしい。

まあ原作自体を著者の鈴木光司が殺そうとして変な展開にしていったことを踏まえたら、これはこれで正統派として物語を終わらせたと言えなくもないかな。その分、特筆すべきことがない、平々凡々とした感じになってしまったけれどもw

しかしサマラ、エヴリンのとこに直接行けよって思ったわw

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-75

今日はナニしよ 環望

「開発中の設計図を完成させそれを入手せよ・・・。」指令を受けた美人スパイ・レイは自称発明家・湯川健志に近づきSM、3P、野外露出などのありとあらゆるプレイで健志に刺激を与え、完成を急がせるが・・・・

Kindle unlimitedで読了。まあエッチな漫画ですわ(・∀・)
アダルトコミックじゃなくて青年コミックのカテゴリ内にあったからか、白塗り修正が結構酷かったw

まあ、一応ストーリーがあってそこそこ楽しめた。
まあでもエッチな漫画ですわ(・∀・)
要素的にはSM、コスプレ、NTR、そして純愛って感じだったかな。

作者の環望は元は一般誌の人だったのか。アクションとかその辺りでエロ漫画を描いてた人というイメージだったわ。最近は一般誌に戻ってるんだね。

1986年「近畿魔王」名義で小学館コミック大賞佳作入選、『少年サンデー大別冊』(小学館)でデビュー。20歳の頃には一本木蛮のアシスタントを務める。少年漫画家として活動していたが、活動拠点としていた雑誌が休刊となってしまい、1995年頃には1年近く浪人状態に[1]。そんな矢先、知り合いの編集者の勧めもあり、1996年より青年誌『メンズヤング』(双葉社)に『ごめんね♡アッチー』で連載を持ったことで成人向け漫画に活躍の場を移すこととなる。

清純そうな顔をしてターゲットに近づいて、あんなことやこんなことします(*´・ω・)
アダルト扱いで、このページの広告配信の制限というメールが来た。このくらいのワードでアダルトページ扱いになるんだね。ちょっと面白い。

木村きこりの統合失調症ライフ~カミングアウト編 木村きこり

私はもう、トーシツを隠さない!
高校時代に統合失調症を発症した作者が、美大に通い、さまざまな出来事を経験するうちに自身の病気をカミングアウトする決意をもつまでを描く!
幻聴・幻視・幻痛と向き合いつつ、病気を客観的に描いた話題作『統合失調症日記』作者のスピンオフ!

Kindle unlimitedで読了。
うーんとまぁ、色々と大変なんだなぁと言うくらいの月並みな感想しか出て来なかった(ノ∀`)

この人は自らの強い意志というか或る種の反骨心と病気の症状をきちんと把握して対峙出来たから良好な感じに落ち着けたのかな?

偏見なんだろうけれども、若干漫画キャラの目つきに病的なおどろおどろしさを感じてしまった(ノ∀`)

ひめごと ~浮世艶草子~ 八月 薫はづき かおる / 篁 千夏たかむら ちなつ

輿入れ行列の最中、突如、行方不明になった姉姫に代わり、急遽、江戸へ向かわねばならなくなった薩摩支藩の姫・敬(たか)。
ただし、いざ婚姻……といっても、性の勉強はおろか、社会勉強すら不十分の敬姫。
何とか、目的地に到着するまでに殿方を夢中にさせるような一人前の女性に仕立てあげねばならない。そのために各宿場の性風俗にさまざまな知識を合わせ、敬姫に教え込んでいく。
一方、姉姫の失踪に政治的な陰謀を感じた男たちは道行きに一抹の不安を覚え、ある用心棒を差し向けるが………

Kindle unlimitedで読了。『浮世艶草子』のコンビの作品。王道展開であったものの、これは十二分に楽しめた。エロ漫画故に安易に一般層にはお薦め出来ないが、良い出来であった。

まあでもエッチな漫画ですわ(・∀・)

こういう、或る種ベタな時代劇エロ道中物は好きw
水戸黄門を女体化して御一行が諸国漫遊の旅をしながらあんなことやこんなことをしちゃうやつとか読んでみたい(*´・ω・)
でもそれは夏目雅子西遊記の翻案エロ物のような気がしないでもないw

ちんっ こぉっヽ(`Д´)ノ ちんっ こぉっヽ(Д´)ノ

狂四郎2030 徳弘正也

西暦2030年。第三次世界大戦が終結して5年後の日本だ。核ミサイルによる戦争は、80%に及ぶ地球上の人間を消滅させていた。生き伸びた狂四郎は、空を警護するヘリ巡査になっていた。そんなある日、科学者の脳を移植された言葉を話す犬・バベンスキーと出会う。

昔、スーパージャンプを買っていた頃は好きでよく読んでたが、ある時から漫画雑誌全般を買わなくなり、たまたま立ち読みしたかなんかした時に打ち切りみたいな最終回を読んだんだっけかな?

それ以来、読もう読もうと思いつつ放置していた作品だったので、今回頑張って最後まで読ん(`・ω・´)

ゼブラックで途中まで読み、課金のところからは「ヤンジャン!」アプリで読み進めた。 ←恩知らず(ノ∀`)

漫画の内容とは関係ない読了までの道筋
そもそもお金ないからあんまり課金したくない(´・ω・`)
→ Googleアンケートで貯めたポイントを使い切っても最後まで読めない
→ そもそも単話売りは72時間読み返せるだけで買い切りじゃない
→ そんないややヽ(`Д´)ノ
→ 他の漫画アプリや漫画サイトを巡る
→ 課金ではないポイントでも読めるのが「ヤンジャン!」だった(・∀・)

ちなみにそれでも読み切るのに時間がかかってしまうので、久しぶりにゲームアプリをインストールしてひたすらに頑張ってポイントを稼いだ…(ヽ'ω`)

490円分のGoogleポイントも使用したけれども、リターンは1200ポイントで30話分になったので良しとする。まあでも浪費した時間を考えるとお得だったのかどうかは難しいかもしれないw

インストールボーナス+ログオンボーナス+他のチャレンジでもポイントをゲットしたために、未だに900ポイントくらい余っているが、まあ他の集英社系漫画の最後の方を読む時に使うとしよう。


結論から言うとすごく面白かったです(・∀・)(小並感)

まあエログロいっぱい、徳弘正也お得意の下ネタギャグてんこ盛りなので、安易に人に勧められないが、普通のおっさんだったらかなり気に入る人もいるのではないのかな?

下ネタギャグがてんこ盛りなのは、陰惨なディストピア物の雰囲気を和らげる為には必要だったとも言えなくもない。昔からシリアスな展開がシリアス一辺倒にならないように大量のギャグを投入してくる作風ではあったけれど。

個人的には救いのない感じの『アルカディア編』が結構好きだったりするw

終盤の盛り上がりは秀逸で、「なるほど、これは課金してでも読んじゃうユーザーが続出するから、いつまでも全巻無料にしないんだな( ・´ω・`)」と邪推してしまうくらいであるw

その辺りまで、というか最後まで課金してまで読む人達のコメントだから好意的なものが多いのは当然ではあるけれど、みんなが名作、傑作と言う気持ちもわからないでもない。

ネット上で検索してみても、この作品を徳弘正也の最高傑作とする人も多い模様。

最終的にはやっぱり打ち切りに近い扱いだったのかな?
伏線とまでは言わないけれども、出て来たけれどもそのまんま放置の要素が有ったり、根本的に事態が解決していない感じのまま終わったから。

まあ最後まで読んだ狂死郎ファンなら、めでたしめでたし(・∀・)と納得出来る終わりではあったかな。

今は紙版が絶版で入手出来ない人を多数見かけた。
オンデマンド出版とかってどうなったんだっけか?

徳弘正也って尾田栄一郎の師匠筋なのか Σ(゚∀゚;)
『ONE PIECE』も嫌いでもないけど、中々終わらんな、あれw
ワノ国のおでん回想回辺りまでしかチケット解放されていないので、なんとなくまた第一話から読み始めたりしてるw

少女マンガ家の東村アキコ藤末さくらという人がこの漫画が好きとインタビューで名前を上げている模様。結構業界内でもファンが居るんかな。

全然関係ないけど、雑誌上やweb上で掲載された漫画家とかの対談やインタビューを集めた本とか出ないかのう。昔の小説家の書簡集とかそういった類のと似たような感じで。

何はともあれ、最後まで読めて良かったわ(・∀・)サンキューゼブラック&ヤンジャン!

他の徳弘正也作品も読み直してみようかな。


商人放浪記-あきんどの成り上がり道

今回、『狂四郎2030』の終盤を読む為にインストールしたゲーム。

ぶっちゃけて言うと従来のポチポチゲームと大差ない(・∀・)
やることは一緒。

ただガワである部分が商人物で、おそらく宋代の中国が舞台と若干風変わりであり、その辺は嫌いじゃない。背景の絵柄等も少し味わいがあって良い。お料理や診療所、両替屋、荘園のSDキャラ達も可愛いかった(・∀・) 光栄の『水滸伝・天導一〇八星』をちょっと思い出した。

当初の目的は果たしたら、すぐにやめてもいいかなと思っていたが、商会を開き、それなりに人数が加入して来てしまったがために、商会をレベル3まで育て上げるところまで頑張ってしまった(ノ∀`)

イベントのミニゲームとかは面白かったので続けても良かったのだが、これもKOF同様にズルズルと続けてしまいそうな危険さがあったので、さくっとやめた(`・ω・´)

って今、獲得履歴を見ようと思ってヤンジャン!を起動したら、STEP5(レベル24到達)のポイントもくれたらしく2400ポイントぐらいになってたw

あのSTEPって必ずしも達成しなくてもいいのか。STEPというよりかは異なる達成目標ということなんだろうか? 何はともあれサンキューあきんど(・∀・)

一応、結構な時間張り付いてやってたせいか、上記に関しては11日間で達成した模様。
その後20日間くらい続けたのかな?

尚、若干の腱鞘炎っぽい症状が出てる(ノ∀`)