カテゴリー: 感想

巣ごもりDXステップ講座情報ナビを眺める(´・ω・`)-2

正確に言うとGrow with Googleの方を2つを除き眺めてみた。(『巣ごもりDXステップ講座情報ナビ』にも幾つかリンクがある。)

正直、今回も興味が全くないものばかりであったが、よくわからなかったGoogleのアプリの使い方というか存在自体を認知出来たのは良かった(・∀・) ← 途中で挫折したマーケティングの講座で出て来た言葉を意味も分からず使う(ノ∀`)

1.5~1.75倍速で観た。もう少し細かい倍速指定が出来ればいいのにと思った。
あとyoutubeの仕様なのか、前の動画で倍速指定して観ていても、他のページの動画でその速度は継承されないのに関わらず、動画プレイヤー(?)の倍速指定の値がデフォルトの1.0に戻ってないのはなんかおかしい気がする。ユーザーはバグだと思わないだろうか(´・ω・`)

順番を無視して適当に見始めたのだが、https://gacco.org/grow_with_google/の講座の並びは同じジャンルのものでセクションに分けて並び替えた方が良くないかな?
順番で見てもらいたいものもあるみたいだし。
内容が重複してるような部分があるので、連続して観ると冗長になってしまうのかもしれないけども。


はじめての働き方改革

基本的に給与及び人員の質が高い企業でないと無理なような…
生活残業や社内派閥や単純な好き嫌いが横行している旧来的な日本企業では難しいのでは?
OKRのところで"組織"という言葉を使用しているが、若干"チーム"と混同しそうな感じに表現しているような気がする。

CSIラボ? イノベーションワークショップ云々言ってるけど、結構ユーザーフォーカスで失敗してるんじゃないか、ごっぐる(´・ω・`) ← 適当なメモ書きしかしなかった為、何の話をしているのか既に本人が分からない(ノ∀`) 上で言っている旧来的な日本企業をユーザーとしても厳しいのではないかということを言ってるのだろうか、これを書いた時の俺氏(´・ω・`)?


いますぐはじめる観光のデジタル化

3-4ははじめてのデジタルマーケティングの顧客動画(宇和島運輸)と同じ? ← この時は知らなかったが、結構使いまわしがあったw

この問題おかしくない(´・ω・`)?

Google 翻訳について、誤っているものを選びなさい。

A. Google 翻訳は約100以上の言語に対応している
B. 話した言語を自動で識別をし、日本語は外国語に、外国語は日本語に自動で変換できる
C. 対象のスマートフォンにGoogle 翻訳アプリをダウンロードする必要がある
D. Google 翻訳は電波が通じる場所でないと使えない

オフライン機能を使えば、テキストのみだけどGoogle翻訳は使えるし(オフラインのテキストのみの翻訳はGoogle翻訳とは別の名前を持ってる?)、自動翻訳は自動を押さないと自動翻訳しないんじゃないの? 押さなくても自動識別して翻訳するなら、なんで自動ボタンは存在してるんだろう?
← 以降、問題文にケチをつける記述が散見された。我ながら面倒くさい(ノ∀`)


はじめての Google for Education

なんかナビゲーターのおねーちゃんが猫背なのかなぁと思って観ていたが、もしかして……
この人、おっぱい大きいのか(*´・ω・)? ← 実際はどうかわからないが、これ以降に見た講座の女性もロゴの位置が一定ではなかったな。

この先の時代、ポリコレ棒を持った暴徒、ポリコレ棒徒の襲撃を避けるために胸の辺りの会社ロゴとかなくなるのかな…でもメタボ腹や妊婦さんを考えるとお腹部分に会社ロゴというのも同じ問題を抱えてしまうよな…

そんなことはともかくGoogleドキュメントとかスプレッドシートの同時編集ってもしかしてGoogle Waveの亡霊なんじゃ…( ;・´ω・`)ゴクリッ


Google for Education 管理者研修(管理コンソール 編)

ActiveDirectoryみたいだった。
企業も部門や作業によってはChromeBookにした方が安上がりでいいのかもなぁ… ← 早くもごっぐるの術中にハマってる模様w

まあ社内システムやソフトがWebブラウザというかChrome系ブラウザ経由で利用出来ないと駄目だろうけど。あとExcelとの互換性とかマクロとの兼ね合いとかもあるのかなぁ…


Google for Education コアアプリ研修(Google Keep / Google Tasks / Google Jamboard 編)
Google for Education コアアプリ研修(Google サイト / Google Chat 編)

特に感想が残ってなかった。Jamboardは初めて知ったかも。
Googleサイトのことを思い出し、Mole's Matchupの説明ページを移転させた。
広告なんぞ表示してもほとんどクリックされないことを踏まえたら、Googleサイトへ回帰するのもいいかなと思い始める。本当はJAMStackに手を出したいところではあるが、ただでさえやるべきことに手が回ってない現状なので諦めている(ノ∀`)


Google for Education コアアプリ研修(Gmail / Google カレンダー編)

Mailの機能紹介が細切れすぎる。大した説明もしてないのだから、まとめた方がユーザーには有り難いような?
余計なオペレーションを発生させるべきではないと思うし。ここに限らないけれども細切れ動画はどうなんだろう。静的ページの短いのは許容出来るが、わざわざ動画を読み込んで短いと若干イラっと来てしまう(#^ω^)

Q13がいまいちわからない。
Googleカレンダーの業務時間って一般ユーザーは設定出来ないのね。
G SuiteとかEducationのユーザーだけかな。


Google for Education コアアプリ研修(Google Classroom / Google Meet 編)

4-1 途中、声の大きさが小さくなった(遠くなった)りする? 違う人が喋ってる? ← これ以降でも似たようなことがあったな。

5-6と6章が何故分かれてる? しかも6章の方でstep5とか言ってる

Googleフォームの記述式の解答は制御文字とカンマやスラッシュとかで複数の語句を配列として設定出来ればもう少し問題の幅が広がって使い勝手がよくなるんじゃねーの( ゜σ・゚)ホジホジ?


Google for Education コアアプリ研修(Google フォーム編)
Google for Education コアアプリ研修(Google ドライブ編)

特に感想はなかった模様。関係ないがついでにGoogleドライブの整理をした(ノ∀`)


働き方のこれからをつくろう。

より良い「分散型ワークスタイル」を実現するためのポイントのPeopleの部分はこれが出来てる会社ってそんなにないだろうし、これが難しいから人間関係が問題になったりするんだと思うw

RPAを行う為に重要なことはそもそもの業務とその作業の棚卸しと取捨選択や改変だとか言うのと同様に、今まで上手く構築出来てなかったものをテレワークの為に急ごしらえで新規で構築・改良出来るものなのだろうかw

まあやらなければ時代に取り残されるというのもわかるけれども。でも会社の役職付きとか上の方は自分達が逃げ切れれば良いと思ってる節があるから、中小企業とかだと、この辺のことは捨て置かれるんだろうなぁw

"短いコミュニケーションを頻繁に取る"というのも人によって負担が大きそうな気がしないでもない。どのくらいの頻度でどのくらいの長さでという部分で悩む人も出てきそうw まあこの辺は実際にやって様子を見てハンドシェイクする感じにしてかないと駄目なんだろうね。

業務プロセスの変革に関して言えば、管理職の人間のテクノロジーやツールに対する知識や習熟度を上げることも急務なんじゃないかね? あとファイル等のアクセス権限とかもプリセットを作成出来たり、あるプロジェクトでの設定をインポート出来るような仕組みもあった方がいいんかな?

実際にどういう運用をしているのかわからないけれども、プロジェクトはフォルダ単位にしてそこの下に階層を幾つか作って機密レベルが高いものから上のフォルダから順に入れていって、それぞれのメンバーの役職等に応じてアクセス権限を付与していけばいいのかな?

Q8 "B.透明性の高い情報の共" 有が足らなくない?


はじめての遠隔授業

そういえばなんでJamboardの付箋ってスクエアなんだろうな(´・ω・`)
無駄が多いと言うか読みにくくないかな? 特に横文字文化圏だと。

Q4 Google フォームで小テストを作成した際に、回答が表示される Google アプリケーションとして、正しいものを1つ選びなさい。

とあるけど、これは"回答が表示される"アプリケーションじゃなくて"回答を書き出せる"アプリケーションじゃないか?

つーか"作成した際"には生徒達に配信してもいないから回答自体が存在するわけがないんじゃ… 
"Google フォームで作成した小テストで生徒達から提出された回答を書き出せるGoogle アプリケーションとして、正しいものを1つ選びなさい。"くらいが若干冗長ではあるが正しい問題文なんじゃなかろうか?


G Suite for Education を活用した教員の働き方改革

「授業計画の参考になる情報が欲しい」という課題を解決するツールとして、正しいものを1つ選びなさい。

ってあるけど、あれって過去の遺産があることが前提だよねってちょっと思ってしまったりもするw
まあこの講座の確認テストなのでその文脈に則れば答えは一つしかないんだけども…


はじめての Google 広告

用語が沢山出てきて余りわからず、途中で一旦やめた(ノ∀`)
これいちいちおねーちゃんの顔が出てくるのが若干うざいなw


はじめての動画活用(ビジネス編)

途中まで観たが、込み入った広告の話というかGoogle広告のアカウントを持ってないとわからない部分が出て来たので途中でやめた(ノ∀`)


個人で実践 安心・安全なインターネット利用のためにできること

カルロスさん、日本語ペラペラやんけ Σ(゚∀゚;)

つーかノーツのメールとかにも思ったんだけど、なんでGmailは初めて受け取ったアドレスやフリーメールアドレスからのメールを受信したらフォントカラーやフォントを変えたりして注意を喚起する機能を実装しないんだろ?

ノーツとかの専用のメーラーでも、社内のものではない外部アドレスのメールに対して何らかの装飾というか注意を喚起出来る何かを付加出来るようにしないと駄目だよね。ノーツはアドレス登録してそういったことが出来るみたいだったけど10件までだったかな?

そもそもメールサーバでその処理やメールの添付ファイルのチェックとか出来ればいいはずなのに… 

人は疲れてきたりすると"ついうっかりと"ミスしてしまうものだから、システムやソフトウェアの方でカバー出来る部分は出来るだけカバーしないと。

あとはアドレス偽装とかは今はどうなってるのかなぁ?

ちょっと気づいたが、このGrow with GoogleのTシャツのロゴのフォントサイズってもしかして一定なのかなw?
LLとか3L以上ならフォントサイズを大きくするべきなんじゃないだろうかw?
そうしないと比率的な問題でなんか変な感じになるw

"この度、最終テストQ5に関して、選択肢に誤りがございました。"ってあるけどこれってGoogleフォームで作られているのかと思いきやそうじゃないのか? それとも問題文のミスで一律加点になっているから修正してないのか?


家族で実践 安心・安全なインターネット利用のためにできること

「2-1:インターネットの安心・安全 5 つのポイント(1)」を観てて思ったけど、これもう一歩推し進めるというか、もっとかみくだいて、ごっぐるがSNSやネトゲで誘ってくる性犯罪者の危険性等を知らしめる子供向けの講座を作ってもいいかもね。裸の写真を送ってはいけないとか脅されたら大人に相談しろとか、もっと具体例を含めて。 セキュリティ以外にも親のクレカで課金しちゃいけませんとかね。

折角ギガスクール案件で今まで以上に子供達や学校との接点を広く持ったわけだし。
つまるところ家族向けも大事だけど学校向けの講座もあった方が良いよねと思った。


はじめてのデジタル変革(自治体編)

なんか前に観た内容の焼き直しのような気がする…
もしかして上にある奴が新しいのか? ← pt0nnでみるとそうなのかもしれない。


はじめての e コマース

感想が残ってない(ノ∀`)


どうせコロナ禍でごっぐるの人達も暇なんだろうから、 ← 多分暇じゃない
いっそのこと仮想の都市・ごっぐる市をGCP上にでも作って欲しい。
実写は無理でもいいからGoogle Mapで見ることが出来て、その中に小中学校を作ったりAI人を住まわせて欲しい。

そして一ヶ月くらいの時限でいいから、その仮想都市内でGoogleマイビジネスや仮想学校内でGoogle for Educationの機能を試させて欲しいと思った(・∀・)

そういうサンドボックスがあって試せる方がユーザーも参入や訓練のハードルが低くなっていいんじゃなかろうか?

煙草と悪魔 / 芥川龍之介 他

ほぼほぼ芥川龍之介の短編のみ。
大して感想らしい感想でもない(ノ∀`)


鴨猟 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短い随筆。初出は「桂月」[1926(大正15)年]。単行本未収録であり、「芥川龍之介全集」第13巻に収録された。大町桂月と最後に会った、鴨猟の時の話。芥川にとって大町は少年時代の愛読作家の一人であり、その文章を高く評価している。

よくわからん(´・ω・`)
ただのエッセイ?
というか日記か?


芥川龍之介
うーん(´・ω・`)
願掛けも考えもの…って、これもなんだろうなぁw

出典は『今昔物語』巻十六「貧女清水観音値盗人夫語第三十三」である。目先の変わった物語であるが、原作の筋をほぼそのまま踏襲している。芥川は、物質的な幸福だけを真の幸福と考える若侍と、精神の内部における幸福を最大視する翁と、この相対する二つの型の人間の会話を最後において、種類の異なった幸福感を示し、原作に多少の綾を付与した。

ふーむ、そういうことかぁ…


煙草と悪魔 芥川龍之介
若干、『運』と似たような読後感のある作品。

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「新思潮」[1916(大正5)年]初出時の表題は「煙草 西川英次郎氏に献ず」。短編集「煙草と悪魔」[新潮社、1917(大正6)年]に収録。フランシス・ザヴィエルについてきた悪魔は、布教が進まず切支丹の信者のいない日本ですることがなく「伊留満」に化けて、煙草畑の園芸をして暇を潰す。結果、日本で煙草が普及する。

冒頭は、

煙草は、本来、日本になかつた植物である。では、何時いつ頃、舶載されたかと云ふと、記録によつて、年代が一致しない。或は、慶長年間と書いてあつたり、或は天文年間と書いてあつたりする。が、慶長十年頃には、既に栽培が、諸方に行はれてゐたらしい。それが文禄年間になると、「きかぬものたばこの法度銭法度、玉のみこゑにげんたくの医者」と云ふ落首が出来た程、一般に喫煙が流行するやうになつた。
煙草と悪魔

であり、"きかぬものたばこの法度銭法度、玉のみこゑにげんたくの医者"って何かなと思ったら、

「きかぬもの~」の落書ですが、
効果の無い物は、タバコ禁止令、撰銭令(質の悪いお金は使っちゃ駄目)、天皇の言葉、威張って嫌な感じの医者(のする治療)
という感じの意味です。
磔(くるす)ってどういう意味ですか?

とあった。


でも"げんたく"の意味がわからない(´・ω・`)
この落首は文禄年間(1593~96年)の物らしいので、1590年に生誕した江戸時代初期の医師、儒学者である野間玄琢は関係ないのかな?

後にタバコの研究書『蔫録』の編者である大槻玄沢は蘭学者であり医者でもあったようだが、1757年の生誕なのでこれまた関係なさそう。

つーか、そもそも年号的に言うと、

年号(元号)一覧表
天文 てんぶん 1532~1555
文禄 ぶんろく 1592~1596
慶長 けいちょう 1596~1615

の順なので、なんか記述がおかしいような…

"慶長十年頃には、既に栽培が、諸方に行はれてゐたらしい。それが文禄年間になると、「きかぬものたばこの法度銭法度、玉のみこゑにげんたくの医者」と云ふ落首が出来た程、一般に喫煙が流行するやうになつた。"

この書き方だと慶長十年(1605)頃に栽培が広く行われ、文禄年間(1593~96年)に喫煙が一般的になったと取れ、時系列的におかしい。喫煙が一般的になるためには先に栽培が広く行われ、庶民でも安価で入手できるようになっていないとおかしいから。

JTのページには、

しかし、幕府による度重なる禁令にも関わらず、「たばこ」を楽しむ人々は増え続け、徳川3代将軍・家光の代となる寛永年間(1624〜1645年)に入ると、「たばこ」に課税して収入を得る藩も現れ、「たばこ」の耕作は日本各地へ広まっていきます。やがて、禁令は形骸化し、徳川綱吉が5代将軍を務めた元禄年間(1688〜1703年)頃を境に、新たなお触れは出されなくなりました。

とある。

もしかしてこれ文禄じゃなくて元禄の間違いなのか…( ・´ω・`)?
原稿から活字にする時に誤植が発生したりしたとか?
この辺、芥川龍之介研究者の人に尋ねてみたいわ…


つーか、ぐぐっても全然引っかからないから、そもそもこの落首、芥川龍之介の創作なんじゃね(・∀・)?って疑ったが
同志社大学学術リポジトリから落としたpdf『近世におけるタバコ作の展開』(岡光夫)の14ページ目に

"正徳四年(一七一四)成立の『嬉遊笑覧』に次のような落首が記されている。
きかぬものたばこの法度銭はつと
玉の(玉音)みこえにげんたくのいしゃ
同書では、これを秀吉の頃の落首とし、八十二歳になる鎮目正順なる人物を登場して、彼が語っているように書いているがそれはあやしい。本書の執筆当時は厳しい出版統制があり、公然と幕府を諷刺すると弾圧されるので、秀吉の頃としたのであろう。"

とあり、落首自体はあるらしい。同時に文禄年間にした理由にも首肯出来たわ(・∀・)

誤植でなかったら、芥川龍之介がその辺の裏事情を考えずにそのまま、秀吉の頃=文禄年間にしてしまったのかな?

嬉遊笑覧は国会図書館デジタルコレクションにあるようだけど、何処に記載されているかわからんので、これくらいにしとこう(ノ∀`) もしも更に掘るとしても岩波の注解書を当たった方が早そうだしね。


何にしても"げんたく"の謎が解けなかった…_| ̄|○
風月玄度の玄度のように久しく会っていない医者ってのは無理があるし、大槻玄沢なら蘭方医不信かと思えなくもないが『嬉遊笑覧』の成立後40年くらいして生まれた人だし…

知恵袋で回答した人のデータソースはなんだろう…
芥川龍之介の創作なら漢語とかに由来してそうだけど、江戸時代の人の言葉だからな…失われた単語なのか方言なのか?

何はともあれ、これは芥川龍之介の切支丹物の嚆矢だったとかどうとか。


十円札 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の後期の小説。初出は「改造」[1924(大正13)年]。単行本未収録であり、後に「芥川龍之介全集」第11巻に収録された。いわゆる〈保吉もの〉のひとつ。海軍学校の英語教師と小説家を兼業している「堀川保吉」が困窮し、週末東京に出るために十円札を借りる話。

なんかこう親近感が湧いてしまうクズ主人公だったw
欲やらプライドやら色々と絡みあった葛藤が面白かったかなw

「ヤスケニシヨウカ」ってなんじゃらほいと思ったが、「寿司にしようか」ってことか。

弥助鮨の名は、竹田出雲の歌舞伎狂言『義経千本桜』に由来する。
平維盛が吉野のすし屋「弥助」で雇人となるが、弥助は維盛の父重盛の世話になった人物でもあったため、敵を欺くために「弥助」の名を維盛に譲り、自身は「弥左衛門」と称した。
このすし屋ガ釣瓶鮨を作っていたことから、「釣瓶鮨」は「弥助鮨」と呼ばれるようになった。
花柳界などで「すし」を「弥助」と呼ぶのも、このすし屋の名からである。
現在の奈良県下市町にある鮎鮨の老舗「つるべすし 弥助」は、『義経千本桜』の舞台となった店として知られる。
電話にて、① 「やすけずし」、② 「すけろくずし」の意味・由来を知りたい。

これに限らないが、amazonで無料の文学小説に星5と内容がそぐわない英語コメントをつけているボットらしき連中はなんだろうか? テストとして利用したのかな?


妙な話 芥川龍之介

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の短編小説。初出は「現代」[大日本雄弁会、1921(大正10)年]。「夜来の花」[新潮社、1921(大正10)年]に収録された。「私」が旧友の「村上」から、村上の妹の「千枝子」にまつわる怪談じみた妙な話を聞かせられる話。兄妹のやりとりと手紙との比較から、「千枝子」という女の強かさも見出せる作品。

大正時代に読んでいたら面白かったかもしれないが、現代に生きる人間としてはまあそれほど目新しさを感じることは出来なかったわ(ノ∀`)

ラストの落ちはまあ面白いっちゃ面白いけれども、あんまり俺氏が芥川龍之介に求めてる話ではないかなと思った。そんなに痛快というわけでもないし…


二銭銅貨 黒島伝治

作者は、プロレタリア文学作家の黒島伝治です。
とある貧しい家の兄弟のお話です。
弟の藤二は兄の健吉が使っていた独楽を見つけて、
母親に独楽を回すための緒をねだります。
使い古しの緒も見当たらなかったので、
藤二は結局、独楽の緒を買ってもらえたのですが...
第94回~二銭銅貨/黒島伝治~

なんじゃこりゃあ感が酷い短編w
あープロレタリア文学ってこういうのなのか…

最初、なんで能登麻美子のブログみたいなのがヒットしたんだろうかと思ったら、昔文化放送で朗読番組みたいなのをやっていたのか。

しかしまあなんつーか、後味が悪いというか救いがないというか…
そんなお話(´・ω・`)

適当にテレビ等で観た映画(6)

インターンシップ

ビリーとニックは、時計販売会社のやり手中年セールスマンコンビ。だが、ある日突然、二人は上司から会社が倒産したことを告げられる。その原因はスマートフォンが普及したことで、わざわざ時計を買う人が少なくなったためだった。デジタル時代に取り残され、突然職を失った二人は途方に暮れるが、ある日ビリーが驚くべき提案をニックに持ちかけてくる。

それは、デジタル時代の代名詞である巨大企業「Google」が募集しているインターンシップに自分たちも参加しようというものだった。専門的な知識がない自分たちでは、まず無理だと反対するニックだったが、ビリーの熱い説得に渋々了承し、二人はインターンシップへの参加を決意する。

色々とベタな王道物で若干薄味でとっちらかった感はあったが、まあまあ楽しめた(・∀・)

まあでも実際のグーグルの中はドロドロしてるんだろうなと思いつつ鑑賞したw
ライバルというか主人公チームに嫌味を言い続けてくる嫌な奴がいたが、さすがにあそこまで歪んだ感じだったら、早々に除外されそうだけどどうなんだろうかw
ポリコレ棒を結構ぶんぶん振り回してるみたいだしなぁ…

モジャモジャがキーパーソンだと思っていたら、やっぱりキーパーソンだったな。
それ以外にもキーパーソンはいたが。

Googleの共同創業者のセルゲイ・ブリンもカメオ出演していたらしい。
お昼寝ルームのところ?


サイコハウス

カーターとメーガン夫婦が採用したアビーは、若くてきれいで優しい理想的なベビーシッター。すぐに彼女になつく子供たち。しかし…彼女が現れてから隣人や友人の不審な事故死が何故か相次いで起こる。疑惑を抱いたメーガンの同僚が突き止めた恐るべき真相とは?『バイオハザード III』のラッセル・マルケイ監督が放つ強すぎる愛情の念が狂気に変わる瞬間!!?緊迫のサスペンス・スリラー!(2007年/アメリカ)

弁護士のカーター一家(妻のメーガン、娘のケイシー、息子のマックス)のところに来たイカれたベビーシッターのお話。 面白いかどうかで言うと微妙w

実況しながらだったからそれなりに楽しめたけど。

幾つか駄目だった点を羅列してみると、

  • 冒頭で監禁されている少女を救い出すシーンから始まってしまっている為、その後の展開が読めてしまう(´・ω・`)
  • 美人シッターという設定だが、大して美人ではない点(´・ω・`) これは日本人と米国人の美的嗜好の違いがあるかもしれないのでしょうがないと言えばしょうがないのかな? ただ、アビーがカーターに対する時だけ可愛く見えたりもしていたので、中の人の演技分けはちゃんとしてたような気がする。
  • テレビ映画のせいか、予算が足りないのか、色々とストーリーが雑だったw アビーの最初の犯行は計画性がない衝動的なものであったが、その後の処理とかが適当過ぎるw
  • これはこのテレビ映画が悪いわけではないが、ベビーシッターサスペンス物として『ゆりかごを揺らす手』という作品が既に広く知られている為、なんとなく劣化したパクリ作品に思えてしまう(ノ∀`) あれは根本的なストーリーというか、犯人を突き動かす理由が違うけれども、どうしても比べてしまう

メーガンの同僚のショーナは結局どうなったんだろうか…(´・ω・`)

アビー役のマリアナ・クラヴェーノも、メーガン役のゲイル・オグレイディもカーター役のウィリアム・R・モーゼスもテレビを主戦場にしているからか、多くのアメドラにゲスト出演してるみたいだねぇ…

Dlife亡き今、それを確かめるのはたやすくないけれど…・゚・(つД`)・゚・

最後の方は結構酷かったかもしれないw
俺氏は笑ったけどw


ムトゥ 踊るマハラジャ

タミルナードゥ州の大地主ラージャーの屋敷で働くムトゥは、ラージャー専属の執事にして馬車の御者兼ボディーガード。ラージャーは芝居を 見るのが大好きで、ある日旅回り劇団の女優ランカに一目ぼれしてしまう。あるとき、地元のヤクザ者たちが劇団に因縁をつけ舞台に乱入する。 ラージャーは、ムトゥにランガを連れて馬車でその場を脱出するように命じ、ムトゥはそれに従った。激しい馬車チェイスが続き、ムトゥは向かい来る敵を鮮やかに倒していった。

昔、一回だけ観たことがあったので、ストーリーは知っていたのだが、なんやかんやで楽しんだw 踊りのシーンが長過ぎたり多過ぎたりで飽きてしまうところも若干あるが、トータルでは面白いw ミュージカルカンフー映画と言えなくもないw

眺めているだけで底知れぬ謎のパワーを感じるだろう(・∀・)
人によってはちょっと元気になれるかもw
またいつか観たい。

ストーリー的にはランカの義兄とシヴァガーミの兄にお咎めがほぼないのが、やや物足りない(´・ω・`)


翔んだカップル

不動産屋の手違いで同じ家に住むことになった高一の男女と、二人をとりまく教師やクラスメートたちの心の揺らめきを描く。『週刊少年マガジン』に連載中の柳沢きみおの同名漫画の映画化で、脚本は「処刑遊戯」の丸山昇一、監督はこの作品がデビュー作となる相米慎二、撮影は「背徳夫人の欲情」の水野尾信正がそれぞれ担当。

鶴見辰吾と薬師丸ひろ子の初主演映画。石原真理子にとってはデビュー作となる
映画版

まあ、鶴見辰吾と薬師丸ひろ子が初々しいこと、初々しいこと。
特に今は悪役とかが多い鶴見辰吾とは思えない幼き芋感があったw
薬師丸ひろ子に関しては同じ頃の映画が沢山あるので余り言及したいことはないな。まあショートパンツ姿で太もも出してたよくらいで(*´・ω・)

杉村秋美役の石原真理子は既に完成された顔というか美人の片鱗はあった。
尾美としのりの中山わたる役はなんだか新鮮であった。眼鏡をかけたガリ勉役をやっていたなんて。

まだ連載途中での映画化だったらしく、ストーリー的にはなんだかなぁと言った終わりであったが、古い車や風景、竹の子族、ラジカセ等々、学術文化資料としては良い作品かも(・∀・)

スナックジョーカーに出て来た絵里役の前村麻由美は『修羅雪姫』で梶芽衣子の子供時代とか子役上がりの人らしいが、今は引退してるのかな?
NHKが『阿修羅のごとく』関連で前村麻由美という人の情報を募っているみたいだけれども、同じ人?

原作をkindleのセールで買ったのにまだ手をつけていない(ノ∀`)
どうもあんまりハッピーエンドではないらしいことは色々と検索したりして知ってる…

暴行 / 佐藤まさあき

(22x8)+(33x7)=407円で購入。Kindleで買えるのは15巻までだが本当は全18巻らしい。
これまたずっと前に読了していたが、エントリ化せず数年経ってしまったので、もう一度読み直した(ヽ'ω`)ツカレタ

タイトルが暴行レイプで実際に収録作品内でもそういった話は多いが、復讐話や実は…でした的話、実際にあった事件をベースにした話、人情物っぽい話、文学の香りがちょっとする話なども収録されている。

パターンがある程度決まっていて「このオチでいいの(´・ω・`)?」と言いたくなるような投げっぱなしジャーマンな話もかなり多いw

尚、『実録昭和猟奇事件』と同様にマンガ図書館Zで無料公開している模様。


以下に各巻の収録作品と欄外や扉絵に書かれていた煽り文句または適当にまとめた冒頭の流れを記す。そんなことをして誰得なのかは不明だがw

1巻
海原に獣が吠える
"孤島に拉致された三人の美女! 獣欲に猛った熱い視線が肌を噛む!"
クルーザーで海に出た金持ちのボンボンとその恋人達が漂流者の乗ったボートを見つけ、仏心を出して自分達の船に乗せてやるが…

蒼いラブレッスン
"ある日突然、獣に変身した家庭教師--青い果実をトリコにする課外授業とは!?"
家庭教師の国崎昭二が生徒の大谷信子に手を出そうとするが…

引き裂かれた夜
OL真弓が帰宅時に暴漢に襲われ、そのことで恋人の晴男との関係が悪化し、そこに元恋人の早坂啓二が再び接近してくる。

避けたウエディング
"純白のベールに包まれた美しい花嫁をジャック--屈折した男の憎しみの炎!!"
出世コースに乗った同僚の秀原春彦を妬んだ小見山は秀原の結婚式当日に花嫁を誘拐する。

乱れる女
団地妻・和恵が、夫の同僚の妻である隣にすむ主婦金子にマウントを取られ、娘にもピアノをねだられ、主婦売春に身を落とす。

2巻
陵辱
おそらく首都圏女性連続殺人事件をモデルにした作品。小野悦男って冤罪だったとして釈放されたけど、その5年後に足立区首なし殺人事件を起こして捕まってるやんけヽ(`Д´)ノ

1991年に無罪が確定した小野は代用監獄や自白偏重捜査を批判する冤罪のヒーロー[13]として冤罪被害の集会などで講演をしていたが、1992年に窃盗を働いたため2年間服役した。出所後の1996年に足立区首なし女性焼殺事件で41歳女性を殺した殺人犯として逮捕された。松戸事件とは違い決定的な証拠を警察から突きつけられたため、小野は犯行を認め、1999年に裁判で無期懲役が確定した。

本人は首都圏女性連続殺人事件は関与してないと言っていたみたいだけど、怪しい限りだな(´・ω・`)

不倫の供述
"不倫の事実を隠ぺいしようとする女--偽りの供述から意外な展開が!?"
石井光江は不倫の露見を恐れ、嘘を付き、警察のモンタージュで偽の犯人をでっちあげるが…

肌を裂く狂獣
"OL二人の楽しいはずの京都旅行に思いがけない悪魔の牙が!"
華奈子と信子の京都旅行。信子は華奈子の元彼氏と出来てしまい独身最後の旅であった。

女の断崖
暇を持て余していた主婦・志保は偶然パチンコ屋で知り合った広瀬と関係を結んでしまう。広瀬はもと暴力団員で次第に志保は金をゆすられるようになる。

悪夢の診断室
"その患者があまりにも清純な少女だったことがこの事件の始まりだった!"
平野医院の医師・平野宏三は診察に来た少女が余りにも清純だったので、邪な心を抱き、診察と称して猥褻な触診を行う。後日、平野の行為を告発するビラが街角に貼り出された。

3巻
淫獣魔
"処女・人妻を問わず百十数人を毒牙にかけた淫獣の正体は? 被害者数、百十数名…この猟奇的な強姦事件の結末は!!"
 
作品内では「下関の小平」と呼ばれたりしているので、色々とぐぐってみたが該当する事件はなかった(´・ω・`)
 
よくよく見たら欄外に"この物語は、史実に基づいたノンフィクション的フィクションである。"とあった(ノ∀`)

聖女転落
"米兵に襲われた平和な家庭・美しい少女が野獣の血祭りに"
 
「昭和28年蒼樹社より発行された"日本の貞操" 永野浩編 をベースにした作品」ということらしい。
 
不死鳥は飛ばず (実録昭和猟奇事件6の作品と同じ)
"貴族の令嬢が敗戦を境いにたどった波乱の人生"

4巻
燃えつきた狼
強姦殺人犯・久須本の死刑が決定される。真犯人の武藤は良心の呵責に耐えかね、担当検事の元で全てを話す。  
原稿というかカットの使いまわしっぽい箇所があった。P21-22 =>『陵辱』P83-84
p25 => p81 の燃えるアパートも?

愛情契約
アルバイトで写真モデルをしている女子大生の美杉亜紀。 先進的な彼女は"男女平等/デートは週一回/20歳になったら別れる"といった条件が記された愛情契約を恋人のタカと結ぶ。
  
なんだこりゃって感じの話だったw
 
檻の中の果実
"美しい獲物を監禁した孤独な猟犬--おのれの女に飼いならす陵辱ゲーム!!"
太宰治の『朝』とすれ違い物を混ぜたような読後感w 

女獣の館
"清純な娘の身体を有閑マダムは翻弄するのだった!?"
 
( ゚Д゚)ポカーン
若干、『堕靡泥の星』感あるw
 
涙化粧
温泉街の賭場で大負けし、金を払えなくて詰められる男、大勝ちして賭場から去る客に近寄る美女…
 
猛吹雪・山小屋レイプ
"吹雪の山で遭難しかけた若いカップルーー助けられたはずの山小屋で新たな危機が!!"
女の人って怖いわ…って思ったけど、男の方もクズだし…
いやでもあの状況じゃ混乱状態か…うーん(´・ω・`)

5巻
猟色殺人鬼
"衝撃のドキュメント劇画!"
 
栗田源蔵のおせんころがし殺人事件を漫画化したもの。 こいつもクズ野郎( ゚д゚)、ペッ
 
買われた星
人気タレント・美馬ケイコの過去の枕営業。
 
この夏律子に何が起ったか
田舎での暮らしに辟易していた西尾律子は、先に上京して垢抜けた浅井美樹を頼って東京へ。
なんかこの回はやけに絵柄が違うというか、目が違う?
佐藤まさあきは女の人の絵が描けなかったというが、この回のアシスタントがいつもと違うとかそういうことなんだろうか?
 
覗きのターゲット
公園の覗き魔が、ある痴態を晒した女性に魅入ってしまい…
6巻
連姦反応
"強姦シーンを目撃した担任教師 動揺する心の奥底に、男としての獣性が!!"
相変わらずのなんだそれ感漂う作品w
  
白昼の密戯
バスに乗り遅れた未亡人・美奈子は近所に住むテレビディレクターの高瀬の車に乗せてもらう。車中で高瀬にワイドショーのエキストラとして出演して欲しいと頼まれ、承諾するが…
  
野獣の棲む顔
"美しい人妻に魅せられた一人の男--穏和な顔の裏で蠢くもう一つの顔とは!?"
  
なんだこれ感凄いw
  
女の展示館パビリオン
大阪万博の展示館建設をめぐる、バー"おかる"のマダム中津銀子とデザイナー・久能衆平の暗躍。
  
狂気のヒッチハイク
"車が事故った、さっき俺をあざ笑った女があられもない姿でそこにいる……!"
7巻
姦殺の死角
"幸せそうなカップルに嫉妬し、野獣と化した男ーーゆきずりの犯行に意外な死角が!!"

白い肌と赤いバラ
ヌードカメラマン・ショウのもとへ訪れた、上品な美女・美奈月楓。彼女は弟が事故を起こした為に必要となった100万で自分を一ヶ月買って欲しいと申し込んで来た。『涙化粧』の翻案?

のり子という女
"のり子ーーそれは男が自尊心を傷つけられた過去のただ一つの汚点だった その女から ある日 電話がかかってきたのだ……"
ある深夜、プレイボーイのイラストレーター・高林裕二はの元に仁科のり子と名乗る女性からの電話が入る。 
高林は一年前、のり子に迫ったが、手酷く拒絶され、いたくプライドを傷つけられていた。
 
さくら心中
芸者の小菊は大和開発の若社長・鈴木宏一と身を重ねるが、宏一は近々結婚するという話を聞いてしまう。
小菊は困らせない代わりに桜を観にドライブに行きたいと宏一にねだる。
 
夜光虫
三井堂印刷株式会社の専務・峰島隆一は社長の峰島三郎の息子で既婚者であったが、毎朝、自分の机に綺麗な花を飾ってくれる女性社員の津坂容子に惹かれつつあった。
 
偽りのサディスト
"ほとばしる野獣の血! 街中で遭遇した美人に魅せられてサディストへと豹変する男の追跡ゲーム!!"
喫茶店で無職のチンピラに見初められ、跡をつけられるOL・黛今日子。

8巻
奪われた女
フィアンセとの結婚を控えた幸江はある晩、レイプされ、その後も犯人に脅迫される。
 
華麗なる終焉
"現代の倒錯した世界を鋭くえぐる異色作!!"
赤貧家庭で育った、不幸な生い立ちを持つ星名真樹は長年の夢であった舞台劇を成功させ、万雷の拍手をその身に受ける。

毒蛾メス
パトロンを騙して引き出した金で、新天地で店を出したマキはバーテンダーの鉄男と関係を持ち、公私ともに順風満帆かと思いきや…
 
虎の檻のなかに 
社内恋愛に明け暮れる東和銀行員の男女・佐藤と中村。ある日、銀行強盗に襲撃され、佐藤が中村の前に手を出していた児玉と共に大金庫の中へと連れ去られてしまう。
  
気の所為か、中村が児玉のことを中村さんって言ってるような気がしないでもないw
女の人怖いお(´・ω・`)

9巻
裂かれた夜
"突如、破られた眠り 凶悪な侵入者の犯行に復讐の怒りが……!!"
堕靡泥の星と同じような始まりだけど、オチは違うねぇ。

危険な曲がり角
"近づきがたい社内一の美人OLに意外な事実が隠されていた!!その秘密のベールとは!?"
やっぱり女の人は怖いお(´・ω・`)

おんな舞い
日本舞踊の師匠・清美と若いツバメ・慎一の話。
知り合った場所がある宗教団体の座談会ってどういうことだよ(´・ω・`)
 
夜に棲む蟲たち
時には力ずく、時には手練手管で女を籠絡し、熱海の街に沈める女衒・伊沼恭。かつては国を憂い学生運動に身を投じていた男であったが…
  
なんかキャラの描き分けが出来てないので、ちょっと混乱するかもしれないw

10巻
白昼の密猟者
成人式後の公民館に残っていた八人の若い女性を人質に銃を持った男が立て籠もる。
途中は違うが『虎の檻のなかに』と同じようなオチ。
  
混血タレント
大人気混血ハーフタレント・赤石ナナと日本調歌手の京町みどり(岩井美奈)の話。
『聖女転落』と似てる部分がある。

背徳の装い
椎名奈津江(奈美江の箇所もある?)は同棲していた高津宏と別れて香屋電機の跡取り・悠二と結婚した。10年後、偶然再会した二人に焼けぼっくいに火がつくが…

可愛すぎる女
"こんな女に出会ったらどんな男でも溺れてしまう可愛い女の正体は?"
純真爛漫なホステスの理沙にどんどんはまっていく部長の話。

肉欲のアクシデント
"結婚を目前にした男 一瞬の出来事から淫獣と化して暴走!!"
恋人との初めての一夜へと急ぐ男はスピードを出しすぎてカーブを曲がり、そこに居合わせていた女性をはねてしまい、病院へと運ぼうとするが…

11巻
少女誘拐魔
"誘拐された少女が最後にもらしたひと言は? 性犯罪者の心のプロセスを描破!!"
『実録昭和猟奇事件』の6巻に収録されているものと一緒。

「"描破"なんて言葉聞いたことなーい、"喝破"からの造語(・∀・)?」となんて小馬鹿にした感じでぐぐったら、

びょう‐は〔ベウ‐〕【描破】 の解説
[名](スル)すべてを描きつくすこと。「真相を描破している作品」
goo辞書

とあり、自分の浅薄な知識と増上慢を恥じる、うららかな、或る春の午後(*´・ω・)ハズカチィ

悦楽心中
"情交中のマンションの一室が一大音響と共に爆発した!! 無理心中ーーだが事件は意外な方向へ!?"
  
私はコールガール
製薬会社の研究室に勤める夫を持っていた根岸峰子。産業スパイの斉木の罠に落ち、紆余曲折の果てに熱海の売春婦へ身を落とす。
  
はごろも
"その昔、三保の松原に舞いおりた天女の羽衣伝説と、おなじ運命を辿った悲しい女と男のドラマ!!"
扉絵には"ファンタジー・コミック"とあるけど…うーんw

凌辱の復讐
"女の二面性につけ込んだ悪に女は恐るべき計画を立てた…が…"
両親を亡くした後も保育所を営み続ける地主の娘は、近所でも評判の良い女性だった。

12巻
姦のボディチェック
貧乳好きのレイプ犯、その行動の理由は?的お話。
エロ劇画系にありがちなオチだな(´・ω・`)ヒドイ

女のゆきどまり
ヤクザにかどわかされ、売春婦として暮らす少女。或る時、この境遇から逃れられそうな時が来た。
  
竹の花の咲くときに
祇園の置屋に売られた小夜と先輩芸者の竹実の話。

銀粉の仮面
"命を賭けて愛した男に裏切られた女の宿命を、切々と謳い上げる社会派さとうまさあきの最高傑作!!"
『さくら心中』と似てる感じ。
  
女の赤い血
刑事・梶本の家に殺人事件の一報が入る。愛人と本妻の争いの末の事件らしいが…
なんだかなぁってオチだったw

ボディリクエスト
ラジオの人気DJ今はるかのブースにナイフを持った男が乱入する。

13巻
秘密のレイプジャック
広告代理店に勤めるOL・大津容子が銭湯から自分のアパートへ帰ると、同じアパートに住む坂井が郵便物が混ざっていたと訪ねて来る。レイプ事件における真っ向から対立する男女の主張。

悪女の日記
全く目の出ない小説家志望の夫を持つ保険のセールス・石島千香子は毎日の仕事に慣れずに居た。契約を取れない千香子はある時、契約と引き換えに体を求められ…
  
疑惑
父が急死し、長い間離れていた故郷に戻る大徳広司。バーの女であった義母・初江に対して若い頃から嫌悪していた広司は父の死因に疑念を持つ。
  
赤い深海魚
不良少年グループで粋がるカツミは仲間に退屈しのぎに殺人ゲームを持ちかけ、実行する。少年院から戻ったカツミは平凡なOLからディスコギャルに転身した水奈理沙と出会い、体の関係を持つ。
  
姦殺①(大久保清事件の再録)
63ページ分くらい。

14巻
女の最前線
化粧品のセールスレディの西本理世は体を使ってセールスを伸ばしていた。
   
夜は血のにおい
刑事の結城がかつて逮捕した凶悪犯の鬼村光二が脱獄した。鬼村を追う結城だが…
   
ある日突然に
瀬戸内海の小島にある観光旅館中原屋の一人娘・中原裕美は高校卒業後に婚約者の山形昇と結婚することになっていた。裕美は帰り道、旅行客と思われる男に道を尋ねられ…
   
性のない旅路
父が蒸発し、水商売の母に育てられた美緒子は高校卒業時に体を許していた恋人・邦彦から別れを告げられる。男に対する根源的な不信感を持つも、家を出て水商売に従事しながら大学に通う。美緒子はその店でターさんと呼ばれる会社社長と出会い、旅行に誘われる。
   
姦殺②(大久保清事件の再録)
35ページ分くらい。
15巻
闇からのブルーボイス
"受話器の向こうから突如襲った男の声ーー忍びよる恐怖の魔手!!"
21歳のOL・御園洋子は突然かかって来るようになった猥褻な内容の電話に悩ませられる。
  
となりの花
夜はディスコで知り合った男、昼はクリーニング屋の男と、若い人妻ノブ子は奔放な日々を送り、近所の主婦の噂の的となっていた。
   
蒼き狼の咆哮
訪れた一流ホテルで咎められた少年・田島勝利は持っていた拳銃でガードマンを撃ち殺す。刑事の露口裕一は射殺魔を追う。
   
狙われた花
デパートに入社した春野千晶は、"歓迎会"と称する男性社員達の毒牙にかかってしまう。
  
姦殺③(大久保清事件の再録)
38ページ分くらい

なんか疲れた(ヽ'ω`)
なんで16巻以降はkindleで出てないのかな?

まあその辺はともかく、佐藤まさあきやケン月影等々のエロ劇画を読んでいて不思議なのは、或るパターンが存在するのだけれども、これらの祖となる作品はなんなんだろ? この頃の作品が起源なのだろうか? 或いはカストリ雑誌とかに載っていたポルノ小説とかなのかな?

具体的に言うとレイプ犯とかが最終的に死んだり酷い目に遭うとかそういった因果応報みたいなパターン。これは現代のエロ漫画にも継承されているパターンなんだけれども、ではその起源は何なのか? 仏教説話と艶話の融合の結果なのだろうか、はたまた性犯罪、或いは内容に対するクレームの抑止の為に生まれた手法なんだろうか?


そもそも艶話ってどのくらいまで遡れるのだろう。
江戸時代くらいになると落語とかであったみたいだが。
絵としての春画はあったけれども、官能小説みたいに艶話だけを集めた草紙とかもあったんだろうか?

更に江戸時代以前の艶話とかってどうだっただろうかともふと思いを馳せてしまう。人類というものに男女という性差がくんずほぐれつして世代を重ねてきたことを思えば、言葉が出来てから艶話がなかった時代などはあるはずがないだろうし…

書籍として残っているのは『和泉式部日記』くらいなんかね?

『和泉式部日記』には「その夜よりわが身の上にはしらねればすずろにあらぬ旅寝をぞする」と牛車の中で契った歌が詠まれており、日本文学史上において初めてカーセックスを取り上げたものとされている。

モルカーならぬ、モーカーでせっくるしちゃうなんて(*´・ω・)

口伝では残っていないのか、或いは他の昔話や仏教説話の中に呑み込まれたというか巧妙に隠されていったんかねぇ?


あと現代のAVやエロ漫画の原型の多くはこのエロ劇画の頃に確立されたものなんかねぇ?
細かい要素に絞って遡ろうと思えばもっと遡れるだろうけれども、一般家庭が車や電話を得た時代、団地という居住空間が定着した時代ということを踏まえると、やはり現代のAVやエロ漫画の原型はエロ劇画やこの時代の官能小説なのかな?

そういや劇画かどうかにこだわらず、日本のエロ漫画の始祖とかその辺の作品はなんだろうね?
貸本時代の作品かな…
でもよくよく考えてみるとそれ借りるの嫌だなw


性犯罪物なので、女性向きではない。そういうフィクションに対する寛容さがあるというか前提を理解している人、そういうのが好きな人なら読んでもいいかもしれないが。男性でもこの手の物は嫌う人はいるし。

つーかフィクションよりもノンフィクションに近い話の方が反吐が出るような酷さがあったりする…(ヽ'ω`)

エロ目的で実用的または有用か問われると、「人に依る」としか答えられない。単純な漫画として面白いかと問われても「人に依る」としか答えられない(ノ∀`)

たまに読み応えある作品もあるんだけども、上述の通り、多くは投げっぱなしジャーマンだったり、「そんなオチでいいのかよヽ(`Д´)ノ」という感じで終わるので、手放しで人に勧めることは出来ないな。

まあ無料で読めるので、興味がある人は一冊くらい読んでみたらくらいかな。でもなんでこれ18禁じゃないんだろう? 判定基準がよくわからない(´・ω・`)

ようやく佐藤まさあき作品を2つやっつけた…_| ̄|○ ツカレタ