これまた一年くらい前に読んだ本なので、仔細は覚えていない(ノ∀`)
刑務所のリタ・ヘイワース
"『刑務所のリタ・ヘイワース』(けいむしょのリタ・ヘイワース、Rita Hayworth and Shawshank Redemption)は、1982年に出版されたスティーヴン・キングの中編小説。『恐怖の四季』 に春の物語として収められている。――春は希望の泉―― (Hope Springs Eternal) 浅倉久志訳。"
(刑務所のリタ・ヘイワース)
映画『ショーシャンクの空に』の原作。
意見が分かれるところではあると思うけれども、トータルで言うと映画の方が好きかな。
上手く話やキャラを集約して最後の爽快感を産み出しているという点で。
wikipediaの項目で"原作との違い"で、ほとんどのことについて述べられているのであんまり書くことがないな(ノ∀`)
強いて言うと、
- 原作だとレッドがアイルランド系の男性で比較的若かったからか、過去にシスター達の襲撃を食らってる模様。
- 映画だとレッドが自分の罪をなんと言っていたか忘れたが、原作だと姉さん女房に生命保険をかけて事故死させてる超クズ野郎(・∀・)
- アンディは肛門から体内に500ドルくらいを入れて隠し持って入所していた。
- アンディの脱獄は1975年(1948年で30歳だから57歳?)、映画だと1966年。
- ノートンは最後死なずに引退。
- なんとなくではあるが、映画版よりも"希望"という単語を強調しているような気がした。
なんで刑務所内のかまほり連中をシスターとかキラー・クィーンと呼んだんだろうか。
キラー・クィーンはクィーンの楽曲から来ているのだろうか?(「キラー・クィーン」は1974年発表、この作品が書き上げられたのは1979年らしい。)
監獄スージーって呼び方も何処から来てるかわからない。
どうでもいいけどスティーブン・キングのスティーブンのスペルってStephenなのかΣ(゚∀゚;)ステファンッテヨンジャウヨ
関係ないがシスターのリーダー的存在だったBogs Diamondもボグズじゃなくてバグズなのか。
原作と映画の邦題は『刑務所のリタ・ヘイワース』→『ショーシャンクの空に』だけど、原題だと『Rita Hayworth and Shawshank Redemption』→『The Shawshank Redemption』なので、実はそれほど大きくは違わないんだねぇ。(女優の売り込みにうんざりして"Rita Hayworth"部分を削ったという話。)
これに関してはこれくらいかなぁ(´・ω・`)
ゴールデンボーイ
『ゴールデンボーイ』(原題:Apt Pupil)は、1982年に出版されたスティーヴン・キングの中篇小説集『恐怖の四季』に収められた小説。
ゴールデンボーイ
『刑務所のリタ・ヘイワース』が162ページなのに対して『ゴールデンボーイ』は329ページなので二倍か。久しく小説を読んでなかったので非常に長く感じた(´・ω・`)
とは言えど、内容的には引き込まれるものがあり、楽しく(?)読んだ。
まあでも描写等々や話の展開を考えると万人向けのものではないなw
作品内で発生する事象そのものはクリミナル・マインド案件と言うか。
『快楽殺人の心理』等の犯罪物と同様に人によっては気持ち悪くなるかも。
最後のまとめというか、テーマの提示部分では、「うーむ、なるほど(´・ω・`)」って言う感じで少し唸りつつも、あっさりと言葉でまとめにかかったので、いささか驚いたw
『堕靡泥の星』をちょっと思い出した。
これは映画化出来ないだろって思ったけど、既にされてるんだなw
ラストはちょっと違うらしいけど。
なんとなく自転車つながりで江川達也の『GOLDEN BOY』を思い出したが、あれは別に関係ないかw
そういえばアンディがちょっとだけこの話に出て来て、ちょっとニヤッとしてしまったw
いい歳して初めてスティーブン・キングの小説を読んだわ(ノ∀`)
凄い筆致で引き込まれるが、内容が内容だけに結構疲れると思ったw
まあいつか機会があったら、このシリーズの『スタンド・バイ・ミー』と『マンハッタンの奇譚クラブ』だけでも読んでみようかな。この四作品はスティーブン・キングが自由に書いた作品らしいし。
読んだ → スタンド・バイ・ミー
スティーブン・キングの筆致もさることながら、翻訳者の腕も良いんだろうなと思って、翻訳者の浅倉久志でぐぐったら、もう亡くなっているんだね。
って、SF小説翻訳の大御所だな、この人Σ(゚∀゚;)
って、俺氏が読んだことのある数少ないSF小説の一つ、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を翻訳した人やんけヽ(`Д´)ノ
SF小説もたまには読んでみようかな…(´・ω・`)
全然関係ないが、スティーブン・キングってもっと昔の人だと思っていたら、まだ71歳で今も現役なんだねぇ(・∀・)
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