カテゴリー: 感想

『テッド』を観た

1985年のクリスマス・イヴの日、ボストン郊外に住むジョン・ベネット少年はサンタさんに「一人でいいから親友がほしい」と祈る。翌朝プレゼントでもらったテディベアに『テッド』と名付けてかわいがり、さらに命が宿るように祈るとそれが叶うのであった。以後、ジョンは命を吹き込まれたテッドと親友となり共に暮らし成長する。そして月日は流れ27年後の2012年、ジョンは35歳になり、テッドは見た目は変わらないものの中身はすっかりオッサンのようになってしまう。

あんまり合わんかった(´・ω・`)

下品な言葉や内容とかありつつも、まぁまぁ王道ストーリーだったので俺氏には合うはずだったのだが、

有吉の吹き替えが駄目だった…_| ̄|○

字幕で観ていたらもうちょっと面白く感じたかもしれない。


まあでも吹き替え以外にもストーリーというか各シーンがぶつ切りというか、「これはこういう設定だからね、こういうストーリーだからね」ってのが投げっぱなしな感じで、この世界の説得力、惹き込み感も足らなかったような気もする。

あと、ネタのローカライズも滑っていたような気がする。外国のコメディ映画はその国の文化や映画作品や俳優を知らないと十分に楽しめないという部分が有り、気を利かせて"一徹"とか”くまモン”とか”ガチャピン”とワードを変えていたけど、あれってこの映画の世界を損なうだけだった。センスがないというか寒かったわ(´・ω・`)

ローカライズは精々看板の内容を変える程度に抑えておいた方が良いな。


まあテッドのぬいぐるみ自体は可愛いかったかなぁ…くらい(´・ω・`)

ああ、糞映画らしい『フラッシュ・ゴードン』はちょっと観たくなった(・∀・)

ゴールデンボーイ / スティーヴン・キング

これまた一年くらい前に読んだ本なので、仔細は覚えていない(ノ∀`)


刑務所のリタ・ヘイワース

"『刑務所のリタ・ヘイワース』(けいむしょのリタ・ヘイワース、Rita Hayworth and Shawshank Redemption)は、1982年に出版されたスティーヴン・キングの中編小説。『恐怖の四季』 に春の物語として収められている。――春は希望の泉―― (Hope Springs Eternal) 浅倉久志訳。"
(刑務所のリタ・ヘイワース)

映画『ショーシャンクの空に』の原作。
意見が分かれるところではあると思うけれども、トータルで言うと映画の方が好きかな。
上手く話やキャラを集約して最後の爽快感を産み出しているという点で。

wikipediaの項目で"原作との違い"で、ほとんどのことについて述べられているのであんまり書くことがないな(ノ∀`)

強いて言うと、

  • 原作だとレッドがアイルランド系の男性で比較的若かったからか、過去にシスター達の襲撃を食らってる模様。
  • 映画だとレッドが自分の罪をなんと言っていたか忘れたが、原作だと姉さん女房に生命保険をかけて事故死させてる超クズ野郎(・∀・)
  • アンディは肛門から体内に500ドルくらいを入れて隠し持って入所していた。
  • アンディの脱獄は1975年(1948年で30歳だから57歳?)、映画だと1966年。
  • ノートンは最後死なずに引退。
  • なんとなくではあるが、映画版よりも"希望"という単語を強調しているような気がした。

なんで刑務所内のかまほり連中をシスターとかキラー・クィーンと呼んだんだろうか。
キラー・クィーンはクィーンの楽曲から来ているのだろうか?(「キラー・クィーン」は1974年発表、この作品が書き上げられたのは1979年らしい。)
監獄スージーって呼び方も何処から来てるかわからない。

どうでもいいけどスティーブン・キングのスティーブンのスペルってStephenなのかΣ(゚∀゚;)ステファンッテヨンジャウヨ
関係ないがシスターのリーダー的存在だったBogs Diamondもボグズじゃなくてバグズなのか。

原作と映画の邦題は『刑務所のリタ・ヘイワース』→『ショーシャンクの空に』だけど、原題だと『Rita Hayworth and Shawshank Redemption』→『The Shawshank Redemption』なので、実はそれほど大きくは違わないんだねぇ。(女優の売り込みにうんざりして"Rita Hayworth"部分を削ったという話。)

これに関してはこれくらいかなぁ(´・ω・`)


ゴールデンボーイ

『ゴールデンボーイ』(原題:Apt Pupil)は、1982年に出版されたスティーヴン・キングの中篇小説集『恐怖の四季』に収められた小説。
ゴールデンボーイ

『刑務所のリタ・ヘイワース』が162ページなのに対して『ゴールデンボーイ』は329ページなので二倍か。久しく小説を読んでなかったので非常に長く感じた(´・ω・`)

とは言えど、内容的には引き込まれるものがあり、楽しく(?)読んだ。
まあでも描写等々や話の展開を考えると万人向けのものではないなw
作品内で発生する事象そのものはクリミナル・マインド案件と言うか。
『快楽殺人の心理』等の犯罪物と同様に人によっては気持ち悪くなるかも。

最後のまとめというか、テーマの提示部分では、「うーむ、なるほど(´・ω・`)」って言う感じで少し唸りつつも、あっさりと言葉でまとめにかかったので、いささか驚いたw
『堕靡泥の星』をちょっと思い出した。

これは映画化出来ないだろって思ったけど、既にされてるんだなw
ラストはちょっと違うらしいけど。

なんとなく自転車つながりで江川達也の『GOLDEN BOY』を思い出したが、あれは別に関係ないかw

そういえばアンディがちょっとだけこの話に出て来て、ちょっとニヤッとしてしまったw


いい歳して初めてスティーブン・キングの小説を読んだわ(ノ∀`)
凄い筆致で引き込まれるが、内容が内容だけに結構疲れると思ったw
まあいつか機会があったら、このシリーズの『スタンド・バイ・ミー』と『マンハッタンの奇譚クラブ』だけでも読んでみようかな。この四作品はスティーブン・キングが自由に書いた作品らしいし。

読んだ → スタンド・バイ・ミー

スティーブン・キングの筆致もさることながら、翻訳者の腕も良いんだろうなと思って、翻訳者の浅倉久志でぐぐったら、もう亡くなっているんだね。
って、SF小説翻訳の大御所だな、この人Σ(゚∀゚;)
って、俺氏が読んだことのある数少ないSF小説の一つ、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を翻訳した人やんけヽ(`Д´)ノ
SF小説もたまには読んでみようかな…(´・ω・`)

全然関係ないが、スティーブン・キングってもっと昔の人だと思っていたら、まだ71歳で今も現役なんだねぇ(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-50

竜騎~ドラグーン~ たつねこ

勇者様は女子高生!セーラー服、剣を振るい舞う! 受験、学校、家の事…何もかもが嫌だった。護塔水面(ごとうみなも)は普通の女子高生。ふと気が付くと、見慣れぬ神殿の中にいて、床が崩れて地下に落下した。そんな彼女に与えられた選択肢。「世界を救うか、このまま死ぬか?」 水面はワケの解らぬまま世界を救う勇者に選ばれ、ワケの解らぬまま化け物どもと戦うことに。そんな彼女の前に、彼女の命を狙う、やたらと小生意気な幼い少女が現れて…。

11円で購入。女子高生転生物というか異世界転移物か。
んー、微妙でした(・∀・)

なんか変なとこで打ち切られたんだなぁという終わり方だった。
作者のたつねこは高河ゆんの旦那さんらしい。

もう1ページ目から異世界転移後だった件


ツチノコ太郎 佐々木崇

古来より日本に生息していると言われる謎の生物。数々の目撃情報はあるものの、未だその存在は正式には確認されていない、らしい…

11円で購入。ほのぼのUMAコメディと言ったところか。
凄く面白いわけではないが、読んでてクスッとする感じで結構好き(・∀・)
なんつーか「こういうのでいいんだよ」的漫画である。
身構えて読むのではなく、暇な時にちょろっと手に取ると良さげ。

なるほど、そのためにか(・∀・)


UFO・デロ 一峰 大二

超常現象番組のプロデューサー・円谷は宇宙人から手紙を貰ったというアメリカの少年・フレッドを番組のゲストに招くが収録中突如姿を消してしまった!フレッドが消えた真相を知るべく円谷はアメリカへ飛ぶ―!UFOの謎に迫るミステリー作品。

そこそこ楽しめたよ(・∀・)
Amazonのレビューで酷評してる人が居て、まあ言いたいことは解らぬでもないが、
古い漫画で11円で購入ということもあるので俺氏はそこまで酷いとは思わなかったな。

そう言えば、ちょっと前に3巻まで無料配信があった『MMR マガジンミステリー調査班』は余りの内容の酷さというか牽強付会的、ご都合主義的展開に耐えられず、1巻の途中で読むのをやめてしまった(ノ∀`)

このシーンじゃないけど、なんで宇宙人はカタカナで伝えてくるんだろうって疑問を抱いたw


笑ってよ 相模なつき

支倉月帆は、幼馴染としての付き合いからもう一歩を踏み出せずにいた……今はもう亡き姉の恋人、良郎の事を好きになってしまった月帆。姉の死から止まってしまった、月帆と良郎の時計の針を再び動かしたものは―――少年少女達のもどかしさと苦悩を描いた、ハートフルラブストーリー。

11円で購入。表題作以外に「光合成の心得」、「シルエット」を収録。
まあ少女漫画は少女漫画であるが、若干、対象年齢層は高めかな?

「シルエット」はなんか好き(・∀・)
ちょっとだけイマジナリーフレンドなのかなぁとか考えてみたりしちゃったわ。

"セイ"という名前を聞くと『美貌の果実』の葡萄の精さんを思い出す(´・ω・`)


ヨコハマ買い出し紀行 1-3 芦奈野ひとし

お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着き、のちに“夕凪(ゆうなぎ)の時代”と呼ばれる近未来の日本。人型ロボット・アルファは、喫茶店『カフェ・アルファ』を営みながら、オーナーを待ち続ける――。アフタヌーン本誌で12年もの間、読者の支持を集め続けた異色のてろてろSFコミック。

かなり昔から存在することを知っていたが全く手に取ったことのなかった作品。
人気を博したことは理解できる(・∀・)
全14巻。いつか全部読みたいが、お金がないのでネカフェで読破になりそう…

ちょっとこのシーン好き(・∀・)


鉄門海上人伝 上下巻 とみ新蔵

鶴岡城下の最上川木流し人足をしていた砂田の鉄。極悪非道の暴れ者として悪名が高かったが、茶店で働く娘・志乃と恋に落ち、夫婦の誓いを交わしてから、人が変わった様に仕事に打ち込むようになった。しかし酒井藩の伐採方組頭の凌辱から志乃を助けようとして、その結果藩士二十余名を殺害してしまう。武家殺しとして追われる身になった鉄は、山野を彷徨い湯殿山派注蓮寺に逃げ込んだ。鉄を匿った名僧寛能和尚は、鉄を仏門に入れ、「鉄門海」と言う名を与える。

各33円で購入?
kindleの積ん読状態の電子書籍消化を始めて、この作品を読む時に「なんで俺、この漫画買ったんだろう…(´・ω・`)」と思ったけど、なかなかどうして、読み応えのある良い作品であった(ノ∀`)

ページ数自体も単行本の二倍くらいなので、単行本漫画4冊分くらいの量になるかな?

元々貸本で連載していたものを『週刊女性』で再連載(?)することになり、女性の共感を得るために元本よりも志乃にフォーカスを当てるようにしたようだが、確かにその施策は正解だったような気がする。

おっさんの俺氏でも「志乃カワイソス( ´・ω・)」という気分で読み進める感じになってたから。

つーか、鉄門海上人って実在の人物だったんかいΣ(゚∀゚;)

志乃とかはモデルは居たみたいだけど、創作部分が多いみたい。

クズオブザクズ "砂田の鉄"時代

ルビの"ど"が欠けてる?

三十人じゃないの(´・ω・`)?

言偏じゃなくていいの?

一応、吉田甲子太郎の小説で使われたりしているけども、一般的には"山並"の方が普通?

同じ文章が繰り返されてない?

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-49

親愛なるA嬢へのミステリー モリエサトシ

過去の事故によりペンを握る右手を負傷し、
今は断筆中の小説探偵・能見と本が大好きな文学少女の綾乃が、
なぜか能見の身の回りでばかり起きる事件を解決していく!!

こういう感じのバディ物は嫌いじゃないはずなのだが、なんか微妙だった(´・ω・`)
肝心のミステリー部分がなんだか突拍子もない感じの話だったからであろうか?
それ以外の部分でもいまいち納得がいかない感じがしたからというのもあるか。
詰まるところ合わなかったということで(・∀・)

冬場にはいいけど、夏場だと汗だくになりそう(´・ω・`)

少女巡礼(1) にしお栞

漫画家・東雲しおんを神の如く崇拝し、上京してきたアイコ。隣人のマオは、アイコのその強烈な信仰心を目の当たりにし、ある秘密を隠し通す決意をする。「私がその漫画家であることを知っても、あなたは『私』を見てくれますか――?」狂信的に純粋な想いに翻弄される、二人の少女の物語。

可もなく不可もなくといった感じ。
現実にもこういう人って居るんだろうな、実際(´・ω・`)チョットコワイキモスルガ

ストーリーそのものは一般系というか現実系(?)漫画のように思えるが、
災害が増えてるとかどうとかあるので、そういうファンタジーというか超常現象とかの展開もあるんだろうか? 全3巻みたい。

これほんとに東雲しおんだったの(´・ω・`)?

宙のまにまに 1-2 柏原麻実

天空に輝く美しい星。仲間と見ればもっときれい! 
幼なじみのハイテンション少女・明野美星(あけの・みほし)との奇跡の?再会から始まった、読書少年・大八木朔(おおやぎ・さく)のハイスクール・ライフ! 
2人を中心に、個性的な部員たちが繰り広げる、ほのかな恋もちょっぴり詰まった、汗と涙と笑いの部活動!
2009年夏、テレビアニメ化もされて大好評を博した…「清く明るい天文部グラフィティ」!!
全力疾走で駆け抜けた人気連載、堂々完結です!

絵とかは綺麗な感じというか整った感じで良かったけれども、余り来なかった(´・ω・`)
天体観測に興味がないからか、はたまたキャラ達に愛着が湧かなかったからか…
2009年にアニメ化ということだから、かなり前の漫画なんだな。全10巻みたい。

女の子を交えた雑魚寝なんて、若い頃に数回しか経験したことない…(´・ω・`)

天地明察 1-2 槇えびし / 冲方丁

冲方丁の本屋大賞受賞作を完全漫画化!!!日本独自の暦作りに邁進した男の七転八起の人生譚!!--幕府の碁打ち、二代目安井算哲(やすい・さんてつ)こと渋川春海(しぶかわ・はるみ)は、碁の名門四家の一員でありながら真剣勝負の許されないお城碁の現状に飽きており、趣味の算術や天文観測に没頭する始末。そんな時、算術絵馬が奉納されている神社に出かけ……算術の達人「関(せき)」によって、春海の退屈な日常が打ち破られる……!

これは普通に面白かったわ(・∀・)
算術というか算数・数学は得意じゃないけど楽しめた。
絵柄と違って熱血スポ根物というか熱血算根物であるw
続きが読みたいが全9巻か…(´・ω・`)カウオカネナイワ…

火水となる(`・ω・´)カミハモウノコリスクナイ

Pumpkin Scissors 1-2 岩永亮太郎

それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝国陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発拳銃を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!

正直、軍隊物なので『鋼の錬金術師』と似たような印象を受けてしまったが、これはこれでまあまあ面白かったかな。23巻くらいまで出てて、未だに連載中なのかな…?

まあでも南瓜はレンジでチンすれば、軟らかくなるよね(・∀・) ←そういう問題じゃない

ガルパンの戦車道でもオーランドには勝てないよね(´・ω・`)

東京地検特捜部長・鬼島平八郎 池辺かつみ / 鍋島雅治

主人公・鬼島平八郎は幾多の職を経た後、司法試験に合格し検事に任官する。その強引とも言える捜査手法は「眠らぬ鬼」との異名をとり、巨悪に臆する事なく挑む凄腕の特捜部部長であった!

全3巻。各11円で購入。前に無料配信の時に1巻だけ読んでいたような。
まぁ、なんというか、まぁ…可もなく不可もなくw
つまらなくもないけども、この漫画ならではっていう部分は特になかったような感じ。

一応、政治家・橘 寛二がラスボスと言えばラスボスなんだけども…
そういう使い方もあるのかもしれないが"曇"の方が一般的なような…
"上意下達(じょういかたつ)"じゃないのだろうか? "上位上達"ぐぐると"ヤマト流 組織再生5ヶ条"とかいうヤマト運輸について書かれたヤツだけがヒットするだけなんだけども…
あらすじではこうなってるけど、真壁って鬼島の部下で、証券局課長は大橋のような気がする(´・ω・`)
よくよくみると"救い出れる"も「さ」が抜けてる?