カテゴリー: 感想

『ハイジ』を観た

ハイジ

正直この映画についてはあんまり書くべきことがないw


尺の関係で仕方がないんだろうけれども、余りにもダイジェスト過ぎるw
映画じゃなくて連続ドラマで観たかったわ(´・ω・`)
まあ所々良いシーンはあるのでそれが救いか。

ロッテンマイヤーさんとペーターがアニメ版とは違い過ぎるw
ロッテンマイヤーさんは鬼畜、ペーターはやさぐれ過ぎw

と思っていたがアルプスの少女ハイジ (アニメ) の人物紹介を読むと
この映画の方が原作通りらしいw

原作はスイス人作家ヨハンナ・シュピリによって書かれたらしいが、

この作品が1830年にドイツの作家、ヘルマン・アーダム・フォン・カンプが発表した作品「アルプス山地の少女アデライーデ(Adelaide - das Mädchen vom Alpengebirge)」に酷似していることが指摘され、本作の下敷きとなった可能性が高いとした。(中略)ビュトナー自身は「私は盗作とは言わない。シェークスピアやゲーテも同じことをやっている」と話している。

アルプスの少女ハイジ

ということなので翻案物という感じなのかな。


ロッテンマイヤー夫人役のジェラルディン・チャップリンは
本当のチャップリンの娘らしい。

アルムおんじ役のマックス・フォン・シドーは「エクソシスト」の
神父さん役をやっていた人らしい。あれもまともに観てないな。


まあ風景とかは綺麗だったりするので、ダイジェストであることを承知で
どんなストーリーだったかをおさらいするつもりで観る分にはいいのかな?

『さらば冬のかもめ』を観た

さらば冬のかもめ

荒くれた2人のベテラン海軍下士官と、年若い新兵との間に芽生える奇妙な友情を描いたヒューマンドラマ。

ある日、ノーフォーク基地に勤務する海軍下士官バダスキー(ジャック・ニコルソン)とマルホール(オーティス・ヤング)に、罪を犯した新兵をポーツマス海軍刑務所に護送する任務が下った。その内容とは基地の募金箱から金を盗もうとした男、メドウズ(ランディ・クエイド)を護送することだった。

まあロードムービー的な側面もあるのかな。合わない人にはえらく退屈な作品かもしれない。
序盤辺りまではメドウズは手癖の悪いクズ、バダスキーは糞野郎にしか思えないので
観ていてもあまり感情移入出来ないが、話が進んでいくにつれて徐々に愛着が湧いた。
それゆえにラストはなんだかなぁって思ったw

40年ちょっと前の作品なので、その頃のアメリカの風景などが見れて面白い。
ジャック・ニコルソン達のパン一姿以外に女性のおっぱいシーンもあったよ(*´・ω・)


物語の途中で唐突に日本の宗教とお題目が出てきて(´・ω・`)?となった。
劇中内では日蓮正宗と言っていたが、何か気持ち悪い異常な雰囲気だったので
おかしいと思って後でぐぐって見たらあれは創価学会絡みらしい。納得したw 

日蓮宗と日蓮正宗も違うんだな。創価学会と組んでて破門したのが日蓮正宗か。
日蓮宗と日蓮正宗の違いを教えてください!
日蓮正宗と日蓮宗の違いを教えて下さい。

これは原作も同じなのかな?だとすると作者のDarryl Ponicsanが学会員?
それとも題目云々の絡みを作品内容に取り込んだだけ?
何にしても気持ち悪いシーンだったw


ラストまで観ると、ある意味でバダスキーのやったことは
自己満足的な余計な事だったのかなと思えなくもないなぁ(´・ω・`)

実際に映画に向けて積極的な動きが始まっており、既にクエイドとニコルソンに脚本の試作が提供された。内容は明かされた限りだと前作の35年後を舞台に、軍を退役した後で酒場を経営するバダスキーがイラク戦争で息子を失ったメドウスと再開する内容になっている。続編のタイトルは「Last Flag Flying」に決定されている。

とあるのでいつかその辺の事も分かるかな。

ジャック・ニコルソンって名前を知ってるけど他の作品を観たことないよねって
思っていたが「最高の人生の見つけ方」のエドワード役かΣ(゚∀゚;)
メドウズ役のランディ・クエイドはさすがに知らないよねって思ってたら、
「インディペンデンス・デイ」のラッセル・ケイス役じゃないかヽ(`Д´)ノ
(ラッセル=ベトナム戦争帰りの呑んだくれ)

オーティス・ヤングは本当に知らないな。もう亡くなってるのか。


つまらないとは言わないけど、誰にでもお勧め出来る作品ではないかな(・∀・)

※2016/11/07追記
英語読めないからよくわかんないけど、続編作った?
Richard Linklater’s ‘Last Flag’ Casts Cranston, Carell and Fishburne | IndieWire
Last Flag Flying (2017) - IMDb

※2018/8/29 そういえばアマゾンのレビューの"あんたにグラッツェ"ってユーザーがこのエントリの内容を改変して投稿してる。他にももう一件、このブログから改変して投稿していた記憶がある。"あんたにグラッツェ"の他のレビューを見るとわかるが、文体や思考の流れが一致していないw 多分、全てとは言わないが、ほとんどが他所からのパクリレビューなんだろうな。そんなことをして何の意味があるのかよくわからないけどもw


※2021/8/11 追記 一応作成されて公開された模様。

結局、ニコルソンとクエイドの出演は叶わなかったが、リンクレイターが監督を務め、リンクレイターと原作者のポニクサンが共同脚本を担当した続編的作品『30年後の同窓会』が制作、2017年に全米公開された。

『雨に唄えば』を観た

雨に唄えば

サイレント映画全盛の時代、俳優ドン(ジーン・ケリー)と大女優リナ・ラモント(ジーン・ヘイゲン)はドル箱の映画スターであり、大スター同士のカップルともてはやされていた。しかし実際は、リナが一方的にドンに惚れているだけであった。そんな中、ドンは駆け出しの女優キャシー(デビー・レイノルズ)と恋仲になってしまう。
やがて世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大成功をおさめたことにより、ハリウッドにトーキーの波が押し寄せる。

俺氏はミュージカルとか好きじゃないのだけれどもこれは良かった(・∀・)
まあやっぱりちょっとミュージカルシーンが長すぎる気がしないこともないけどw
キャラ設定が良いのか全体的なセンスが良いのかはたまた両方かわからないが
観ていてすぐに引きこまれた。

コズモ-のMake 'Em Laughとトーキー初挑戦の監督の奮闘シーンがお気に入り(・∀・)
パーティーのショーでキャシーが出て来た後の間も好きだw


IMDbのTriviaには
沢山のトリビアがあって読みきれないヽ(`Д´)ノ
まあ取り敢えず、幾つか。

  • この映画の内容程出演者たちは仲良くもなく、ドン役のジーン・ケリーが暴君でキャシー役のデビー・レイノルズもコズモー役のドナルド・オコナーも色々と参ってたみたいw
  • 映画内でリナ役のジーン・ヘイゲンの声をデビー・レイノルズが吹き替えをしているが、実はそれはデビー・レイノルズの声ではなくてジーン・ヘイゲンの作ってない本当の声を当ててたり、デビー・レイノルズの歌声も吹き替えられていたりしたらしい。ややこしいなw
  • 最初にプレミア試写される映画は実際にジーン・ケリーが出演した映画「三銃士」の映像を白黒化と音声カットし、リナ役の出演シーンを追加したものらしい。但し、1シーンだけ元の映画の女優が出ているらしい。

デビー・レイノルズは結構可愛かった(*´・ω・)
まだ存命で去年も映画に出てるだとΣ(゚∀゚;)

ジーン・ケリーも良かったがドナルド・オコナーが更に良かった(・∀・)
ジーン・ヘイゲンも良い嫌な女っぷりで良かった。


ドンとコズモ-の動きがまんまコント55号ぽかったので、コント55号が真似たのか
と思ったが、そういう記述は見当たらなかった。まあでも萩本欽一、坂上二郎が
直接的な影響を受けていなくても東洋劇場の先輩経由での影響があったのかも。

関係ないけど、

萩本が「尊敬するコメディアン」としてチャップリンの名を挙げていたことから、1971年1月にフジテレビの番組企画で、当時スイスに隠棲していたチャップリンに面会している。実のところ、萩本は「世界で一番有名な人だから」という程度の意識で彼の名を出していたに過ぎず、このときはチャップリン映画も2本しか見たことがなかったという。

これは酷いw


やはり後世に残る映画には残るだけの理由があるな( ・´ω・`)

『スティル・クレイジー』を観た

スティル・クレイジー

スティル・クレイジー(Still Crazy)は1998年制作のイギリス映画。1970年代に活躍した架空のロックバンド、"ストレンジ・フルーツ"の20年後の復活を描く音楽コメディ。

ぼちぼち面白かった(・∀・)
クドカンの「少年メリケンサック」ってこれの翻案なんだろうか。

御都合主義的展開といえばその通りだが、コメディなのでそれほど気にはならなかった。
結構最後はあっさりとした終わり方だった。イギリス映画の特徴なんだろうか、最近観たイギリス映画もこんな感じの終わり方だった。ただの偶然かもしれないけどw

駆け回る羊を初めて観た(・∀・)


字幕のフォーマットのことは知らないが、おそらく「!」に変換されるべき値の指定が間違ってるのか「@?3 ”!”@」という間違った値が表示されてた。半角ダブルクォーテーションで括らなければいけないところを全角にしてるとか一括変換するはずだったものをし忘れたとか(´・ω・`)?

そういえば何故huluは地域で米国を選んでも中国映画やイギリス映画が交って来るのだろうか合作とかでもなさそうだが。まあ別にイギリス映画でも特に問題はないんだけどもw

なんで歌のシーンの字幕ってないんだろうか。日本語字幕じゃなくて英語字幕でいいからつけて欲しいものだ。


この作品も知らない俳優ばっかりだった(´・ω・`)

キャラ的にはビーノ(ティモシー・スポール)が笑えたw
レイ(ビル・ナイ)も良かったな。

トニー(スティーヴン・レイ)が一番可哀想な気がしたw
レイとレス(ジミー・ネイル)とブライアン(ブルース・ロビンソン)に最後の盛り上がりを持っていかれるし、カレン(ジュリエット・オーブリー)とうまく行きそうでもない。最後の最後で脇役に転落した感じw

ルーク(ハンス・マシソン)は最初はアレでクレア(レイチェル・スターリング)といちゃついているだけの駄目な奴かと思ったら、会見の時にちょっと変化が見られたな。ルークがツアーの序盤で批判めいたことを言った時のレスの返しが良かったw

アストリッド(ヘレナ・ベルイストルム)もなんやかんや言ってレイを愛してる感じが良いキャラだった。

そういえば中盤以降にヒューイ(ビリー・コノリー)のシーンで一瞬だけお姉ちゃんのおっぱいが映ったよ(*´・ω・)

「ALL OVER THE WORLD」と「The Flame Still Burns」という歌が結構良かった気がする(・∀・)

ラストのコンサートシーンはちょっと長過ぎるかも。


青春真っ盛りの若い人よりかは中年以降の朱夏のおっさん達向け映画かなぁ(・∀・)