カテゴリー: 感想

『未知への飛行 フェイル・セイフ』を観た

未知への飛行 フェイル・セイフ

アメリカの軍事コンピュータが、誤ってソ連に対する核攻撃指令を発してしまう。命令を受けた爆撃機は直ちにモスクワへ向けて発進、帰還可能ポイント=フェイル・セイフを超えてしまう。

観了後の感想は「そう来たか(・∀・)」

事前知識が全くなく、序盤の間中、
「なんだろう、新型飛行機のテストパイロットの話(´・ω・`)?」と
勘違いしながら観てたw 段々話が進んで行くにつれて緊迫感ある
空気に引き込まれていった。

攻撃目的地「モスクワ」でちょっと吹いたw

観ながら、もしもこれがショートショートだったら、ホットラインも
故障してたり、水爆発射装置が故障していたりしてと思ったが、
勿論そんなことはなかったw imdbのtriviaによると
あの金属製の電話機は爆薬を取り扱う会社が爆破の時に実際に使用するものらしい。

Triviaにはその他に

  • 管制室のコンピュータ画面は全て手描きでアニメーションも手描きだったらしいw(世界地図も飛行物体も)
  • 衛星のズームアップ動画は鹵獲したドイツのV2ロケットをニューメキシコから打ち上げた時に装着させたカメラによって撮影された映像を逆再生したものらしい。
  • 本当は音楽も作られていたが、ディレクターの判断でBGMなしでのリリースになったらしい。

というようなことが書いてあった。多分な( ・´ω・`) ←エイゴニガテ

アメリカ大統領の誠意ってどうなんだろうと思ったけれども、
まあ説得交渉の為には賭け金を釣り上げなければならなかったとも言えるか。

エルザの存在だけはなんだったんだろうかと思ったりw
カシオ大佐の設定はまだ一応の話のつながりはあると思えたが。

米国大統領(ヘンリー・フォンダ)、グローチェル教授(ウォルター・マッソー)
通訳バック(ラリー・ハグマン)辺りが良かったかな。


清々しいラストだった(・∀・) ←かなり問題のある感想

『シャークネード』を観た

シャークネード

ロスアンゼルスを襲う、大量の鮫を含んだトルネードのお話。
 
 
 
 
ってどういうことだよ、これ(・∀・)
 


色々と御都合主義的展開のお馬鹿映画だが、馬鹿すぎて笑えるw
スプラッターコメディ系にアメリカ映画の王道要素を散りばめた感じ。
キャッチコピーをつけるなら
「死亡フラグを裏切らない( ・`ω・´)!!」

観覧車や吸い出されるシーン、鮫が落ちてくる駄目押しシーンで吹かざるを得ないw

家の中のシーンと外のシーン、橋の上と下のシーンの状況に整合性がなかったり、鮫が強いように見えてあっという間にやられたりで突っ込みどころが沢山あったw
まあ何はともあれ実況向けではあった。

ラスト近くのイメージ図
sharknade2

( `・ω・)o彡゜U・S・A!U・S・A!
 


アサフェス公式サイト|アサイラムフェスティバル
これ今年の話なのかな。
まあ暑いので行かないけどもw

『幻の光』を観た

幻の光

久しぶりに
で(・∀・)?って思う作品に出会ったw

是枝の劇場映画デビュー作であり、また江角マキコの映画デビュー作となった。夫を原因不明の自殺で失った女性の喪の作業(グリーフワーク)を、静かな視線で描写してゆく。

是枝裕和監督作品とはやっぱり合わないのかな(ノ∀`)


話の内容云々の前に、音が小さすぎたり、方言の所為で何言ってるのかわからないシーンが多いw

イヤホンをつないで聞いても何を言ってるのか聞き取れないので何度も再生し直した。冒頭のお婆ちゃんと郁夫(浅野忠信)が酷い。

まあお婆ちゃんは冒頭だけで、郁夫も早々と退場するのでなんとか我慢出来たけど。
後半の登場人物は何の問題もなかった。お婆ちゃんは「四国の宿毛に帰る」と言っていたのだろうか?高知県に宿毛市というところはあるようだが。

静寂シーンが異様に多いこの映画においておそらく最も喋っているであろう、主人公ゆみ子役である江角マキコの関西弁?が下手すぎて、なんだか観ていて非常に苦痛だった (ヽ'ω`)

一応、江角マキコのヌードシーンがあり、おっぱいも一瞬見えるけど、どうでもいいな。それくらいこの映画は観るのが苦痛だったw


話もぶつ切りダイジェストでゆみ子の苦悩みたいなものもステレオタイプなものしか見えず、民雄(内藤剛志)のキャラクターもよくわからないままあんな台詞で〆られてもなぁという感じだった(・∀・) 簡単過ぎるだろw

何処が喪の作業だと思ったw 原作だと話はちょっと違うらしいが。

これだったら低視聴率ドラマだった「彼女が死んじゃった。」の方がいいな。

この作品が海外で評価されたのって映像美と無駄に評価される余白と字幕による聞きとりにくさからの解放があるからじゃなかろうかと思ったりするw

物語そのものは上手く描けてないと思った。浅いと言っても良い。
その辺を子供達の映像や風景映像で誤魔化してようにも思える。


雰囲気オサレ風映画が好きな人なら大丈夫だと思うがそうでないと多分観ているのが苦痛な映画 だと思う(ヽ'ω`)

『スピリット・ボクシング』を観た

スピリット・ボクシング 塀の中の詩闘

原題はShackles(手かせ、足鎖、束縛、拘束)。
一応冒頭に主人公であるベン・クロス(D・L・ヒューリー)のボクシングシーンはあるがこの映画はボクシングとは全く関係ないw

別題に詩闘とあるようにポエムを一つの軸としていて、魂の叫びであるポエムによって心を
通い合わせるような部分があるので、それをスピリット(魂の叫びの)・ボクシング(やり取り)
みたいな意味で邦題をつけたのであろうか?関係ないが別題の"塀の中の詩闘"で正しい
ようなのだが、allcinemaだと"塀の中の時間"になっている。"詩闘”と”時間”は字面が似て
いるがさすがにOCRのスキャンミスとも思いにくいので手入力時でのミスだろうか?

あらすじは

三年前にある事件を起こして教職から追われたベン・クロスはかつての上司であったヴァージル(バリー・シャバカ・ヘンリー)から新たな教職のオファーを受けた。それはシャクルトン少年刑務所で試験的に設けられた学校での仕事だった。初めは上手く行かなかったものの、ストリートの詩人からお恵みの代わりに貰った詩集を用いた授業での、ベンの就労とほぼ同時にシャクルトンへと収容されたガブリエル・ガルシア(ホセ・パブロ・カンティーロ)とのやり取りからポエム大会の開催を思いつく。

みたいな感じ。

冒頭のストリート詩人のポエムや二分割~四分割はちょっとうざいw
観ているうちに慣れてきて、二分割はベンとガブリエルを重ね合わせる時に効果的な演出になってくるんだけども。

物語のメインテーマであろうことは終盤のベンの言葉に集約されていて、まあ是認出来る意見かな。でも看守たちの言いたいこともよくわかる。

但し、あの行為等はやっちゃ駄目だろうと思ったw そういえば、実際に囚人達の敎育に反対する住民とかって居るんだろうか?

話は色々と散漫というか本筋の為に脇役食い散らかすパターンだったw
あのオチは話を収束させる為に必要だったのかもしれないが、うーん、どうだろう(;^ω^)

入所シーンでバックショットヌードがあったよ、男のだけど(*´・ω・)うほっ


全体的な映画としての出来は微妙な気がしないでもないが、所々熱いシーンがあったりしたので、トータルでは観て良かったかな。