カテゴリー: 漫画

北の土竜 / 石川サブロウ

人並み外れた人見知りの20歳の堂本繁は、札幌で印刷工をしながら絵の勉強をしていた。
意気地がなく同僚の女性に失恋してしまった繁は生まれ変わるつもりで100号の大作に挑む。
公募展に出品したその作品は特別賞を受賞する。
しかし、同僚の嫉妬と上司のイヤミに生まれて初めて怒りを爆発させる。怒りに任せ会社を辞めた繁は、安アパートを借り絵描きの道を志すのだった。
そんな彼の前に現れた青年・青野。彼は将来最大のライバルとなるのだった。
そして、謎の女・麦子。彼の行くところどこまでも付きまとい繁を困惑させる。その他様々な人物が登場し、物語が展開していく。

全21巻。33円x21巻=693円で購入。

かなり前に購入&読了していたがエントリ化していなかった為、再読した(ノ∀`)

凄く面白いかと言うとそうでもないのだが、何となく普通に読み進めていけて、たまに感動するところもあったから、まあそれなりに楽しめた(・∀・)

なんかでも基本的に順風満帆感が有った気がするw
一応、苦難等は訪れるが、それほどの悲壮感はなかったかな?

今回、amazonで検索してみたらヒットしなくてなんだろうかと思ったら、タイトルが『北の土龍もぐらから『北の土竜』に変わってたw

まあ、普通、もぐらの漢字表記は"土竜"だもんな。

ちなみにこれが前に購入したバージョンの1巻の表紙。

それなりに端折ったが、またかなりの数のキャラを網羅してしまった…(ヽ'ω`)


堂本 繁
本作の主人公。1巻時、20歳。
北日本印刷に務める印刷工。絵を描くことが好きで吉沢美術研究所に通っていた。人並み外れた人見知りの為、二年経っても会社の同僚達と親しくなれずにいた。

様々な苦難と出会いを経験し、画家として成長していく。


初期登場人物
青野 一生いっせい 登場時(左)/再登場時以降(右)
北心展会場で繁と邂逅した、傲慢甚だしい画家志望の男。繁の終生のライバル的存在。

緋鶴に酷い態度で振る舞うが、その実、真底緋鶴に惚れている。


緋鶴ひづる
青野の恋人。青野に酷い扱いを受けるも、全てのわがままを受け入れ、甲斐甲斐しく尽くす。

一見、言いなりのように見えるが芯が通った女性。


村上 藻助もすけ
青野の友達で同じく画家志望。芸大入学を目指し4浪中。色々と繁の面倒を見てくれる。

轟 麦子
大酒飲みで大食漢。村上の画家志望仲間の一人で何故か繁につきまとう。美大を目指して浪人中。

前髪で目が隠れているが実は可愛い。


尾崎 ナオミ
麦子の友達。民謡酒場で流しをやっている。女子プロレスラーのような体格で性格も男勝り。
何故かファイル名間違えた(ノ∀`)

石山 おさむ
18歳。賞金 百万円のフォトコンテストの為に、良い題材と目をつけた繁を追い回し隠し撮りしていた。

後に村上のところに転がり込み、画家や漫画家を目指す。能天気な樂天家。 案外石川サブロウ自身がモデルだったりするのだろうか?


シゲさん
繁が会社を辞めた後、引っ越したアパートに住んでいた老婆。

良い人ではあるが、がめつかったり下世話なところが多い。


保坂とその妻
大雪展の会員である画家。青野とは違う感じで色々と生活に無頓着な人物。繁を誘ってスケッチ旅行に出かけたりする。

妻の名前は出て来たかもしれないが、わからない(ノ∀`)
妻の方もちょっと変わってるw


岩船画伯
保坂達の師匠に当たる人物。日本のみならずヨーロッパでも名が通っている。

繁の才能を見抜き、一緒に渡仏するように誘う。優しい。

何故か"大船"と呼ばれている回があるw


高久 洋子
繁の同僚。繁同様に人見知りがひどく、ろくに人と会話ができない性格であった。絵が描ける繁に密かに憧れていた。初回以降は出てきてないかな?

本庄と早坂
保坂とのスケッチ旅行の最中に釧路で出会った、自然の鶴を撮りに来ていたカメラマン師弟(先輩と後輩?)。
何故かファイル名間違えた(ノ∀`)

轟大次郎(左)
一見、ヤクザ風の外見だが、麦子命の優しい父親。

麦子の母(右)
名前を見逃したか、そもそも作品中に出てないか。あるとすれば大次郎との会話だと思うが、いつも「母ちゃん」と呼んでいたかも。

当初は麦子の行動に理解を示していたが、後半では自分の目的の為に麦子を利用しようとする、若干酷い人(´・ω・`)


滝(左)
保坂の画家仲間。保坂が喧嘩友達と言うように性格は正反対だが、仲は良い模様。

田中ミキ(右)
保坂の画家仲間。芸大出のインテリ。恋人と九州に駆け落ちした。

どちらも大して繁というかストーリーに深く関わっては来ないw


さとし・よしのぶ・ただし(左)
北心展に出す絵のモチーフを探す旅行で出会った、UFOを信じる少年たち。

ちえみ・おじいちゃん(右)
さとしの姉(?)と祖父。
ちえみは麦子にそっくりらしい。


大ちゃん(左)
麦子の飼っていた猫。そういえば何処に行ったんだろう…

花子(右)
保坂とのスケッチ旅行で行き倒れていたところを助けてくれた農家で育てられていた豚。繁に惚れていた模様。


としちゃん・安さん
訳あって路上生活者になった繁を助けてくれた浮浪者仲間。

としちゃんも元は画家志望?


篠川しのがわ
女流カメラマン。被写体としての繁に惚れ込む。再登場するかと思いきや、そのまま出てこなかった模様。

河東
羊蹄山の麓に住む画家。労働をテーマにすごい絵を描くという噂を聞いて訪ねて来た繁を上手く騙して土地の開墾を手伝わせる。

めぐみという奥さんがいたが地崩れで失った?


渡仏編 登場人物
カトリーヌ(左)
パリに行った繁のアパートの隣人。メルシィの母。元ダンサー。

メルシィ(右) Merci ありがとう?
カトリーヌの一人娘。しばしば通訳を買って出て繁を助ける。繁にとても懐いている。


セルジュ
パリの画商。繁の絵をひと目見て気に入り、自分の画廊に絵を預けるよう申し出た。

フォンセ Fonce 闇・暗い・(色が)濃い
贋作作家。一応、自分なりのポリシーはあるようだが、まあ、結局は犯罪者だなw

ルイ・セリーヌ
演出家。カトリーヌの元恋人であり、メルシィの父。

渡英編 登場人物
エドワード・マーシャル卿
世界でも五指に入る美術品コレクターで大富豪。

美術品の蒐集ではヨーロッパ一と言われ、その鑑定眼も超一流。シュマン・ドゥ・オークション会場で繁と知り合う。


ロイ
マーシャル卿の腹心とも言える執事。

リプトン(左)
マーシャル卿のお抱えになり25年経つ彫刻家。制作活動に没頭する繁に放置されがちな麦子の相手をする。

ニードル(右)
マーシャル卿のお抱えになり16年経つ針金工芸家?


ジェーン
マーシャル卿の孫。13歳。

ちょっと傲慢かも。アートが好き。


アート・ヨハネス・リンデンブルグ2世(左)
マーシャル卿に認められ、その元から唯一巣立った男。ベトナム戦争へ行き、その目の光を失った。 良い人は良い人なんだが…

レックス(右)
アートの飼い犬。
いやあ…話の展開上必要だったのかもしれんけど、あれはなぁ…(´・ω・`)


デュラン
かつてはアートを凌ぐとも言われる才能を持ち"壁"の権利を争っていた男だったが、今はアートの助手として働いている。

ダ・ヴィンチ
"壁"の勝負の為にアートが選んだフレスコ画のパートナー。ブロンクスのスラムで酒浸りの日々を送っていた。

ロミオ・パゾリーニ
"壁"の勝負で繁のフレスコ画のパートナーとなった。父のグッチ・パゾリーニはダ・ヴィンチとライバルだった。

アトラスト卿
マーシャル卿の長男でジェーンの父。10年前にマーシャル卿に勘当され行方不明とされていた。
atlasとatlastをかけたんだろうか?

絵画勝負編 登場人物
狸穴まみあな 太郎次たろうじ
金銭欲に塗れた画商。日本に戻った繁のマネジメント等を取り仕切る。

宮田 泰宏
宮田画廊社長。一匹狼の画商。異常な方法で画家を育て上げる。バトル漫画のような特訓をさせたり、常軌を逸した拷問的なことをしたり。

北村 遥
宮田に育てられた女性画家。繁を目指していた。宮田の命に反し、流氷展に出品し特選者になる。

大磯 漁 登場時(左)/再登場時(右)

漁師をしながら似顔絵描きをしている。夜の街をさまよう繁と出会い似顔絵勝負を申し込む。


源次郎
インドに行った漁が出会った沈没者。元は音楽絡みでインドに来た?

松沢
日本画廊界のドン的存在。繁と漁との対決を取り仕切る。

ネタバレなど
  • 青野は力石的ポジションにしたくて早めに殺してしまったんだろうか?
  • アートがレックスをあんな形で殺してしまうとは思わなかったぜ…(´・ω・`)ヒドイヨ

沙樹
繁と麦子の娘。

画像取得を忘れた脇役達(ノ∀`)
いつか追加するかも…

弥生ちゃん
繁が故郷に帰った際に、嫁として勧められた女の子。物静かで純情。

米田ふみ子・加藤恵理子・畑澄子
繁の妻の座を狙う売れ残り三人組。

島田画廊店主
まだ売れてなかった繁の絵を扱ってくれた画商。


まあなんだかんだで悪い作品ではなかったと思う(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-73

1日外出録ハンチョウ(1) 上原求/新井和也/福本伸行/萩原天晴

地の獄…! 底の底…! 帝愛地下労働施設…! 劣悪な環境である地下にいながら「1日外出券」を使い、地上で贅の限りを尽くす男がいた…! その名は大槻…! E班・班長にして、1日を楽しみ尽くす匠…! 飲んで食って大満喫…! のたり楽しむ大槻を描く、飯テロ・スピンオフ第1巻‥!

トネガワ同様に本編の『カイジ』では嫌なキャラだった大槻太郎が主人公だけど、このパロディ作品は面白いw

厳しいグルなび採点とかKPUとかジワジワ来るw
商売敵として台頭しつつある小田切に対して大槻が何か企んで動き出すところで1巻は終わってしまうので続きが気になるw

『中間管理録トネガワ』は全10巻で終了してるようだが、この作品は現在11巻まで出てる模様。まだまだ巻数は増えそうw 

最終回、大槻は借金を返済して地上の生活に戻るのだろうかw?


悪魔が町にやって来る 恐怖!!ブタの町 日野日出志

不気味な赤い満月の夜。
町は赤く染まった。
黒装束の馬に乗った男たちが、僕や家族、そして町中の人々を次々に
連れ去っていく。
どこへ、そして何のために!?
そして、僕らの町は忌まわしいブタの町になった。
怖さ際立つ一人称ホラーの世界。

11円で購入。
子供の頃に読んで恐怖した作品((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
でも今読み直してみるとわっけわっからん(・∀・)

豚にして働かせてるところをみると人間社会を揶揄した感じなんかねぇ?
一般的な社会人になって働くということに対するアンチテーゼ的何か?
でもどう考えても「何故けん一が…?」という疑問が解けないわw

ちょっとぐぐってみたら…工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 「まんだらけZENBU創刊号」(1998年12月20日発行)に、日野日出志先生へのインタビュー記事がありまして、漫画家の谷口亜夢先生がこのマンガのラストがどういう意味なのか質問しております。
 それに対する日野先生の答えは「あれは私もよくわかりません」(p81)とのこと。
 続けて、「悪夢」だと考えればいいとか述べておりますが、ごまかしている印象が拭えないな~。
日野日出志「悪魔が町にやってくる 恐怖!!ブタの町」(1985年10月16日発行/青72)

オチが訳わからんことが尚更に子供心に恐怖を植え付けたんかもねぇ…


CLAYMORE 八木教広

古より人が「妖魔」に喰われる存在であったこの世界。人は長く妖魔に対抗する手段を持てずにいた…。だが背に大剣を背負い、妖魔と戦い続ける一人の戦士が現れ…。「クレイモア」と呼ばれる少女の戦いが始まる!!

ゼブラックで最後まで読んだ。全27巻分。結構な長さであった…(ヽ'ω`)

少年漫画の宿命とも言える「なん…だと……( ;・´ω・`)ゴクリッ」展開の繰り返しやキャラクターの判別が難しいところが若干きつかった。

まあ後者のキャラクターの判別が難しかったのは俺氏の顔判別能力の低さと一日最大2.5話分(チケット+CMx3+30pt)と小刻みにしか読めないが為に顔と名前を覚えきれなかったのが一因かも(ノ∀`)

でもなんかこの作者の漫画は白っぽい感じで何かキャラとして覚えにくかったな…
ってよくよく考えてみると、クレイモアの少女達は白い肌と白髪かそれに近い感じになるって言う設定があったな、そういえば。だから漫画が白っぽい感じがしたんだなw

内容に関しては上記の冗長さは否めない部分はあったが悪くはなかったし、特にその結末は文句のつけようがない出来であった(・∀・)

週刊少年ジャンプならあの後も無理に連載を続行させたかもしれないけども、あの終わり方でちょうど良かったような気がする(・∀・)

イースレイとリフルが何となく好きだったわ…
クラリスはなんか他人とは思えないわ…(´・ω・`)

戦士黎明編とかいう8ページの前日譚があるが単行本未収録らしい。
ぐぐって普通に0話としてあったから読んでみたけど、まああくまでも番外編といった感じだったな……

って、俺が見たサイト、違法サイトじゃねぇか( ;・´ω・`)ゴクリッ?
余りにも堂々とした感じだったから、マイナーな電子書籍サービスかと思っちゃったけど…

作者の八木教広は『エンジェル伝説』でデビューして、この作品が二作目なのか Σ(゚∀゚;)
『エンジェル伝説』って心優しい怖い顔の人が主人公のギャグ漫画だったっけか。全然方向性が違うなw

余り詳細に書くとネタバレになってしまうのでこの辺でやめておくが、ダーク・ファンタジーとしては中々良いんじゃないかなと思った。過去にアニメ化もされてるらしい。

まあ何はともあれ、
( `・ω・)o彡゜テ・レ・サ!テ・レ・サ!


もいちどワンスモア 矢野 健太郎

いい仲になってきてそろそろベッドインになりそうだったまなみにふられた仁悟郎。二日酔いで目覚めると隣には見知らぬ裸の女が眠っていた。なにがあったか思い出すことができない仁悟郎は、知らない女と肉体関係をもった結果、自分がAIDSにかかったのではとあせり始める。そこから始まるゆきずりの女とのちょっと大人なラブコメ漫画『もいちどワンスモア』とさまざまな男女の恋愛にまつわる悩みがコミカルにリレーされる『恋愛不全症候群』の2つの作品を収録。矢野健太郎の大人向けラブコメ漫画をお楽しみください。巻末に「電子版あとがき」を収録。

99円で購入。解説によれば『恋愛不全症候群』の方が先に描かれた作品で、矢野健太郎のエロコメディ系の嚆矢となった模様。この作品も『もいちどワンスモア』もエロシーンはあるにはあるが以降の作品に比べると控えめというかストーリーの方に重きが置かれた作品群と言えるかな。そっちの方の需要で買うと不完全燃焼な気分になるかもしれないw

少なからず『恋愛不全症候群』の方はつまらなくはない。『もいちどワンスモア』の方はなんか微妙。担当が全て悪いんかなw

いつものように掲載誌廃刊で突然終わってしまうパティーン(´・ω・`)


ドリーマー 矢野 健太郎

少年・達也が実在化させてしまった夢魔(ムマ)はセクシーなやんちゃ娘。ムマとくるみ、達也の兄・直人の4人で恋は複雑模様に。やがて、人間の間引きを画策する魔族が出現する、ラブコメ+邪神伝説シリーズな異色作『ドリーマー』。巻末には、衝撃的なオチが待ち受ける学園ギャグ漫画『ヒーロー野郎』と電子書籍版あとがきを収録。

99円で購入。色々と酷かったw
『Race Queen Angel』収録の『あたしのアニムス』系か。あいつと似たようなのも出てくるしw

雛子バリエーション』とも似た系統といえるか。

そういえばエントリに『Race Queen Angel』の感想がないのは何故だろう…
あれを読んだ頃は単発のエロコメディ漫画については言及してなかったんだっけかな?

一応、邪神伝説シリーズ…になるのか……(´・ω・`)? ← 絶対違うと思う(ノ∀`)


若殿はつらいよ! 大波瀾! 東海道編

ケン月影 (著), 鳴海丈
ケン月影特選時代劇。
剣は強いが女に弱い若殿・松平竜之介。
危険と美女が忍び寄る波乱万丈のひとり旅。
松平竜之介は、徳川御親藩の血をひく若殿である。
だが、ある事が原因で藩を旅立つ。
藩主である父のいる江戸を目指して。
その道中、宿場ごとに、悪党に遭遇し、妖しい美女たちに出会う。
竜之介は無事、江戸へ辿り着けるのか……。

1円で購入。
まあいつものお色気時代劇と言えばその通りなのだが、今作はお銀系と異なり、松平竜之介という経験浅き巨根男性が主人公だからか、こっちの方が読んでいて面白い感じがした。
道中物であるという点も良かったかな。機会があれば続きを読みたい(・∀・)

結構、うっかりさん

続 悪の華 闇華 / 柳沢きみお

芸能界の闇に翻弄され最愛の女であった順子と海の藻屑となった津島・・・。
津島プロの二代目社長になっていた川合は、立ち寄ったバーで津島によく似た男に出逢う…!

悪の華』の続編。

10x12=120円で購入。
前作に比べると比較的芸能プロダクションの話っぽかったかなぁ…
でもそうでもなかったかなぁw

登場当初の桐野はクソ野郎ぽかったのでイマイチなキャラだったが、徐々にまともになっていき、さあこの先どうなっていくのかな(・∀・)?って思ってたら、なんか呆気なく消化不良な感じで終わってしまった(ノ∀`)

前作よりは芸能界のdisりは少なかったかな?
少なからず文字で埋め尽くされるような作者の叫びはなかったような気がする。

あと柳沢きみおの画力なので、誤差と言われれば誤差かもしれないが、登場する女の子達は前作よりも可愛かったかな? もしかすると前作が雑だっただけかもしれないなw

DINO』と『悪の華』のエントリ化で疲れたので、手抜きモード&若干ネタバレモードで。


桐野利夫
前作の主人公・津島の面影を持つ男。チンピラヤクザ。半人前だから半ちゃんと自称してる。上納金を滞納し、偶然知り合った川合に借金を申込む。

その肩代わりをしてもらう代償として津島プロに入社する。


川合ジョージ
津島プロダクション社長。前作から色々と裏の仕事をしながらも順調に歳を重ねた模様。前作の海山プロの木嶋のような感じで女遊びにも芸能界の仕事にも飽きてきていたところで、慕っていた津島に瓜二つの桐野と出会い、少しだけ元気を取り戻した。

芸能界の女達や自分達を闇の中の花に例え、闇華と呼んでいる。


高山
津島プロのNo2の部長。社長昇進後、桐野を解雇し、更に桐野が設立した桐野プロの妨害をする。

藤井
津島プロの社員。定年退職後、桐野プロで働く。大ベテランで顔が広く、芸能事務所社長としてはひよっこの桐野を支える。

横山
テレビ極東の編成局長。川合と知り合いで、生前の津島との交流もあった。そういった関係から桐野とつながりを持った。

和久井
テレビ極東のプロデューサー。香華の体を狙い、仕事を欲しがっていたジュンに香華との3Pを持ちかける。

役場幸一
A芸能プロ所属のトレンディ俳優。映画『ラストラブ』で久美子と共演。久美子を狙う。意外とゲスかったw

大善大馬
金策に困っていた桐野が藤井から紹介された謎の金主。1000万の入った口座のカードを桐野に渡す。色々な方面に顔が利く。

桐野の女
桐野がチンピラヤクザ時代に付き合っていた女。思い上がった桐野に罵られて、怒って別れる。以降全く出て来なかったw

花井ジュン
45歳。かつてのセクシー系アイドル。金に困り、川合に仕事を紹介してもらおうとすがってきた。

有田久美子
19歳。聖京女子大生。最高の闇華を探す桐野にジュンが噂話程度に教えた。後に菜々木久美としてデビュー。

秋野香子
ボクサー崩れのDV男から逃げる途次、偶然出会った桐野に助けを依頼する。
顔は不細工だが、超一級品のナイスバディーを持つ。 後に香華(画像右)としてデビュー。

大木
ジュンの知り合いの知り合いのエロ人妻。一晩10万で桐野を買う。不感症。

丘のぞみ
19歳。桐野が偶然行った居酒屋のバイト。店主の姪。香華に瓜二つ。丘のぞみとしてデビューする。本名不明w

日向
三上と一緒に行ったお持ち帰りOKのキャバクラ嬢。何回か出てくるけれども、投げっぱなしジャーマン。

面倒くさくなったので、以下は文字のみw

岡田
桐野のチンピラヤクザ時代の知り合い。一晩30万でジュンとのせっくるを斡旋するよう強要してくる。

少女A
15歳。桐野が初めてスカウトに成功した可愛い女の子。初登場以後出て来ないw まあ津島プロ所属ということだからいいのか。

ハチスカ
芸人。香華を口説き落とし、クスリを教える。

三上常雄
三上芸能事務所代表。桐野と意気投合する。特にストーリーそのものには関係して来ない。


まあ、柳沢きみおが好きなら読んでもいいんじゃないかねぇくらいw

悪の華 愛蔵版 / 柳沢きみお

麻薬取引の黒幕をしていたタレントの身代わりとして、すべての罪をかぶって麻薬取締法違反で逮捕された大手芸能プロ・マネージャーの津島研一郎。しかし出所するまえにフィアンセは他の男と結婚。その男はタレントの身代わりで津島を刑務所に送った張本人のマルAプロ社長・花山だった―――。罠にハメられ愛する人を奪われた津島は、花山に勝つためあらゆる手段を使って芸能界に立ち向かう!

全12巻。0円+10円x11=110円で購入。

最初の方の巻では上記の紹介文のような感じで面白くなるのかな(・∀・)とwktkして読み進められたが、途中からなんか全然違う感じになるw

基本パターンや構成要素は、

  • 津島が女と出会う・助ける -> せっくる -> (タレントデビュー) -> 姿を消したり死んだり -> (最初に戻る)
  • 男をスカウトする -> なんやかんやあって消える。
  • 特にそそられる部分がないせっくるシーン
  • 相変わらずの喧嘩シーン
  • あとは芸能界批判的発言w
    THE大市民』より酷い感じでひたすら文句言ってたw
    この傾向は片源の登場以降に一層激しくなるw

最後の方の展開は正直、工エエェェ(´д`)ェェエエ工とならざるを得なかった。リアルに変な笑いが漏れたw


連載時期はいつくらいだったんだろう?
この電子書籍版は発行日は2014年2月7日だけれども、復刊ドットコムのリクエストは2001年3月。 片源が登場して作中で小室哲哉とSPEEDについて揶揄するような台詞があることを考えると、その時点で1995年以降……片源の登場巻は6巻だから……
うーむ、わからん(・∀・)

この電子書籍版の発行日は実際の漫画連載時とは関係ないしなぁ…
取り敢えず6巻は2016年1月22日である。仮に実書籍と同じ間隔で発行していたならば2年くらい前の1993年くらいの連載かな?
でも"一人はまだ小学生"とあるから、最年少の島袋寛子(1984年4月7日)が12歳とした場合の1996年から2年引いた1994年くらいかな?

まあどうでもいいか(・∀・)

取り敢えず、アサヒ芸能で連載してたみたいだ。


俺氏的には結構酷い漫画だなと思いながら読んでいたが、こんな感じの内容でも熱烈なファンは居るわけで、2001年くらいに復刊ドットコムで依頼は有った模様。ここのリクエストではかなり絶賛されている。電子書籍としての発行はあったけれども、この復刊ドットコムのリクエストとは別口で電子書籍化されたんだろうな。

まあ全巻通してつまらないということはないかなぁ……でもやっぱり途中の話は「内容がないよう…(´;ω;`)」と読んでて泣きたくなるような回が多いんだよなぁw

「それら全部合わせて、愛すべき柳沢きみお節じゃろがいヽ(Д´)ノ」と言われればそんな気もしてくる。加えて言えば20年近く前の作品を今の感覚で読んで、あんまりとやかく言うべきではないな(ノ∀)

今回は登場人物紹介のところにそのままネタバレの内容を埋め込んだ。こんなに一生懸命にやるほどこの漫画を愛していないし、誰も必要とはしてないんだろうなぁと思いつつ、ついつい頑張ってしまうのが俺氏の駄目なところ(ノ∀`)モットユウイギナコトヲシナイトナァ


登場人物 津島プロ系
津島研一郎37歳。元大手芸能プロ社員。麻薬取締法違反で懲役2年の実刑をくらう。模範囚として1年半で仮出所した。左が出所後、右が収監前。

柳沢きみお漫画なので色んな女性と関係を持ち、その体に溺れるが、なんやかんやで心の中ではずっと順子を追い求める模様。

出所後は外見も行動もヤクザみたいになったw でもディーノみたいに昔から空手をやっていて、自己鍛錬を欠かさないならまだしも、なんで津島はあんなに強くなったんだろうかw?


かんな
19歳。男に捨てられそうになり、別れ話で揉めているところに偶然出くわした津島の気まぐれからスカウトされる。3ヶ月のダイエットと顔の整形、豊胸、枕営業をしてデビューする。説明の必要はないような気もするが、左が整形前、右が整形後の画像。

関川
マルAプロの売れない俳優。花山に命じられ、月30万の報酬で津島プロへスパイとして移籍する。 あんまり出て来ないというか、ほぼモブに近いかもしれないw
ネタバレ
最終的に花山にスパイをやめることを告げるが、そのために暴力団員に焼きを入れられ、物語からは退場する。

井草秀人
津島が立ち寄ったラーメン屋のバイト店員。津島にスカウトされる。

ネタバレ
津島への妨害工作として、マルAプロに引き抜かれる。そのまま最後まで出てこなかったはず。

美川陽子
28歳。日朝テレビで一番の人気アナ。フリー宣言後、マルAプロを始めとする大手芸能プロからスカウトを受ける。津島もマルAプロの圧力から逃れる為の切り札として彼女を引き入れようと画策する。

ネタバレ
津島のせっくるに惚れ込み、恋人のような関係になるも、カマプロに入る。順子と似たマリとの関係を知り、津島と別れる。最終的にエリートの医者と結婚する。

宮沢秋菜親子
酒で身を持ち崩した元アイドルとそのステージママ。酒浸りの拒食症的状態で、ガリガリに痩せて、以前のような声量も美貌もない。宮沢りえと中森明菜をニコイチにしたんだろうか…
まあ中森明菜は酒で身を持ち崩したわけではないけども。名前だけ借用したんかな。

ネタバレ
津島の誠意あるアドバイス等により秋菜は心と体の健康を取り戻すが、何の脈絡もなく突然死するw 物語としては可哀想なんだけども、余りにも唐突過ぎて笑わざるを得ないw

マリ
津島がスカウトした美少女中学生。順子に似ている。美しいが無表情のため、当初津島はアイスドールと心の中で呼んでいた。
二年前に親を事故で亡くし叔父の家に引き取られていた。

ネタバレ
預けられてすぐに叔父にレイプされた。一人暮らしをする為に、歌舞伎町のピンクサロン「スターピンク」でグリーンという名前で働いている。

ピンサロをやめさせる為に津島が口だけの愛人契約を結ぶが、なし崩し的に懇ろな仲になる。次第に心を開き、一緒に住むことを求めるくらいに津島に執着するようになったが、美川との関係を知り、自殺してしまう。


登場人物 マルAプロ系
花山吾郎
業界トップクラスの芸能プロであるマルAプロダクション社長。稼ぎ頭のミュージシャン・永沢光三が起こした麻薬事件の身代わりとして津島が刑務所に行くことを提示し、報償金として2億円を支払った。

ネタバレ
元々、順子の持つ魔性の魅力の虜になっていた模様。麻薬事件を利用して津島を刑務所に送り、順子を我がものとする。クスリを常用し心臓が弱っていた為か、順子との言い争いの最中に心筋梗塞を起こし、死亡する。

順子
魔性の女(´・ω・`)?

柳沢きみおの画力的問題か、俺氏の美的感覚の問題か、なぜ順子がモテるのかがわからない(ノ∀`)

取り敢えず最初の方はまともな感じだったんだけどねぇ…

ネタバレ
花山の子供を身籠るも、クスリの影響を考えて堕胎しようとする。そこで子供を産んで欲しい花山と口論となり、花山は心筋梗塞で倒れる。

花山の死後、マルAプロの社長となる。津島と縒りを戻すわけでもなく、冷徹な別れの言葉を放つも、津島が幸せになることは許さず、天海組を利用してその邪魔をする。その件の結末で順子は流産してしまう。

その後、海山プロの社長・木嶋とのクスリ&せっくるの最中に死亡する。

が、ネタがなくなったのか方針変更したのか、実は生きていて、精神は壊れた状態でフィクサーの慰み者となっていたという謎の展開になるw


川合ジョージ
32歳。マルAプロの社員。花山社長にスカウトされたが、芸能人やモデルになることを好まず、そのまま社員になった。アメリカ軍人と日本人女性との間に生まれた私生児。ハーフゆえのその容姿で女性タレントスカウトでは芸能界一の能力を持つ。 色々な女性と関係を持ち、小遣いを貰っている。"ジゴロ川合"の異名を持つ。

設定では凄くハンサムな魅力的なキャラなんだろうけれども、この絵を見る限りではケツアゴの小汚い髭面の男にしか見えないw

ネタバレ
登場当初は美川陽子を口説くライバル風であったが、津島を慕っており、比較的良いキャラw 独立関連等々で何度も襲われ、行方不明になったり記憶喪失になったりしているw
何気にこの作品のラストページは川合の台詞で終わるw

登場人物 KTプロ系
片山源
津島が宿泊した宿の主。30年程前のテレビ草創期にナベプロに匹敵する片山プロを経営していた。

堕ちた日本の芸能界を更に徹底的に破壊するために再び芸能プロを設立しようと津島と組む。 これまでにもあったが、片源の登場後、大市民みたいな感じで芸能界腐しが増えるw 
「Kはだいぶ前のある男と俺はだぶるんだよ。あのときの音楽シーンともな。」「覚えているだろ、夕方に放映していた若者向け番組で現役女子高生のシロートをどんどんアイドルに粗製乱造させそれがアイドル歌手の存在を逆に絶滅させてしまったAという作詞家を。」などという台詞を吐かせたり。

ネタバレ
途中からネタ切れになったのか、木嶋との確執やら胃がんやらの設定をぶっこんできたが、大してストーリーの盛り上がりには寄与しなかった気がするw 津島も片源への詫びを心でつぶやくも毎日ユミとせっくるするだけという展開がw

畔菜
片源と新プロダクションを立ち上げた後にスカウトした女の子。親が毒親ぽかったり、歌のレッスンの先生に襲われたりと中々不幸な子だったが、健気に歌のレッスンを続け上達する。まあでも結局デビューには至らなかった模様w 

しばしば出てきては津島が「本当にうまくなった」と心の中で称賛するんだけども、最後は投げっぱなしジャーマンといった感じである。まあ売りだそうとしていたグループの他の二人には名前すらなかったような気がするから、まだマシな方なのかなw


アサミ
19歳。夜の街でヒモに追われていたところを津島に助けられ、良い仲になる。なんかこういうパターンばっかりだなw

ネタバレ
父親が沢田。一応、津島の最後の女…ということになるのかな?
或る意味では捨てられたとも言えるか…
川合の台詞同様にちょっと切なくなった。

ヒデオ
津島がスカウトした絶世の美青年。

ネタバレ
ホモやで(・∀・)
深夜バラエティでデビューするも元彼の畑田に顔に大きな傷をつけられて消えていった。

登場人物 津島のタレント以外の女性関係
ユミちゃん
高校2年生。17歳。夜の街で出会った津島に援交を持ちかける。
関係後、津島はユミを木嶋をはめる餌にすることを思いつくが、それは実行されず。ただひたすらに関係を繰り返すw
尚、途中の巻では津島-ユミと順子-宇佐美のせっくるシーンが交互に繰り返され、大して話が進展しなくなる期間があるw
一時的に津島が東京を離れた後はどうなったかわからない。

後に堀井社長と援交している女子高生(右画像)が出てくるが、ユミに似てるけど、同一人物かは不明。着てる制服が違うけど、ただの堀井の趣味かもしれないし…作者の描き分け能力の問題だなw


バーで知り合った女
津島の行きつけのバーで知り合った女。外見はともかく体は凄い良いらしい。既婚者らしく、関係後、夫と思われる人物からの津島に対しての嫌がらせ行為が度々起こるようになる。

ネタバレ
実は事故で不能になった夫の公認の浮気というオチ。津島で4人目らしい。公認ではあるものの、嫉妬心や自らの不能に対する怒りはあるので、それを晴らす為に浮気相手に対して嫌がらせを繰り返していた模様w

美絵子
28歳。B型。宇佐美との確執の結果、東京を離れた津島が宿泊していた旅館の中居。津島と良い仲になる。訳ありな女性。

ネタバレ
かつてアル中のDV夫をベランダで介抱していた時に夫が転落死してしまった模様。死亡した夫の弟に居場所を知られて色々と揉めた結果、置き手紙を残して津島の元から去った。

佐伯美奈
津島が畔菜達、中学生アイドルグループの写真集の撮影で行ったサイパンで出会った女性。清楚な感じの地味な女性。津島と恋仲となる。

ネタバレ
津島との幸せな日々を送っていたが、順子の依頼を受けた天海組の組員に拉致監禁シャブ漬け調教されてしまう。津島が救いに行き、乱闘になった際に外に逃げ出すが、自殺してしまう。

登場人物 ヤクザ系
天海伸助
天海組組長。58歳。花山と昵懇の中であった。順子から裏の仕事依頼を受け、順子もろともマルAプロを手中に収めようと目論む。

ネタバレ
呆気なく順子の体に溺れ、忠実な下僕へと成り下がる。
美奈の事件の復讐として、津島に金属バットで頭をかち割られる。

宇佐美
天海組二代目組長。順子の体に溺れる。

ネタバレ
順子が死亡した原因が木嶋だと知り、その生命を狙うが、木嶋が泣きついた、より大きい暴力団の刺客によって刺殺される。

沢田
沢田組組長。終盤の荒事を片付ける為に登場してきたキャラのように思えなくもないw

ネタバレ
アサミの父ではあるが、関係を持ってしまい執着していた。川合をさらい、津島を脅すも、最終的には津島を認める。後に銃で撃たれ、入院先で死亡。

登場人物 その他
勝錦次
カツキンの愛称で親しまれる大物俳優。モデルは勝新太郎だろうなぁw

ネタバレ
美奈の事件の時の便利屋として出てくる"ミスターK"らしい。でも活躍したのはそれっきりで、病気かなんかで死んでしまった模様。なんだったんだろうw

木嶋
海山プロ社長。順子に惚れ込み、猛アタックをかける。
女好きで相手を覚醒剤漬けにして弄ぶ。クズ野郎。

ネタバレ
クズ野郎はクズ野郎なんだけれども、順子死亡以降は『DINO』の榊社長のようにアクが大幅に消えてしまう。『THE大市民』同様に作者の老いに対する思いも混じっていたのだろうか?

畑田
スナックゴローのバーテンダー。ヒデオの元彼で執拗にヒデオを追いかける。

ネタバレ
一旦は暴力団員の脅しに屈して手切れ金を受け取ったが、その後、ナイフでヒデオの顔に治療できないレベルの傷を与える。

事務所一覧
凄くどうでもいい話だが、この時はジャニーズなどの実際の名前を出していたけれど、後の方では"ジャミーズ"とかになっていたw クレームではないにしてもそういう対策で変えたのだろうか。

それはともかく、この一覧にある"シャリシャリズム"って聞いたこともない芸能事務所だなと思ってぐぐってみたら、

ファーストアルバム『シャリ・シャリズム』(SHARI-SHARITHM)は、米米CLUBの活動のために立ち上げた個人事務所の名称(SHARISHARISM)でもあり
全盛期

ということらしい。1997年の米米CLUB解散時に無くなった事務所なんかな?


市川

マルAプロ同様にトップクラスの芸能事務所・カマプロダクションの部長。フリーになろうとしている美川陽子獲得に動く。

別段、ストーリーに大きく関わっては来ないが、カマプロでピーコ似だったのでw


結末

フィクサー・本多が順子を囲ってるホテルの最上階に津島が突入。二人のボディガードを倒すも、三人目には歯が立たず。万事休すかと思われた時、生ける人形と化している順子が部屋からふらふらと出て来た。ボディガードが部屋を調べに行くと本多はバイアグラの飲みすぎか、息絶えていた。満身創痍の津島は廃人とも言える順子を連れ、三日月の照らす海中へと消えて行った。

まあ、順子の魔性の魅力が全ての原因っていうまとめでいいですかねぇ( ゜σ・゚)ホジホジ ← エントリ化に疲れて無茶苦茶どうでもよくなってる模様