カテゴリー: 映画

『ロック・スター』を観た

ロック・スター

あらすじは

クリス(マーク・ウォールバーグ)はロック界の大御所バンド「スティール・ドラゴン」のトリビュートバンド「ブラッド・ポリューション」のボーカルをしていた。「スティール・ドラゴン」に心酔する余り、バンドメンバーに一切のアドリブも完コピ以外の演奏を許さなかったクリスはある日バンドから追い出されてしまう。マネージャーであり恋人であるエミリー(ジェニファー・アニストン)に慰められながらも、失意から立ち直れないクリスのもとに突然「スティール・ドラゴン」からボーカルのオファーが…

みたいな感じ。

ジューダス・プリーストのボーカル交代事件が元ネタらしいが俺氏は洋楽の知識がなく、「ああ、バスタードで目にしたことのある単語や(・∀・)」としてしか認識してないので詳しくは調べていないw

話の展開は序盤がちょっと御都合主義的過ぎるような気がしないでもない。
ローディーのマッツ(ティモシー・スポール)との会話が肝かなぁ(・∀・)
あのシーン以降の流れが好きだわ。展開そのものは普通っちゃ普通だけど。

ザ・フー:アメイジング・ジャーニー」や「スティル・クレイジー」等を先に観ていたら、この映画はより一層楽しめるかもしれない。

ついでに「ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター」や「ベルベット・ゴールドマイン」も併せて観ておくとロックスターの栄光と虚像の悲哀というものがより深く感じられていいかもしれない。

おっぱいはちょっとあったよ(*´・ω・)


クリス役のマーク・ウォールバーグって本物のクズじゃねぇかw

15歳の頃には、遠足中の黒人児童たちに投石して負傷させ、人種差別的な言葉を叫んだことがある。16歳の時には、コカインとアルコールで酩酊した状態でベトナム人男性を襲撃し、人種差別的な言葉で罵りながら木の棒で殴りつけて昏倒・失明させた。このためウォールバーグは殺人未遂の容疑で起訴され、暴行の罪を認めてボストンの感化院に収容されたが、わずか45日後に出所している。このほか、21歳の時には近所の住人に言いがかりをつけて暴力を振るい、顎の骨を砕く重傷を負わせたこともある。当時、ボストン警察には25回も世話になったという。やがて反省し、自身の行いを改める決心をした。

反省とかで許されるレベルじゃないw

「フレンズ」以外でのジェニファー・アニストンて初めて観た。
ロブ役のティモシー・オリファントって、あの「ドリームキャッチャー」に出てたのかw ピートってどんなキャラだったか覚えてないけど。

マッツ役のティモシー・スポールは「スティル・クレイジー」でドラマーのビーノ役だった人か。


上記にあげたような他のバンド系の映画等を先に観ていたら面白く
思えるんじゃないかなぁと思う(・∀・)

『復讐するは我にあり』を観た

復讐するは我にあり

昭和38年。当時の日本の人々はたった一人の男に恐怖していた。榎津巌(えのきづ いわお)。キリスト教カトリック信者で「俺は千一屋だ。千に一つしか本当のことは言わない」と豪語する詐欺師にして、女性や老人を含む5人の人間を殺した連続殺人犯。延べ12万人に及ぶ警察の捜査網をかいくぐり、78日間もの間逃亡したが、昭和39年に熊本で逮捕され、43歳で処刑された。映画ではこの稀代の犯罪者の犯行の軌跡と人間像に迫る。

実際にあった西口彰事件を元に佐木隆三が書いた小説が原作の映画。
内容が内容だけに重いが見応えはあった。

榎津巌役は緒形拳。巌の父・榎津鎮雄役は「飢餓海峡」の主役を演じた三國連太郎。
鬼気迫る殺人犯役をこなしてない俳優は二流や(・∀・)と偏った意見を言いたい所ではあるが、最近はこういう内容の映画は少ないもんな。つーかやれば良いってものでもないw
ミヤコ蝶々や菅井きん、フランキー堺等々の有名ドコロが脇を演じて雰囲気を引き締める。

そして何よりも倍賞美津子ヽ(`Д´)ノ
 
 
 
 
 
 
  
 
 
  
 
おっぱいでけぇぇぇぇぇ(*´・ω・)

というような話はおいておいても、とにかく見応えはあった。
つーか三國連太郎と倍賞美津子のパートって本当に必要だったんだろうかw?

浅野ひさ乃役の清川虹子は相変わらずの迫力があった。
そういえば火野正平も出てた(・∀・)

「あさの」の客:佐木隆三

あれ佐木隆三なのか(ノ∀`)


タイトルについては

ちなみに、「復讐するは我にあり」という言葉は『新約聖書』に登場する言葉だが、「悪に悪で報いる者は悪となんら変わりなくなってしまう。だから、悪に堪え忍べ。そうすれば神様御自身が必ず悪を裁き、私たちを悪から救って下さる」という教えのことであり、ここでの「我」とは「神」のことを指す。

西口彰連続強盗殺人事件

という意味があり、

タイトルの「復讐するは我にあり」は、新約聖書(ローマ人への手紙・第12章第19節)に出てくる言葉で、こういう男がいたことを調査したとして、佐木自身は主人公を肯定も否定もしない気持ちを込めてタイトルに引用したという。

ということらしい。


上記の「無限回廊」のページと西口彰連続殺人事件を読んだけど、今ひとつ西口彰という人物が解りかねる。生い立ちの中で歪みを発するであろうポイントはあるにはあるが、これだけというのもちょっと弱い。

西口は戒律の厳しい全寮制の生活に耐えられず、ミッションスクールは3年の2学期に中途退学してしまった。
西口彰連続強盗殺人事件

家庭環境等でも何かあったのであろうか?
原作の小説等でより詳しく書かれているのかな。
機会があったら読んでみたい。

犯罪傾向の変化についてもちょっと興味深い。

西口は元々、窃盗、詐欺を繰り返した人物であり、それまで殺人を犯したことはなかった。詐欺師と殺人者、つまり知能型と暴力型は両立しないとされるが、この西口事件はそういう意味では犯罪史において貴重なケースとされる。
西口彰連続殺人事件

犯罪傾向の変化のきっかけは明確にはわからないが

西口彰は特異な犯罪者として注目された。それは従来、詐欺などの知能犯と殺人などの強力(ごうりき)犯は、別種の犯罪者と見られていたが、西口は、両方を軽々とやってのけたからだった。(略) 西口は取調室で「詐欺というのはしんどいね。やっぱり殺すのが一番面倒がなくていいよ」と本音をもらしている。
西口彰連続強盗殺人事件

という本音や何度も詐欺に失敗して捕まっていることからだろうか?

ただ、強盗殺人事件以降も詐欺を繰り返しているところを完全に切り替わって快楽殺人犯になっているわけではなさそうだ。うーむ(´・ω・`)


映画の方の榎津巌は父との確執があるように見受けられた。
軍に船か何かの供出を迫られた時に、巌の中で愛すべき、尊敬すべき、恐怖すべき父が失墜し、その変化に対応する為に心の歪みが生じた感じなのかな。
国への反発にしては少しおかしいしな。

何にしても観て良かったかな(・∀・)
まあ内容が内容だけに普通の人にはお勧め出来ない。

『ライラ/フレンチKISSをあなたと』を観た

ライラ/フレンチKISSをあなたと

wikipediaに項目がないからhuluのあらすじ←今はもうないみたい

ロングビーチに住むディラン(デヴィッド・スペード)は、同じアパートに引っ越してきたフランス人チェロ奏者ライラ(ソフィー・マルソー)に一目ぼれする。親しくなろうとして、彼女の飼い犬ジャックを使って口説こうとするが、ジャックがとんでもないことをしでかして大混乱に。

面白いシーンもあるけど、映画そのものとしては微妙かな。
ディランもライラも恋敵のルネもあんまり魅力的な存在でないのがいまいちに思えた原因かな?

ジャックがよく逃げ出して行った先の犬の飼い主の視覚障害者の人やディランのお婆ちゃん'sが最後に絡んで来ないのもなんだかなと思えた。
タートルも特に絡んでないな。
ウォリー(Artie Lange)は逆に思っていたよりも普通のキャラな感じだった。
もっと異常な行動を起こして話を展開させるのかと思っていたら。

下ネタも多いし、ちょっと汚いシーンもあるのもちょっとアレかも。
ダイアモンドという歌手のネタもよくわからなかった。あれで融資OKになる流れもよくわからない。

ラストのオチはオチ前を観た瞬間にオチがわかるけどちょっと笑ったw


デヴィッド・スペードは有名なコメディアンらしいけどよく知らん(・∀・)
日本未公開の映画によく出ているようだ。

Artie Langeはなんかコメディーショーとかで有名なのかな?
ソフィー・マルソーも知らない。


全く期待しないで観たらそれなりには楽しめるかもしれないが。
ジャックは可愛かった(・∀・)

『キャノンボール2』を観た

キャノンボール2

非合法のアメリカ横断公道レースのお話。「キャノンボール」の続編。冒頭は

前作「キャノンボール」で優勝を逃したファラフェル家のシーク王子(ジェイミー・ファー)は父王より「再び渡米しキャノンボールで優勝するまで帰国すること能わず」と叱られ、キャノンボールは毎年開催ではないことを伝えると「自分で主催すれば良い」と言われる。それもそうだと納得し、シーク王子は早速前回の出場者達へと招待状を送付する。

みたいな感じ。

まあ内容は前回と似たり寄ったりかなw
ただ二作目ということもあり、前作に出ていたキャラには愛着があるのでそういう点では前作よりも良いかもしれない。

前作に出ていたキャラが全員出ているわけではなく、美女コンビもキャラとしては同じ扱いだが演じている女優は別人という感じ。

JJ.マクルーア(バート・レイノルズ)とビクター・プリンズム(ドム・デルイーズ)は将軍と兵隊に変装。同乗者はシスター・ヴェロニカ(シャーリー・マクレーン)とシスター・ベティ(マリル・ヘナー)。前作のパメラとはもう別れたんかw

ドクターのニコラス(ジャック・イーラム)も居ないのかと思ったら、シーク王子に雇われて、シーク王子の召使い(ダグ・マクルーア)とトリオになっていたw

フェンダーバーム(サミー・デイヴィスJr.)とジェイミー・ブレイク(ディーン・マーティン)のコンビは今回は警察官に変装。この二人の借金が元で金欠で落ち目のマフィアが前作のフォイトのようにキャノンボールレースにちょっかいを出してくる。

レースには参加しないが前回のロジャー・ムーア的存在の代わりにフランク・シナトラが出てくるのはこの二人とのつながりなんだろうか?

相変わらずジャッキー・チェンが日本人役w 前作はスバルだったのに今回は三菱。
なぜかジャッキーの台詞には字幕がつかなかったな。相棒はマイケル・ホイではなく
リチャード・キール。ってリチャード・キール亡くなってるやないか。・゚・(ノД`)・゚・。
リチャード・キールさん死去、映画007の「ジョーズ」役など

オラウータンチームは前作で検問に引っ掛かってリタイアしたコンビらしいが全く覚えていないw

考えてみるとチーム数は減ってたな。まあフォイト的ポジションのカネロニ一家で人数が増えてるからその辺の兼ね合いもあるのかな。


オープンニングが前作を踏襲してて笑ったw
結局最後はgdgdなドタバタアクションなので、なんだかなぁと思わないこともないw

尺が圧倒的に足りないからしょうがないんだろうけど、もう少しどうにかならなかったのかw 
そういえばなんで今作でもキャプテンケイオスが登場したんだろうw

キャストは全然違うけど「キャノンボール3」ってあるんだな…