カテゴリー: 映画

『シャークネード』を観た

シャークネード

ロスアンゼルスを襲う、大量の鮫を含んだトルネードのお話。
 
 
 
 
ってどういうことだよ、これ(・∀・)
 


色々と御都合主義的展開のお馬鹿映画だが、馬鹿すぎて笑えるw
スプラッターコメディ系にアメリカ映画の王道要素を散りばめた感じ。
キャッチコピーをつけるなら
「死亡フラグを裏切らない( ・`ω・´)!!」

観覧車や吸い出されるシーン、鮫が落ちてくる駄目押しシーンで吹かざるを得ないw

家の中のシーンと外のシーン、橋の上と下のシーンの状況に整合性がなかったり、鮫が強いように見えてあっという間にやられたりで突っ込みどころが沢山あったw
まあ何はともあれ実況向けではあった。

ラスト近くのイメージ図
sharknade2

( `・ω・)o彡゜U・S・A!U・S・A!
 


アサフェス公式サイト|アサイラムフェスティバル
これ今年の話なのかな。
まあ暑いので行かないけどもw

『幻の光』を観た

幻の光

久しぶりに
で(・∀・)?って思う作品に出会ったw

是枝の劇場映画デビュー作であり、また江角マキコの映画デビュー作となった。夫を原因不明の自殺で失った女性の喪の作業(グリーフワーク)を、静かな視線で描写してゆく。

是枝裕和監督作品とはやっぱり合わないのかな(ノ∀`)


話の内容云々の前に、音が小さすぎたり、方言の所為で何言ってるのかわからないシーンが多いw

イヤホンをつないで聞いても何を言ってるのか聞き取れないので何度も再生し直した。冒頭のお婆ちゃんと郁夫(浅野忠信)が酷い。

まあお婆ちゃんは冒頭だけで、郁夫も早々と退場するのでなんとか我慢出来たけど。
後半の登場人物は何の問題もなかった。お婆ちゃんは「四国の宿毛に帰る」と言っていたのだろうか?高知県に宿毛市というところはあるようだが。

静寂シーンが異様に多いこの映画においておそらく最も喋っているであろう、主人公ゆみ子役である江角マキコの関西弁?が下手すぎて、なんだか観ていて非常に苦痛だった (ヽ'ω`)

一応、江角マキコのヌードシーンがあり、おっぱいも一瞬見えるけど、どうでもいいな。それくらいこの映画は観るのが苦痛だったw


話もぶつ切りダイジェストでゆみ子の苦悩みたいなものもステレオタイプなものしか見えず、民雄(内藤剛志)のキャラクターもよくわからないままあんな台詞で〆られてもなぁという感じだった(・∀・) 簡単過ぎるだろw

何処が喪の作業だと思ったw 原作だと話はちょっと違うらしいが。

これだったら低視聴率ドラマだった「彼女が死んじゃった。」の方がいいな。

この作品が海外で評価されたのって映像美と無駄に評価される余白と字幕による聞きとりにくさからの解放があるからじゃなかろうかと思ったりするw

物語そのものは上手く描けてないと思った。浅いと言っても良い。
その辺を子供達の映像や風景映像で誤魔化してようにも思える。


雰囲気オサレ風映画が好きな人なら大丈夫だと思うがそうでないと多分観ているのが苦痛な映画 だと思う(ヽ'ω`)

『スピリット・ボクシング』を観た

スピリット・ボクシング 塀の中の詩闘

原題はShackles(手かせ、足鎖、束縛、拘束)。
一応冒頭に主人公であるベン・クロス(D・L・ヒューリー)のボクシングシーンはあるがこの映画はボクシングとは全く関係ないw

別題に詩闘とあるようにポエムを一つの軸としていて、魂の叫びであるポエムによって心を
通い合わせるような部分があるので、それをスピリット(魂の叫びの)・ボクシング(やり取り)
みたいな意味で邦題をつけたのであろうか?関係ないが別題の"塀の中の詩闘"で正しい
ようなのだが、allcinemaだと"塀の中の時間"になっている。"詩闘”と”時間”は字面が似て
いるがさすがにOCRのスキャンミスとも思いにくいので手入力時でのミスだろうか?

あらすじは

三年前にある事件を起こして教職から追われたベン・クロスはかつての上司であったヴァージル(バリー・シャバカ・ヘンリー)から新たな教職のオファーを受けた。それはシャクルトン少年刑務所で試験的に設けられた学校での仕事だった。初めは上手く行かなかったものの、ストリートの詩人からお恵みの代わりに貰った詩集を用いた授業での、ベンの就労とほぼ同時にシャクルトンへと収容されたガブリエル・ガルシア(ホセ・パブロ・カンティーロ)とのやり取りからポエム大会の開催を思いつく。

みたいな感じ。

冒頭のストリート詩人のポエムや二分割~四分割はちょっとうざいw
観ているうちに慣れてきて、二分割はベンとガブリエルを重ね合わせる時に効果的な演出になってくるんだけども。

物語のメインテーマであろうことは終盤のベンの言葉に集約されていて、まあ是認出来る意見かな。でも看守たちの言いたいこともよくわかる。

但し、あの行為等はやっちゃ駄目だろうと思ったw そういえば、実際に囚人達の敎育に反対する住民とかって居るんだろうか?

話は色々と散漫というか本筋の為に脇役食い散らかすパターンだったw
あのオチは話を収束させる為に必要だったのかもしれないが、うーん、どうだろう(;^ω^)

入所シーンでバックショットヌードがあったよ、男のだけど(*´・ω・)うほっ


全体的な映画としての出来は微妙な気がしないでもないが、所々熱いシーンがあったりしたので、トータルでは観て良かったかな。

『日本の黒い夏─冤罪』を観た

日本の黒い夏─冤罪

1995年6月上旬、長野県松本市に住む高校生の島尾エミ(遠野凪子)と山本ヒロ(斎藤亮太)は、松本サリン事件報道の検証ドキュメンタリーを制作していた。NHK長野放送局をはじめとするテレビ局が取材を拒否する中で、ローカルテレビ局「テレビ信濃」は取材に応じるという。報道部長の笹野(中井貴一)、そして記者の浅川(北村有起哉)・圭子(細川直美)・野田(加藤隆之)の口から誤報につながった原因が語られた。

ある種ドキュメンタリーの再現映像みたいな感じなので一般的な映画とは異なる内容。
そういう意味では一般的な映画みたいに面白いかどうか測るべきではないと思う。
まあでも面白いというか興味深い内容ではあったかな(・∀・)

全然違う内容だけれども「ニュースの天才」が面白かったなら、
これはこれで有りと思うかも。

非常に淡々とした感じでその当時の取材状況シーンとエミの追求とそれに対する浅川の逆ギレ的応答やその他の歯切れの悪い応答が展開されるので盛り上がりはほぼない。


松本サリン事件を見ると長野県警やマスコミの酷さがわかるなw

週刊新潮は未だに謝罪をしていないらしい。

地下鉄サリン事件後も河野は週刊新潮のみ刑事告訴を検討していたが、謝罪文掲載の約束により取り下げた。現在も河野は「週刊新潮だけは最後まで謝罪すらしなかった」と語っている。このことは一部宗教団体などにより攻撃材料として利用されているにもかかわらず、河野との約束は現在もなお守られていない。

これ創価学会のことかw

週刊新潮の項目で

また、創価学会は機関紙の『聖教新聞』や系列誌の『潮』などを使い、定期的に「クズメディア」「デマ雑誌を追放しろ」などと新潮社を批判している。

とあるから多分そうか。ふと字面を見ていて気づいたが、「潮」と「新潮」なんだな。
まあ何の意味も無いだろうけどw


神部俊夫役の寺尾聰が微妙というか、きっと俺氏は俳優の寺尾聡は合わないんだなと思った(ノ∀`) 中井貴一も微妙だったかも。
あんまり感情を出さない感じのキャラだったからかもしれないが。

浅川浩司役の北村有起哉は良い感じに嫌なキャラを演じていた。

虐待を受けながら子役をやっていた遠野なぎこはどんなことを考えながらこの役を演じていたんだろうな。

「この人、細川直美に似てるなぁ」と思いながら観てたら、細川直美だった(ノ∀`)

キャストに笠兼三という名前があったので、笠智衆の親戚だったりしてと思ってぐぐったら、本当に笠智衆の孫だったw
柳田記者ってあるけどどんな役だったか覚えてない。


全てが全て、この映画の内容が正しいわけではないだろうけれども、若い人や子供たちに授業等で見せるのも悪くないんじゃないかね。