カテゴリー: 映画

『鴨川ホルモー』を観た

鴨川ホルモー

二浪して京大生となった阿倍(山田孝之)と同じ新入生の帰国子女・高村(濱田岳)は、三回生の菅原(荒川良々)から“京大青竜会”という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。阿倍はその席で“美しい鼻筋”を持つ早良京子(芦名星)に一目惚れ、彼女に近づきたい一心で思わず入会してしまう。

「阿修羅城の瞳」に続き、また鬼物だった。
方向性は全然違うけど(ノ∀`)

「スワンの馬鹿!」もそうだったけど、芦名星がマドンナっぽいポジションに居るだけで、
なんか萎える (ヽ'ω`) もう少し美人を起用して欲しかった。

正直なところ、前半は山田孝之と濱田岳の絡み以外は基本的につまらなかった。
鬼語というボディランゲージや男の裸だけで笑わせようとしているだけの映画に
思えた。まあそれ自体は間違ってはいないのかもしれないが、何にしても後半の、
栗山千明演ずる楠木ふみが暴走しだした辺りから面白くなった。
正確にいうと楠木だけが面白かったのかもしれない。

石橋蓮司やパパイヤ鈴木、甲本雅裕辺りはどうでもいいとして、
龍谷大フェニックスのリーダーは立花美伽は佐藤めぐみか。
ちりとてちんのA子や(・∀・)
渡部豪太も出ていたけど、ほとんど印象に残ってないな。

芦屋役の石田卓也や清森役の和田正人はごちそうさんに出ているらしい。
観てないからよくわからないが。

( ゚Д゚)ハッ 安倍明の方は安倍晴明からなのはすぐわかったが、
芦屋は芦屋道満の方かΣ(゚∀゚;)と気づいたがwikipediaを
よく読んでみたら、そう書いてあった(ノ∀`)
高村は小野篁か…( ・´ω・`) マスターオブサンダー…

地獄の栓から空の鬼につながる想像図からなんとなく
「真夜中の弥次さん喜多さん」の荒川良々を連想した…
この映画の荒川良々はあんまりうまくなかったような。


原作者の万城目学は「鹿男あをによし」を書いた人とのこと。
ドラマ版しか知らないけれど、あれも変なお話だったな、そういや。
そういう系統の作家なのか。

やっぱりこの映画の公開された年のコミケには「鴨川ホモ」とかいう
タイトルの薄い本があったりしたんだろうか(´・ω・`)?

まあ栗山千明、山田孝之、濱田岳辺りが好きなら観てもいいんじゃね(・∀・)?

『片腕マシンガール』を観た

片腕マシンガール

あんまり観る気はなかったが

忍者服部半蔵の子孫であるというヤクザの息子、木村翔をリーダーとするいじめグループによって弟である日向ユウを殺された女子高生日向アミが復讐に挑む。

という訳のわからない設定が気になって観てしまった。
やっぱりただのグロスプラッター映画だった(ノ∀`)

冒頭のシーンを観ただけで「ああ、これは真面目に観なくていいよね(・∀・)」って
いうスイッチが入ったw


とにかくグロで人間汁ブシャーと言った感じw 色々と阿呆すぎるw
監督の井口昇って他に何を撮ってるのかと思ったら元々はAV監督か。
タイトルを見るとスカトロ物が多いな。なんとなく納得したw

翔の父である龍二は髪型から龍坐かと思って見てたら
島津健太郎という全然違う人だったw
関連する検索キーワードで出てきた石橋蓮司の方が似てるな。

翔の母であるスミレ役の人、高岡早紀をどうにかした感じで綺麗だなって思ったら
AV女優の穂花だった。監督つながりで出演したんだろうか。
wikipediaの穂花の項目を見たらリアル「八日目の蝉」みたいな感じだったΣ(゚∀゚;)
この場合はどっちが幸せなのかわからないけれども。

幼少期、穂花は母親が交際していた消費者金融の取り立て屋によって施設から連れ出され、1年近くにわたって生活を共にしたことがある。これは実際には誘拐であり、しばらくして穂花の母親は警察に捜索願を出している。しかし穂花は、「私に対してだけは、なぜかいつも優しいイメージの人」と回顧するこの人物を「お父さん」と呼んで慕っていたため、疑いを抱くことはなく、むしろ初めて味わう「24時間ずっと自分をかまってくれる人がいる」環境に喜びを覚えていたという。

 
主人公・日向アミ(八代みなせ)の弟・日向ユウ(川村亮介)と共に殺された
杉原タケシの母・ミキも元AV女優の亜紗美か。おねーちゃんにしては結構
動ける子だなと思ってたら今はアクション系女優になっているのか。
井口昇作品に出続けてる模様。

弟役の川村亮介って制服サバイガール2に出てるみたいだけど、
彼氏役じゃなくて研究者とか自衛隊員の役かな? 

アミ役の八代みなせのパンチラが何回かあるよ(*´・ω・)

他のシーンの内容が酷いせいか、たまにそこだけを数秒間切り取ったら
まともと思えるシーンがあったような気がするw
ヤクザの下っ端とかは演技が酷いけど、それ以外の人はそれなりに
頑張ったなと思った。まあストーリーが酷いから無意味なんだけどもw

見逃したのかもしれないけどスペシャルマガジンて役に立ったん?


関係ないけど、うちの環境の問題か知らないけど、えらく「ザッ、ザザッ」
みたいなノイズが乗っててうるさいシーンがあったな。ガッチャマンの映画も
それが酷くて観るのやめたな。

まあ何にしても人にはお薦め出来ないことだけは確かだな(ノ∀`)

『阿修羅城の瞳』を観た

阿修羅城の瞳

時は文化文政の頃。江戸の町は、人知れず鬼がはびこる魔の都と化していた。幕府は、そんな鬼たちを退治する組織「鬼御門」を結成。現在は十三代目安倍晴明が取り仕切っている。 その鬼御門に所属し「鬼殺し」の異名を持つ病葉出門(わくらばいずも)は、五年前のとある事件が契機で鬼御門を辞め、中村座の四世鶴屋南北に弟子入りしていた。

序盤の鬼御門やら出門とつばきのシーンがえらく演劇風で映画よりも
舞台でやったほうがいいんじゃね(・∀・)?と思ったら、元が舞台作品だった(ノ∀`)
前半は舞台風演技と普通の演技が混ざっててなんだかなぁって感じ。
終盤は基本的に4人しか出て来なくて皆舞台風演技なのでそんなに気にならないけども。

確か以前テレビでやっていた時は冒頭の鬼御門ヒャッハーシーンの
渡部篤郎の演技が酷くて観るのを速攻でやめた記憶があるw
関係ないけど内藤剛志って何やっても内藤剛志だな(´・ω・`)

つばき(宮沢りえ)を匿っていた軽業師の女の子達って誰なんだろうかとぐぐってみたら
G-Rocketsという体操・新体操系出身のアクロバットダンス・カンパニーの人達らしい。
道理であんだけ激しい運動をこなせるわけだ。

もみあげ先生こと皆川猿時が出てた。相方は大倉孝二だった。
まあこの二人ともう一人のごつい女形は物語に関係しない賑やかしw
小日向文世演ずる四世鶴屋南北は一応物語の外郭として存在するけど
やっぱりあんまり関係ないなw

市川染五郎の出門は最後の方の鬼との斬り合いの所辺りからは
良かったけど、それ以外はスペースコブラや花の慶次風キャラを
演じようとして失敗してるような気がしないでもない。

沢尻エリカが谷地役…谷地ってあの毬みたいなのを持った鬼の娘か。
あんまり可愛くなかったけど…沢尻エリカだったのか。

『瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ』が
出てくるので「四草兄さん (・ω・`≡´・ω・)?」と反応してしまう人は
底抜けに「ちりとてちん」好きに違いない( ・´ω・`)


今ひとつ、阿修羅王に成るための条件が納得出来ないw
加えて出門とつばきがくっつくのも今ひとつ。
それを言うと美惨(樋口可南子)の方もあれだけどw

阿修羅王よええなというか殺陣がなぁ(ノ∀`)

見どころは……特にないな(´・ω・`)
宮沢りえが多少着物をずらして背中をちょろっと見せたりするけど
それだけならサンタフェ見てろって話だしな。

通常ならこの程度の映画だったら激おこぷんぷん丸状態になる俺氏であるが
途中からゲームをやりながら観たので特に怒りもない(・∀・) ドーデモイイ

『マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝』を観た

マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝

かつて、黄泉と現世の征服をたくらむ悪霊、小野篁(松村雄基)を封印した三徳和尚(倉田保昭)と源流和尚(J.J Sonny chiba/千葉真一)。いまは山奥で静かな生活を送っていた2人を、現世によみがえった悪霊たちが襲い始めた。彼らとともに、悪霊を退治するため三徳和尚の弟子・アユミ(木下あゆ美)をはじめ、7人の若者が集結した!

えーと…結論から言うと映画としてはあれですわ(・∀・) アレデス、アレ


ストーリーのことはさておき見どころはやはりアクションシーンかな。
冒頭の150人組手は凄いと言えば凄いけど、長すぎて飽きた(・∀・)

どうもアクションシーンはほとんど早回しらしく、それに対して厳しい評価を下す人も居るけど
ながら観だったのであんまり気にならなかった。ワイヤーはどうかなと思ったけどw
なんだかんだ言っても倉田保昭と千葉真一の対決シーンはそれなりに盛り上がった。
数珠かっこええ(・∀・)


主人公アユミ役の木下あゆ美がえらく若く見えた。
デカレンジャーを観たことがなく、「怨み屋本舗」以降しか知らないが
「怨み屋本舗」もこの映画も2006年の作品なのに、化粧の違いか全然違う。
アゴはどっちでも相変わらずではあるが。この人は声が綺麗だな(・∀・)
そういえば今この人、キョウリュウジャーでのっさんの妹役で出てるな。

アポロ役のアドゴニー・ロロって何の人かと思ったらからくりTVかなんかの面白外人なのか。
全く観てないのでわからんかった(ノ∀`) 「Youは何しに日本へ?」のベナン大統領の回で
出てたのはこの人だったのか。

秋山莉奈もちょこっと出ていたらしいが気付かなかったw
メイド喫茶で写真を攝られていたメイドさんらしいが。

ながら見だったのでイサム(杉原勇武)が何なのか分からなかったw
兄弟子か。見直したら冒頭の悪鬼シーンとかで出てた。
他に何に出てるのかなと思ったら「臨死!!江古田ちゃん」のイケメン役…
あんまり覚えてないなw


ストーリー部分に少しだけ触れると…
七人集める必要なかったよね(´・ω・`)?

かろうじてアンナ(永田杏奈)とアユミは頑張ったけど…あああとミカ(芳賀優里亜)と
コースケ(平中功治)は戦ったか。トオル(椿隆之)とカオリ(小松彩夏)は子供たちと
遊んでるだけだし、アポロに到っては全く出て来なかったw
修行の意味もなかったな(ノ∀`)


この映画を観るまで知らなかったが小野篁って

また、妹と恋仲になったと言う話も有名である。 その異母妹との交渉を中心とした歌物語風の『篁物語』(小野篁集)があるが、後世の人の創作である(作者・成立時期不詳)。

という感じだったんだねぇ。

ながら観だったので見落としていたが、源流(千葉真一)と美央(長谷部瞳)って
異父兄妹だったのかΣ(゚∀゚;) ただの三角関係だと思ってた(ノ∀`)
だから「俺の執着が篁を呼び寄せた」みたいなことを言っていたのか。
そういう意味ではあのラストは納得がいくな。
アユミからしたらとんでもないことさせられたわけだけどもw

関係ないけど、篁が使用していた冥界への井戸はもうちょい金をかけて欲しかったなw


五重塔、悪鬼の仮面、敵の子供たち、鞭キョンシーシスターズとかって全部、
香港映画へのオマージュなんだろうか。そういえばエンドロールは香港映画のように
NGシーン流してたしなぁ。

映画紹介サイトで尼僧であるべきところが尼層になっていて、『あれれ(・∀・)』と思ったが、
これは大本の日活のサイトで間違えてるからだなw
goji