カテゴリー: 感想

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-99

ほっといてよ!ママ 富田安紀良 全8巻

伝説のレディース・美威愚怒(びいぐっど)の元ヘッドである主人公・尾崎彩華は、今は夫と息子を熱愛するヤンママ!小学校の入学試験に、親子面接に臨む彩華だが・・!?ドラマ化もされた、痛快ヤンママコメディー!

11円セールで88円で入手したものの、絵柄はあんまり好みではなく、
あたし、ヤンキー物とかヤクザ物ってそんなに好きじゃないのよねー(・∀・)(← なら買うなヽ(`Д´)ノ)

というわけで、ちょっと前にやった、"電子データで物理的には邪魔にはならないけど、ずっと読まない物をkindle上で表示させてると邪魔だから消しちゃおう"キャンペーンで消そうと思ったが、その前にちょっとだけ目を通してみたら、それなりに面白かったので、消さずに最後まで読みました(・∀・)

若干、後半の方でマンネリ感を覚えたものの、良いと思える話は多かったし、全体的には楽しめた。江木一族との対決が特に好きだったw

ママまっしぐら!』という題名で2000年にドラマ化され、パート3まで続いた模様。

ペンネームでは男っぽいが、実際の作者の性別は女性らしい。

こんなママだと紫陽の悩みのタネは尽きないよね(´・ω・`)

comic J・F・ケネディ 旭丘光志/木本正次 全3巻

栄光を一身に担い、大統領に就任したケネディ。
ベルリンの壁、人種問題、核ミサイル、キューバ危機など、
次々に襲いかかる困難を不屈の意思で乗り越えた、
その激動の生涯を描く!

キューバ危機とかなにやらでまあ、それなりに面白かった。
ちょうど、「ベルリンの壁をすり抜けた“音楽密輸人”」 鋼鉄の東にブツ(パンク)を運んだ男、マーク・リーダーの回想録という長い長いトゥーロングなエントリを読み終えた後に読んだのでベルリンの壁崩壊の辺りも面白く感じられた。

この漫画、来歴がいまいちわからない。どうも週少年マガジンに1969-1970年頃に連載されていた『Let’s Go ケネディ』を改題・再編集して少年画報社が販売したものなのかな?(●漫画・・ 「Let’s Go ケネディ」「渡り鳥シリーズ」)

脚色は多くあるんだろうけれども、こりゃ人気が出るわなぁと思った(・∀・)
同時に敵も沢山居たんだろうなと。ケネディ一家に関しては陰謀論を信じてしまうかもしれないw

そういえば、JFK暗殺の情報公開ってどうなってんだよヽ(`Д´)ノ
と思ってぐぐってみたら、2023年7月1日の記事で『米国立公文書館、JFK暗殺の関連文書の検証完了 99%を一般公開』というのがあった。つい最近、ほぼ完全公開になったんだね。まあダウンロードして読むほどの気力も能力もないんだけども…( ゜σ・゚)ホジホジ

何故か3巻まで、作者はケネディに似せる気がなく、普通の少年漫画の主人公のような顔をしていたw

愛のエナジーハイパーミミ! MEIMU

胡桃ミミは林田センパイの事がスキになり三日かけて書いた手紙を渡そうとした時、林田センパイがホモ番長グループにさらわれてしまい…

お馬鹿なノリを楽しめるかどうかかなw
この辺りの時代の漫画にありがちな枠部分での技コマンド表示とか懐かしいのぅ…("・ω・゙)イマモアルカ

なんでこんなに林田先輩はモテたんだろうか?
才蔵も実は林田のことが好きだったんだろうか…(´・ω・`)?

なんでホモ番長とかに愛のエナジーは降り注がれんかったんやろな…( ゜σ・゚)ホジホジ

ナッちゃん たなかじゅん 全21巻

亡き父の遺志を継ぎ、家業の鉄工所を切りもりする元気娘、ナッちゃん! 父親ゆずりの職人魂で町工場の機械を直すナッちゃんは下町の太陽だ! 町工場の仕事って、ホンマはカッコええねんで…!

『ヤンジャン』アプリで読破。
スーパージャンプを買っていた頃はよく読んでいたが、雑誌を買わなくなってからどうなったか知らんかった。今回最後まで読めて良かった(・∀・)

前回の感想でドラマ化すればいいのにと書き、その考えは今も尚変わらないが、この漫画をドラマ化する場合の障害に気づいてしまった…

依頼者等のナッちゃん以外の登場人物がほぼほぼ糞野郎揃いなので、そのままドラマ化してしまうと観ていて不快になった人がクレームを入れてくること必至w

漫画という形式ですら不快極まりないキャラ達が実写になったら、きっとヤバいと思うw
この辺が最後の最後まで慣れなかった、そういや…(´・ω・`)


下町鉄工所奮闘記 ナッちゃん 東京編 たなかじゅん 全3巻

亡き父の遺志を継ぎ、家業の鉄工所を切り盛りする元気娘ナッちゃん――更なる技術を身に付けるため、ものづくりの聖地、東京・蒲田に上京! でも修業先の鉄工所は曲者揃いで、元気娘も大ピンチ!?

『ヤンジャン』アプリで読破。
正直なところ、東京編の方が好き。
社長というアドバイザーが出てくるところや、依頼者も関西編(?)に比べればマイルドな感じだったし。
雑誌廃刊の絡みだかで尻切れトンボで終わってしまっているところが残念(´・ω・`)

まだ還暦前なので続きを期待したいところではあるが、今はデザイン系の仕事をしてるのかな?
Twitterのアカウントでは、ほぼ過去のなっちゃん絡みの話の紹介だけだけど、たまに近況をつぶやいてる感じ?


逃げ上手の若君 松井優征

1333年、鎌倉――。幕府の後継として生きるはずだった少年・北条時行は突然の謀反で故郷も家族も全て失う。しかし時行は、生き延びることに関しては誰よりも秀でていた。信濃国の神官・諏訪頼重に誘われ、少年は逃げて英雄になる道を歩み始めた!

ゼブラックで、反撃開始くらいのところまで読んだ。
まあまあ面白い。いつもの松井節である。

『暗殺教室』よりも『魔人探偵脳噛ネウロ』寄りのような気もしたが、諏訪頼重や郎等のことを踏まえると前者寄りのような気もしてくる。

ノリの面白さの他に、鎌倉末期~南北朝という歴史好き以外の人が見向きもしないというか疎い時期を題材に取り上げているので、それはそれで目新しさがあって良い(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-98

獣のように かわぐちかいじ 全6巻

「ヤクザはミエで生きている。負けてカッコつかなくなったら、そいつはもう終わりだ」都会の片隅に置き去りにされた玉突き屋で、倦んだような時間を送る二人のヤクザ・竜三と健次。その二人の前に、竜三のかつての兄貴分の妹・桃子が現れたことから、凪いでいた男たちの心に『獣』の牙が生え始める……!!

どうしてこうなった感満載の漫画だった…(ヽ'ω`)

最初はヤクザ相手にビリヤードの腕でのし上がって風の展開でwktkしていたのだが、巻が進むにつれて…というか二巻かそこらでただのヤクザ物になってしまった(ノ∀`)

竜三がいきなりビリヤードの勝負をやめた辺りからなんかおかしいとは思っていたが…

そんなに巻数がないので打ち切りなのかなと思ったけど、実は人気があったのか、題材が題材だからかVシネマで三本撮られたりしてる。

このくらいの時は面白かったんやで、ほんま(´・ω・`)

一杯の魂 -ラーメン人物伝- 本庄敬/大泉孝之介/武内伸 全3巻

大勢の客が足を運ぶ評判の店、行列の出来る有名店が数多く軒を連ねるラーメン業界。すすれば顔がほころぶ絶妙な味。だが、この一杯を生み出すまでには想像を越えるドラマがあった……。究極の味を求めて、自ら納得出来るまでは決して妥協を許さなかった頑固な店主、伝説と呼ばれる職人の技。全国に事業展開するラーメンビジネス企業の雄たち……。ラーメン一杯に命をかける男たちの熱い生き様を追った、ノンフィクション・ラーメンコミック! 

ラーメンはたまに食べるけど、別に並んで待たなきゃいけないような名店を巡るような熱量はないので、ほとんど行ったことのないお店だった(ノ∀`)

まあ、内容的にはそれなりに楽しめたといえば楽しめた。
amazonのレビューでは辛口な評価もあるけれどw

でもこれ、なんで1巻の作画が本庄敬で、2-3巻の作画が大泉孝之介なんだろうか。どちらも石川サブロウのアシスタントだったみたいだから、そのリレー自体はその辺のつながりなのかな?

その後を何店舗かぐぐってみたら & 行ったことあるお店
  • ちゃぶ屋は2012年に運営会社破綻(?)したみたいだけれども、店主の森住康二は今は違うところでお店を開いてるみたい。
    【千葉・神崎町】伝説のラーメン職人・森住氏が腕を振るうお店。落ち着いた空間と繊細な味で安らぎの一杯。
  • 中村屋は海外展開に主軸を移した感じ。どーでもいいけど、中村栄利、いい男やんけ(´・ω・`)ネタマシイ 『天空落とし』ってここ発祥なのか。
    伝説の店『中村屋』が休業へ 天才ラーメン職人が思い描く新たな夢とは?
  • なんつッ亭は創業者の古谷一郎が政治活動に転身したらしいが、神奈川県議会議員選挙で二回連続で落選。でも10000票以上は取ってるんだな。スーパークレイジー君みたいに市会議員から挑戦すれば良かったのに。
    ラーメンの人気店「なんつッ亭」を家系「せい家」創業者が買収 ラーメン新時代が到来か
  • 支那そばやは行ったことあるわ Σ(゚∀゚;)アソコガホンテンカ 美味しかったとは思ったけど、お上品過ぎる味なのとその価格から、再訪はしなかったな。店先まで行くといつも行列が出来てると思っていたのだけれども、コロナ対策なのか、券売機で買ってから外に並ばされるシステムみたい?
  • 大勝軒は横浜のとこに行った記憶があるか、食べ慣れないつけ麺だったからか、特に美味しいとかまずいとかなく…味の記憶が全く残ってない(ノ∀`)
    フーちゃん。・゚・(ノД`)・゚・。
  • 天下一品は人に連れられたりで何回か行ったかな。まあ、特にコメントはない(・∀・)アレハアレデ
  • 一風堂も行ったことあるけど、あんまり記憶がない…もう10年以上前くらいかな?

 
まあ人に歴史有り、ラーメンに歴史有りってことで、ラーメンに興味がなくても、そこそこ読める作品ではなかろうかと思った。

最後に安藤百福を持ってきたのは、ちょっと評価したいw

ブラッククローバー 田畠裕基

魔法がすべてのとある世界で、生まれながらに魔法が使えない上、貧民の捨て子として生まれた少年アスタ。 彼は己の力を証明する為、また友との約束を果たす為、魔法使いの頂点「魔法帝」を目指す!美麗な筆致と熱きキャラ達が織り成す王道「少年」魔法ファンタジー!

ゼブラックのポイント消化を兼ねて、チケット公開されている31巻まで読んだ。
正直なところ、初期段階のキャラや展開に既視感を覚えてしまったが、これはこれで良いかなと(・∀・)

バトル展開も若干繰り返しのような気がしないでもないけど、まあジャンプ漫画故にその辺は致し方ないかと。

巻が進むと戦闘能力がインフレしてしまい、初期メンバーが取り残されてしまいがちなジャンプ漫画にしては、上手く能力の組み合わせ等で活躍させてあげてるところは悪くない(・∀・)フッハイガイハ


怪獣8号 松本直也
ゼブラックでチケット公開されている3巻まで読んだ。
取り敢えず言えることは…
 
 
えらくテンポが良い漫画や(・∀・)
『ジャンプ+』連載なのか、これ。


炎の転校生 島本 和彦 全12巻

 かつてこんなにも熱いまんががあったでしょうか。転校をくり返す男・滝沢 昇。新たに転校した学校は、週番が命をかけて遅刻を取り締まり、校長が1年11組をつぶして茶室を造ろうともくろむ、油断ならない空間でした。そこでくり広げられる滝沢の、燃えださんばかりの熱き闘い。果たして滝沢の運命は… と、確かにとことん熱いまんがですが、ぜひ肩の力を抜いてお読みください。そして遠慮なく爆笑してください。

サンデーうぇぶりで読破。
俺氏みたいな昭和生まれのおっさんだったら、まあまあ楽しく読めると思われる。
でも若い人が読んだらよくわからないネタやノリが満載なので、ちょっと微妙な感想になりそうな可能性はあるw
まあ、島本漫画なので、勢いだけはある(`・ω・´)

雑に表現するとすれば、熱血、おっとり問わず、登場人物全員がボケ役で、それをストーリーという筒に詰め、作者の情熱(というか勢い)で一気に読者の目前に噴出させてるような、そんな漫画(・∀・)

伊吹の親父が一番好きw
滝沢の親父はちょっとセコいというか小人物w
「お前のその革ジャン」はワラタw

何はともあれ、今の若い人には国電パンチは通じないと思った(´・ω・`)Eデンモナ


がんばれ元気 小山ゆう 全28巻

堀口元気はプロボクサーである父親の影響をうけて、5歳からボクシングをはじめた。しかし、父親は後に世界チャンピオンとなる「天才ボクサー」の異名を持つ関拳児(せきけんじ)との死闘の末、この世を去ってしまう。父親の果たせなかった夢……世界チャンピオンを目指して、元気が駆け抜ける!熱く燃え続ける男の感動ドラマ!

サンデーうぇぶりで読破。
途中からチケット開放されてなかったので3000ポイントくらい使って読了した(ノ∀`)

いささか無理のあるというか、トンデモな展開があったけど、トータルでは十分楽しんだし、所々熱かったり、涙した。
まあしかしなぁ…

小山ゆうは富士鷹ジュビロ以上の漫鬼や。・゚・(ノД`)・゚・。

この漫画、元気が可哀想すぎるやろ…(´;ω;`)

ネタバレを含む
父ちゃんと三島さんはともかく、露木さんのアレはないやろヽ(`Д´)ノ
海道との戦いの結末も衝撃的だったなぁ…あんな試合結果なんて初めて見たわ…

ラストの芦川先生もなぁ…まああれは未来の可能性が残ってるからな。

のぼるや火山の試合も良かったな(・∀・)

つーか関拳児もなんか可哀想すぎない(´・ω・`)?
あんなに良い人になったのに…

 
 
 
何はともあれ、
( ^ω^)ほっ!! ほっ!! ほっ!!

適当にテレビ等で観た映画(19)

ギルバート・グレイプ

アイオワ州の小さな町エンドーラ。特になにもないこの町から生まれて24年間出たことがない青年ギルバートは、ハンディキャップを抱えた弟アーニーと、身動きが取れないほど太った過食症の母、そして2人の姉妹の面倒を見ながら日々を送っている。家族を守ることに精いっぱいで自分の夢も希望も見失っていたギルバートは、ある日、トレーラーで旅をしながら暮らしている少女ベッキーと出会う。車の故障でしばらく町にとどまることになったベッキーとの交流を通して、ギルバートは自分の人生を見つめ直していく。

んー(・∀・)
悪くはなかったけど、特に印象に残らず。

毒親化してしまった母と知的障害の弟という重い枷を外せずに、有閑マダム(有閑でもないなw)のツバメ的存在として田舎町でくすぶり続ける青年のお話という感じ。観ているだけでも感じられる、まとわりついてしめつける拘束感は十分に出てたか。
原題は"What's Eating Gilbert Grape"らしい。なるほど。

ヤングケアラーや家族の介護や子供の世話に追われている人とかが観たら、何かしら違う感想を持つとは思った。

キャスト一覧を観るまで全く気が付かなかったけど、ギルバートがジョニー・デップでアニーがレオナルド・ディカプリオやんけヽ(`Д´)ノ

まあ他のことをしながらのながら観だったから…(´・ω・`) ← 真剣に観ていても多分識別できなかったと思われる。


カテキョのセンセ。

車椅子生活でひきこもっている聡。今日も変わらぬ風景を写真に収めようとしていたが、偶然通りかかった遥に目を奪われた。父は英会話生徒募集の張り紙をする遥に家庭教師を依頼し、個人授業が始まった。しかし、聡は遥には未来を閉ざされた悲しい秘密があることを知る…

amazon primeで観た。ちょっとHなシーンがあるVシネマですわ(・∀・)
きみと歩実がマドンナの遥役。きみと歩実はまだ現役AV女優なんだね。
舞台とかもやってるのか。

まあ、予算絡み等々で色々と拙さや展開の在り来りさはあるけれども、最後まで観たら、まあこれはこれで悪くないかなという、いつもの感想にw
一応、直の濡れ場もあるけれど、基本的にHなシーンは妄想として表現されてます。 ← "ちちくび"もちゃんと出てます(*´・ω・)

父親は一回死んだ方がいいような気がしないでもないw

 

※妄想シーンです(*´・ω・)

いかすぜ!この恋

ロニー(エルヴィス・プレスリー)は観光牧場の持ち主で、ロデオ大会の興業主でもある美貌の女社長ベラ(ジュリー・アダムス)のところで働くことになった。そこには金持ちの娘たちが、夏休みを楽しんでいたが、ロニーの出現で大さわぎとなった。中でも、観光牧場内で体操教師をしているパム(ジョスリン・レーン)はロニーに夢中だった。

特にエルヴィス・プレスリーに興味もなく、なんとなく観てみたが、結構楽しめたわ(・∀・)

加山雄三の若大将シリーズ等の主役がいきなり歌い出す、あの手の映画と思って良い。
つーか、若大将シリーズとかがこの手のアメリカ映画を模倣したのかな。

インストラクターのパムの立位体前屈のバックショットや水着女性がいっぱい出てきたりと、男性視聴者への配慮も忘れていない(・∀・)

ロニーを目の敵にするブラッドやコメディリリーフのスタンレーがいい味を出していて、物語を盛り上げてくれた気がする。
またやってたら観たい(・∀・)


しとやかな獣

アパートが立ち並ぶ郊外の団地、前田家はその四階の一角を占めている。前田時造は元海軍中佐、戦後どん底の生活を経験した彼は自分の殻にとじこもり、子供たちを踊らせるあやつり師になった。息子の実には芸能プロの使い込みをやらせ、娘の友子は小説家吉沢の二号である。

登場人物、全員悪人(・∀・)
とまでは言わないがほぼほぼ皆クズw

まあ、つまらなくはなかったかな。
若尾文子と山岡久乃くらいしか知ってる人は居なかった。

ああ、あと船越英二がちょろっとだけ出てきたね(´・ω・`)オレノエイジガ

父親役の伊藤雄之助は色々と大変な人生を送った人だったようだ。
脚本は新藤兼人だったのかとWikipediaの項目を読んでいたら…
 
( ´・ω・)エ? 最終的に結婚はしたけど、乙羽信子と愛人関係だったの Σ(゚∀゚;)?
晩年のおしんを演じていた乙羽信子しか知らなかったが、若い頃はかなり細面の美人さんだったんだな…

まあ、この映画の内容には一切関係ないけどw


新・時空変態人間 タイムストップ・エクスタシー

地方のパチンコチェーンのオーナーの息子である達雄は、役者を志して上京したものの、父親、善之助からの仕送りで遊びほうけていた。ある日達雄のもとに善之助が行方不明になったとの電話が入る。電話してきたのは達雄の幼馴染でパチンコ店の店長を任せられている香澄(市川まさみ)だった。昔から香澄に想いを寄せていた達雄は見栄を張って、東京で成功したように装うためにキャバ嬢のレイナをフィアンセだと偽って連れて行くことに。

amazon primeで観た。これはそれほどストーリーは良くはなかったかな。
時間停止AVよりはマシだけどもw

三人のAV女優が濡れ場するなり、"ちちくび"を出したりしてはいるので、そちら目的の方なら満足しそうですね(・∀・)

主役(?)の達雄を演じた萩原謙太は今も俳優を続けてる模様。『かざはな』舞台挨拶〈詳細〉
女優陣もAVは引退してる感じで俳優活動とか何やらしてる模様。

そんなに語ることがない(ノ∀`)

予算の関係とはいえ、ちゃちい小道具である(ノ∀`)
市川まさみはあんまり観た記憶がないです。SOD系? もう引退してて、恵比寿マスカッツ自体も解散してる模様。
涼南佳奈という人もAV女優らしいが、企画女優の為、観たことあるかどうかわからない。お別れシーンは悪くなかったけど、あのメガネの能力の持続時間がよくわからなくなったw
範田紗々も元AV女優…つーかVシネマで脱ぐ人は大体そうかw 今も元気に色々やってる模様。つーか結構前の人だったんだね。

堕靡泥の星 美少女狩り

佐藤まさあきの劇画漫画を、『トラック野郎』の鈴木則文が映画化した背徳エロスの日活ロマンポルノ大作!ある雨の晩、強姦殺人犯・蛭川源平は、神納康久の家に押し入り、康久の妻とき江を犯して金を奪った。とき江は妊娠。康久はとき江に対する憎悪を日記に記していった。やがて蛭川の血をひく達也が生まれた。とき江は自殺。高校生になった達也は父の日記を読み、呪われた出生の秘密を知る。

amazon primeで観た。
基本的に原作を踏襲していて、それなりにまとまってる感じだったかな?
オチはちょっと違ったかな…原作だとどうだったかな…
所有kindle本の大量削除をした時に読了済みの佐藤まさあき作品も削除してしまった為、細かい部分はもう確認できない(ノ∀`)

おっぱいも濡れ場もそこそこあったけど、原作が原作だけにサディスティックな感じ。
普通に殺害シーンとかもあるので、子供や女性にはおすすめできない…つーかR指定か、これ。

『トラック野郎』の監督が撮っているからか、菅原文太が星桃次郎として登場してた。
蛭川源平と楽しそうに会話していたような。


タイトルロゴからして禍々しい。

 

由美子役の波乃ひろみと神納達也の土門峻。二人共、さっさと廃業しちゃった感じ?

 

岡本麗が出てた。

 

嬉しそうに話してる桃次郎が情けない(ノ∀`)

 

西崎清美役の小川亜佐美。若干高校生にしては大人びてる感ある。

 

結局、由美子も縛られちゃいます(*´・ω・)

上記以外に達也の母・神納とき江役の飛鳥裕子、人気歌手・八汐路ジュン役の八城夏子とその付き人である杉本町子役の朝霧友香、蛭川に襲われる女子高生・豊田紀代子役の日向明子の濡れ場がありました(*´・ω・)

飛鳥裕子
"1984年、スーパー戦隊シリーズ『超電子バイオマン』に敵側である新帝国ギアの女幹部・ファラ役でレギュラー出演。黒崎輝とは、本作での共演がきっかけで交際が始まり、結婚を期に芸能界を引退"してスキューバダイビングショップをやっていたみたいだけども、もう10年以上前に54歳くらいで亡くなられてる模様(´・ω・`)

日向明子も"2011年3月5日、急性骨髄性白血病で死去。56歳没。"とあった(´・ω・`)

何か映画の内容とは関係ない部分で陰鬱とした気分になった俺氏であった…_| ̄|○ マァスクリーンノナカデハエイエンニウツクシクイキツヅケテルカラ…

『堕靡泥の星』の遺書―さらば愛しき女たち / 佐藤まさあき

『堕靡泥の星』の遺書―さらば愛しき女たち

男はおのれの欲望に忠実でありさえすればよい。愛情に決して埋没せず、自分の心の中に潜む欲望を優先して。「黒い傷痕の男」「野望」などの劇画作家である著者の奔放な女性遍歴と劇画人生を赤裸々に綴る。

これはひどい(#^ω^)
『堕靡泥の星』やピカレスク物や実際の犯罪ノンフィクションやらエロ漫画などをそれなりに好んで読んできた俺氏でもなんか気持ち悪くなるくらい、この男は外道だと思ったw

そういう時代だったといえば確かにそういう時代だったわけでもあり、今の価値観で測るべきではないのかもしれないが、この人は犯罪者クラスの人格障害者だわ(ヽ'ω`)ツーカジッサイハンザイオカシテルナ、コノヒト

まあこのくらいイカれてないと『堕靡泥の星』とかあんな非人道的な性犯罪漫画は描けないわなw


一応、作者はあの当時としては、そこそこハンサムな感じ。
でも現代だったら、悪くない程度か普通程度かな?

で、まぁ、全編通して女性たちはなんか微妙な人がほとんど…つーかこの作者のストライクゾーン広すぎない(´・ω・`)?って思ったw

時代と言えば時代、化粧技術や魅せる技術も今よりも拙かった頃の写真で、かつ写りが悪かったとは思うが、現代の若者ならほとんど見送る感じのレベルに思えた。作者はどんな球でも当てに行く名打者だったのだろうか…

まあ考えようによっては経済の興隆と食料事情の健全化と自由恋愛の一般化、"イエの存続"から"個人の意思"を重視した婚姻によって、自然淘汰的に比較的美形なつがいが増え、それを繰り返すことによって現代の女性の方が外見的には美しく魅力的になっていると言うことなのか…或いは単純に全体的な嗜好として、旧来の日本的美人顔より西洋的美人顔を好むようになったという美的感覚の変化があり、その感覚を継承している俺氏だからそう思ってしまうのか?
 
 
以下は各章の目次とその紹介文に若干のコメントを付け加えた羅列。
ちなみにこの本、実際にいたした女性の写真と実名を載せているので、一部伏せ字とする。
よくもまあ1998年にこんな本を出版出来たものである。

尚、プライバシーを無視したことが問題になったのか、クレームが入ったのか、その2年後に写真に目隠しを入れた『プレイボーイ千人斬り』という題名で出版し直されている模様。つーか出版し直すなよw


幼い恋、17歳で童貞喪失

中学卒業後、印刷所に入社したら三人の女子社員が誘惑してきた。当然三人ともいただいた。と同時に年上女性二人とも問題を起こした。

空襲の絡みで父親の郷里である愛知県の祖父江で印刷所に就職。そこで出会った三人の女性と出会ったり、漫画を描いたり。実際に肉体関係を持つのは兄と姉と共に大阪に移り住んだ後。

面白いと言ってはなんだけど、この頃のガチガチの貞操観念とせっくる即結婚という感覚は現代の若者には驚きかもしれない。勿論、今も一定数以上は身持ちの固い女性だとは思うけど。やり取りも手紙なので、今のメールやSNSと異なる重さがこもっていて面白い。時間が愛を育むのだろうか。まあ佐藤まさあきの場合は性欲とその愚息が膨張してるだけなんだけどw

この後、大阪のアパートで同居していた姉の同僚をレイポまがいに関係を持ったり…つーかどう考えてもレイポだな、これ(´・ω・`)フドウイセイコウトウザイデスネ

もう二人でてくるけどこれはしてなかったり、同意せっくるですね(´・ω・`)ワカンテイエヤ
この章の終わりでアパートを引き払いマンションへ引っ越す。


漫画家として自立、ロリコンに目覚める

仕事場に小さな女の子のファンが通ってきた。小学生だが妙に色気がある。私の心の中で善魔と悪魔の戦いが始まり、やがて悪魔がわらった。

同意の有無に関わらず13歳未満相手のせっくるは完全にアウトです(・∀・)カイセイゴハ16サイミマン?


ファンとして接近してきた女を片っ端から

雑誌に顔写真が載った途端、数十通のファンレターが舞い込んだ。大阪近郊に住む女性全員に返事を書き、会い、気に入った女すべて片っ端からヤリまくった。

水商売の女やら愛知の昔の女やらと関係を持ちつつ、ファンの女の子とデートしたり。実際に最後までいたしたのは少数?


『劇画工房』の設立と妻、◯◯子との出会い

『劇画工房』を漫画仲間と設立、直後に〇〇子と出会う。ヤリたい一心でついに結婚してしまう。が半年もすると後悔し始めた。浮気の虫が…。

ここで父親の話が出てくる。この女狂いの父親の行動と戦争等による影響が佐藤まさあきという色キチガイ劇画家をこの世に生み出した模様。
子供の頃から色々やっており、兄もかなりの異常な性的嗜好を見せていた模様。

最初の妻はさいとうたかをの後押しで結ばれた感じ。でも同棲して二週間で後悔し始めるとこが鬼畜の鬼畜たる所以w
なんやかんやで東京へ拠点を移す。


私を地獄の日々に引き込んだ京都の女

京都の女に惚れ東京と京都を往復した。〇〇子は怒り狂う。長男が生まれたが、それでも私は妻子を捨て京都に走った。ところが京都の女は…。

地獄の日々に引きずり込んだとか被害者意識丸出しになるところが、キチガイのキチガイたる所以…
結局、〇〇子と長男を捨てることになるも、京都の女は子供が生まれていたことを知らせなかったことを理由に結婚を拒否する。

「この日以来である、女というものに絶望し、女を信じることが出来ず」みたいな文句で章を締めているが、「何言ってるんだ、このバカ(・∀・)」という感想しか出てこないw

ちなみにここに出てくる京都の女・よし子とは後のさが・みゆきという漫画家。彼女自身も漫画のあとがき等で公開してる模様。
なんか色々と強いw

名前をくださったMS先生には申しわけないけど。別れて数十年になるなあ……今は遠きおもい出の人よ……今いちどあなたの胸にな~んちゃって…… ぼくの好きな先生③

このさがみゆきは漫画仲間(?)の池川伸治と結婚するが、

祇園の芸者の娘として生まれる。美容師をしながら漫画家を目指し、1962年、金園社から短編集『すみれ』で貸本漫画家としてデビュー。その後上京し、池川伸治の太陽プロに参加。後に池川と結婚するが、池川の宗教への傾倒・暴力などが原因で離婚。

とある。ちなみにこの池川伸治(文章内では池川伸二になってるな…)は2011年に亡くなっているが、

太陽プロ出身。初期は「夏川ちさと」名義で少女漫画を描いていたが、1964年頃からホラー漫画(サイコスリラー漫画)に転向した。単行本総数は100冊を越え、不条理な作風と荒唐無稽な展開で異彩を放ち、漫画界に「少女スリラー」というジャンルを確立させる。1970年代以降はひばり書房で数作の描き下ろしを発表したのち沈黙。その後は漫画界から離れて、肉体労働をしながら全国の建設現場を転々とした。1990年代以降は貸本復刻ブームで再評価され、押切蓮介のウェブサイト本『カイキドロップ』(コアマガジン)に20数年の沈黙を破り読切作品「おジュースは死の香り(アミ君の巻)」を寄稿するが、これが絶筆となる。

漫画家の清野とおるとは交友があり、清野は『ハラハラドキドキ』第2巻に池川と出会ったエピソードを描いている。

という感じらしい。やたらと美女が多い街?清野とおる×パリッコが「葛飾区金町」を歩くで池川伸治の未亡人とその娘と飲んでるから、再婚したってことなのかな? まあどうでもいいんだけどね( ゜σ・゚)ホジホジ


ヤルのは3回まで、本格的プレイボーイ開始

京都の女に裏切られた私は本格的に"遊び"始めた。女はセックスの対象でしかない。OL、モデル、学生…と貪欲に女をたらし込んだ。

美容学院、料理学校、モデルクラブ等のある地域の喫茶店で漫画を描いて、それにより立ち寄った女性グループの興味を引いて、目当ての女の子一人だけに連絡先を渡すという手法を実施。やっていることは大久保清とかと大差ないな、しかしw

この作戦はいまいち成功せず、この後、週刊明星の文通コーナーを利用しだす。
数十人単位で毒牙にかけた模様。これ以外にも編集者等から紹介されたきれいめなお姉ちゃんともいたしてる模様。
前妻の〇〇子やよし子とも。もう一人、数年ぶりに再会した女性の名前が出てきたが、前にいつ出てきたか思い出せない(ノ∀`)カズガオオスギルンヤ


女房、子供を隔離してプレイ道に励む

二度目の結婚後も私は女漁りを止めない。妻と子を江ノ島の新居に追いやり、週刊誌で募集した女たちと遊ぶ。まさにハーレムの誕生だ。

自分で文通クラブを主催。
可愛い女の子は自分がコンタクトを取り、それ以外を男性会員に紹介という、ずる賢い手法を編み出すw

それと平行して、事務員の姉と関係を持つ。これは初恋の人に似てる云々、妊娠してしまったことから二度目の結婚に踏み切る。
これでキチガイじみた女癖が収まるかと思いきや、江ノ島に家を建てて妻子をそちらに送り、性行為目的で募集した複数の女性アシスタント達や事務員と爛れた関係を始める。

この時、"お世辞にも可愛いとはいいがたい"という五十嵐というアシスタントが入って来たのだが、当然のように手は出さなかった模様。
これが後の『キャンディ・キャンディ』を描いたいがらしゆみこらしい。
いがらしゆみこも犯罪者に近い銭ゲバだったな…(´・ω・`)
よくわかる『キャンディ・キャンディ』絶版事件


乱交パーティー室もある!佐藤ビル完成

原稿の依頼はまさに絶頂期。メチャメチャ忙しい。妻とアシスタントの間もまったく問題ない。こんなとき私は憧れの真正マゾ女に出会った。

自社ビルを建てて、乱交パーティーだとwktkしてた佐藤まさあきだったが、女性を連れて来ていた知人が家庭を大事にするようになったのか、せっかくの計画も水泡に帰すw

その代わりなのかクルーザーを購入。
『堕靡泥の星』やその他の短編でクルーザーネタが何回か出てきたけど、実体験に基づいた話だったんだね。
妻子の住む江ノ島付近でガールハントに勤しむのってやっぱり頭がイカれてる(ノ∀`)

ここで出てくる日活の女優って誰やろか…
他にもナンパしたり、水商売の女性、旅館の中居さんなどなど。


底知れない女の魔性、マゾ性を知る

女というのは底知れない部分を持っていて、男次第でどうにでも変貌するのを知った。30代後半から私は女のマゾ性、魔性を開発していった。

この章は漫画のドラマ化や映画化の話で始まる。関係を持ったわけではないだろうが、志穂美悦子や波乃ひろみ(『堕靡泥の星 美少女狩り』の主演女優)の写真が掲載されてる。

偶然拾った他人の身分証明書を使ったり、芸能事務所社長を装ってキャバレーやクラブで女を騙したり。

他の人の読後感想エントリでも言及されているんだけど、あるアシスタントを"デビューしたばかりの松田聖子のような顔"を評しているのだが、やっぱりこの人、目がおかしいんじゃねぇか疑惑が湧き出してきたw

あとは女子高生と関係してヌード写真を撮ったり…


劇画に疲れビニ本に進出しモデルと

ビニ本を作った。もちろん目的は女。それにしても女はカメラの前では平気で裸になれるし、レンズで濡れるというのはどうしたわけだろう。

漫画業を止めて、パブレストランを開店して失敗→喫茶店を居抜きで買う→並行して(?)、漫画家に戻ろうとするも出版社からの需要なし→ビニ本を作ろうとする→経費削減で色々削り、女性も自分で調達することに→そのまま美味しくいただく→なんやかんやでビニ本も行き詰まり、色々処分して江ノ島の自宅へ。

名前こそ載ってないけど、目隠しなしのヌード写真が載ってたりする…(ノ∀`)ウッタエラレナカッタノカナ?


男性自身の復権を求めて韓国で女三昧

もう日本の女相手ではその気は起きない。それに比べ韓国女性には、日本の女が失くしてしまった細やかな情がある。私は結婚の決意をした。

離婚→石神井のマンションに行き、劇画大全集を出すも売れずに返本の山→再出版した『堕靡泥の星』が大ヒット→お金の心配がなくなり、佐藤まさあきの愚息復活→そうだ、近くて航空運賃も安い韓国で女漁りだ!→コールガール漁り→結婚相談所から斡旋される女性

紺野美沙子似…( ;・´ω・`)ゴクリッ?
それはともかく、この時代の韓国の状況とか韓国女性の置かれていた状況は、それはそれとして興味深い内容であった。この章でもそうだけど、騙された女の人カワイソス( ´・ω・)


ついに理想の女性、韓国美人と三度目の正直

韓国には何度も行った。行くたびに女を買った。結婚も二度失敗し三度目でやっと平穏な生活を掴んだ。が、何ということだ、私の男のモノが…。

なんつーか、もう、好きにしろやって感じ(・∀・)
1992年末頃に脳梗塞+突発性心筋症を併発してEDに(?)


部分部分は官能小説的に楽しんだり、その時代を占めていた考えや文化、風俗(性を含むものも含まないものも)を垣間見たり出来るところはまあまあ面白かったとは思う。でもなんか同じような話と作者の自己正当化と謎理論が繰り返されるばかりで辟易してしまった。

尚、佐藤まさあき

2004年、犬の散歩中に倒れ、心不全により死去。

ということなので、病に倒れてから11年強生きていた模様。

マーケットプレイスで3256円で購入した。
余程の佐藤まさあき好きでもなければ読む必要はないと思うw
俺氏も別にそんなに好きってわけでもないので、買う必要はなかったかなと思いつつ、まあそれなりに堪能したと言えば堪能したので良しとしよう…