カテゴリー: 感想

山はどうしてできるのか ダイナミックな地球科学入門 / 藤岡換太郎

あたりまえのように「そこにある」山は、いつ、どのようにしてできたのか──。あなたはこの問いに正しく答えられますか? 実は「山ができる理由」は古来から、地質学者たちの大きな論争のテーマでした。山の成因には、地球科学のエッセンスがぎっしりと詰まっているのです。本書を読めば、なにげなく踏んでいる大地の見え方が変わってくることでしょう。(ブルーバックス・2012年1月刊)

プレートテクトニクスまでは知っていたけれど、その駆動の元となるプルームによって説明されるプルームテクトニクスという説については全く知らなかったので、非常に勉強になりました(・∀・)(小並感)

正直なところ、細かい部分については正確に理解はできていないとは思うものの、大まかな地球に対する認識を改められた気がした。

今後地図を眺める時に島弧やら火山フロントなども注目してしまうかもしれないな。

昔、海洋の深層循環は2000年程を要すると聞き、ずいぶんと気の長い話と思っていたが、プレートの移動や循環の長さに比べたら、一瞬に等しいのだな…


なんやかんやで面白かったので、勢いで一緒に買った『海』と『川』の方も頑張って読むとしよう(・∀・)

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-103

VICE―ヴァイス― 柳川 喜弘

地元の高校でも名の知れた暴れん坊・拓郎。喧嘩生活とお別れして愛に生きようと決心した拓郎はある日500円玉が縁で知り合ったさゆりに惹かれるが彼女には秘密があって…!?シャイボーイ拓郎が悪友のイケメンタラシ・ブンと強面・陣内を巻き込んで大暴れ!愛と青春の熱血不良ドラマ

正直言って、話はいまいち。
昔のノリだが、多分連載当時でも微妙だったのではなかろうか。
連載が続いていたら、拓郎が問題を抱えた美少女に惚れて、その問題解決と失恋を繰り返すような展開になっていたのかな?

絵は上手い感じだった。北条司のアシスタントだったからか師匠譲りなんかな。

作者の他の作品一覧を眺めてて気づいた、コミックバンチで『眠狂四郎』を描いてた人か、この人。

昔、ebookjapanで購入してたけど、ebookjapanがyahoo傘下になった際に辞めてしまったので最早もう読めん(ノ∀`)

1993年くらいの作品なので、マーシーこと真島昌利のバンダナ由来のファッションなのだろうか…(´・ω・`)

伝説トキワ荘の真実 長谷邦夫

旧東京都豊島区椎名町四丁目――戦後の日本漫画界の礎となった手塚治虫や石ノ森章太郎、赤塚不二夫などの天才作家が住んだ「トキワ荘」。今なお、漫画史に燦然と輝く伝説の「トキワ荘」に当時、出入りしていたパロディ漫画の第一人者・長谷邦夫がSF風に描いたもうひとつの“トキワ荘体験”!

初期の赤塚不二夫のギャグ漫画のブレーンを務め、赤塚不二夫名義で漫画を描いたりしていた人らしい。

最終的に追放的な感じでフジオプロを辞めさせられたみたいだけども、『あだち勉物語』でも出て来てるのかな?

漫画の最初の方はトキワ荘の思い出話なのだけれども、その後は、寺田ヒロオやその親友の棚下照生や手塚治虫をパロったりとよくわからない展開…(´・ω・`)

トキワ荘の面子を小馬鹿にしてたという棚下照生に対して悪意がありそうな扱いだけど、そういうわけでもないのかなw

赤塚不二夫のキャラや原発の話がよく出てくるが、前者は赤塚不二夫のゴーストライター的な過去とパロディ癖、後者は

『ニャロメの原子力大研究』と題する東電監修の原発紹介まんがを赤塚不二夫名義で執筆する。

といった絡みと福島原発事故発生後の話だからかな?

2012年にこの漫画を出版した翌年に脳出血で倒れ、その後は創作活動は出来ずに2018年で亡くなった模様…

漫画論みたいなところの話はよぅわからんちんちん(・∀・)

エロスと猟奇の乱歩 寺館和子/江戸川乱歩

大正から昭和にかけて活躍した小説家・江戸川乱歩の作品をコミック化!猟奇とエロス入り混じる様々な世界が詰め込まれた短編集。映像化もされた『陰獣』『屋根裏の散歩者』含む7編収録

十分楽しめた(・∀・)
まともに読んだことないけど、江戸川乱歩作品の持つ力はすごいのだな。
いつか原作を読んでみたいと思いつつ、きっと忘れるw

話としては『陰獣』、『パノラマ島奇談』、『芋虫』、『人間椅子』、『双生児』、『屋根裏の散歩者』の6編だけど、7編収録…?
どれかが前後編なのかな…?

エッチなのが『人間椅子』で、なんだかせつないのが『芋虫』と『双生児』。何はともあれ、月のモノの影響が怖い((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

いとしの印刷ボーイズ 業界あるある「トラブル祭り」奈良 裕己 1巻

印刷会社営業出身のマンガ家が贈る、ちょっと笑えてほとんど泣けるリアルな実態。「GetNavi web」の連載マンガ「今日も下版はできません!」が一冊に!!印刷用語120を解説。「〆切」「紙モノ」にちょっとでも関わる人は必読!

読んでいて勉強にはなるなぁとは思うけれども、関わりたくない業界だなw
完全になくなりはしないけど、やはり先細って行くのだろうね、印刷関連は。

福満しげゆきの漫画キャラを『キャプテン翼』のような頭身にした、見ていて不安になってくる主人公(´・ω・`)

ショートショートショートさん タカノンノ 1巻

私のことも生きてるだけエライってほめてくれよ――!!
彼氏ほしいけど、モテないし、仕事はそこそこに頑張ってるけど……。ネットに発表してる自作の小説の評判はまぁ…うん……。てか、なんで出版社声かけねぇんだよ!!
イタイのになぜだか愛おしいショートさんの日常マンガが描き下ろしを加えて、ついに書籍化!

こじらせ系アラサー女性のお話。
まあまあ面白い(・∀・)
もう20年近く前に気づかずに通過していた頃の話なので、他の人は結婚とかで悩んでたりしてたんだな…って他人事のように過去を振り返ってしまう。

平成元年生まれですら、今年でもう34歳って…( ;・´ω・`)ゴクリッ

1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました―メーター検針員テゲテゲ漫画日記 古泉智浩/川島徹

シリーズ25万部突破の日記シリーズ「メーター検針員テゲテゲ日記」が古泉智浩の手によりマンガ化!

今はもう、スマートメーターの普及でなくなってる仕事なのかな(´・ω・`)?
と思ってぐぐったら、水道とガスは未だに普通に募集している模様。
なくなったのは電気使用量の検針だけか。

漫画の中では、もっと早い年代で退職してるように見えたけど、実際には40代半ばくらいまで外資系で働き続けていたみたいだね。

まあ検針員に限らず、こういう感じの大企業からの搾取や非人道的扱いは場所を変え、形を変え、存在し続けてるんだろうね。

よくよく考えてみるとすごく前近代的な行為だな、目による検針てw

ひと目でわかるActive Directory Windows Server 2022版 / Inc. Yokota Lab

定番書として評価の高い「ひと目でわかるActive Directory」シリーズに、待望のWindows Server 2022版が登場です! Active Directoryの概念および導入、構成管理方法を、詳細な手順と豊富な画面を使ってわかりやすく解説します。
 Active Directoryは、ドメインサービス(DS)、ライトウェイトディレクトリサービス(LDS)、証明書サービス(CS)、Rights Managementサービス(RMS)、フェデレーションサービス(FS)の5つのサービス群の総称です。本書では、ドメインサービスを中心に解説し、その他のサービスについても概要を紹介します。
 Active Directoryを初めて使う方でも、画面を見ながら手順に従って操作するだけで簡単に目的の作業を行うことができます。ある程度使い慣れている方には、Active Directoryをより使いこなすためのリファレンスとしてお使いいただけます。

kindle版を¥3,267で購入した模様。
久しぶりにActiveDirectoryを触ろうと思い、Windows Server2022の試用版を落としてきて、DSとLDS辺りを試した。

それ以降の機能に関しては読んだだけ(ノ∀`)タメシヨウガナカッタンヤ
まあ基本的な部分に関しての変更はあんまりないような印象。当たり前か。

よくある概念説明+詳細操作という構成。
可もなく不可もなく。

入れるヒントが少なかったのか"サーバーマネージャーが表示されない場合には"というヒントがヘビローテーションで存在してて、「無理して入れなくてもいいじゃん…(´・ω・`)」という残念な気持ちにさせられた。つーか目障りだったw


この本の後にAzure ADの本をちょっと読んで試そうとしたが、ADテナントの取得辺りでやめた(ノ∀`)

Web絡みで面倒くさくなったのとやってて飽きたからw

Azure ADとWindows ServerのADは機能や使用目的が違うということだけ知っているだけでいいだろう。

多分、この先、AzureADを触るような仕事に就くことはないだろうし。正直それ程興味がわかなかった。

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-102

ムダヅモ無き改革 大和田秀樹 全16巻

元内閣総理大臣の小泉ジュンイチローが特異の「麻雀外交」で外敵を次々となぎ倒す痛快・政治×麻雀アクション!!

16x5=80円で購入した模様。
今は見る影もない小泉純一郎が大人気だった頃か、その直後くらいの連載?

6巻までは各国首脳やナチスの亡霊とジュンイチロー達が戦うお話で、7巻以降は海上自衛隊の真田又次郎が主人公として話が展開される。

基本的に麻雀漫画ではないw

第二部と言える7巻以降は民主党のレンホーや鳩山、社民党の土井タカコ等との雀闘を繰り広げ、その後、毛沢東を始めとする世界の共産党の大虐殺者達と戦う。
民主党絡みの辺りは好き放題し過ぎかもw 笑えたけどw

好きなキャラは第一部終盤から出てくる"アシモ"と第二部で出てくる、薬物事件で拘留中だった、うさPこと"蒼井うさぎ"

さすがに酒井法子とは表記できなかったかw
何はともあれ、二人ともキャラが立ってて好きだったわ(・∀・)

なんやかんやでそれなりに楽しんだわ、長かったけどw
続編があるようだが、まあ、そこまで読まなくてもいいかなぁ…( ゜σ・゚)ホジホジ

お色気サービス要員かと思ったら、ガチの強キャラだったわ(・∀・)

ベトナム小史 ニシカワアキラ

漫画で分かるベトナムの歴史。
ベトナムの最初の王といわれるフン王からフランスの侵攻、植民地時代〜独立のための戦争(第一次インドシナ戦争・第二次インドシナ戦争)〜ドイモイ政策までをオムニバス形式で解説。
各時代に活躍したキーパーソンを描きながら、どのように時代が流れていったのかを分かりやすく説明していきます。
近年、ベトナムから日本を訪れる人も増えてきているので、ベトナムを知る一助になれば嬉しいです。

まあ、フーン( ゜σ・゚)ホジホジ くらいな感じの感想。
どうせなら、もっと東南アジアを主体とした話が読みたかったかな。

なんか年号間違ってね(´・ω・`)? これ以外にもあるかどうかわからんけども。1964年と1914年?
うーん、このジャパカスとフラカス(・∀・) 大陸進出が急務だったとは言えど。

スーパーベイビー 丸顔めめ 1-2巻

ピュア系黒ギャル×原石系地味メン、違和感だらけの二人の恋の行方は!? 「あたし らくぴにマジなの ちょー好きだよ…」トーキョーのすみっこ、町田で暮らす上京ギャル・玉緒はスーパーで働く一見冴えない男子・山田にベタ惚れ。ド級の純愛を唯一無二のノリとテンションで描いた注目作!!

現代の恋愛モノの多くは、好意を告白したり、或いは行為先行の結果として恋仲になるまでがメインのものと、あっさりとくっついた二人の仲に一喜一憂し生暖かい目で眺めながら応援するモノに分類できそうな気がするが、これは間違いなく後者w

俺氏みたいなおっさんやジェットコースターのような激しい燃えるような恋愛モノに飽きてしまった人向けですな。

舞台が町田というところが微妙な安心感というか平和な感じがするw
実際の治安がどうなのかは知らないけれども。

まあ嫌いではないです(・∀・)

最近辞書を開かずに、すぐにぐぐってしまうのは、利便性云々よりも老眼との闘い故に…("・ω・゙)

ITおじさん 山田しいた 1-2巻

AI、bot、ブロックチェーン、リモートワーク、DX、多重請負、……。
耳にはするけどよくわからないバズワード、わからないままでも押し通すにはコツがいる!
IT企業のお仕事あるある満載!珠玉のショートショート・ギャグ・シリーズ!

0+11=11円で購入した模様。
かなり無理があったり、微妙な回も結構あったような気がしたけれど、まあまあ面白い回もあったのでヨシ( ・∀・)σ!

内容が比較的新しいという点も悪くない点だね。コロナとかクラブハウスとか。
作者も幕間ページでクラブハウスを絶賛していたけど、その何話か後で、呆気なく興味を失ってたりするw

あのクラブハウスの一時的な流行って、やっぱり背後に広告代理店とか、その類が居たんじゃないのかね?

昭和のIT現場ってこんな挨拶をしないといけなかったのか…(´・ω・`)

ハチワンダイバー 柴田ヨクサル

表のプロとは違う、賭け将棋をなりわいとする「真剣師」の青年・菅田。アマ最強を自負する彼を倒したのは、秋葉原の女真剣師だった! テンション無限大! 81マスの宇宙を舞台に繰り広げられる破天荒将棋バトル、ここに開幕っ!!!

『ヤンジャン!』アプリで280話くらいまで読んだ。トーナメントで右角との闘いが終わったとこらへんかな。
良い試合だったわ。

基本的に将棋漫画ではないというと怒られそうなので、まあまあ将棋漫画です(・∀・)

兎にも角にも熱い展開であるw
『エアマスター』があんな感じだったから、こっちもそうだろうと思って読んでいたら、案外えぐいです(>'A`)>
それ以外の展開もえぐいです。ヨクサルは富士鷹ジュビロや小山ゆうと同じ漫鬼です、ひどい人です(´;ω;`)

ポイントが完全に枯渇してしまったので、一旦、アプリも削除して、残りの90話くらいをどうやって読むか考え中…
28巻から8冊を単行本買い…でも買うとなるとkindleになっちゃうよなぁ…( ゜σ・゚)ホジホジ

蒼井うさぎとは別路線ではあったが、チッチがかっこよかった…