いつか魔界一の美女に…魔鬼子…醜いのはその姿だけなのか…。日本オカルト界の重鎮・日野日出志が放つ正統派ホラーの決定版!魔鬼子の孤独な叫びが恐怖の波紋をよびおこす…
魔鬼子(東京三世社、1988年7月25日)
地獄の悪魔の中でも最も醜い女・魔鬼子。その醜さから解放されるために人間達の魂を地獄に落とそうと目論む。
考えてみると魔界の美しさで言えば、実は今の状態が美しいのではないかと思わぬこともなかったり。
ホラー漫画の帝王日野日出志の漫画が初電子化!
思わず身震いしてしまいそうな表紙に負けない作品集。日本各地に伝わる恐怖。
旅の僧が訪れたあばら家にいた老婆は・・・次々と訪れる恐怖にあなたは耐えられるか!?
■もくじ■
・人食い鬼婆
・死に神雨戸
・ざしきわらし
・地獄谷
・がい骨の踊り
・蛇女と目玉
・イワナの怪
人食い鬼婆 コミック・日本のおばけシリーズ(1)
これ最後に上智大学教授の村松定孝って人が2ページほどの解説をしているね。
アイヌの話であるのかな?
よくわからない戸泥棒妖怪?
スタンダードなざしきわらし話。
藤兵衛地獄という秋田の話の模様。
島根や岩手に伝わる話。
鹿児島や新潟、海外にも伝わる歌う骸骨のちょっと違うバージョンなのかな?
岩手の蛇の目玉という話や蛇女房と言われる民話かな?
岐阜県や福島県に伝わる話。毒を流してする漁なんてやってたのか…
日野日出志の名作が電子化!
ファンなら見逃せない、これまでの雰囲気とはまた違った作品の数々。美しくも、切なく、悲しい、そして恐ろしい世界があなたを待っている。
--CONTENTS--
・腐乱少女
・黒マント
・セーラー服の華
・糞(くそ)虫
・風の伝説
・蛇の眼
腐乱少女(怪奇恐怖全集No.10、蒼馬社、1997年3月3日)
突如として体調を崩した、母子家庭のゆき子。母の看病空しく、体調はますます悪化し、頬から大量の蛆虫が…
風の吹く日にカギの音をさせると現れる殺人鬼・黒マント。
私立華園女子学院に通う花井みゆきは美しい松田先輩に誘われ家を訪問する。
糞虫といじめられる汚らしい不気味な少女・浅虫真美を助けた女子生徒会長の山川は彼女に懐かれる。しかし彼女の愛情表現は常軌を逸したものだったために、山川は突き放してしまう。
今日で生徒達と別れる宮沢先生は、最後の話にと"風小僧"と呼ばれていた元気な少年のことについて語り始めた。
なんか不思議(・∀・)
鶴の少女の話の改変的な感じ。
不気味な少年・山田正にラブレターをもらった今井美加は、迷惑だと断る。
般若の眼は限りなく、人の闇を見すえておりやす。般若堂に来る客の心をすべて飲み込んで、あなた様がいらっしゃるのをお待ちしておりやす。
おどろんばあ(日本文芸社、1988年9月10日)
骨董店・般若堂の主人と店所蔵の品を買い求めに来た客のお話。全2巻。
つまらなくはないけど、基本的に話の展開は一緒w
陰惨なシーンがないわけでもないが、人情物と言っていいのかな。
タイトルは漫画内で歌われる歌の一節の模様。
現世浮世
幻の
地獄極楽
妖かしの
おどろん
おどろん
おどろんばぁ……♬
毎回冒頭で同じナレーションというか口上があって、「ページ数稼いでるのかな(´・ω・`)?」ってちょっと思ったw
なお「雪ん娘」回では『雪太郎』をリライトしたような感じ?のものを話内話として利用してるw
日野日出志の名作本が初の電子書籍化!
人間の死体で“オブジェ”を作る男のもとに、ひとりの醜い子供がやって来た。
子供を追い返そうと声を荒げた瞬間、男の身体は真っ二つに裂けて……。表題作「鬼ジャリ」ほか、「怪奇くん」「妖怪うんげろ」「怪人どくろ博士」「おどろ牌」「魔ジャリ」の全6話を収録。
鬼ジャリ(松文館、1989年頃?)
工場地帯に住む、キチガイ芸術家が鬼ジャリに同化され…
魔胎児が出てくるな。
蓮華町小学校に転校してきた蓮華寺の新しい住職の息子・黒田海紀がマラソンを邪魔する幽霊を除霊する話。
肥溜めに住む妖怪うんげろに取り憑かれると、ひどい便秘にかかって死んでしまうという…
藤田家で孵った小鳥のヒナの中に化け物が紛れ込んでいた…
千里眼を持つ"めめ小僧"を伴った妖怪学博士・土黒虫太郎が訪れ、この化け物と戦う。
早朝、札束のつまったカバンを持った、汚らしい男が雀荘を訪れ、高レートの麻雀を希望する。彼はなぜか万子を嫌う男だった。
展開は読めたけど、なんでこんな話描いたのかはわからないw
闇の岩戸から逃げ出した闇の魔鬼を狩る魔ジャリの話。
関係ないけど、魔夜峰央を『魔ジャリ』って作品描いてたね。
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