カテゴリー: 感想

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-93

あせとせっけん 1-3巻 山田金鉄

女性に絶大な人気を誇る化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤めるOL・八重島麻子(やえしまあさこ)は、重度の汗っかきなのがコンプレックス。デオドラント製品が手放せない生活の中、ある日、商品開発部の名取香太郎(なとりこうたろう)に、「君の体臭は素晴らしい! 新商品の石鹸開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます!」と言われてしまう。でも、においを嗅がれるのは、そんなに嫌でもなくて…。

0円配信で入手した模様。
弓月光の『甘い生活』とかそんな感じなのかなと思ったけど、そうでもなくて、結構普通な恋愛物というかラブコメというか…そんなにコメディってわけでもないな……ライトなほのぼのラブストーリー物…(´・ω・`)?

取り敢えず、三巻までは回想を除き、登場人物がみんな良い人なので、特にストレスもなく読めた。二人の恋模様を暖かく見守る感じで読む漫画なのかな。まあ早い段階でやることはやってるけどね(*´・ω・)

ほんと、何考えてるんでそうかね(・∀・)ニヤニヤ

ファミ魂ウルフ 全5巻 かたおか 徹治

生まれて数か月の間、オオカミに育てられたという特異な秘密を持っている少年・野生命知狼(やおいちろう)は、その生まれながらの“血”によって天才的なファミコンの腕を持っていた。そんなファミコンの素質に目を付けた剛田コンツェルン社長は、命知狼をマスコットボーイとして利用し業界トップに躍り出るべく彼の乳母であるオオカミのミツを誘拐。返して欲しければ剛田ファミコン道場の門下生・堂円寺とのゲーム対決で勝利しろと言う…。体の弱ったミツを救うため、闘いに挑む事を決意する命知狼だった…!!

ストーリーはめちゃくちゃ荒唐無稽だけども、まああの時代のファミコン漫画であることを考えたら納得が行くw

初期の頃は比較的まともというか、狼魂ウルフ・スピリットという謎の覚醒をして強敵を倒していくのだが、敵のインフレというか展開のインフレを起こしてしまい、最後の方の敵は手を触れずに超能力で操作とかしだしたりしてしまうので、まっとうな熱血eスポーツ漫画を読みたい人向けではない。 ← そもそもそんなもんあるんか…( ゜σ・゚)ホジホジ

まあでも、ある種、低学年向け漫画の王道路線をひた走っていたり、懐かしのファミコンゲームに触れられるので、アラフィフ辺りなら楽しめるとは思った(・∀・)

この作品はコロコロコミックでもボンボンでもなく、"わんぱっく"という雑誌に載っていた模様。

1冊33円x4=132円で4巻までゲット。第5巻はマンガ図書館Zで読んだ。(つーか全巻読める)
どうも5巻はかなり時間を経てから発売(公開?)された模様。
実際の単行本としては出版自体されていないのかな?

喋るどころかテレパシーで会話するミツってただの狼じゃないだろw 絶対、抜刀牙の一つを使えると思う(`・ω・´)

 


恐怖!人食い猫 川崎ゆきお

現実世界に嫌気がさしていたもも子は、ある日いきつけの喫茶店で人間に扮した猫娘を見つける。その猫娘を追いかけていくと、猫の町にたどりついていた。そこでもも子が感じた事とは一体なんだったのか。

33円で購入。正直、同人作家の自費出版作品だと思って読んでいたら違った(ノ∀`)
wikipediaの項目によると

高校時代に雑誌『ガロ』で水木しげるの漫画と出会い、漫画家を志す。1968年から、屋我平勇・宇原泰年らとの肉筆漫画同人誌『もののけ』を主催する。

1971年に「うらぶれ夜風」で『ガロ』でデビュー。「ヘタウマ」ならぬ「ヘタヘタ」のあまりの絵の下手さに編集部内でも議論があったが、編集長の長井勝一の一存で掲載となった。その後も、『ガロ』をはじめとした、様々なマイナー雑誌に漫画作品を発表。そのダウナーな独特の世界観で、カルト作家として評価されているが、商業的に成功した作品はない

ということなので、れっきとした商業作家の人らしい。

『猫の恩返し』を日野日出志が描いたような感じに思えなくもないけど、絵が独特なので、これまた違うかなw
カルトな人気がある人なんだろうか。

うーん、何とも言えない味が…あるか……ないか…うーん(´・ω・`)

 


プリティINモバイル 1巻 片山 誠

好奇心旺盛な人口知能を組み込んだ画期的な携帯を実験的に使用している美人教師。ひょんなことから携帯の知能と美人教師の中身が入れ替わり…!?

11円で購入。一応エッチ系な漫画なんだけども、小生のエロ琴線には触れず…(´・ω・`)ゼンリツセンジャナイヨ
こういうのはエロコメって言えばいんだろうか。

今だったらスマ子か…升水との入れ替わりだから、そっちのほうが座りがいいな。

 


モトヨメ 1巻 原田重光/松本救助

ヘタレの青年・山本雅也が奇跡的に年上の美人キャリアウーマン・妙子と結婚☆ その理由は体の相性が抜群だったから!! だが何の取り得もない雅也に妙子が愛想を尽かしあえなく破局…。 こうして二人の関係は終わったはずだったが、体の方はやっぱりお互いを求めていて!?

30円で購入。これまたエッチ系漫画だけども、やはりいまいち小生のエロ琴線には…(´・ω・`)
ただ、バカップルのエロコメとして読み流す分には、まあ悪くはないかなぁ…まあ、30円だったしね。

毎回こんな展開や(・∀・)

 


H2

中学でエースだった国見比呂は、右ヒジを負傷し、野球部のない千川高校に入学します。そこで選んだのはサッカー部。中学時代にバッテリーを組んでいた野田も、腰を痛めて水泳部に。野球とは無縁の高校生活を…のはずでしたが、ついつい勢いで二人は野球同好会に入会するのです。目指すは国立でも国技館でもなく、やっぱり甲子園!!  あだち先生のハートフルベースボール名作『H2』。登場するヒロインは雨宮ひかりと古賀春華。あだち作品では重要な女の子たちの名前も思い出して、ゆっくりとお楽しみください。新連載第1回目のカラーページは、ちょっとショッキングな夢から始まります。

サンデーうぇぶりで最後まで読んだけど、サンデーうぇぶりのサイトには作品としては載ってないみたいだね…?
序盤から名台詞、熱い展開、時折緩急としてのスローカーブのような回を挟む等々、読者を飽きさせない作品だった。
さすが俺だけが認めているあだち充(・∀・)

キャラとしては野田と明和一の監督・稲川が好きだった(・∀・)
この二人が渋い台詞で要所要所を締めてくれたわ。

エースの比呂に対してのコメディリリーフの木根も結構好き。柳・佐川・島・大竹は個別エピソード後はあんまり目立たなくなってしまったのが残念。柳は少しまだ出番があったか。恋愛のお邪魔キャラである木根と小山内美歩は結構早めに白化した感ある。

広田も”H”だったんだな、そういや。春香の幼なじみの支倉三木雄しくら みきおは三善同様にすぐに消えたな。"はせくら"じゃなくて”H”の名を持たなかったからだな、きっと(´・ω・`)

wikipedia見てて驚いたけど、これ2000年以前に連載が終わってる漫画なんだな…( ;・´ω・`)ゴクリッ
そっから20年以上経ってるんだけど…

それ以降は

いつも美空 - 『週刊少年サンデー』(2000年22・23合併号 - 2001年24号)
KATSU! - 『週刊少年サンデー』(2001年36・37合併号 - 2005年12号)
クロスゲーム - 『週刊少年サンデー』(2005年22・23合併号 - 2010年12号)
アイドルA - 『週刊ヤングサンデー』(2005年36・37合併号 - 2007年36・37合併号)、『ゲッサン』(2010年11月号 - 2011年8月号、不定期連載中)
QあんどA - 『ゲッサン』(2009年創刊号 - 2012年4月号)
MIX - 『ゲッサン』(2012年6月号 - 連載中)

か。

今、サンデーうぇぶりで読んでいるのは『アオイホノオ』と『あだち勉物語』だけだから、『アオイホノオ』を読めるところまで読んだら、ゆっくりと消化していこうかな…


惰性67パーセント 紙魚丸しみまる

美術系の大学に通う、女子大学生・吉澤みなみ。彼女の住む部屋には、毎日友達が入り浸って…!? リア充ってほどではないけれど、ソコソコ楽しい日常が、惰性でダラダラ続いていく。ちょっとエッチで小難しい、女子大学生お部屋コメディ、始まるよ。【※アプリ配信用に一部修正を入れております】

途中までゼブラックで、あとはいつものパティーンの「ヤンジャン!」で。
『JUNK LAND』 、『KILLER QUEEN』、『QUEENS GAME』とエロ漫画を描いていて、いつの間にやら一般誌に移ってた。
エロコメというほどでもないのでエチコメというべき感じの内容か。

紹介文では"リア充ってほどではないけれど"とあるけれど、十分リア充やろ、これ(・∀・)
最後は打ち切りっぽい感じの唐突なタイトルコールというかタイトルの意味を台詞を言わせた終わり方だったな。漫画家と編集サイドとで話し合って、「この辺で終わらせておく?」っていう感じになったんかな?

西田とくっついても終わりだし、就職活動や就職以降まで行っちゃったら、悪い意味での惰性連載になってたかもしれないしねぇ…

まあ面白いは面白かった(・∀・)
またエロ漫画とか描かないのかな…

Bird / かざま鋭二

Bird 全8巻 かざま鋭二

どこからでもバーディを狙っていくことから“バード”の異名を付けられた天才プロゴルファー鷹木翔。
予選ラウンド初日、優勝がかかった大事なパットを外したバード。
“大勢のギャラリーの中からたった一人の女の視線だけを感じるんだ…”
真冬の中、裸にされ、パターが100回連続成功するまで練習が終わらず、
気を失えば【実の父親から】小便をかけられてきたバード。
そんな強烈な練習から培われてしまった、悪魔のようなゴルフが始まる…!
男たちの戦いの物語。

10円x8巻=80円で購入。
絵柄的にハンサムなスーパープロゴルファーと天才美少女キャディとの爽やかな無双物かなと勝手に思い込んで読み始めたが全然違った(ノ∀`)
関係ないけど、最近、ハンサムって言葉を聞かないね(´・ω・`)
 

内容は、
3巻頭まで赤木竜太郎との試合。
4巻頭までは早見丹奈との話。
7巻頭までは乾 一嚇いぬい いっかくとの試合。
7巻中盤は精神科医・岡田と亜希子の話…?
~最後 グレッグ・ノーマンと中嶋常幸との試合。
といった感じ。
 
展開やキャラの性格や行動がブレブレで、行き当たりばったりな話のように思えてしまった。
最終話からして、まあ打ち切りなんだろうなぁ…
 
バードの設定とかって最初から決まってたのだろうか?
なんか色々と読んでて、ん(´・ω・`)?となることが多かった。
フェード、ドローをかけた展開にしようと思ったが、思ったよりもかかってしまい、スライス、フックとなってしまったのだろうか。
『Dr.タイフーン』も結構アレなところはあったけれど、あっちはもっとバランスが取れてたかなぁ…まあ、あっちはコメディ要素が強かったというのもあるか。
 
この漫画を読んでいた頃に、作者のかざま鋭二の訃報を知り、あらまぁと思った(´・ω・`)
もっと長生きして、この作品はどう思って描いていたのかとかインタビューしてもらいたかったわ…


登場人物

鷹木 翔
今作の主人公。通称、"バード"。
一見、爽やかなハンサムな青年で好印象だが、序盤はいい加減で軟派な男、スイッチが入ると悪魔という感じのキャラ。途中からその悪魔モードで潰した男を思い、涙したり、自分の中に居る悪魔を追い払おうともがく。

ただ、ストーリーの絡みなのかちょいちょい悪魔モードに戻ったり聖者モードになったりと情緒不安定w
こういう表現は好ましくないのかもしれないけれども、"メンヘラ"という言葉が似合うw

登場時は『Dr.タイフーン』の泉大風のような軟派なキャラっぽいところもあった。
悪魔モードの翔。若干『ああ播磨灘』のキャラっぽいw

山口 亜希子
バードのスポンサーであるM・Mスポーツ社長令嬢で重役。
バードがゴルフに真剣に向き合わない為に成績が振るわず、契約が打ち切られそうな現状を危惧している。

バードの婚約者でもある。気丈ではあるが、一途にバードを愛する。それゆえに振り回されて、こちらも情緒不安定になって悩みがちw


早見 丹奈
プロゴルファー 早見正吾の一人娘。何らかの目的を持ち、バードのキャディーになろうと執拗に接近してくる。原因が原因だけに納得できなくもないが、この子も情緒不安定になりがちw

実は女子高生で、結構な世間知らず。


良二

バードの大学時代からの友人。同じゴルフ部であったが、自分の才能に見切りをつけ、バードのキャディとなる。

短気で女好きで、あんまり優秀とは思えないが、バードとの絆は強く、互いに信頼しきっている。


赤城 竜太郎
27歳。中々目が出ないバードの後釜として目されていたM・Mスポーツのイメージキャラクター候補。

自制心がなく、かなりいけすかないやつなので、こんなのを起用していたら、炎上間違いなしだったろうなw


乾 一嚇いぬい いっかく

登場時は一癖も二癖もある、風格のある強敵風であったが、ただの噛ませ犬だった(ノ∀`)
ほとんどコメディリリーフと言っても良い。登場巻の多さから言うと、準主役かもしれない。

このキャラも情緒不安定な感じでコロコロ性格が変わったような気がするw



一嚇のキャディ。
アメリカでのキャディ経験もあり、色々とダーティーなテクニックを持ち、一嚇と共にバードを苦しめようとする。(但し、バードは痛痒だに感じないけどもw)


山本 広美
自由奔放に見える亜希子の友人。亜希子に愛を説きがちw
過去に何かあったような感じではあるが、話の中では説明されていない。

連載が続いていたら、もう少し何かあったかもしれないが。


熊井 花子
丹奈の友達。
まあ、見た目の通りのキャラ。コメディリリーフ。『Dr.タイフーン』でも似たようなキャラが居たので、作者がこういう使い勝手の良いキャラを投入して話を展開させたりするのが好きなのかなと思った。

岡田
亜希子の学生時代の友人で精神科医。
バードの精神分析を亜希子から依頼される。
亜希子へ恋心を抱いている…

早見のぶ子
丹奈の母。
女手ひとつで丹奈を育てる。初登場時は床に臥せっていたが、別に病弱というわけではなさそう。
芯が強い、しっかりとした女性。

早見 正造

バードの父。
諸悪の権現。早見コンツェルンかなんかの会長で子供の頃のバードに常軌を逸した過酷な特訓や仕置を施し、彼の性格を大きく歪ませた。
途中までは回想シーンでしか出てこないが、最終巻で突然出てくる。打ち切りが決まったからか、駆け足すぎる感じだったw


ネタバレヲフクム
  • 亜希子の友人の精神科医は頭いかれてる連続強姦魔(ノ∀`)
    バイオレンスシーンが怖いわ(´・ω・`)
    『Dr.タイフーン』でも祐子の婚約者がおかしくなって犯罪者ムーブするが、作者はこういう感じで一見真面目そうなエリートが嫌いだったんだろうかw?
  • 本当にこういう展開を構想して描き始めていたのかどうかが気になるw 丹奈が全くゴルフの知識がなかったこととか、一嚇の二転三転する性格とか。
  • 丹奈の終盤での心境の変化もなんか変だったな。もしかしたら、もっと長期の連載中で徐々に変化させるつもりだったのが、打ち切りかなんかになって、無理くり入れてしまったから不自然な情緒不安定漫画っぽくなってしまったのであろうか?
  • のぶ子に申し出を断られ、切れる正造だけども、

    こんなことや、

    こんなことをしといて、

    何故激昂できるのか不思議w
  • でも最後、バードは父を許すんだな、これがw
  • 一嚇編も打ち切りが決まって、急に終えたんだろうか。一嚇の横暴かつ非道さ(正確には自分に対する扱いの酷さ?)に切れた、陳の超蹴りで試合のけりは着いたw

 


うーん、正直言って、あんまりおすすめできる漫画ではないかもしれない(ノ∀`)
エッチなシーンは3.5回くらいあったかなぁ…
あれも人気のテコ入れだったんかな?

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-92 桑田次郎系④

アンドロイド・ピニ

ミラク第二惑星から犯罪者を追って来た美貌のアンドロイド・ピニ。身体の大きさは伸び縮み自由自在、スポーツカーにも変形可能。新聞記者の野村一騎とともに難事件から地球を救う。

まあまあ面白かった(・∀・)
新展開のために野村の元から離れるけれど、1話だけで終わってしまったのかな?

随分と正直に思いの丈を吐露するなw 気持ちはよくわかるけど(・∀・)

 


ビッグ・トーリィ

悪玉宇宙生命体グローンを倒すための変身ロボットのSF作品。クルマに変身するなど時代を先取りした。

外見は『8マン』や『ゴッド・アーム』と似ているが、設定と話の展開は『アンドロイド・ピニ』とほぼ一緒。焼き直しなのかな?
まあ、『アンドロイド・ピニ』と同様にまあまあ面白かった(・∀・)

そういえばP8とP9が逆になってたから、一瞬戸惑ったわ(ノ∀`)
もうちょっとエネルギー配分を考えようぜ、トーリィ…(´・ω・`)

 


桑田次郎 アダルト短編集 上中下
表紙が女性の裸だったり、"アダルト"という言葉に引っ張られてしまって、ひたすらセクシャルな短編集かな(・∀・)ウヒヒ と思って開いてみたが、勿論性的な作品はそれなりにあったが、どちらかというとサスペンスだったりブラックな内容だったりと、"大人向け"の短編集であった。すべてが面白いということはなかったが、結構楽しめた(・∀・)

『自殺のしかた教えます』なんて今だとちょっと問題になりそうw 頭がアレな人が騒ぐな、きっとw

 


ゴッド・アーム 原作:梶原一騎 全5巻

香港において開催された全世界カラテ選手権オープン・トーナメント…世界42カ国から実に150人以上が参加した世界最大の大会だ。試合の様子はもちろん全世界中継。注目されるこの大会にて、日本代表の東郷日出人が圧勝に次ぐ圧勝で快進撃していた! しかし、ヨーロッパ代表との試合開始直後、何者かに狙撃され、全世界に中継される試合場の上で絶命してしまう。ゴッド・アーム(神の腕)と讃えられ、多くのファンに惜しまれながら、彼は弔われた…かに見えた。しかし、彼・東郷日出人は、彼の父であり天才科学者の直樹博士の手によって、超人ゴッド・アームとして蘇ったのだ!

梶原一騎原作だからか、その頃もまだまだカラテブームだったからか、何故かカラテの使い手のヒーロー物だった…まあ、実際にはチョップくらいだけども。
タイトルは、この頃はまだ仲が保たれていた大山倍達の代名詞「ゴッドハンド」から来ているのかな?(大山倍達と『空手バカ一代』)

色々と展開して面白かったけど、宇宙司令っていつ捕まったんだ(´・ω・`)?
幽霊戦艦アリゾナの中に居たのか…?
ゲームでレベルアップしながらだったから、詳しいところを見逃したんかな?
あのラストで問題は解決したんやろか…(´・ω・`)ツーカ,イクヒツヨウアル?

日野日出志の漫画の『恐怖のモンスター』の腐乱犬酒多飲博士や『地獄小僧』の円間博士並にイカれて見えるけど、普段は真面目な紳士です(・∀・)

 


ウルトラセブン 全3巻

あの永遠のヒーロー「ウルトラセブン」を桑田次郎が描いたコミックスが、電子書籍として登場! 子どもから大人まで楽しめる、シンプルかつ深みのある「セブン」のストーリーと造形美を、ぜひご覧ください!監修・円谷プロダクション。

言わずとしれたウルトラセブンのコミカライズ作品。ウルトラセブンの目が若干怖かったり、色々とストーリーの改変はあるけれど、これはこれで十分楽しめた(・∀・)

収録作品は以下の通り。
1巻:「姿なき挑戦者」/「湖のひみつ」/「金色の龍」/「海底基地を追え!」/「北へ還れ!」
2巻:「第四惑星の悪夢」/「ウルトラ警備隊西へ」/「水中からの挑戦」/「狙われた街」
3巻:「栄光は誰のために」/「超兵器R1号」/「セブン暗殺計画」/「K 団地の怪」
「闇を光る目」/「ノンマルトの使者」/「たおせ! アイアンロックス」

よくわからないけど、3巻の「K 団地の怪」で話は唐突に終るw
それ以降の三作はフォントが違うのか、ボールドでないのか、とにかく吹き出し内の字がそれまでと違う。ひらがなが多かったり、アイアンロックスがまた出てきていることを考えると別の雑誌での掲載作なのかもしれない。「K 団地の怪」までが『月刊ぼくら』で、残りは『週刊少年マガジン』か『別冊週刊少年マガジン』なのかな? 一峰大二版もあるみたいだねぇ。

ウルトラマンから引き継ぎを受けてて笑ったw 多分、読者の年齢層を踏まえて、ウルトラマンの続きであるようにしたかったのかな?
この漫画のエレキングは口も開くし、空も飛べるんだぜ(・∀・)
そんなこと言うと、ノンマルトが激おこになるで、しかし(・∀・)
なんかセリフの順番が間違ってるような気がするけど、気のせいかな(´・ω・`)?

無料配信漫画等々をいろいろ読んだ(・∀・)-91 桑田次郎系③

桑田次郎名作選 暗闇の眼
暗闇の眼 99P

管制塔からの応答要求に全く反応しないまま、宇宙船 銀河七号が地球へと戻り、着陸した。中を調べると、隊員の物と思しき白骨死体が散乱していた。その中で一つだけ片目が残ってままの頭蓋骨があった…

中々の強敵だったわ。眠らないのは辛いからね(´・ω・`)

もぐらだって、少しくらいは役にたつやいヽ(`Д´)ノ タブン

牙のない牙 87P

ある日、火山見物へと来たシンとクリ。日が暮れた森で遭難し、崖から滑り落ちてしまう。気がついたシンはネグリジェを着た不思議な少女と出会うが…

まあ、超能力少女の暴走はよくあることですよ( ゜σ・゚)ホジホジ

タイトルはどういう意味なんだろ…

 


桑田次郎名作選 囚人船
囚人船しゅうじんロケット 100P

20XX年、成層圏に浮かぶ宇宙ステーションJK3号を宇宙開発の基地とし、人類は宇宙へとその住処を広げていた。ステーションから各開発惑星へロケットが飛び立っていたが、金星開発に向かう船は犯罪者を乗せた囚人船であった。

ずっと全然違うストーリーを想定して読んでたわw
ジンドーも意外とあまちゃんである。"人道"っていう含みがあったのだろうか?

何も捨てなくても良かったんじゃないかな(´・ω・`)

月と戦う 92P
->『月は地獄』と一緒。

 


桑田次郎SF短編集 悪夢の使者

悪夢の使者 39P

父と二人暮らしの沼井良平は小さい頃から妙に魚が好きで、魚の図鑑を眺めて時間を過ごしたりしている時が至福の時だった。ある時拾った財布に入っていたお金をねこばばし、熱帯魚を買ってしまう。

まあ、登場人物みんなが基本的に嫌な感じなので、こんなオチでいいかもねw
日野日出志の『水の中の楽園』などを思い出した。時代的に熱帯魚ブームだったのかな。

これはアウツ(´・ω・`)ケイサツニトドケマショウ

 


人外魔境 ー水棲人ー 原作:小栗虫太郎 50P
原作では、

第5話 水棲人インコラ・パルストリス
リオ・デ・ジャネイロで遊んでいた折竹は、パラグァイ人の放浪者カムポス・フィゲレード・モンテシノスと出会い、意気投合する。リオの賭博場(キャジノ)で大金をすったカムポスは、自分だけが知っているダイヤモンドの新礦地の情報を賭ける、と言い出す。その新礦地はグラン・チャコのピルコマヨ川流域にあるというのだ。

ピルコマヨ流域には「パチニョの荒湿地エステロス・デ・パチニョ」と呼ばれる湿地帯があり、パラグァイとアルゼンチンの係争地帯となっている。1932年、アルゼンチン政府の派遣したラモス・ジネメス教授らの探検隊は、泥中で生き水底で呼吸できる「水棲人」を目撃、「沼底棲息人インコラ・パルストリス」と命名した。カムポスはこの地を一人で探険し、水棲人とダイヤモンドを発見したというのである。

というような話だが、この漫画ではピコという少年と折竹が出会うことによって始まる。
まあ、ハッピーエンドなのかな…?

やはり少年向け漫画だと、少年を出した方が受けが良かったりしたのかな?

人外魔境 ー人ならぬ人
大魔境 原題:呪われた森
暗闇の眼
他に収録されているものと同じ。


地獄からきた少年 48P

自宅でガールフレンドと楽しいひとときを過ごす少年・タツマ、ガールフレンドが帰ろうとタツマの父母に挨拶しようと居間のドアを開けると、そこには惨殺された姿の二人が…

事件の首謀者の名前が大泉重吾…また大泉だね
この物語はよくわからんw タツマとは一体何者だったんだw

今でもこんなことしてるカポーはいるんだろうか…アジア系では結構いそうだけど。

 


八十万年後の世界 原作:H・G ・ウェルズ『タイム・マシン』44P

科学者ジョージがタイムマシンを発明して80万年後の未来に行ってきた話。

話的にはH・G ・ウェルズの物が原作なんだろうけれども、科学者の名前とかは1960年の映画を参考にしてるのかな?

全然関係ないけれども2002年に制作された『タイムマシン』って、前半と後半のつながりが余りにもなかったから、監督交代で変な話になったとずっと思っていたけど、そうじゃなかったんだなw 原作に加えた前半部があれだっただけでw 原作者の曾孫サイモン・ウェルズ監督が降板したのは撮影終盤だったらしい(ノ∀`)

『パタリロ』でも「忠誠の木」回でタマネギが戻って来なかったけど、この辺の影響あるのかな? 確か他の回でも似たような展開があったような気がするけど、勘違いかもしれない(ノ∀`)

薄々気づいていたが、やっぱり世界は滅んでいたのか…( ;・´ω・`)ゴクリッ

 


カミサマのおなら 4P

西はどっち? 2P

どちらもアダルト短編集に収録すべきだったような気がしないでもないw