カテゴリー: 映画

『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』を観た

劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス

ムーミン一家は、ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやってきました。
わくわくしていた気分もつかの間、フローレンとムーミンパパは貴族の豪華で贅沢な暮らしにすっかり虜になってしまいます。
そんなふたりに腹を立てたムーミンとムーミンママは、ホテルから飛び出してしまいます・・・!

かつてGoogle Playのレンタルチケットプレゼントで借りたものの、ずっと観ないで放置してたら有効期限が切れて観ることが出来なくなっていたこの映画がamazonプライムビデオにあったので観てみた(`・ω・´)

普通の映画だと思って観たので、正直、
( ´・ω・)エ? ってなった。
一応、映画には違いはないのだけれども、一般的な映画とは違う気がした。
絵本(コミック?)をちょこちょこっといじってアニメーションにしただけって感じ。

原作というかムーミン・コミックスを知っている人なら、楽しめるかもしれないけれども、日本版アニメのムーミンで育った人は凄く戸惑うと思うw ムーミンパパで特にw


この映画のストーリーの原作となるものはムーミン・コミックスの10巻『春の気分』の「南の島へくりだそう」と他の話(海賊の話?)を組み合わせたものらしい。

だからなのか導入の部分とその後の関連性がほとんどない。花火と熱帯植物のタネとかは一応リビエラに行ってからも出てくるが、大して重要なわけではない。海賊を追いかけて行ったミムラねえさんも「飽きちゃった」とかいう理由で最後に普通に出て来て本編には全く関係しない。スナフキンがチョイ役で出てくるのは監督の意図したところらしい。

――劇場版にはスナフキンやミイなど、原作エピソードには出ていないキャラクターたちも登場しています。

X.P
スナフキンはムーミンに欠かせない重要なキャラクターです。でも彼のクールなイメージはリヴィエラの雰囲気とは合いませんよね。それに彼自身バカンスへ行っても退屈するだけでしょうから、今回はムーミン谷で留守番をしてもらうことにしました。
逆にミイはぜひとも連れていきたかったんです。彼女はユーモアもあるし皮肉も効いていて素晴らしい。ストーリーを盛り上げるのに打って付けです。
ムーミンのおしりは手描きで、「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」ピカルド監督インタビュー


特にこれ以上、書くことが思いつかないので、いつものように画像キャプチャでごまかす(´・ω・`)

自称(詐称?)貴族のムーミン一家
キザなクラークとお高くとまったオードリー・グラマー
裸同然のビキニ姿のフローレン。
ところでムーミンは全裸じゃないんだろうか…(´・ω・`)
あれか、服を着ることによって羞恥が産まれるみたいなロジックで、全裸は問題ないけど、ちょっとでも何かを身にまとったら、判定基準が変わるみたいな感じか。
礼儀正しいムーミンママ(´・ω・`)?
今作で一番クレイジーだったのはムーミンパパだったと思う。
もしかして原作だと常にそうなのかな。今は封印された新ムーミン世代なので、ムーミンパパはもっと落ち着いた大人だったようなイメージがあるんだけど…(´・ω・`)
「ですよねー(・∀・)」って思ったシーン

所謂一般的な映画を期待せず、子供向けの動く絵本くらいの気持ちで観る分にはいいのかも?

といいつつも退屈過ぎて、何度も休み休み観たのは内緒(・∀・)

『インクレディブル・ハルク』を観た

インクレディブル・ハルク

科学者のブルース・バナーは、恋人ベティの父、ロス将軍の命令を受けて人体への放射線抵抗を研究していた。ところがその研究実験中に事故が発生、多量のガンマ線を浴びたブルースは、怒りを感じて心拍数が200を越えると約2.7メートルもの巨大な緑色のモンスター=ハルクに変身する特殊体質となってしまう。それ以来、彼を利用しようとする軍の追跡を逃れ、ブラジルに身を隠して治療薬開発と細胞の解明に専念するブルース。しかし、ふとした出来事からブルースの居場所が割れてしまい、ロス将軍によって送り込まれた特殊部隊員ブロンスキーらに包囲されてしまう。だがその時ブルースはハルクへと変身、部隊を一蹴し、間一髪のとこで逃亡に成功するのだったが…。

派手さとか盛り上がりはやや足らないが、なかなか良かった(・∀・)
オープニング~冒頭の間に駆け足でハルク誕生の流れを消化し、ブルースとベティ、ベティとロスの関係までも説明してしまうのはスマート。でもこれ、ちょっと察しが悪い人とか子供だと、理解出来なさそうな気がしないでもないw

『アイアンマン』等の一般的なヒーロー物と異なり、
逃げて逃げて追い詰められてぼかーん(・∀・)
また逃げて逃げて追い詰められてぼかーん(・∀・)
という流れがちょっと新鮮と言えば新鮮だった。

『アイアンマン』みたいなのを観たい人にはちょっと期待外れかもしれないが。

アクションやハルク自体はちょっとCGっぽさが出過ぎてて酷かった。やっぱり重力系を違和感なく表現するのって難しいのだろうか。まあ10年くらい前の映画だから、今はもっとマシになってるのかな。


出演者のエドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ティム・ブレイク・ネルソン、タイ・バーレル、ウィリアム・ハート、ピーター・メンサーのうち、知っている人が居なかった(ノ∀`)

エドワード・ノートンは名前は聞いたことあるな。あと『ソーセージ・パーティ』でSammyの声をやっていたらしい。
リヴ・タイラーはあんまり好きな顔じゃなかったな(´・ω・`)


どうでもいいんだけど、Mr.Blueって血を摂取して、その後どうなったんだっけ(´・ω・`)?

『捨てがたき人々』を観た

捨てがたき人々

金も仕事もなくセックスのことばかり考えている狸穴勇介(大森南朋)が、苦悩しながら生きる意義、愛や幸せを見つけ出そうともがく姿を通して、人間の業を描き出していく。生きることに飽きてしまった勇介は故郷へ戻り、そこで顔にあざのある女性・岡辺京子(三輪ひとみ)と出会う。快楽を求める勇介は京子と関係をもち、そのままなし崩し的に同棲を始めるが……。

"苦しんで、喘いで、それでも生きていく―。鬼才・ジョージ秋山原作、人間の欲と深い業を描く問題作。"みたいなキャッチコピーがついてるみたいだけど、
そんなもん描けてるのか、これ(´・ω・`)?

三輪ひとみの濡れ場は濃かったけど、内容は薄いというか浅いような(´・ω・`)


人間なんて所詮は本能の動物、私欲の生物というのはちょっと生きていれば判ることではあるが、実際には人間を動かす部分は更に下または上にある一層であって、必ずしも人間は判りやすい食欲や性欲という本能レベルで支配されて動く訳ではない。故にそれが独善的狂的であるにせよ、また本当に正しいかそうではないかはともかくも、完全なる清廉潔白な"正しき人"というのは存在する。この作品では作為的に微妙な聖人的キャラ(言うほど聖人的ではないがw)を用いて浅層で人間を語っているので、観ていて白けてしまう。人間という生き物への考察の浅さや結論有りきの拙さを拭いされない。

愛されずに育った人間が、愛とは何かということを考えず、何故に苦しいのかを追求せず、ただ自堕落に生きて「苦しい、苦しい」と喘いでいても、「そりゃそうだろ(´・ω・`)」ってだけで何の共感も出来ない。

『罪と罰』を読んだことがなく、おおまかな知識しかないので、京子の行動はあんまりよく判らないw
勇介を許し人間的に愛すという体を取ることによって自らの居場所と価値を得ようとしたのかなぁと思わなくもないけど、どうなんだろう。女としては愛してはなかったみたいな感じにも思えたが。


三輪ひとみは昔、もっと小顔だったような気がしたけど、なんか凄く骨格が成長したというか頬骨が目立つようになっていて、少し残念でした(´・ω・`) 
でもおっぱいは相変わらず大きかった(´・ω・)o彡゜おっぱい!おっぱい!
脚とか腰つきも良かったよ(`・ω・´)
最初の辺りの絡みの無理矢理感は好きな人にはたまらないだろう(
´・ω・) レイプハハンザイデス

五島列島の方言がどういうものなのか判らないので三輪ひとみの方言が上手かったのか下手だったのか不明。五島列島の物かどうかはともかく、イントネーション的な部分において違和感はなかった。ただなんか発声が頑張りすぎというか、作品内での他の登場人物達とトーンというか演技がちょっと違うような気がした。なんか舞台演技みたいだった。

内田慈と田口トモロヲの濡れ場は女性の騎乗位で上手く隠せないのか、下半身全体がぼやかされていたなw
濡れ場というほどのものでもなかったが美保純のそういったシーンは誰得なんだろうか…(ヽ'ω)
あと京子の母親役の人の濡れ場もな…(ヽ'ω
) ナマエガワカランガ

佐藤蛾次郎はあのシーンだけだったか。
寺島進って何処で出てたっけ?
滝藤賢一が出て来たのバイプレーヤーズを思い出したw


ジョージ秋山の原作を試し読みでちょっと読んだけれども、なんか違うな。
監督である榊英雄の出身だからか舞台をわざわざ五島列島にしたみたいだけれども、あんまり意味があったとは思えない。

京子が痣ありのキャラになったのは判らんでもない。原作の不細工な京子をそのまま実写化しても画的に映えないから、普通の人を起用して痣という瑕疵と考えられる物を付与することによってバランスを取ったんだろう。

でもだとしたら狸穴勇介ももう少し不細工というか瑕疵を与える必要があったんじゃないかねぇ…(´・ω・`)
大森南朋の顔は別に良いとは思えないが不細工というには無理がある普通レベルの顔。そういやこの弁当屋の同僚の子って誰だろう。

ここがおかしいから、後の正義の台詞が余り響いて来ないような気がする。関係ないけど正義役の子はもうちょい演技が出来る子を起用した方が良かったんじゃないかなぁ。


何はともあれ、三輪ひとみのおっぱいが拝めるよ(・∀・)
計三回くらいかな。最後の方のは着衣だけど。

原作を読んでみようかなぁ(´・ω・`)

『ルパン三世』を観た

ルパン三世

紀元前40年代の古代ローマ。アントニウスがクレオパトラ7世に贈った"世界で最も美しいジュエリー"・・・<光の首飾り>に<真紅のルビー>を埋め込んだ究極の宝物・・・【クリムゾン・ハート】。それはかつて何者かによって盗み出され、以来、歴史の闇に消え去ってしまった。そして現代。ルビーと首飾りのそれぞれの所有者、アジアの闇社会を牛耳るプラムック(ニルット・シリチャンヤー)と、かつてアルセーヌ・ルパンの相棒だったドーソン(ニック・テイト)は、互いの秘宝を狙い合っていた。プラムックはドーソンを暗殺して首飾りを入手、【クリムゾン・ハート】を完成させた。ドーソンの遺志を継ぎ、ルパン三世(小栗旬)は秘宝奪還を誓う。

このamazonプライムビデオのあらすじ、合っているような、なんかちょっと違うような(´・ω・`)

面白くはなかったけど、それなりには頑張っていたというか、映画にしようとはしていたかなぁ? ”ルパン三世”という内容ではない、普通のアクション映画だとすれば……まあそれでもそんなに面白くはない凡百な出来か。

取り敢えず、作品内のトーンは一定というか統一はされていたとは思う。


比較的、小栗旬は頑張っていたような気がするw
物真似と言ってしまえばそれまでだが、一応、なりきろうとはしていた。普通のドラマの時の小栗旬よりは良い感じだった。

次元役の玉山鉄二と石川五ェ門役の綾野剛は顔の系統が元と違い過ぎるし、キャラもちょっとなぞり感というかなんちゃって感が酷い。

峰不二子役の黒木メイサは酷かった(ノ∀`)
もともと演技がアレなので、なんで峰不二子役に抜擢しちゃったんだろうかと思った。どうもこの映画は外国人俳優や英語で喋ってるシーンはアフレコにしているようなので、峰不二子も外国人で良いからもっと良い人を起用して欲しかったな(´・ω・`)
黒木メイサはおすまし顔だったら、まぁまぁ美人だけど、喋ると頬骨が目立ちすぎて微妙。最近亡くなった野際陽子を彷彿とさせる、正確に言うならばお婆ちゃんを彷彿とさせる感じになってなんだかなぁって観てて思った(´・ω・`)

原作者のモンキー・パンチが褒めていたらしい、浅野忠信が演じていた銭形警部もなぁ…
なんか泉谷しげるが常日頃演じる泉谷しげる的うるさ型警察官の物真似のように思えた。

ピエール役のキム・ジュン(韓国のアイドル)はなんで居た良く判らないw
ただの<丶`∀´>ぶっこみかと思ったが、マイケル・リー役のジェリー・イェン(台湾のアイドル)と同様に、アジアでの興行を見据えての起用か。
小栗旬、キム・ジュン、ジェリー・イェンはいずれも各国版『花より男子』ドラマのF4(学園を牛耳るFlower 4―“花の四人組”)を演じており、『ルパン三世』の制作に関わっているTBSが日本版『花より男子』ドラマを制作していることからの流れも関係してんのかねぇ。

マリア役の中山由香もなんかなーと思っていたが、これってこの映画の製作会社であり、小栗旬の所属事務所であるトライストーン・エンタテイメントの所属女優かw
バーターというのとは違うんだろうけれども、まあそういうことだな。あっという間に居なくなってあんまり覚えていないジロー役の山口祥行という人も同じ事務所の人か。元JACだったのか。

布袋寅泰とか世紀末にヒャッハーしてるジードみたいな格好をしていたサーベル役の吉野和剛という人はシルク・ドゥ・ソレイユ関連のショーとかにも出ていた人らしいんだけど、今年の4月に転落事故で亡くなったらしい…(´・ω・`) TDRの舞台の点検作業中に転落死してしまったようだ…

ロイヤル役のタナーヨング・ウォンタクーンって人はなんか男臭いハンサムというか、数十年前のアメリカ映画に向いてそうな顔だった(・∀・)


色々と駄目だったかなって思えた点を挙げようと思えば挙げられるような気がするけど、そんなことに時間を割くのは勿体ないのでやめておこう(・∀・)

ただ一つだけ挙げるとすれば
あの超絶スピードのカーアクションだけは凄い(`・ω・´)
観た人全てが違った意味でエキサイトすること間違いない(・∀・)